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今日は、第５５回技術士ＣＰＤミニ講座に参加して来ました。今回は中国本部（広島？）で行われている講演を全国の会場でＷＥＢ中継するというもので、私は東京・神谷町の会場で聴講しました。なかなか便利なシステムです。
「地域ニーズに応えるインフラ再生技術者の育成」というテーマで、愛媛大学が取り組んだ社会基盤メンテナンスエキスパート（ＭＥ）を養成するプロジェクトが紹介されていました。私が係わる鉄道の分野でも全体を俯瞰できるたＭＥ的な人材を育成することは非常に重要であると改めて感じさせられました。
日本技術士会のCPD行事は、年配の参加者が多く、３０〜４０代の方が少ないのが残念です。講座の内容をさらに魅力のあるものにしたり、開始時間を繰り下げるなどの改善をしてほしいものです。
「地域ニーズに応えるインフラ再生技術者の育成」というテーマで、愛媛大学が取り組んだ社会基盤メンテナンスエキスパート（ＭＥ）を養成するプロジェクトが紹介されていました。私が係わる鉄道の分野でも全体を俯瞰できるたＭＥ的な人材を育成することは非常に重要であると改めて感じさせられました。
日本技術士会のCPD行事は、年配の参加者が多く、３０〜４０代の方が少ないのが残念です。講座の内容をさらに魅力のあるものにしたり、開始時間を繰り下げるなどの改善をしてほしいものです。
私は電気電子部門の技術史ですが、昨日は情報工学部会の６月例会に参加し、「ＷＥＢマーケティングと法的リスク」という講演を聴講しました。聴講者は名簿上では５８名でしたが、情報工学部門だけでなく電気電子部門の方も１０名程度含まれていました。
講師は昨年１２月に弁護士登録したばかりという３０代の若手弁護士でしたが、企業がＳＮＳを利用する場合のリスクや対処法に関して１時間弱の話でした。
既存のＳＮＳを利用する場合に問題となるケースとしては、なりすまし、無自覚な違法行為、担当者の暴走が挙げられ、自社が新規にＳＮＳを立ち上げる場合には、プロバイダー責任法に基づく対応が必要とのことです。
比較的短時間だったこともあり、内容は軽め、薄めでしたが、せっかく各方面から技術士のみなさんが足を運んでいることを考えると、もう少しガッツリ深く、濃い方が良いと思いました。つまらない話ではありませんでしたが、期待と比べると少し物足りない感じです。
講師は昨年１２月に弁護士登録したばかりという３０代の若手弁護士でしたが、企業がＳＮＳを利用する場合のリスクや対処法に関して１時間弱の話でした。
既存のＳＮＳを利用する場合に問題となるケースとしては、なりすまし、無自覚な違法行為、担当者の暴走が挙げられ、自社が新規にＳＮＳを立ち上げる場合には、プロバイダー責任法に基づく対応が必要とのことです。
比較的短時間だったこともあり、内容は軽め、薄めでしたが、せっかく各方面から技術士のみなさんが足を運んでいることを考えると、もう少しガッツリ深く、濃い方が良いと思いました。つまらない話ではありませんでしたが、期待と比べると少し物足りない感じです。
１０月３１日（土）午後、労働安全衛生コンサルタントグループの例会に参加し、講演を聴講しました。 労働安全衛生コンサルタントグループというのは日本技術士会に登録している技術士会とは別の団体だそうで、技術士と労働安全コンサルタント・労働衛生コンサルタントの両方の資格を持つ方で構成されているそうです。
今回の講演は、
「静岡県を通るリニア中央新幹線の建設環境 〜南アルプス ユネスコパークとの共生〜」（山之上誠氏）
「鉄道工事における安全」（冨家彰夫氏）
の２件でした。
１件目は南アルプスの山深い秘境とも言える環境で大規模な土木工事を施工する上での苦労が分かりました。言われてみれば当たり前ですが、トンネル工事を行うためには残土搬出等のために地上へのアクセスが必要となるため山奥に坑口を設けているとのこと。
２件目は私の業務分野に比較的近いため、内容は既知の情報が大半でした。
聴講者は２０名ほどで平均年齢が一般企業の定年を上回っていると思われる状況で、技術士会のたの行事以上でした。コンサルとして独立されている方が中心となるとこういう結果になるのかもしれませんが、もう少し幅広い世代の参加があった方が活気が出るような気がします。
今回の講演は、
「静岡県を通るリニア中央新幹線の建設環境 〜南アルプス ユネスコパークとの共生〜」（山之上誠氏）
「鉄道工事における安全」（冨家彰夫氏）
の２件でした。
１件目は南アルプスの山深い秘境とも言える環境で大規模な土木工事を施工する上での苦労が分かりました。言われてみれば当たり前ですが、トンネル工事を行うためには残土搬出等のために地上へのアクセスが必要となるため山奥に坑口を設けているとのこと。
２件目は私の業務分野に比較的近いため、内容は既知の情報が大半でした。
聴講者は２０名ほどで平均年齢が一般企業の定年を上回っていると思われる状況で、技術士会のたの行事以上でした。コンサルとして独立されている方が中心となるとこういう結果になるのかもしれませんが、もう少し幅広い世代の参加があった方が活気が出るような気がします。
今日は、東京タワーの足下にある機械振興会館で開催された６月期のＣＰＤ中央講座「東日本大震災の復興支援の現状と今後の展望 〜東北の明るい未来に向けて〜」を受講しました。
講演は以下の３件。
� 嵌鏈匯坡甲鷲�興土地区画整理事業は使いこなせたか」
宇野 健一氏（（有）アトリエＵ都市・地域空間計画室／代表取締役、東京理科大学工学部建築学科／非常勤講師）
�◆崢稱臣呂療效詫�用計画はいかにあるべきか」
秋田 典子氏（千葉大学大学院 園芸学研究科／准教授）
��「寄り添うプランニング」
市古 太郎氏（首都大学東京 都市環境科学研究科／准教授）
いずれもそれぞれの講演者が取り組んだ事例について紹介いただき震災復興の一部を知る良い機会となりました。
会場は空席が目立ちましたが、それでも１００人以上は聴講していたと思われ、質疑応答では福島から聴講に来られた被災者や復興事業に従事する方等から活発な意見が出る等、関心の高さが窺われました。
一方で、技術士会のイベントとしては相変わらず、白髪交じりの受講者が多く、平均年齢は５０歳を超えていると思われました。３０〜４０代の現役世代は技術士会のイベントに頼らなくとも学ぶ機会が沢山あるために、リタイアした方が中心となっているのであれば、それでも良い気がしますが、熱心に学んでいるのが一線を退いた方ばかりだとすると寂しいですね。そんなことは無いとは思いますが。
講演は以下の３件。
� 嵌鏈匯坡甲鷲�興土地区画整理事業は使いこなせたか」
宇野 健一氏（（有）アトリエＵ都市・地域空間計画室／代表取締役、東京理科大学工学部建築学科／非常勤講師）
�◆崢稱臣呂療效詫�用計画はいかにあるべきか」
秋田 典子氏（千葉大学大学院 園芸学研究科／准教授）
��「寄り添うプランニング」
市古 太郎氏（首都大学東京 都市環境科学研究科／准教授）
いずれもそれぞれの講演者が取り組んだ事例について紹介いただき震災復興の一部を知る良い機会となりました。
会場は空席が目立ちましたが、それでも１００人以上は聴講していたと思われ、質疑応答では福島から聴講に来られた被災者や復興事業に従事する方等から活発な意見が出る等、関心の高さが窺われました。
一方で、技術士会のイベントとしては相変わらず、白髪交じりの受講者が多く、平均年齢は５０歳を超えていると思われました。３０〜４０代の現役世代は技術士会のイベントに頼らなくとも学ぶ機会が沢山あるために、リタイアした方が中心となっているのであれば、それでも良い気がしますが、熱心に学んでいるのが一線を退いた方ばかりだとすると寂しいですね。そんなことは無いとは思いますが。
昨日、ＣＰＤ中央講座「サイバーセキュリティの最新動向、人材育成、IoT等の対策 」を聴講しました。
◆講演１ 「 サイバー攻撃の最新動向と対応の概要（仮） 」佐々木良一 氏 〔東京電機大学 教授〕
◆講演２ 「 サイバー対策のヒト・モノ・カネ・演習（仮） 」林紘一郎 氏 〔情報セキュリティ大学院大学 教授〕
◆講演３ 「 IoTのセキュリティ 〜BBルータ脆弱性対応から考える〜 」西部喜康 氏 〔NTTコミュニケーションズ 情報セキュリティ部 セキュリティマネジメント室〕
という構成でしたが、いずれも興味深く拝聴しました。
私は今春にＩＰＡの情報セキュリティスペシャリスト資格を取得したばかりですが、試験から数か月しか経っていないのに忘れてしまったことが沢山あることに改めて気付くとともに、教科書の知識だけではなく、実社会の状況を常に学ぶ必要があると改めて感じました。
ちなみに、家庭用ブロードバンドルータは、脆弱性があるとサイバー攻撃の踏み台にされてしまうため、ファームウェアの更新や、最低でも工場出荷時のＩＤやパスワードを変更しておくことが肝要とのことです。
会場となった機械振興会館のホールは満員で賑わっていましたが、他の行事と同様に年配の参加者が多いですね。若い修習技術者を名乗る方が質問をされていましたが、要点が明確でなく捉え処がないため講師も困惑されていました。的確な質問をするのは難しいものですが、技術士は質問に答える立場だけではなく、質問するスキルを磨いていかなければなりませんね。
それにしても、機械振興会館は東京タワーの足下にありますが、鉄道の便が悪くて困ります…。
◆講演１ 「 サイバー攻撃の最新動向と対応の概要（仮） 」佐々木良一 氏 〔東京電機大学 教授〕
◆講演２ 「 サイバー対策のヒト・モノ・カネ・演習（仮） 」林紘一郎 氏 〔情報セキュリティ大学院大学 教授〕
◆講演３ 「 IoTのセキュリティ 〜BBルータ脆弱性対応から考える〜 」西部喜康 氏 〔NTTコミュニケーションズ 情報セキュリティ部 セキュリティマネジメント室〕
という構成でしたが、いずれも興味深く拝聴しました。
私は今春にＩＰＡの情報セキュリティスペシャリスト資格を取得したばかりですが、試験から数か月しか経っていないのに忘れてしまったことが沢山あることに改めて気付くとともに、教科書の知識だけではなく、実社会の状況を常に学ぶ必要があると改めて感じました。
ちなみに、家庭用ブロードバンドルータは、脆弱性があるとサイバー攻撃の踏み台にされてしまうため、ファームウェアの更新や、最低でも工場出荷時のＩＤやパスワードを変更しておくことが肝要とのことです。
会場となった機械振興会館のホールは満員で賑わっていましたが、他の行事と同様に年配の参加者が多いですね。若い修習技術者を名乗る方が質問をされていましたが、要点が明確でなく捉え処がないため講師も困惑されていました。的確な質問をするのは難しいものですが、技術士は質問に答える立場だけではなく、質問するスキルを磨いていかなければなりませんね。
それにしても、機械振興会館は東京タワーの足下にありますが、鉄道の便が悪くて困ります…。
11/19(土)に11月度技術士CPD中央講座（第137回）で「動き始めた8Kスーパーハイビジョン〜技術と応用の最前線より〜」を受講しました。
◆ 「8Kへの取組みと先端医療イメージングにおける実用化」
谷岡健吉 氏 〔 東京電機大学客員教授（工学部）、メディカルイメージングコンソーシアム副理事長、元NHK放送技術研究所長 〕
◆ 「フォトニクスポリマーによる革新的なディスプレイ技術と8Kへの活用」
小池康博 氏
◆ 「8K大容量情報配信を可能とするダイナミック光パスネットワーク技術」
並木周 氏 〔 国立研究開発法人産業技術総合研究所 電子光技術研究部門 副研究部門長、データフォトニクス・プロジェクトユニット代表 〕
受講者は１００人ほどでＣＰＤ中央講座としては比較的少ない印象でした。
最初の講演は医療応用の話題だったが、ちょうどＴＶドラマ「Doctor X」を見ている時期だったので、内視鏡手術への応用は米倉涼子演じる大門先生の手術風景と重なって興味深く拝聴しました。また、ＮＨＫ技術研究所は自宅の近所で、昔から技研公開はよく見学に行っていたこともあり身近に感じていました。
一方で、２つ目のフォトニクスポリマーや３つ目の光パスネットワークは、私自身の基礎知識が追い付いていないこともあり、消化不良気味でした。
◆ 「8Kへの取組みと先端医療イメージングにおける実用化」
谷岡健吉 氏 〔 東京電機大学客員教授（工学部）、メディカルイメージングコンソーシアム副理事長、元NHK放送技術研究所長 〕
◆ 「フォトニクスポリマーによる革新的なディスプレイ技術と8Kへの活用」
小池康博 氏
◆ 「8K大容量情報配信を可能とするダイナミック光パスネットワーク技術」
並木周 氏 〔 国立研究開発法人産業技術総合研究所 電子光技術研究部門 副研究部門長、データフォトニクス・プロジェクトユニット代表 〕
受講者は１００人ほどでＣＰＤ中央講座としては比較的少ない印象でした。
最初の講演は医療応用の話題だったが、ちょうどＴＶドラマ「Doctor X」を見ている時期だったので、内視鏡手術への応用は米倉涼子演じる大門先生の手術風景と重なって興味深く拝聴しました。また、ＮＨＫ技術研究所は自宅の近所で、昔から技研公開はよく見学に行っていたこともあり身近に感じていました。
