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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの天皇賞・秋【1】/結論

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■エイシンヒカリ

[前後半3F]
35.8 → 35.8 1.58.3 アイルランドT
35.3 → 35.5 1.45.9 チャレンジC
35.0 → 35.0 1.45.7 都大路S
35.6 → 34.6 1.45.4 エプソムC
35.9 → 34.0 1.45.6 毎日王冠

おそらくは、今回もペースを握るであろうエイシンヒカリ。
ここ一年間で彼が逃げた上記5レースの、前後半3ハロンを振り返ってみた。
前傾ラップ(前半3Fが後半3Fより速いラップ構成)は一度もなく、近2走は前半が後半より1秒以上も遅い後傾ラップを刻んでいる。
いかにも、楽なペースで逃走したイメージを抱くが、実際はどうだったのだろうか。

[全体ラップ]
13.2−11.3−11.3−11.0−11.4−12.0−12.3−11.4−11.6−12.8 アイルランド
12.6−11.2−11.5−11.8−11.7−11.6−11.0−11.6−12.9−…… チャレンジC
12.5−11.2−11.3−11.9−11.9−11.9−11.4−11.3−12.3−…… 都大路S
12.9−11.3−11.4−11.9−11.7−11.6−11.2−11.2−12.2−…… エプソムC
13.0−11.2−11.7−12.0−12.0−11.7−11.0−11.3−11.7−…… 毎日王冠

全体ラップを披見すると、道中で一度も10秒台のラップが刻まれていないことに気付く。
12年の毎日王冠を逃げたシルポートは、12.7−10.8−11.0で前半3ハロン通過34.5秒。
98年に逃げ切ったサイレンススズカは、12.7−11.0−10.9で前半3ハロン通過34.6秒。
彼らが刻んだペースに比べると、確かにエイシンヒカリの13.0−11.2−11.7はかなり緩い。

毎日王冠に限らず、どのレースも引き連れてきた2、3着馬は先行勢で占められており、ラスト1ハロンで先頭集団の脚が一気に止まったチャレンジC(阪神芝1800)では、ともに馬群に沈んでいる。
チャレンジCの前後半3ハロンは35.3→35.5秒、勝ちタイム1分45秒9。
時計的には、逃げ切った4レースと大きな差は感じられないが、チャレンジCの日は雨の影響が残り、やや時計のかかる馬場コンディションであった。
同じラップ構成でも、スタミナの消耗は他の4レースよりも激しかったはずであり、そういう意味ではチャレンジCのエイシンヒカリは、自分のペースで逃げられなかったと言える。

勝つときは鮮やかに逃げ切って見せるが、負けるときは気持ちいいぐらい大敗してしまうのが逃げ馬の宿命。
それだけ逃げという戦法はリスクが大きく、薄氷の上を歩くようなものなのだろう。
目下3連勝中のエイシンヒカリとて、わずかでも歯車が狂えばあっさり馬群に沈んでしまうのだ。
エイシンヒカリが自分のペースで逃げられるかどうか、今回もそれが最大のポイントとなる。

エイシンヒカリがマイペースで逃げれば、馬券圏内に残るのは今回も先行馬だろうし、他馬に突かれてペースを乱されれば、チャレンジCのときのようにエイシンヒカリはズルズル後退し、かわりに後方から差し馬が浮上してくるだろう。
今回はどちらの展開に転ぶのか。
詰まるところ、今年の天皇賞・秋はこの二者択一がすべてのカギを握っていると言っても過言ではない。



■結論

土曜夜の時点で、1番人気のエイシンヒカリが単勝4.2倍、2番人気ラブリーデイが4.5倍。
以下、3番人気アンビシャスが8.1倍、4番人気ディサイファが8.2倍と続き、11.4倍の7番人気サトノクラウンまでが僅差で拮抗している。
目の肥えた競馬ファンでさえ、どの馬が勝つのか決めかねている証拠であろう。
どの馬が勝ってもおかしくないメンバー構成ということは、それだけ色気を持った騎手が多いということでもある。

前項でも述べた通り、全馬から目標にされる逃げという戦法は極めてリスクが高い。
どんなに強くても、自分のペースが狂わされれば、一気に失速して馬群に呑まれてしまうのが逃げ馬の宿命だ。
が、そんな逃げ馬と同じぐらいか、あるいはそれ以上にリスクの高い乗り方がある。

逃げ馬に競りかけていくことだ。

エプソムCに毎日王冠と、マイペースの後傾ラップで楽に逃走することができたエイシンヒカリ。
誰もこの逃げ馬を競り潰していかなかったことに、歯がゆい思いをしたファンも多かったのではないか。
強い逃げ馬を競りつぶした者が勝者となる競技であれば、みんな迷いなくエイシンヒカリを突きにかかっただろうが、残念ながら競馬は先頭でゴール板を通過しなければ勝つことができない。

つまり、逃げ馬を潰しに行く = 自身が勝ちに行く、というわけではないということだ。

むしろ、強引に逃げ馬を潰しに行けば、共倒れとなって他の馬の勝利をアシストしてしまうことになる。
逃げ馬にまんまと逃げ切られてしまうのも嫌だが、わざわざ自分が犠牲になってその逃げ馬を潰しに行くのも嫌だ、というのが騎手の本音ではあるまいか。
勝てるかもしれない、という期待を抱かせる馬に乗っているときなら尚更であろう。
そんな『勝てるかもしれない』馬が、山ほどいる実力伯仲の天皇賞・秋。
みんなが色気を持てば持つほど、エイシンヒカリを競り潰しに行く馬はいなくなる。

もしかすると、騎手自身は競りかけるつもりじゃなくても、折り合いを欠いて逃げ馬を追いかけてしまい、結果的に競りかけることになってしまうかもしれない。
あるいは逆に、競りかけたくてもスタートで出遅れてしまい、それができなくなってしまう場合もあるだろう。
結局、レースはゲートが開いてみないと分からない。
乗っている騎手自身ですら分からないことを、素人の我々が分かるはずなどないのだが、それでも私は大混戦であるがゆえに、誰もエイシンヒカリにケンカを売ることはできないと判断した。

では、エイシンヒカリのペースで流れたとして、彼が一緒に連れてくるのはどの馬なのか。
毎日王冠で上位争いを演じたディサイファ、イスラボニータ、さらには先行策で結果を残しているグランプリホース・ラブリーデイも最有力候補の一角であろう。
しかし、私はそのラブリーデイを左回り2000メートルの舞台で、0.4秒差に完封した紛れもない実力馬に◎を打ちたい。


本命は、カレンミロティック。


昨年の宝塚記念は9番人気2着、今年の天皇賞・春は10番人気3着。
2度もG1で馬券になっているにも関わらず、さらに前哨戦でも3着に好走しているというのに、現在単勝オッズ46.1倍の13番人気。
前走の京都大賞典とて、勝ち馬の自身上がりが32.3秒、2着馬が32.8秒という究極の切れ味勝負では、0.3秒差の3着が精一杯なのも仕方がない。
元々、先行して粘り強さを活かすタイプの馬。前々走の宝塚記念も、スタートで不利を受けて後手を踏んでしまった時点でレースが終わっていた。

1800メートルから3200メートルまで、距離を問わず馬券になるオールラウンダー。
しかし、勝ち星が1800〜2000メートルに集中していることから、この馬にとっては中距離こそがベストな舞台かもしれない。
そういう意味では、実に7走ぶりの適距離ということになる。

58.0キロの斤量も、宝塚記念2着、天皇賞・春3着で克服済み。
何よりも、先行勢が総崩れとなった天皇賞・春で、序盤から2番手追走でゴールドシップに0.1秒差まで食い下がった粘り強さと勝負根性。
エイシンヒカリを追尾して撃墜する上で、これほど心強い武器はないだろう。
もしかすると、エイシンヒカリが競り潰されるような展開になっても、この馬だけは先行勢の中で生き残れるかもしれない。
どうせ人気もないし、ここは気楽な立場でこの馬の一発に期待してみたいと思う。


◎カレンミロティック


コメント(10)

単純に外国人ジョッキーだったのねという事もありそう(笑)
>>[1]

2人の外国人ジョッキーが揃って内枠に入ったのは、正直怖いです。
>>[2]

同じジャンポケ産駒で秋の天皇賞を制したトーセンジョーダンも、6枠12番でしたね。
1着→凡走→1着→凡走→1着→凡走という流れできているのも気になります。
シルポートとトウケイヘイローは良い馬でしたね。
エイシンのペースなら◎ディサイファ。2000mならゴールまでに差せるんじゃないかと。
ラブリーデイを物差しにすると、ラストインパクトも怖いです。
2ちゃんから転載ですか?

いや逆か(笑)
>>[005]

弟も来てたんですね(笑)
いや、ダービーフィズ匂うなー。
>>[006]

エイシンヒカリは、いわゆるシルポートとは違うタイプの逃げ馬ですよね。
スピードはそれほどでもありませんが、決して暴走もしない。
スローばかりで大したことないと思いきや、実はダイワスカーレットかもしれません。

エイシンヒカリが逃げ切れるか、潰されるか。
前者の展開なら、ディサイファは今回も馬券になりそうですよね。
今から20年前、まだ騎手だった小島太師がサクラチトセオーで天皇賞・秋を勝ったときも1枠1番でしたし。
>>[007]

え? 2ちゃんに似たような文章ありました?(笑)
私は予想は適当ですが、文章だけはオリジナルですよ(笑)

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