携帯小説ヨーコリアルコミュの第６４章～ひと夏の告白～

前章で述べたとおりヨーコにとって人生最高の夏は開幕していた！
しかし、ヨーコにとって更にテンションの上がってしまう事件が起きたみたいだ！
なんと『一泊二日』で友人カップルとヨーコが昔ストーカーしていた中学の同級生の女とヨーコの４人で千葉の海に行く事になったのだ！
しかも『お・泊・り』であった！！
ヨーコはかなり嬉しかったの反面、他の友人達には邪魔されたくなかった為、誰にも言わず『極秘』で行ったみたいだ！
そして、ヨーコの『幸せ海旅行』は何事もなく無事に終わったみたいだ・・・

ヨーコはよほど嬉しかったのか、後日友人達を呼びだしたのだ！
内容は「かなり良かったよ！今回こそ絶対に付き合える自信があるよ！！これが多分『１０１回目のプロポーズ』だよ！！！」との事であった！
友人は「泊まったの？？」とヨーコに何かあった（もちろん事件）のか聞いてみたのだ・・・
ヨーコは何かあったかのように笑いだした！
友人は「ぶっちゃけヤったの！？」と聞いた！何故ならヨーコにそんなチャンスがあったら襲わない理由がないと思ったからだ！
すると、ヨーコは「本当に好きになった女が出来たら、その女には何も出来ないんだよ！どーでもいい女には何でも出来るんだよ！！お前らもいつかはわかるようになるよ！！！」と言いだしたのだ！
友人は「普通にアンタと一緒にするなよ・・・」と思ったが、もちろん触れなかった。
更に「男は女に優しくしなきゃダメなんだよ！俺は『優しさ』を覚えたよ・・・これからはアイツの彼氏になるんだから、みっともなくならないように、全世界の女に優しくならなきゃなぁ～」と言いだしたのだ！
友人はヨーコがそこまで言うなんて、今回こそは『横山病』ではなく本当にいけるのだと思ってしまったのだ・・・

そして遂に、今度こそ成功するであろうヨーコの『１０１回目の告白』は行なわれた・・・
友人は遠くで見守っていた・・・・・・
告白は終わりヨーコは戻ってきた・・・・・・・・・

ヨーコの目には『大粒の涙』が大量に流れていた・・・
「もしかして嬉し涙なのか！？」と友人は不覚にも一瞬思った！

ヨーコは口を開いた「チクチョ～ウゥ～チクチョ～絶対大丈夫だと思ったのにぃ～何で！？何でフラれたのかわからないからぁ～ウゥ～チクチョ～」
皆さんもお気づきの通りどうやら『悔し涙』だったみたいだ・・・
仕方なく友人はヨーコを励ました・・・

しばらく時間が経つとあんだけ号泣していたヨーコが突然吹っ切れたのだ！
ヨーコは「『この世の女』全員ブッ殺してやる！今日からついてるモノ（男性器）ついてないヤツ全員敵だから！！ブッ殺してやる～」とトンデモナイ事を言いだしたのだ！！

こうしてヨーコは再び『カス界のカリスマ』に舞い戻ったのだ・・・