一方で、２つ目のフォトニクスポリマーや３つ目の光パスネットワークは、私自身の基礎知識が追い付いていないこともあり、消化不良気味でした。
12/17(土)に第138回技術士CPD中央講座「東京電力福島第一原子力発電所の事故から5年、福島の復興を考える-知の統合に向けた専門家の役割-」を聴講しました。
会場は、神田駅近くのエッサム神田。聴講者は100人程度でしょうか。
講演は3本立て。
◆ 講演1 「低線量放射線の影響と食の重要性、情報発信における専門家の責任」
宇野 賀津子 氏 〔公益財団法人 ルイ・パストゥール医学研究センター 基礎研究部 IFN・生体防御研究室室長〕
◆ 講演2 「福島復興に向けて把握すべき事実と課題、専門家/メディア・国民/住人各々の課題」
開沼 博 氏 〔立命館大学衣笠総合研究機構准教授〕
◆ 講演3 「福島トリプル災害の真の健康被害とは：現場からの知見」
越智 小枝 氏 〔医療法人 相馬中央病院 内科診療科長〕
全体を通じて感じたことは、福島の復興を妨げているものは、放射線ではなく風評だと言うこと。科学的な事実を如何にして日本全国へ世界各国へ広げていくか。マスコミは非科学的な情報を報道し、我々市民も感覚に依存した判断に偏ってしまう。我々技術士は科学的な真実に基づいて判断し行動しましょう。
会場は、神田駅近くのエッサム神田。聴講者は100人程度でしょうか。
講演は3本立て。
◆ 講演1 「低線量放射線の影響と食の重要性、情報発信における専門家の責任」
宇野 賀津子 氏 〔公益財団法人 ルイ・パストゥール医学研究センター 基礎研究部 IFN・生体防御研究室室長〕
◆ 講演2 「福島復興に向けて把握すべき事実と課題、専門家/メディア・国民/住人各々の課題」
開沼 博 氏 〔立命館大学衣笠総合研究機構准教授〕
◆ 講演3 「福島トリプル災害の真の健康被害とは：現場からの知見」
越智 小枝 氏 〔医療法人 相馬中央病院 内科診療科長〕
全体を通じて感じたことは、福島の復興を妨げているものは、放射線ではなく風評だと言うこと。科学的な事実を如何にして日本全国へ世界各国へ広げていくか。マスコミは非科学的な情報を報道し、我々市民も感覚に依存した判断に偏ってしまう。我々技術士は科学的な真実に基づいて判断し行動しましょう。
昨日午後、機械振興会館で開催された技術士CPD中央講座「生産から消費まで持続可能性に配慮した経済活動の推進」を受講しました。
◆ 講演1 「 持続可能性に配慮した生産活動の展開〜農業を事例として〜 」
荘林幹太郎 氏 〔 学習院女子大学 副学長 〕
◆ 講演2 「 エシカル消費の推進について 」
三次一徳 氏〔 消費者庁消費者教育推進課 課長補佐 〕
◆ 講演3 「 2020年に向けた日本の食文化発信の取組−持続可能な社会の形成に向けて− 」
勝野美江 氏〔 内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局 企画・推進統括官 〕
開催の１週間程前に技術士会からリマインドの案内が来たので参加しましたが、受講者は70〜80名程で会場規模に対して空席が目立ちました。年齢層も相変わらず年配者が目立ちます。企業内技術士は勤務先を通じて学ぶ機会が多いために、独立した年配の方が多いのかもしれません。
私は電気電子部門なので、今回のテーマである農業や食料は専門外ではありますが、SDG'sや一消費者からの観点では興味深く聞くことができました。
SDG'sは、総論としては反対する人は少ないでしょうが、個別の施策に細分化していくと、トレードオフあるいは利害相反が発生する場面が増えてくるのが難しいところですね。
◆ 講演1 「 持続可能性に配慮した生産活動の展開〜農業を事例として〜 」
荘林幹太郎 氏 〔 学習院女子大学 副学長 〕
◆ 講演2 「 エシカル消費の推進について 」
三次一徳 氏〔 消費者庁消費者教育推進課 課長補佐 〕
◆ 講演3 「 2020年に向けた日本の食文化発信の取組−持続可能な社会の形成に向けて− 」
勝野美江 氏〔 内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局 企画・推進統括官 〕
開催の１週間程前に技術士会からリマインドの案内が来たので参加しましたが、受講者は70〜80名程で会場規模に対して空席が目立ちました。年齢層も相変わらず年配者が目立ちます。企業内技術士は勤務先を通じて学ぶ機会が多いために、独立した年配の方が多いのかもしれません。
