ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

離婚後の子どもと親の会コミュの「わが子と生きる権利」を闘おう 後藤 富士子

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「わが子と生きる権利」を闘おう 後藤 富士子 2009年3月

http://www.midori-lo.com/column_lawyer_36.html


 これまでも、夫婦が別居して子どもの親権争いになる事件を受任してきたが、この2年程、妻が夫に無断で子どもを連れて実家に帰ってしまったり、姿を隠してしまったりして、悲嘆にくれる夫(父)からの依頼が増えている。朝、何事も無く会話したのに、夜仕事から帰ってきたら「もぬけの殻」だったというのもある。こういう全く一方的な遁走を正当化する論理が「DV」や「モラハラ」だ。しかし、こういう「被害者」は、被害の生々しさなどなく、何ヶ月も前から遁走する計画を練っている。妻が管理していた夫の預金など財産を持ち出し、子どもの学校や健康保険など行政の保護を受け、弁護士がついて法的手続がとられる。

 殺人などの犯罪者でさえ、適正手続が保障され、裁判で有罪が確定するまで無罪推定を受けるというのに、「DV」や「モラハラ」では、「被害者」が有罪を宣告する。私は、学園紛争華やかなりし頃の大学生で、2年生のとき無期限バリスト(バリケード・ストライキ)を経験したが、過激派学生は、「革命か、反革命か」を一般学生に迫り、彼らと同調しないものを「右翼反動」と罵っていた。また、部落解放同盟の一部の勢力が自治体財政を食い物にして社会問題になったりしたが、そういう人たちに異を唱える教師がリンチを受ける事件もあった。そういう実際に起きた事象を経験した者にとって、妻たちの一方的遁走は既視感がある。

 私が黙視できないのは、夫婦間の紛争に子どもを巻き込んで憚らない妻の態度である。妻にとって「悪い夫」であったとしても、子どもの「良き父」であることは珍しくない。だから、かくも独善的な遁走劇を演じることができる妻が、子どもの幸福を考えているとは到底思えない。夫の財産を持ち出したり、残された夫の明日の生活にも困ることなどお構いなしなのは、ただただ「子どもが自分の方にいる」からである。つまり、子どもは、母親の生活のための「手段」「道具」にされている。それ故、子どもの意思を無視して、子どもの居場所も隠し、父子の交流を遮断する。

 従前、このようなケースで父が子との面会交流を求めても、「子の福祉」を楯にして認めない運用が裁判所を席巻していた感がある。子どもを自分の生活の手段や道具にする親の下で監護されることが「子の福祉」に適うはずがない。まして、突然、生活の場から父を消し去るなど、子に対する精神的虐待である。それにもかかわらず、「子の福祉」を錦の御旗にして「単独監護」を争う構図では、悲惨な結果がもたらされるだけである。このことは、父と母が入れ替わっても同じである。 そこで、むしろ子どもとの接触を不当に排除されている親の「わが子と生きる権利」を根拠にして、離婚紛争とは別に、慰謝料請求訴訟を提起することを提唱したい。「家族的生存権」を司法に認知させることなしに、誰も幸福にはなれないと思われる。


みどり共同法律事務所


〒160-0023
東京都新宿区西新宿7-5-3
斉藤ビル4F TEL: 03-5925-2831
FAX: 03-5330-8886
E-Mail: info@midori-lo.com


コメント(3)

私の現在おかれている状況そのものです。

私の場合、さらに、妻が子ども達にPASをかけています。とても、苦しくつらい状況です。

このような発言をする弁護士には、ぜひ、この発言の本旨を調停・審判・裁判で貫き通してほしいと思います。

非常識、不可解な判断をする裁判所を変えるのは大変なことだと思いますが、このような認識をもつ法曹者が増えていき、今の日本の、狂った親子引き離しシステムを、法曹界からも、なんとか変革してほしいと、切に希望します。
>突然、生活の場から父を消し去るなど、子に対する精神的虐待である。

本当、その通りですよね

>離婚紛争とは別に、慰謝料請求訴訟を提起することを提唱したい

本来なら当たり前に出きる権利を有しているのに、
相手の不当?な行動で、こうむる損害なんて
計り知れないですよね。。。。

>「子の福祉」を楯にして認めない運用が裁判所を席巻していた

裁判官は、子供ともう1人の親とを離そううとしている親の見方?
と言う意味なのでしょうか?(すみません。あまり使わない単語の意味が
判らなくて。。。。)

表面的な”子供の福祉”ですね。

そういえば、私自身,
外国人弁護士に言われた言葉を思い出します

”裁判官は双方の言い分、証拠、全てを目の前にして、そして
何がBESTかを 【考える】。 そして、裁判官は
【考えて、考えて】結論を出す。しかし日本の裁判官は・・・・”

↑のコメントの続きはあえて口には出しませんでしたが、
(あえてジェスチャーで言いたい事を示していましたが・・・)
私が子供の事で、経験した日本の裁判所の話と、
この国での裁判制度を話していた時のコメントです。

日本って、”権利”、”人権”、”子供の権利”を重んじない
風習なのでしょうかね?

では、何に重きを置いているのでしょうか?

今、ふと思いましたが、”人と同じ事をする事”が
日本の考えのベースになっているとか?
だって、”考えなくても、同じような事件の判例?”に従っていれば
とりあえずは、その事件は終了する?のでは無いでしょうか?
それに、日本には出る釘は打たれる。。。らしいですので、
どうすべきか? を考えるよりも、
みんなと同じようにする事に、重点を置いた、思考能力?
が基礎となっての判決?

すみません、なんだか推測の話しになってしまいましたが
いつも、どうしてこういう結果が出て、子供たちが犠牲になるのかが
理解できません!

司法制度に問題があり、その問題は、”現代の変化に適応していない
古い考え”が、残って生じるものではないのか?と。。。。。
現在、面接交渉の調停中です。


調停員が事あるごとに使う(発する)
〔子の福祉〕に辟易としています。


子供の為ではなく、明らかに、離婚後の親権者の
〔現状の生活を優先させるため〕
に乱用してる節があるからです。

非常に勉強になるトピでした!

有難うございます。
頑張ります!

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

離婚後の子どもと親の会 更新情報

離婚後の子どもと親の会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング