【イングランド代表】コミュのマクラーレン解任！

****************マクラーレン解任！******************************

アシスタントのベナブルズも

２１日に行われたクロアチア戦に敗れたイングランドは、来夏に開催されるユーロ２００８本戦の出場権を逃した。これを受け、現地時間２２日午前、ＦＡ（イングランド・サッカー協会）は監督であるスティーブ・マクラーレン氏と、アシスタントを務めるテリー・ベナブルズ氏を解任すると発表している。

ＦＡの会長を務めるジェフ・トンプソン氏は以下のように伝えた。

「今朝の会議で、イングランド代表監督との契約を解除することが満場一致で決まった。それと同時に、アシスタントコーチとの契約も解除することになる」

「すべてのイングランドファンと同様に、我々もひどくショックを受けている。ユーロ２００８の出場権を得られなかったのは残念だ。ただ、私は誰よりも失望しているのがスティーブだということをわかっている」

「スベン・ゴラン・エリクソンのあとを受けて、指揮を執ってくれたことに感謝したい。新監督探しはすでに始まっており、適任者を連れてくるためにすべてをやるつもりだ」

一方、ＦＡのチーフ・エグゼクティブを務めるブライアン・バーウィック氏は、次のように語っている。

「満場一致だった。私は今朝、スティーブと話した。彼とは良好な関係を保っていたからね。今回もそうだった…」

「彼の健康を願うだけだ。この激務をよく受けてくれたと思う。彼はこの仕事に全力を注いでくれたよ。しかし、結局はユーロ２００８の出場権を手に出来なかった。彼の続投について議論する必要はあったか？我々はそう考えなかった。大会の出場権獲得が、続投の最低条件だろう。スティーブもそれはわかっているはずだ」

プレミアリーグのチェアマンであるデイビッド・リチャーズ氏は、国内リーグについてコメントした。

「各クラブは、それぞれの考えで動く。誰もがイングランドに一流の選手が少ないというだろう。ただ、プレミアリーグが常に代表の責任を負うのは不可能だ。クラブは成功を収めているよ。ＥＵからは様々な選手がイングランドにやってくる。プレミアシップはその中でも最高のスターたちを受け入れるんだ」

『フットボール・フォーカス』の記者が、ブライアン・バーウィック氏に対し、人選の責任について尋ねた。すると、デイビッド・リチャーズ氏が割って入り、この質問に応じている。

「それには私が答えよう。我々は大人数で構成されているから、責任は全員で背負うべきだろう。みんな、スティーブ・マクラーレンが適任だと信じていた。最高責任者であるブライアンは、それをプレスに伝えなければいけない。彼（マクラーレン）がブライアンの部下であると言い続けるのは不公平だと思うね。彼はＦＡの人間であり、役員だ。それを考慮して欲しい」

トンプソン氏が続けた。

「我々はヨーロッパの強豪としてユーロに出場し、Ｗ杯予選を通過すると言っていた。我々はショックを受けているよ。非常にね。好きなようにしてもらって構わない」

すると、バーウィック氏が「私も個人的に謝罪したい」と割り込んだ。

「情熱的なこれらのことが好きだ。フットボールを愛する者として、この仕事をしている。昨晩は厳しい夜だった。今朝も同様だ。ファンにわかって欲しいのは、我々はこのような事に対処することが好きだということだ。これらの厳しい局面を省略することなどできない」

「我々はファンを失望させてしまった。それについて、心から謝罪したい」