ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

予防医学 活性酸素って?コミュのあなたの飲んでる薬、大丈夫?

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
今あなたが飲んでいる薬で本当にいいのか

効果上げ、副作用なく重大病リスク下げる薬に

糖尿病や高血圧、脂質異常症(高脂血症)など、持病で薬を手放せない皆さん、今あなたが飲んでいる薬は本当に適切なものですか?
さまざまな疫学研究や副作用の報告、病気治療のガイドラインの改定が頻繁に行われ、薬を飲み始めたときは適切だった薬の選択が、今は適切でなくなっていることがあるのだ。
そこで、あなたが毎日飲んでいる薬を総点検!

【糖尿病の薬】
糖尿病の薬を点検してくれるのは、臨床経験豊かな糖尿病専門医で、「しんクリニック」(東京・蒲田)院長の辛浩基氏だ。
まずは基本的知識。
「糖尿病の人が飲む血糖降下剤は5種類あります。すい臓に働きかけてインスリンを出して血糖を下げるSU剤、肝臓での糖産生を抑制するビグアナイド薬、インスリンの働きを改善するインスリン抵抗性改善薬、炭水化物の消化・吸収を遅くして食後過血糖を抑えるα―グルコシダーゼ阻害薬、働きはSU剤と同じで作用が早く表れる即効型インスリン分泌促進薬です」

●別の薬を追加したらHbA1cが13.5から6.8に
ところが、糖尿病専門医を除くと、この5種類の使い分けができる医師は限られているという。
「自分に合う薬を飲んでいる方は意外に少ないものです。飲み薬のチェックは大切です」
実際、薬を見直し変更して血糖コントロールが大幅に改善、インスリン注射を免れたケースは多い。
50代前半の銀行に勤める男性もそのひとり。
薬を飲んでもヘモグロビン(Hb)A1cが13.5%だったが、別の種類の薬を追加して飲むようになったら、1年後に6.8%まで下がったという。
では、どんなときに薬を見直したらいいのか?

●HbA1cが6.5〜8%未満の人
「2年ほど前の糖尿病学会の治療ガイドラインでは優・良・可・不可の可扱いでしたが、その後の複数の大規模疫学調査で、心疾患や腎臓病などの合併症が出やすいことがわかりました。他の薬に替える必要があります」

●SU剤だけを最大用量飲んでいる人
「SU剤はよく効くため、非専門医の先生は患者さんに単剤で目いっぱい出す傾向があります。
しかし、SU剤は空腹感が出やすく低血糖になりやすい、長期に服用すると太
る、効かなくなるという問題があります。
別の種類の薬との併用などを検討した方がいいかもしれません」

●薬飲むとむくむ、おならが出る人
「血糖値はコントロールされていても、むくむ人は要注意。インスリン抵抗性改善薬の中には、肥満になりやすく、女性は足にむくみが出るケースがあります。
また、α―グルコシダーゼ阻害薬はおならが出やすい。
気になる人は、別の薬に替えるといいでしょう」

●お金がない人
「ビグアナイド薬の薬価は10円以下。効き目もよくお勧めです。
重篤な副作用が出るというので日本では一時発売中止になりましたが、その後見直され、今は保険適用の薬です。
米国でも糖尿病の第1選択薬となっています」

【高血圧の薬】
日本高血圧学会が今月16日にガイドラインを変更、2つの高血圧治療薬が主要治療薬もしくは第1選択薬から外れる。高血圧で薬を飲んでいる人にとって、これは重大事だ。
「血圧を下げる高血圧治療薬には、
(1)血管の筋肉にカルシウムイオンが浸入するのを防いで、血管を拡張するカルシウム拮抗薬
(2)体内のレニン・アンジオテンシン系と呼ばれるところに作用して血管を広げるACE阻害薬とARB
(3)利尿薬
(4)交感神経のβアドレナリン受容体を遮断するβ遮断薬
(5)交感神経のα1受容体を遮断して末梢血管を拡張するα遮断薬――などがあります」(坂出市立病院内科の大工原裕之医師)

今回の改定で(5)のα遮断薬が主要治療薬からは外れ、糖尿病合併高血圧の人に限って(1)のカルシウム拮抗薬が、第1選択薬から外れる。
「α遮断薬は効果不十分という理由からで、糖尿病合併高血圧の人はカルシウム拮抗薬よりACE阻害薬・ARBの方が効果が期待できることがわかったからです」(大工原医師)
当然、2つの薬を飲んでいた人は、別の薬を選ばなければならない。

●糖尿病でもありカルシウム拮抗薬飲んでる人、α遮断薬を飲んでる人
「今、人気がある高血圧治療薬はARBです。
しかし、ARB単剤で目標血圧にコントロールできる人は多くはありません。
とくに糖尿病合併高血圧の人はそうです。薬を替えるとき、複数の飲み薬を組み合わせるのがより有効です。ARBと少量の利尿薬が効果とコスト面でお勧めです。飲み忘れが心配だという人には、2つの薬を1つにした“合剤”を使う手もあります」(大工原医師)
実際、大工原氏が単剤では目標血圧にならない150人に、ARBと少量の利尿剤との合剤を処方したところ、64%が目標を達成したという。
そもそも、高血圧の薬を飲んでいる人で、薬の切り替えが必要な人はどんな人か?

●歯肉が腫れたり咳が出るなど体調が悪い人
生活習慣病に詳しい松尾内科クリニック(東京・桜新町)の松尾孝俊院長が言う。
「まずは高血圧の薬の副作用が出ている人です。
(1)薬を飲むと頭痛、動悸(どうき)、歯肉が腫れる
(2)体がフラフラする(血圧と脈が下がり過ぎる)
(3)咳(せき)が出る、という人は薬の副作用が表れている可能性があります」
副作用は薬によって違う。そのため本当は薬の副作用なのに、それに気付かない人も多い。
目標血圧内にコントロールされていても体の調子が悪い場合は、医師か薬剤師に相談することだ。

●朝の血圧が日によって違う人
毎朝、同じ時間に血圧を測っている人で、「上の血圧(収縮期血圧)が140以上」「値にばらつきがある」という人は、薬の種類や飲み方の変更を考えた方がいい。
「朝の血圧が高い、ばらつきがあるというのは夜間血圧が高い、安定していないと推察されます。
人は起床時に血圧が高くなります。夜間高血圧の人は、脳梗塞や心筋梗塞などを起こす可能性が高いのです」(松尾院長)

●薬代が苦しい人
「医師には薬価の高いARBが人気ですが、効果ではひけをとらないACE阻害薬に替えてもらうのも手です。
高血圧治療薬のような循環器系の薬を選ぶ場合、評価が定まらないジェネリック薬は、いまのところ私は勧めません」(松尾院長)
実際に薬の切り替えをする前に、専門医に相談するのは言うまでもない。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

予防医学 活性酸素って? 更新情報

予防医学 活性酸素って?のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング