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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの高松宮記念【1】/結論

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皆さん、お久しぶりです(笑)
早いもので、今年も気付けば花見酒の季節が近づいていますね。
桜の開花とともに、春のG1シーズン開幕を告げるのは、新装中京で行われる電撃戦。
私も数ヶ月ぶりに、競馬熱が高まってきました。
絶対王者のロードカナロアがターフを去り、今年は大混戦の様相。
まったく自信はありませんが、久々に1週間じっくりと競馬を楽しみたいと思いますので、皆さんどうか宜しくお願い致します。


■ラップ傾向

[全体ラップ]
12年 12.2−10.6−11.7−11.6−11.7−12.5
13年 11.9−11.0−11.4−11.2−11.0−11.6

[前後半3F]
12年 34.5 → 35.8 1.10.3 良 【+2.0】
13年 34.3 → 33.8 1.08.1 良 【−0.7】

過去2年とも、馬場状態は良発表。
ただし、一昨年は前日に降った雨の影響が残っており、かなり時計がかかる馬場だった。
ほぼ同じラップで前半3ハロンを折り返しながら、後半3ハロンで実に2秒の時計差が生じていることからも、両者の馬場差は明らかであろう。
中山で行われるスプリンターズSが、例年32秒台〜33秒台前半でテンの3ハロンを通過していることを思えば、今のところ新装中京の高松宮記念はペースが緩い。

[通過順]
12年 02→12→04→04→02
13年 07→11→01→04→07

タフな馬場で前傾ラップを描いた一昨年と、パンパンの良馬場で後傾ラップとなった昨年。
イメージ的には昨年のほうが前残りになりやすそうだが、一昨年のほうが掲示板には先行勢が多く残っている。
昨年は逃げたハクサンムーンの前半3ハロン通過が34.3秒、最後方追走のサンカルロが35.5秒で、その差は1.2秒。
それに対して、一昨年は逃げたエーシンダックマンが34.5秒、最後方のアグネスウイッシュが36.2秒で、その差は1.7秒。
馬群は一昨年のほうが縦長になっており、そのぶん差し馬の追撃が間に合わなかったのかもしれない。



■阪急杯

[全体ラップ比較]
13年 12.4−10.9−11.1−11.2−11.6−11.6−12.2 【+0.5】 1.21.0
14年 12.2−10.7−10.9−11.1−11.2−11.8−12.8 【+0.5】 1.20.7

今年の阪急杯でコパノリチャードがマークした勝ちタイム1分20秒7は、昨年のロードカナロアより0.3秒速い。
今年も昨年も、前夜に降った雨の影響が残る馬場だったので、時計の出方に大差はなかった。
単純な時計比較では、ロードカナロアに匹敵する水準だったと言えるが、そのラップ構成は大きく異なる。

[3〜7F通過ラップ比較]
13年 34.4 − 45.6 − 57.2 − 1.08.8 − 1.21.0
14年 33.8 − 44.9 − 56.1 − 1.07.9 − 1.20.7

今年のコパノリチャードが5ハロン通過まで11.2秒の高速ラップを刻んでいたのに対し、昨年は5ハロン目で11.6秒までペースダウン。
最終的に0.3秒差まで詰まる両者のラップは、1200メートル地点で実に1秒近くの開きがあった。

[前半3F→勝ち時計]
33.8 → 1.07.5 【−0.5】 13年セントウルS
33.8 → 1.07.9 【+0.5】 14年阪急杯(6F通過)

ちなみに、ハクサンムーンがロードカナロアを完封した昨年のセントウルSが、前半3ハロン通過33.8秒→勝ちタイム1分07秒5。
今年の阪急杯が、前半3ハロン通過33.8秒→6ハロン通過1分07秒9。
急坂の有無(阪急杯の6ハロン通過地点は直線の急坂手前)はあれど、時計にして約1秒の馬場差を考慮すれば、コパノリチャードが阪急杯の1200メートル通過までに刻んだラップは、昨年のセントウルSと互角の内容だったと言える。

だからと言って、その時計内容が本番で通用するかは別問題。
まず第一に、今回は強力な同型ハクサンムーンもエントリーしており、さすがに阪急杯のときほど楽にハナを切らせてはもらえないだろう。

さらに前項でも述べた通り、高松宮記念は極端な前傾ラップになりにくいレース。
逃げ先行馬ならワンペースで飛ばすよりも、溜めがきくタイプの好走が目立っている。
阪急杯で描いた33.8→35.8秒の超前傾ラップは、むしろ中山のスプリンターズSに近い構成であり、この舞台への適性面で疑問符がつく。

阪急杯とは真逆の後傾ラップ(35.3→34.0秒)を描いたスワンSでも、コパノリチャードに突き放されたレッドオーヴァル。
もはや両者の勝負づけは済んだと言ってもよさそうだが、レッドオーヴァルを管理する安田師は、ロードカナロアやカレンチャンら短距離王の他に、ダートの一流馬も多く育ててきた厩舎である。
持続力が要求されるレースでこそ真価を発揮する調教法が持ち味だとすれば、初距離の1200メートルで厩舎力が爆発するかもしれない。



■シルクロードS

[前後半3ハロン比較]
11年 34.8 → 33.4 1.08.2 【±0.0】
12年 34.1 → 34.2 1.08.3 【+0.1】
13年 35.0 → 33.6 1.08.6 【+0.5】
14年 34.1 → 33.3 1.07.4 【−0.2】

昨年は、このレースを制したドリームバレンチノが本番で2着。
一昨年のロードカナロア(1→3着)や、高松宮記念が阪神開催だった11年のアーバニティ(2→3着)など、勝ち馬こそ出ていないものの、毎年コンスタントに本番好走馬を輩出している重要な前哨戦だ。
今年の勝ちタイム1分07秒4は、97年にエーシンバーリンが叩き出した驚異のレコード1分06秒9に次ぐ時計。
近3年に比べると幾分か時計は出やすい馬場だったようだが、それでも前後半3ハロン34.1→33.3秒の後傾ラップでマークした内容は秀逸である。

[本番好走馬が刻んだ自身ラップ]
11年 35.7 → 32.6 [12-12] アーバニティ
12年 34.7 → 33.6 [09-09] ロードカナロア
13年 35.3 → 33.3 [04-04] ドリームバレンチノ
14年 34.4 → 33.0 [05-02] ストレイトガール

近年のシルクロードSは、上がりが33秒台まで速くなる後傾ラップが定番。
当然、上位馬が刻んだ自身ラップも同じように後傾ラップとなる。
ここで重要なのは、前後半3ハロンのラップ差だ。1頭ずつ振り返ってみよう。

まず、11年のアーバニティは、ラップ差3.1秒。
12年のロードカナロアは、ラップ差1.1秒。
13年のドリームバレンチノは、ラップ差2.0秒。

アーバニティとドリームバレンチノのラップ差が2.0秒以上だったのに対し、1番人気を裏切る形で本番3着に沈んだ12年のロードカナロアは1.1秒に留まった。
平均ラップが定番の高松宮記念で問われる瞬発力が、シルクロードSでのラップ差に表れているとすれば、ラップ差1.4秒で圧勝したストレイトガールの適性判断も微妙になってくる。
それでなくとも、内枠から比較的すんなり前につけ、終始インの経済コースを通った馬たちが上位を独占する決着だっただけに、過信は禁物か。



■オーシャンS

[オーシャン経由馬の本番好走例]
09年 オーシャン4着 → 高松宮記念3着 ソルジャーズソング
10年 オーシャン1着 → 高松宮記念1着 キンシャサノキセキ
11年 オーシャン2着 → 高松宮記念1着 キンシャサノキセキ
12年 オーシャン4着 → 高松宮記念1着 カレンチャン
13年 オーシャン9着 → 高松宮記念3着 ハクサンムーン

他の前哨戦に比べて、本番との関連性が薄いイメージのオーシャンSだが、実は過去5年で勝ち馬を3回輩出している。
ただし、オーシャンS→高松宮記念ともに好走を果たせたのはキンシャサノキセキだけで、それ以外の3頭はオーシャンS馬券圏外からの逆襲であった。
超前傾ラップになりやすいオーシャンSに対して、平均ラップが定番の高松宮記念という性質の違いが、両レースの連続好走を妨げているのかもしれない。
今年、圧倒的な1番人気を裏切って0.9差13着に惨敗したハクサンムーンだが、昨年も0.9差の大差負けから3着に巻き返しており、前走だけで見限るのは早計だ。

[全体ラップ比較]
13年 11.8−10.5−10.8−11.5−11.5−12.4 【+0.2】
14年 12.0−10.9−11.0−11.6−11.5−11.9 【+0.6】

今年は昨年に比べると、いくらか時計のかかる馬場ではあったが、それでも前半3ハロン通過33.9秒は決して速くない。
下級条件ですら、33秒台前半のラップが当たり前のようにマークされる中山芝1200メートルでは、むしろ遅いほうだろう。
ではなぜ、同舞台のスプリンターズSでより強力なメンバーを相手に、前半3ハロン通過32.9秒という超ハイペースで0.1差2着に粘走したハクサンムーンが、ここまでの大敗を喫したのだろうか。
時間がないので、それはまたの機会に書くことにしよう。



■結論

中京は本日未明から明日の昼まで雨予報。
このままいくと、渋った馬場は避けられそうにないが、果たしてどうなるか。
明日の天候と馬場状態は注意深く見守る必要がありそうだ。
時間がないので、結論を急ごう。

本命は、レッドスパーダ。

6勝のキャリアのうち、実に5勝を芝の左回りであげている生粋のサウスポー。
左回りでの着外7回は、渋った馬場が2回、休養明けが2回、残りは13年東京新聞杯0.2差4着、13年毎日王冠0.2差4着、そして明らかに距離が長かった13年秋天の17着である。
つまり、休養明けか渋った馬場でない限り、左回りでは抜群の安定感を誇っているのだ。
左回り【5.1.0.7】に対して、右回り【1.2.2.5】の比較からも、左回りでパフォーマンスを上げることは明白だろう。

これを踏まえた上で、この馬の芝1200メートル実績に注目したい。
11年オーシャン0.1差3着、11年高松宮記念0.5差5着、13年福島民友0.4差4着、14年オーシャン0.4差3着で、その成績は【0.0.2.2】と今ひとつ。
一度も掲示板を外したことがないとは言え、スプリント戦での0.4秒差は数字以上に大きな意味を持つ。
過去の短距離戦績を振り返る限り、これがレッドスパーダのスプリント能力の限界と断定しても異論はあるまい。

しかし、まだ見限れない要素が一点だけある。
レッドスパーダは、まだ右回りの芝1200メートルしか経験していないのだ。
前述したように、レッドスパーダは左回りでこそ本領を発揮する馬。
初めて走る左回りの芝6ハロン戦で、あるいはこれまでの着差を大きく縮めてくるかもしれない。

さらに付け加えるなら、レコード決着となったNHKマイルCで2着好走を果たしたように、時計のかかる馬場よりも高速馬場が得意なタイプ。
つまり、右回りのタフな馬場で行われた前走のオーシャンSは、この馬にとって決して好条件ではなかったわけだ。
にも関わらず、インの経済コースを通って突き抜けた勝ち馬に対し、終始外々を回らされながら最後まで食い下がって3着を死守した内容は、取りも直さず充実期の真っ只中にある何よりの証だろう。

しかし謎は残る。ここにきての鞍上交替劇だ。
これまで主戦を務めていた北村騎手は、阪神メインの六甲Sで同じ藤沢厩舎のサトノギャラントに騎乗。
高松宮記念に比べて格段に賞金が落ちるとは言え、サトノギャラントは現在1番人気に支持されており、当然のことながら高松宮記念のレッドスパーダより勝つ可能性は高い。

北村騎手は、今や藤沢厩舎の主力ジョッキーと言っても過言ではなく、その北村騎手をレッドスパーダから下ろしてサトノギャラントに乗せたということは、管理する藤沢師ですら『さすがにレッドスパーダでは厳しい』と判断したということなのだろうか。
あるいは、8歳にして充実期の絶頂を迎えたと実感したからこそ、高松宮記念で輝かしい実績を持つ四位騎手を配して必勝を期し、北村騎手にはサトノギャラントで納得してもらったのか。

いずれにせよ、レッドスパーダは良馬場が大前提となる馬。
明日の降雨量によっては、そして馬場状態によっては、一転して『一円も買ってはいけない馬』に評価が急落することを忘れてはならない。


◎レッドスパーダ


降雨のため、今回は見送りとさせて頂きます。

コメント(11)

全く分かりませんが、行きたい馬が多く追い込み一発荒れそうですか?まさかのシルク?
雨予報ですかね?もう一回ドラゴン。
>>[1]

私もまったく分かりません(笑)
ハクサンムーン、コパノリチャード、レディオブオペラ・・・
上位人気を形成する馬たちがことごとく逃げ候補となれば、ハイペースを想定してのズブズブ競馬を期待してしまいますよね。
しかし、これはスプリントG1。
馬群が縦長になればなるほど、後方から突き抜けるのは困難を極めます。
馬場がどこまで渋るかも重要なポイントになりそうですね。
>>[002]

中山ダート1200は芝スタートということもあって、テンが芝より速くなることもあるため、中山ダート好走馬が芝転向でよく馬券になりますよね。
そういう意味では、スノードラゴンの前走は決して狙えないわけではありませんでした。
芝ではまだ勝ち星がないものの、成績は【0.4.0.1】で連対率8割の安定性を誇り、唯一の着外もコンマ5秒差と大崩れしていません。
底を見せていない不気味さはありますよね。
不良馬場ですねー。
雨もやみそうになく・・・。
今日は見送りとさせて頂きます。
軸は来たけど、相手を買えてませんでした。
>>[007]

不良馬場と知った瞬間、私の当初の◎レッドスパーダはダメだと確信しました。
見送ろうかとも思ったんですが、どうしても気になる馬がいたので、そいつの単複を握りしめて観戦することに。
いやぁ、思った以上に激熱でした(笑)
詳しくは後ほど帰宅してから、馬券と一緒にご報告したいと思います。
スノードラゴンはまた激走しましたねー。
皆さん、お疲れ様でした!
本文中でも書いた通り、当初の本命レッドスパーダは少しでも馬場が渋ったら『一円も買ってはいけない』馬。
予想以上に降雨量は多かったようで、今日の中京芝は朝から不良発表でした。この時点でレッドスパーダは即消し。
予想を練り直した末、どうしても気になった馬が1頭いました。

エーシントップです。

今回私は、新聞各紙やネット予想が『ハイペース必至』とか、『外差しが決まりやすい』という論調だったことを受けて、『ならば本命は逆に前へ行く馬にしよう』と決めていました。
パンパンの良馬場ならレッドスパーダで鉄板でしたが、不良馬場となるとどの先行馬が残りそうか。

タフな馬場だったオーシャンSを、後方から目の覚めるような末脚で猛追してきたダート馬スノードラゴン。
『時計のかかる芝=ダート馬でも好走可能』という方程式が成り立つなら、芝の重賞実績があり、なおかつダートでも好走歴がある先行馬が狙い目なのではないか。
ということで、ちょうど一年前のNZTを快勝し、今ぐらいの時期に好調期を迎えそうなエーシントップに白羽の矢を立てました。

総合成績【6.0.0.6】、芝成績【5.0.0.4】、芝の右回り【3.0.0.2】、芝の左回り【2.0.0.2】、良馬場【3.0.0.3】、渋った馬場【2.0.0.1】・・・
いかなる条件においても、まさに勝つか着外かという馬。
そういう意味では、昨年のハクサンムーンに似ています。

高速馬場では先行するのは難しかったかもしれませんが、時計のかかる馬場なら前につけることは十分に可能です。
まさか、ハクサンムーンやコパノリチャードの機先を制して逃げるとは思ってませんでしたが、結果的にはあの枠からだとあれしかなかったでしょうね。

4角先頭から直線で押し切りをはかるエーシントップ。
私には、08年の高松宮記念で本命にしたフサイチリシャールと重なって見えました。
残り1ハロンでも先頭をキープし、差し馬は不良馬場にモガいてなかなか追い込んでこれない。
複勝は取った! と思ったんですけどね。最後はクビ差だけ1番人気馬に屈してしまいました。

直線は本当に熱かった。
何しろ単勝15番人気、複勝ブービー人気の馬が、あと少しの距離まで先頭を走っているんですから。
仕事の合間にワンセグでの観戦でしたが、思わず『そのまま・・・』と声が漏れてしまいました。
久しぶりに1つのレースをじっくり予想しましたが、やっぱり競馬は楽しいですね。

ちなみに、馬券は保険で買ったスノードラゴンからの馬連が当たりました(笑)
また機会があれば、今回のような気まぐれ予想を書いてみたいと思います。
典型的な中京短距離レースでしたね。競馬とは関係無いどうでも良い話ですが、知人が乗馬クラブを立ち上げました。僕も手伝う事になりました。金欠病ですが、復活しつつあります。タダじゃ死なないよ(笑)そのうち、目玉としてジャンプG1を勝ったメルシーモンサン(メルシーエイタイムじゃないです)を入れるそうで、メルシーモンサンふくうま君にあげるよ、お客さんを乗せれるようにしてね…などと言われております。が、血統見たら父ちゃんがアドマイヤベガ冷や汗しんどい事になりそうですわ冷や汗そういうわけでマニアックな方いましたら、メルシーモンサンを見に来てくださいませ(笑)

>>[010]

お久しぶりです!
乗馬クラブ、いいですねー。
我が家はよく休日に栃木の牧場へ遊びに行くのですが、馬には必ず乗っています。
メルシーモンサンを任されるなんて凄いじゃないですか。
クラブが軌道に乗ったら、ぜひご連絡下さい。
家族や友人を連れて、遊びに行きますよ!

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