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海幸彦(ウミサチヒコ)コミュの船材にまつわる話

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◆オオヤツヒメノミコト(大屋津媛命)の話。

スサノオノミコト((海の神)の娘で、兄イソタケルノミコトとともに木種の神様、木製品の神様。

スサノオノミコトが髭を抜いて放ると杉の木になった。
胸毛を抜いて放ると、檜(ヒノキ)になった。
尻の毛を抜いて放ると、槇の木になった。
眉の毛を抜いて放ると、樟(クスノキ)になった。
そうしてうまれた樹木を、それぞれ用途を定めて、

「杉と樟は船材に。
 檜は宮を作るのに適している。
 槇の木はこの世の人々の寝棺をつくるのに適している」

と言った。

そしてスサノオは、
「だから、みんなでたくさんの山の木の種をまきなさい」と言い、
兄イソタケル、妹オオヤツヒメ、末の妹ツマツヒメに命じた。
それにしたがって、三神は全国を回って木種をまいて普及させたあと、
終わると紀伊の国に戻って住んだ。

ちなみに、紀伊国は紀伊半島、和歌山県〜三重県南部を含む広大な国ですが。
もともと、木国(キノクニ)と呼ばれていたそうです。
これは雨が多く樹木が生い茂っている土地だから、だそうです。

木の国の熊野神社には船玉神社という船の神様のお宮があります。
海で使う船は森の中の大木でつくられるので、
森、山は、海、船としっかりつながっているのです。


オオヤツヒメ・ツマツヒメは、日本神話に登場する樹木の女神。
『日本書紀』の一書では父神・素盞嗚尊、兄神・五十猛命と記されている。

姉神のオオヤツヒメは大屋都比賣神、大屋津姫命、
妹神のツマツヒメは抓津姫神、抓津姫命、都麻都比賣命、爪津姫神、枛津姫神などと表記する。

五十猛命と共に素盞嗚尊の命により全国の山々に木種を撒き、
紀伊国(現在の和歌山県)に戻って住んだとされる。

オオヤツヒメの神名の「ヤ」とは、家屋の事であり、
彼女が樹木を司る神であると同時に、
樹木から作られる建造物、家屋や船などの神である事を示している。

ツマツヒメの「ツマ」は建物を築くために製材した材木を意味する。

また、木種を全国に撒く事は、子供を産む力を持った女性として、
彼女たちは生殖を司る神でもある事を意味する。

現在においては、兄神五十猛命と共に木の文化を司るとされ、
林業や建築業の女神として信仰を集めている。

島根県大田市大屋町の地名はオオヤツヒメの名に因むものとされる。


祀られている神社は、

和歌山県和歌山市宇田森の 大屋津姫神社
。かつては6月1日と9月21日に祭礼があって、
ともに流鏑馬に猿楽や田楽が催されといい、
また10月末日と11月16日にも祭礼があり、これには伊太祁曽神社の社人が奉仕、
10月は小豆飯や柿餅、魚、酒などを供え、
11月は伊太祁曽神社の神輿が当神社へ渡御したという

コメント(1)

◆イソタケルノミコト 五十猛命

日本書紀では、ヤマタノオロチ退治が述べられている段の第四の一書において、
高天原を追放されたスサノオとともに新羅に天降り、
スサノオが「ここには居たくない」と言ったので、
一緒に船に乗って出雲に着いたとある。
(伝説ではスサノオらの上陸地点は出雲国に近い石見国・五十猛の海岸であるといわれ、
ここから出雲国へと向かったとされている)

五十猛神が天降る際に多くの樹木の種を持っていたが、
新羅には植えずに全てを日本に持ってきて、
九州からはじめて全国に植えたので、
日本は全国が木に被われる国となったという。

同段の第五の一書では、スサノオが体毛を抜いて作った各種の樹木を、
二柱の妹神(オオヤツヒメとツマツヒメ)とともに全国に植えたとある。
どちらの一書でも、今は紀伊に祀られているとしている。

これらの記述から、五十猛神は林業の神として信仰されている。
紀伊は古来より林業の盛んな地であったので、
それらの人々が信仰していた神と考えられる。
紀伊国(かつては「木の国」と言った)に祀られているとの記述から、
古事記でオオナムジがその元に逃げ込んだ木国の大屋毘古神と同一神とされる。

イザナキ・イザナミの子である大屋毘古神(禍津日神と同一神とされる)とは別神であるが、
同一神とされることもある。

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