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東アジア歴史文化研究会コミュの『中国が隠し続けるチベットの真実』(扶桑社新書)

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7月9日の研究会の講師、ペマ・ギャルポ氏(桐蔭横浜大学大学院教授)の出された『中国が隠し続けるチベットの真実』(扶桑社新書・6月1日発行)のご紹介いたします。

目次
序章:北京オリンピックとチベット騒乱
第一章:チベット問題とは何か
第二章:ダライ・ラマ−転生活仏というシステム
第三章:中国はなぜチベットを欲しがるのか
おわりに

チベットにとって、ダライ・ラマとは祖国の象徴であり、絶大な尊敬と信頼を寄せています。なぜなら、チベット人が先祖代々受け継いできた伝統、文化、歴史を背景にして、ダライ・ラマ法王という存在があるからです。チベットの苦難を知るにあたり、俗世の王であり、なおかつ精神的指導者であるという、「ダライ・ラマ」の特殊な立場をまず知らなければなりません。

そこで、ダライ・ラマ制度について本の内容を少しだけ紹介します。

ダライ・ラマ法王は慈悲の菩薩、観音菩薩の化身と信じられています。チベット仏教ではすべての生き物は、死後生まれ変わると信じられていますが、最終的に徳と悟りによって涅槃の境地を成就すると転生を止めるのです。しかし、観音菩薩は悟りの境地を得ながらも、自らのためには涅槃を求めず、人々を救済するために何度でも転生するとチベット仏教では信じられています。

現在のダライ・ラマ法王はダライ・ラマ十四世です。ダライ・ラマという名前を持つ観音菩薩の化身が14回にわたって輪廻を繰り返してきたということです。

ではどのようにしてダライ・ラマ法王の継承がなされていくのか、それは是非上記の本『中国が隠し続けるチベットの真実』、またはチベット仏教について書かれている本をお読みいただきたいと思います。かなり興味深い内容です。

そしてまた、チベット人は中国に文化的大虐殺を受けながらも、祖国と文化を取り戻すために今も闘っています。その生々しい証言などが紹介されています。

コメント(2)

いろいろ知らないことだらけですね。
教えていただき、ありがとうございます。
葬儀もこんなに種類があるんですね。

「チベットの死者の書」を読んでみたくなりました。
日本人の死生観とどのように違うのか、
調べてみたくなりました。

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