ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュのクイーンS【1】/過去の傾向

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
■ラップ検証

[全体ラップ]
06年 12.2−10.9−11.3−11.8−12.0−12.2−12.3−11.9−12.1
07年 12.3−11.3−12.5−12.0−12.1−11.8−11.5−11.2−12.0
08年 12.5−11.5−12.2−12.4−12.3−11.7−11.8−11.5−12.2
10年 12.4−11.5−12.3−12.8−11.6−12.0−11.8−11.2−12.0
11年 12.4−11.0−11.7−11.6−11.7−11.9−12.1−12.0−12.2

[前後半3F]
06年 34.4 → 36.3 1.46.7
07年 36.1 → 34.7 1.46.7
08年 36.2 → 35.5 1.48.1
10年 36.2 → 35.0 1.47.6
11年 35.1 → 36.3 1.46.6

2回札幌6日目に行われた09年を除く、近5回のラップを振り返ってみた。
札幌芝1800メートルは、スタンド前からのスタートになるため、最初のコーナーまで185メートルしかない。
外枠だと内へ切り込んでいく猶予がなく、1コーナーで外を回されることになるので、大きな距離ロスとなる。
07年1着のアサヒライジングが1枠1番、07年2着のイクスキューズが2枠2番、08年1着ヤマニンメルベイユが3枠4番、10年2着プロヴィナージュが2枠2番。
過去に、このレースで先行して馬券圏内に粘った馬のほとんどが内枠だったことからも、枠順の重要性は明らかであろう。

[前半3ハロン推移]
06年 12.2 − 23.1 − 34.4
07年 12.3 − 23.6 − 36.1
08年 12.5 − 24.0 − 36.2
10年 12.4 − 23.9 − 36.2
11年 12.4 − 23.4 − 35.1

なぜ枠順が重要なのか。
上記は、過去5回の前半3ハロンで刻まれたラップ推移を振り返ったものである。
これを見ると、3ハロン通過が34.4〜36.2秒と1.8秒もの幅があるのに対して、2ハロン通過は23.1〜24.0秒の0.9秒差に留まっていることに気付くだろう。

1ハロン目で刻まれた最速ラップは06年の12.2秒、最も遅かったのは08年の12.5秒で、その差は0.3秒。
2ハロン目で刻まれた最速ラップは06年の10.9秒、最も遅かったのは08年と10年の11.5秒で、その差は0.6秒。
3ハロン目で刻まれた最速ラップは06年の11.3秒、最も遅かったのは07年の12.5秒で、その差は実に1.3秒。

つまり、2ハロン通過までは例年ほぼ同じぐらいの時計を計時しているのだ。
クイーンSのペースに変化が生じるのは、2コーナーに差しかかる3ハロン目。
ここで、ラップが11秒台のまま推移するか、あるいは12秒台まで緩むかどうかによって、スローになるかハイペースになるかが決まる。
スタートから最初のコーナーまでが短い上、2ハロン通過までは毎年それなりに速いラップが刻まれているため、外枠から先行することが極めて難しいのだ。



■3歳馬の取り捨て

【06年】
4人気?着 52.0キロ ブルーメンブラット
8人気?着 52.0キロ タッチザピーク
11人気?着 52.0キロ マドンナブラボー
【07年】
6人気?着 52.0キロ イクスキューズ
【08年】
1人気?着 53.0キロ レジネッタ
3人気?着 53.0キロ エフティマイア
5人気?着 52.0キロ メイショウベルーガ
11人気?着 52.0キロ ムードインディゴ
4人気?着 52.0キロ ユキチャン
8人気?着 52.0キロ ハートオブクィーン
7人気?着 52.0キロ デヴェロッペ
9人気?着 52.0キロ ベストオブミー
【10年】
2人気?着 52.0キロ アプリコットフィズ
5人気?着 52.0キロ ショウリュウムーン
12人気?着 52.0キロ モーニングフェイス
【11年】
1人気?着 52.0キロ アヴェンチュラ
13人気?着 52.0キロ デルマドゥルガー

古馬が背負う斤量55.0キロに比べて、3キロ少ない52.0キロのアドバンテージが活きているのか、3歳馬は07年以降、出走すれば(09年は3歳馬の出走なし)毎年必ず馬券になっている。
実は、このレースで3歳馬が背負わされる負担重量にはカラクリがあり、8月2日以降に行われる場合は52.0キロ、8月1日以前の場合は51.0キロと定められているのだ。
今年は7月29日の開催なので、3歳馬は例年より1キロ軽い51.0キロで出走できる。
つまり、G1連対実績を持つアイムユアーズが、古馬より3キロ軽い52.0キロで走れるわけだ。

過去5回で、3歳馬の出走は述べ17頭いたが、そのうち馬券になったのはわずか4頭。
しかも、その人気は6、1、2、1番人気と上位人気に支持された馬がほとんどである。
3歳馬が同じ年に2頭以上馬券になったことは一度もなく、8頭もの大軍勢で挑んだ08年も、馬券に絡んだのは結局レジネッタだけであった。
毎年馬券になっている3歳馬ではあるが、そこから抱くイメージほど好走率は決して高くない。
3歳馬を買うなら、人気サイドの重賞実績馬から入るのがセオリーだ。
6番人気に甘んじていた07年?着のイクスキューズも、札幌2歳S?着、ファンタジーS?着、クイーンC?着、フローラS?着と、豊富な重賞実績の持ち主であった。
重賞実績のない3歳馬は、無条件で切り捨ててしまって差し支えないだろう。



■結論

[札幌日刊スポ杯]
11年 33.8 → 34.7 1.08.5
12年 32.9 → 35.0 1.07.9

[日高特別]
11年 62.1 → 34.8 1.49.3
12年 61.6 → 34.6 1.48.4

先週日曜に行われた、札幌日刊スポーツ杯。
勝ちタイム1分07秒9は、高速馬場だった昨年より0.6秒速いタイ・レコード。
前半3ハロン通過32.9秒というハイペースに引っ張られた形での高速決着ではあるが、そもそも前半3ハロンで32.9秒がマークされること自体、馬場が速いことの証明だと言えよう。
他にも、古馬500万条件の10ハロン戦で1分59秒6が計時されるなど、昨年にも増して時計の速い馬場コンディションであった。
今週土曜の日高特別でも、昨年を0.9秒上回る1分48秒4がマークされており、先週に引き続いて高速決着が予想される馬場と見てよさそうだ。
土曜日の芝レースを見る限り、日高特別を逃げた8番人気シルクランスロットが3着、TVh賞もムーンリットレイクが逃げ切ったことから、基本的には先行有利のようである。


本命は、レジェンドブルー。


[好走レース]
09.06.27 ?着 未勝利
09.08.02 ?着 500万下
09.09.27 ?着 夕月特別
10.01.11 ?着 北大路特別
10.03.27 ?着 1000万下
10.06.27 ?着 和田岬特別
10.08.14 ?着 知床特別
10.09.05 ?着 500万下
10.10.03 ?着 摩周湖特別
11.05.14 ?着 紫野特別
11.05.29 ?着 御室特別
11.08.20 ?着 日高特別
11.09.11 ?着 おおぞら特別
12.03.18 ?着 但馬S

レジェンドブルーが、これまで芝で馬券になった上記14戦中、6月下旬〜9月までの暑い時期だったのは、過半数の8戦。
厳寒期の好走が10年1月の北大路特別しかないことからも、暑い時期にこそパフォーマンスを上げる夏馬であること疑いようがない。

レジェンドブルーは、デビュー当時なかなか1勝目をあげることができず、初勝利までに6戦を要している。
中京→京都→小倉→新潟と転戦するも結果を出せず、ようやく夏場の札幌で勝ち上がった。
しかも、それまで0.5秒差以上負けていた馬が、逆に2着以下を0.4秒差に突き放す圧勝劇。
ピエナビーナスも、デビュー当時は京都→小倉で敗退し、翌年の夏に函館で初勝利をあげたが、両馬ともそれだけ洋芝適性が高かったということであろう。

《3ヶ月休養》
09.05.23 0.9差?着 未勝利
09.06.27 0.4先?着 未勝利
09.08.02 0.2差?着 500万下

《4ヶ月休養》
11.02.12 1.2差?着 稲荷特別
11.03.27 0.7差?着 1000万下
11.05.14 0.3差?着 紫野特別
11.05.29 0.6差?着 御室特別

《3ヶ月休養》
11.08.13 1.1差?着 大倉山特別
11.08.20 0.0差?着 日高特別
11.09.11 0.2先?着 おおぞら特別

さらに、レジェンドブルーは叩き良化型である。
未勝利を脱出した初勝利も、0.9差?着に大敗した休養明けを叩いて、次走0.4差の圧勝。
昨春は休養明けを2戦叩いて??着に、昨夏も1.1差?着に敗れた休養明けを叩いて??着と巻き返してきた。
今回は、約2ヶ月ぶりだった前走を叩き、中5週での臨戦過程。
中間も豊富に乗り込まれ、当週の追い切りも絶好の動きを見せており、仕上がりに申し分はない。
あとは、肝心の能力が足りるかどうかだが、実はここに一抹の不安がある(笑)

[好走パターン]
23.7−35.1−60.0 10-10-08 0.2先?着 10年北大路特別
25.3−38.5−63.4 03-03-03 0.1差?着 10年古馬1000万下
24.0−36.7−62.3 06-07-06 0.1差?着 10年摩周湖特別
24.6−36.7−62.5 02-02-02 0.3差?着 11年紫野特別
23.8−36.3−62.1 01-01-01 0.0差?着 11年日高特別
24.1−36.7−62.6 03-03-03 0.2先?着 11年おおぞらS
25.3−38.7−64.4 01-01-01 0.4先?着 12年但馬S

[凡走パターン]
24.0−36.9−62.1 09-07-06 0.4差?着 10年中日スポニチ
24.6−36.2−60.7 11-11-10 0.8差?着 10年春日特別
23.8−36.6−61.3 03-03-03 0.3差?着 10年糺の森特別
24.9−38.1−63.2 04-03-02 0.5差?着 10年御室特別
23.7−37.6−63.5 02-04-05 1.2差?着 11年稲荷特別
23.1−34.3−59.3 12-12-13 0.7差?着 11年古馬1000万下
23.4−35.2−59.5 06-06-07 1.1差?着 11年大倉山特別
25.2−38.3−63.3 02-02-02 0.4差?着 11年元町S
23.7−36.1−60.8 02-02-02 0.9差?着 12年寿S
23.2−35.5−59.7 02-03-03 2.4差?着 12年マーメイド

上記は、レジェンドブルーが2010年以降の1000万クラス以上で出走したレースを、好走と凡走に分類したものだ。
左から、2−3−5F通過ラップ、通過順、着差と着順、レース名を表している。
ざっと見ても分かる通り、レジェンドブルーが好走したレースは、前半5ハロン通過が62.0秒以上かかったスローがほとんど。
前半5ハロンを60.0秒で折り返した10年北大路特別では勝利しているが、このときは先行策ではなく10番手からの差し競馬であった。
前半5ハロン通過が59〜60秒台だったレースでは、まったくと言っていいほど結果が出せていないのだ。

また、テンのダッシュ力についても不安がある。
上記17レースのうち、レジェンドブルーが先行しなかった(2角6番手以降だった)のは6レース。
そのとき刻まれた前半2ハロン通過ラップは、23.7秒、24.0秒、24.0秒、24.6秒、23.1秒、23.4秒。
枠順や騎手の意思などの要素もあるだろうが、テンの2ハロンが23秒台〜24.0秒だったレースでは、先行できない可能性が考えられるのだ。

昨年の日高特別は、前半2ハロン通過23.8秒でもハナを切れたが、すぐにペースダウンして5ハロン通過は62.1秒。
テンで多少無理して前を確保した場合、すぐにペースを落として中盤で息を入れないとスタミナがもたないタイプの先行馬かもしれないのである。
牝馬限定戦とはいえ、さすがにクイーンSの前半5ハロン通過が62秒台まで緩むことはないし、テンの2ハロンも遅くて24.0秒。
レジェンドブルーの好走パターンを望むには、奇跡と呼べるほど偶然が重ならなければ実現は難しいだろう。

それでも、2000メートルのオーバーペースを先行した前走の上積みに期待したい。
前走のマーメイドSは、前半で先行していた4頭がことごとく直線で失速したレース。
勝ったグルヴェイグは、記録上の通過順こそ5番手だが、先団4頭からは離れた位置を追走していた。
直線に入ってからも、しばらくは粘り込みそうな走りを見せていただけに、距離が長かったことも大敗の要因だったかもしれない。

前走よりは明らかに楽なペースとなりそうな今回、距離が1ハロン短縮されるのも条件好転だろう。
セラフィックロンプを逃げ切らせた、宮崎北斗騎手の強気な騎乗に期待したい。


◎レジェンドブルー


コメント(6)

そもそも逃げ内枠有利なコースの開幕週で

逃げそうな
ピュアブリーゼが人気もなく良さげだと思いました。
>MAME48 さん

昨年は、高速馬場だったとはいえ、前半5ハロン通過58.4秒というオーバーペース。
先行勢が壊滅したのも無理はない展開でした。
今年も、レジェンドブルーとピュアブリーゼあたりが競り合うようなら、それなりの流れになりそうですが、基本的にクイーンSは2コーナーに差しかかる3ハロン目から急激にペースダウンしやすいレースですからね。
先行馬から入るのがセオリーだと思います。

距離不安が囁かれたオークスを、先行して4着粘走。
今年のオークスは、前半3ハロン通過35.1秒、5ハロン通過59.1秒。
これを4番手から3着に粘ったアイムユアーズの先行力と持続力はケチのつけようがありません。
さらに今回は、斤量面でのアドバンテージも大きく、秋華賞への叩き台ということを加味しても、切れない人気馬ですね。
>すみれさん

ドスローの前々走で、3番手から押し切ったシースナイプにクビ差まで猛追。
福島牝馬Sでも大負けしておらず、安定感は抜群ですよね。
きっかけさえあれば、いつでも馬券圏内に飛び込んでくると思います。
今日の札幌芝は前に行かないと論外ですね
>すみれさん

やはりそうですか。
先週からかなりの高速馬場でしたから・・・。
問題は、騎手たちもそれを認識していることですね。
みんなが前に行かねば話にならないと思って積極的に出していけば、必然的にハイペースを誘発する。
そうなれば、逃げ馬やそれに近い位置にいる馬には厳しい競馬になるでしょう。
しかし、そうなっても極端な追い込み競馬になることは考えにくく、好位からそれなりの脚を使えるヤツが突き抜けてきそうです。
この馬場で、簡単に逃げ馬を行かせてしまうようなら、騎手をやめたほうがいい(笑)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

競馬・ダメ予想家のダメダメ理論 更新情報

競馬・ダメ予想家のダメダメ理論のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング