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技術士コミュのなぜ技術士を目指すのか、技術士になって何をするのか

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小生の日記へコメントしてくれた人への小生の日記のコメントの一部を下記に再録します。
 既に技術士一次試験に合格されていらっしゃるのであれば、ぜひ二次試験に挑戦することを進めます。なぜならば、一次試験は二次試験の受験資格を得るためだけのものです。始めから一次試験で由として終わるのでしたら、まったく意味のない試験です。二次試験の合格と登録で初めて”技術士”を名乗れるのですから。一次合格後4年の経験か、または一次合格前を含めて7年の経験があれば、二次試験の受験資格があります。一次試験のレベルは大学や高専の授業で習うレベルであるので、受験準備をしなくても合格する人は多いでしょう。また一次試験の受験資格もありません。極端なことを言えば小学生でも受験できます。しかし、二次試験は受験資格が必要ですし、ほとんどが論文解答ですから、かなりがんばって受験の準備をする必要があります。・・・
 ・・・・・技術士は、公衆の安全・健康・福利の最優先を念頭に置いて高等の専門的応用能力を必要とするの業務を行う者であると、国が認定した人であります。その専門技術の業務に将来とも就かないのであれば、技術士になる意味がありませんし、それでは合格も不可能です。ただし、技術士は名称独占の資格ですから、技術士でない人もその専門技術業を行うことは自由です。”技術士”を名乗って仕事ができないだけです。
 ではなぜ技術者のみなさんは”技術士”を目指すのでしょうか。技術者としての最高の資格とは言われていますが、単なる名称独占だけだし、現在のわが国では技術者の地位が、その果たしている役割に比べて低く、社会的にも認められている階層とは言いがたい状況であります。わが国には技術者といわれる業務についている人は260万人と言われていますが、技術士はたったの6万人弱しかいません。欧米の各先進国に比べると数分の1〜10分の1ぐらいしかしません。わが国では名称独占だけで権限のない資格であるということがもっとも大きい要因だと思います。
 「技術の爆発的進歩によって環境の人工化が加速度的に進行し、高度な豊かさを実現するとともに、数々の問題をも生じることとなった」(1998.12.17学術会議長吉川弘之談話)すなわち技術がもたらす負の側面をできるだけ押さえて、人間生活のさらなる豊かさに資する技術発展には、技術の営みにおける技術者の倫理が21世紀の時代には必要なのです。それを担保するのが技術士でなければならないし、社会も安心できる世の中にならない。そのような社会を目指すために、技術者は社会的な地位を上げて発言力を強めなければなりません。そのために多くの技術者が技術士資格を得ることが必要なのです。最近の例では不二家の事件やパロマなどの一酸化中毒死の事件など数え上げたらきりがない、技術にまつわる事故・事件が後を絶たない。関係している技術者が業務上で倫理的行動がとれた、あるいはとれなかった、とれる組織状況ではなかった、というものがまったく見えてこない世の中です。これではわれわれ国民の安全、安心は得られない。
 技術士制度の存在も知られていない現状でもあるし、技術士の中にも、そのような自覚のない人も未だ多くいます。登録だけして技術士会に入会しない人たちもたくさんいます。(登録をしなければ技術士を名乗ることができませんから合格した人はみんな登録まではします) そういう現状を変えなければならないと思っている次第です。以上

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