私は電気電子部門なので、今回のテーマである農業や食料は専門外ではありますが、SDG'sや一消費者からの観点では興味深く聞くことができました。
SDG'sは、総論としては反対する人は少ないでしょうが、個別の施策に細分化していくと、トレードオフあるいは利害相反が発生する場面が増えてくるのが難しいところですね。
2/6(木)に電気電子部会の2月度講演会に出席しました。
題目は「雷保護の古今東西と未来」で、講師は電力中央研究所の新藤孝敏 名誉研究アドバイザーでした。
来現象の概要に始まり、避雷針の歴史・保護範囲、雷撃時の過電圧等について、ユーモアを交えて解説いただきました。
需要家機器の接地方式は連接接地または共通接地が望ましいとしたうえで、SPDや通信用保安器等を含めた保護協調の検討が必要とのことでした。
鉄道事業者の出席者から、最近導入事例が増えている防雷システムの効果について質問がありましたが、理論には正当性が無いとの回答でした。私の身近でも導入事例があるので、ちょっとショックでした。
出席者は100名を超えていて盛況でした（しかも、全国の各支部も中継で参加）が、現役世代に参加しやすくするためには、もう少し交通の便が良い会場で開催してほしいですね。
題目は「雷保護の古今東西と未来」で、講師は電力中央研究所の新藤孝敏 名誉研究アドバイザーでした。
来現象の概要に始まり、避雷針の歴史・保護範囲、雷撃時の過電圧等について、ユーモアを交えて解説いただきました。
需要家機器の接地方式は連接接地または共通接地が望ましいとしたうえで、SPDや通信用保安器等を含めた保護協調の検討が必要とのことでした。
鉄道事業者の出席者から、最近導入事例が増えている防雷システムの効果について質問がありましたが、理論には正当性が無いとの回答でした。私の身近でも導入事例があるので、ちょっとショックでした。
出席者は100名を超えていて盛況でした（しかも、全国の各支部も中継で参加）が、現役世代に参加しやすくするためには、もう少し交通の便が良い会場で開催してほしいですね。
2月5日（金）午後に情報処理学会主催のオンラインセミナー（ウェビナー）が開催され、日本技術士会の会員も参加できるということなので、聴講してみました。
「ＤＸ時代のＩＴガバナンスとＩＴサービスマネージメント 〜国際標準化への取り組み〜」と題して、国際標準の観点から、ITガバナンス、AIガバナンス、ITサービスマネージメント(ITSM)、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)の分野の動向が紹介されました。
「国際標準化活動の重要性と日本の取り組み」
林 巧（経済産業省産業技術環境局国際電気標準課 課長補佐）
「ITサービスマネージメントとITガバナンス 〜国際規格の動向と国内対応〜」
岡崎 靖子（SC 40専門委員会委員長／早稲田大学グルーバルソフトウェアエンジニアリング研究所 招聘研究員）
「ISOにおけるガバナンス関連の規格ISO/IEC 38500シリーズなどの動向 〜ITからDXに向けたガバナンスの展開〜」
原田 要之助（SC 40/WG 1小委員会主査 兼 JTC 1/SC 42/JWG 1コンビーナ／情報セキュリティ大学院大学 客員教授・名誉教授）
「経営陣からみたAIガバナンス 〜ISO/IEC 38507 関連〜」
小倉 博行（SC42/JWG 1小委員会主査／日本大学商学部 非常勤講師）
「デジタル時代を支えるITサービスマネジメント 〜ISO/IEC 20000シリーズの概要〜」
八木 隆（SC 40/WG 2小委員会主査／株式会社日立製作所サービスプラットフォーム事業本部経営企画本部 主管）
「BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスとISO/IEC 30105シリーズについて」
清水 裕子（SC 40/WG 3小委員会主査）
4時間のセミナーですが、お腹いっぱいになりました。
最近はウェビナー形式のものが多いですが、自宅に居ながらにして様々なイベントに参加できるのは本当に便利ですね。
「ＤＸ時代のＩＴガバナンスとＩＴサービスマネージメント 〜国際標準化への取り組み〜」と題して、国際標準の観点から、ITガバナンス、AIガバナンス、ITサービスマネージメント(ITSM)、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)の分野の動向が紹介されました。
「国際標準化活動の重要性と日本の取り組み」
林 巧（経済産業省産業技術環境局国際電気標準課 課長補佐）
「ITサービスマネージメントとITガバナンス 〜国際規格の動向と国内対応〜」
岡崎 靖子（SC 40専門委員会委員長／早稲田大学グルーバルソフトウェアエンジニアリング研究所 招聘研究員）
「ISOにおけるガバナンス関連の規格ISO/IEC 38500シリーズなどの動向 〜ITからDXに向けたガバナンスの展開〜」
原田 要之助（SC 40/WG 1小委員会主査 兼 JTC 1/SC 42/JWG 1コンビーナ／情報セキュリティ大学院大学 客員教授・名誉教授）
「経営陣からみたAIガバナンス 〜ISO/IEC 38507 関連〜」
小倉 博行（SC42/JWG 1小委員会主査／日本大学商学部 非常勤講師）
「デジタル時代を支えるITサービスマネジメント 〜ISO/IEC 20000シリーズの概要〜」
八木 隆（SC 40/WG 2小委員会主査／株式会社日立製作所サービスプラットフォーム事業本部経営企画本部 主管）
「BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスとISO/IEC 30105シリーズについて」
清水 裕子（SC 40/WG 3小委員会主査）
4時間のセミナーですが、お腹いっぱいになりました。
最近はウェビナー形式のものが多いですが、自宅に居ながらにして様々なイベントに参加できるのは本当に便利ですね。
2/13(土)にオンライン(Zoom)で開催された、中部本部 電気電子情報工学部会が主催する講演会を聴講しました。
講演1：私が体験した自動車安全運転の技術
講演者： 原 善一郎氏 技術士（情報工学部門）
講演2：自動運転の民主化 Autowareの世界
講演者： 二宮芳樹氏（名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 特任教授）
講演１は、講演者ご本人も語っていらした通り、講演2の前座のような雑談的な話で、ご本人が経験した交通事故を題材に、自動車安全運転技術について頭の整理をさせてもらいました。
講演2は、名古屋大学を中心に開発され、自動運転の研究開発用途に公開されている、Linux とROS（Robot Operating System）をベースとした、自動運転システム用オープンソースソフトウェアであるAutoware（オートウェア）の紹介でした。
自動運転は大手メーカーが技術に凌ぎを削っているのかと思いきや、オープンソースになっているということで意外でしたが、安全技術は共有資産としたうえで、付加サービスで商業的に競争すべし、という考えはご尤もと感じました。
東京の自宅に居ながらにして中部本部の行事に参加できるのは、ウェビナー様様です。
講演1：私が体験した自動車安全運転の技術
講演者： 原 善一郎氏 技術士（情報工学部門）
講演2：自動運転の民主化 Autowareの世界
講演者： 二宮芳樹氏（名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 特任教授）
講演１は、講演者ご本人も語っていらした通り、講演2の前座のような雑談的な話で、ご本人が経験した交通事故を題材に、自動車安全運転技術について頭の整理をさせてもらいました。
講演2は、名古屋大学を中心に開発され、自動運転の研究開発用途に公開されている、Linux とROS（Robot Operating System）をベースとした、自動運転システム用オープンソースソフトウェアであるAutoware（オートウェア）の紹介でした。
自動運転は大手メーカーが技術に凌ぎを削っているのかと思いきや、オープンソースになっているということで意外でしたが、安全技術は共有資産としたうえで、付加サービスで商業的に競争すべし、という考えはご尤もと感じました。
東京の自宅に居ながらにして中部本部の行事に参加できるのは、ウェビナー様様です。
日本技術士会から、今後の技術士CPD講演会は原則としてウェブ配信を行う旨が案内されました。
▼新たな技術士CPD講演会等の開催方式
https://www.engineer.or.jp/c_topics/007/007941.html
「コロナ禍においても技術士CPD活動を継続するため」との記載がありますが、コロナ収束も継続するかどうかについては言及されていません。
私としては、ウェブ配信の方が全国各地で開催される講演会を聴講できる機会が増えるので、是非とも継続いただきたいと思っています。また、聴講者が増えればCPD活動自体が活発化して優れた講演が開催される機会が増えることも期待しています。従来のCPD講演会は参加者がシニア世代に偏っているように感じていました。現役世代や企業内技術士は学ぶ機会が他にもあるためかも知れませんが、技術士会が幅広い分野で学ぶ機会を提供してくれることを期待しています。
▼新たな技術士CPD講演会等の開催方式
https://www.engineer.or.jp/c_topics/007/007941.html
「コロナ禍においても技術士CPD活動を継続するため」との記載がありますが、コロナ収束も継続するかどうかについては言及されていません。
私としては、ウェブ配信の方が全国各地で開催される講演会を聴講できる機会が増えるので、是非とも継続いただきたいと思っています。また、聴講者が増えればCPD活動自体が活発化して優れた講演が開催される機会が増えることも期待しています。従来のCPD講演会は参加者がシニア世代に偏っているように感じていました。現役世代や企業内技術士は学ぶ機会が他にもあるためかも知れませんが、技術士会が幅広い分野で学ぶ機会を提供してくれることを期待しています。
7/23(土)に、中国本部 電気電子/経営工学/情報工学部会主催の洋上風力発電に関する講演会をTeamsで聴講しました。
１．主 催：公益社団法人 日本技術士会 中国本部 電気電子/経営工学/情報工学部会
２．日 時：2022年7月23日(土) 13：00〜17：20
３．会 場：主会場 広島会場：第3ウエノヤビル6階 カンファレンススクエアＭ+
地域会場 鳥取会場：株式会社エスジーズ 鳥取支店
島根会場：テクノアークしまね 特別会議室
オンライン個人視聴：自宅・勤務先等
◆講演１（14:00〜15:30）
題目: 再エネの本命；洋上風力発電 脱炭素＋地域経済・雇用創出
講師: 岩本 晃一 氏（独立行政法人経済産業研究所RIETIリサーチアソシエイト 他）
◆講演２（15:40〜17:10）
題目: 風力発電の特徴と電力系統接続時の課題と解決方法
講師: 佐藤 義久 氏（福島大学客員教授）
洋上風力発電はタイムリーな話題ですが、基礎的な情報と応用的・実践的な情報を分かりやすく解説いただき、とても有意義でした。
中国本部の講演会を受講できるのはオンライン配信のおかげで、大変ありがたいです。
１．主 催：公益社団法人 日本技術士会 中国本部 電気電子/経営工学/情報工学部会
２．日 時：2022年7月23日(土) 13：00〜17：20
３．会 場：主会場 広島会場：第3ウエノヤビル6階 カンファレンススクエアＭ+
地域会場 鳥取会場：株式会社エスジーズ 鳥取支店
島根会場：テクノアークしまね 特別会議室
オンライン個人視聴：自宅・勤務先等
◆講演１（14:00〜15:30）
題目: 再エネの本命；洋上風力発電 脱炭素＋地域経済・雇用創出
講師: 岩本 晃一 氏（独立行政法人経済産業研究所RIETIリサーチアソシエイト 他）
◆講演２（15:40〜17:10）
題目: 風力発電の特徴と電力系統接続時の課題と解決方法
講師: 佐藤 義久 氏（福島大学客員教授）
洋上風力発電はタイムリーな話題ですが、基礎的な情報と応用的・実践的な情報を分かりやすく解説いただき、とても有意義でした。
中国本部の講演会を受講できるのはオンライン配信のおかげで、大変ありがたいです。
8/17にTeamsによるオンライン配信で技術士活性化委員会の行事に参加し、「JIS法文書など公文書の書き方」というテーマで、元JISC情報部会規格調整臨時委員の若鳥 陸夫様のお話を伺いました。
公用文の書き方を習得すると、
・官公庁に提出文書の外見が整う。
・複数人で分担する場合の書き方が揃う。
・学会，協会などの共通文書が揺れない。
・大勢の平均的な人にとって，読みやすい。
というメリットがあるとのことで、JISの書き方を中心に説明いただきました。
私自身は公用文の書き方を体系的に学んだことはありませんが、仕事上でも文章の書き方についてはルールとその教育の必要性をいつも感じています。もっと学ぶ必要があると改めて感じました。
公用文の書き方を習得すると、
・官公庁に提出文書の外見が整う。
・複数人で分担する場合の書き方が揃う。
・学会，協会などの共通文書が揺れない。
・大勢の平均的な人にとって，読みやすい。
というメリットがあるとのことで、JISの書き方を中心に説明いただきました。
私自身は公用文の書き方を体系的に学んだことはありませんが、仕事上でも文章の書き方についてはルールとその教育の必要性をいつも感じています。もっと学ぶ必要があると改めて感じました。
今日は、青年技術士支援委員会の11月例会にオンライン（Zoom）で参加しました。
テーマは「激甚化する気象災害」で3つの講演がありました。
◆講演1：数理工学による洪水予測の新しいアプローチ
奥野峻也氏 (株)構造計画研究所 次世代事業開発部室長
◆講演2：100周年の信濃川・大河津分水路 次の100年に向けた大改修
今井誠氏 国土交通省 北陸地方整備局 信濃川河川事務所長
◆講演3：激甚化する気象災害と災害への備え
南利幸氏 (株)南気象予報士事務所代表
どの講演も興味深かったですが、南利幸氏は気象予報士としてNHKにも出演されている方で、とても話がお上手でした。平日はご自宅のある関西で、週末はNHK出演のため東京でお過ごしになっているとのことで、とてもお忙しそうです。応用理学部門の技術士でいらっしゃるとのことなのですが、応用理学部門には気象学が含まれているということを、私は初めて知りました。
青年技術士支援委員会は、45歳以下の技術士を対象としているとのことですが、年齢を超過している私も参加させていただき、とてもありがたいです。
テーマは「激甚化する気象災害」で3つの講演がありました。
◆講演1：数理工学による洪水予測の新しいアプローチ
奥野峻也氏 (株)構造計画研究所 次世代事業開発部室長
◆講演2：100周年の信濃川・大河津分水路 次の100年に向けた大改修
今井誠氏 国土交通省 北陸地方整備局 信濃川河川事務所長
◆講演3：激甚化する気象災害と災害への備え
南利幸氏 (株)南気象予報士事務所代表
どの講演も興味深かったですが、南利幸氏は気象予報士としてNHKにも出演されている方で、とても話がお上手でした。平日はご自宅のある関西で、週末はNHK出演のため東京でお過ごしになっているとのことで、とてもお忙しそうです。応用理学部門の技術士でいらっしゃるとのことなのですが、応用理学部門には気象学が含まれているということを、私は初めて知りました。
青年技術士支援委員会は、45歳以下の技術士を対象としているとのことですが、年齢を超過している私も参加させていただき、とてもありがたいです。
日本技術士会 防災支援委員会では、2023年の初めから防災BCP連続講座を実施しており、第１回（2022年10月13日）「防災へのリスクマネジメント導入」および第２回（2023年3月9日）「BCPの基礎と実践」に続いて、2月1日に第3回として「大災害に対応する災害廃棄物処理」に関して講演がありオンラインで聴講しました。
自治体（東京都江東区）が策定している大規模災害時に対応した「災害廃棄物処理計画」を事例として取り上げ、BCPの実施要領等について具体例をもとに考察を行うもので、防災支援委員会委員 を務める新井田有慶氏（金属、総監）に講演いただきました。
連日、能登半島地震に関して報道されていますが、首都圏において大地震が起きると大変なことになるのは疑う余地が無く、平時のうちにしっかり準備しておくことが重要であると改めて感じました。
先週、「防災士」の資格を取得する研修・試験を受けたばかりなのですが、今年は私自身の防災力を高めていきたいと思っています。
自治体（東京都江東区）が策定している大規模災害時に対応した「災害廃棄物処理計画」を事例として取り上げ、BCPの実施要領等について具体例をもとに考察を行うもので、防災支援委員会委員 を務める新井田有慶氏（金属、総監）に講演いただきました。
連日、能登半島地震に関して報道されていますが、首都圏において大地震が起きると大変なことになるのは疑う余地が無く、平時のうちにしっかり準備しておくことが重要であると改めて感じました。
先週、「防災士」の資格を取得する研修・試験を受けたばかりなのですが、今年は私自身の防災力を高めていきたいと思っています。
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