『クリスティアーノ・ロナウド』
国籍 ポルトガル
誕生日 1985年2月5日
出身地 フンシャル
身長 184cm
体重 75kg
■プレイスタイル
独特なリズムと、シザーズなど巧みなフェイントを取り入れた高速ドリブルを駆使し、相手DFを抜き去るプレイが得意。エラシコやラボーナといった高度な技術を繰り出すこともある。
スピードを最大限生かし通常のドリブラーが避ける「球を足から離す」といったことも多用する。反面、ややエゴイスティックな部分があり、球離れが悪いのでドリブル突破が得点に結びつきにくかったが、そのウィークポイント(弱点)も徐々に改善されつつある。
また左右両方のサイドで同じレベルのプレイができ、どちらの足でも得点を決めることができる。
ファウルを貰いに行く傾向があり、倒しにきた相手には逆らわずに倒されるタイプである。シミュレーションと思われる行為が多いためアウェイではよくブーイングを受けている。
これは幼い頃からドリブラーとして育ち、ハードなディフェンスにさらされてきたことからの癖であると考えられる。
●甘いマスクに定評があり、ポルトガルだけでなく欧州の女性に爆発的な人気がある。
●ニックネームはよく涙を流すことから
「クライベイビー」
●ゴールを決めたときに行うユニフォームを脱ぐパフォーマンスで、見事に鍛え上げられた上半身を披露し、ティーンエイジャーを中心に多くの女性たちを酔わせた。
(現在はゴールパフォーマンス時のストリップはFIFAによって原則禁止となっているので、イエローカード覚悟の時でなければ彼の肉体美を楽しむことは出来ない)。
●「フェイントがワンパターン」「数ステップは基本的に抜きにかかることがない」などの批判があることも事実。しかし、彼は遊び心あるドリブルが自分の武器だと考えていてスタイルを変えるつもりはないらしい。
●名前の由来は父親が「ロナルド・レーガン元アメリカ大統領のようになってほしい」ということから名付けられた。
●故郷フンシャルで自分のファッションブランド「CR7」の店を開いている。マネージャーは一番上の姉エルマ。
●2003年にUEFAが選出した「今後注目すべき若手選手7人」の1人として注目を集め、その期待通りの成長を見せる。
●2006-2007年の年間最優秀選手賞、最優秀若手賞をダブル受賞し、1977年のアンディ・グレイ以来30年ぶり史上2人目の栄誉を勝ち取った。またファンの投票による年間最優秀選手賞にも選ばれた。
彼のデビュー戦の後、ジョージ・ベストに「私の後継者になりうる」と唸らせた。
●英大衆紙「ザ・サン」においてCロナウドの熱愛が発覚、お相手は人気ドラマ「オリオークス」に出演中の女優ジェマ・アトキンソン(22)
だがアトキンソンは交際を否定している。
● ドイツ・ワールドカップの準々決勝で、イングランド代表FWウェイン・ルーニーを退場に追いやったとして、メディアの激しいバッシングを受けたロナウド。一時はマンU退団が決定的とも伝えられたが、プレミアでのプレー続行を決めた今シーズンは、過去最高のパフォーマンスを披露している。
一方で、21歳のポルトガル代表には、ルーニー退場をいまだに根に持つ対戦相手のサポーターからブーイングが送られる。そんな時、ロナウドはある方法で気分転換を図るのだという。
「僕だってストレスが限界を超えることもある。一度だけ、庭の木の上にテレビを置いて、それを目がけてボールを蹴っていたことがあった。そんなことをするほど、僕は頭にきていたんだ。
でも、それが結構スカッとしてね! 僕は家の庭でもサッカーを楽しむんだ。いとこのヌーノと遊んでいて、家の窓を割ってしまったこともあるよ。
それに、ボクシングのグローブも持っている。ストレス解消には最高だね。あとは、ジャンベっていう太鼓を叩くことくらいかな。すごく気分が良くなるんだ」
●元マンUの背番号7、“キング”ことエリック・カントナ(元フランス代表FW)も一目を置かずにはいられないようだ。
「たしかにC・ロナウドと自分のプレースタイルは異なる。彼は自分よりボールをもつタイプ。自分は、ゴールを決めるチャンスが51%あったらシュートを狙う。そうでなければパスを出す。いいパスを出すのは喜びだからだ。この点で彼と自分はそう遠くない」
と背番号7の後継者に満足している様子だ。
●ジョン・テリー
「ロナウドのプレーを観るだけでも、マンUの試合を観る価値はある。彼にしか出来ないプレーをやってのけるんだから。彼は世界最高の選手と言っていいだろうね。ベストパフォーマンスのロナウドを止められる選手はいないよ」
●ベッカムは、マンUの背番号7を引き継いだロナウドが世界一のプレーヤーに近づきつつあると断言した。
「ロナウドは今シーズンのプレミアリーグで最高の選手だと言えるね。彼の活躍には脱帽するよ。特に、ウェインとのことがあって、シーズン当初は厳しい状況に追い込まれていただろうから…。でも、クラブのためにプレーしたいという意志をピッチ上で示せば、オールド・トラフォード(マンUの本拠地)のファンは完全にバックアップしてくれるんだ。そして、その後押しこそが、ロナウドを成長させたんだと思う。僕も彼を初めて見たとき、すぐに特別な才能を持った選手だと感じた。そして、背番号7を与えられた時点で、世界最高の選手へ成長するだろうと思った。それが現実になりつつあるね」
困ったときには