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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの新潟2歳S【2】/結論

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■好走馬が経験したラップ

[芝1200]
34.6 → 35.4(35.1/2位) 福島芝1200 04-02 07年1着 エフティマイア
34.2 → 36.0(35.8/1位) 福島芝1200 04-04 07年2着 シャランジュ
35.2 → 34.4(34.3/1位) 新潟芝1200 02-02 08年2着 ツクバホクトオー
34.8 → 35.3(35.0/1位) 福島芝1200 05-04 09年3着 クロフォード
[芝1400]
33.7 → 36.3(36.3/1位) 新潟芝1400 01-01 06年3着 マイネルレーニア
34.3 → 35.1(34.9/1位) 新潟芝1400 03-02 08年3着 バンガロール
35.1 → 35.7(34.9/1位) 新潟芝1400 08-08 09年1着 シンメイフジ
34.7 → 36.0(35.5/4位) 新潟芝1400 03-03 10年1着 マイネイサベル
34.1 → 35.4(35.4/5位) 新潟芝1400 02-02 10年2着 マイネルラクリマ
[芝1600]
36.8 → 34.2(33.4/1位) 新潟芝1600 09-09 06年1着 ゴールドアグリ
37.0 → 34.8(34.4/2位) 新潟芝1600 06-05 06年2着 マイネルーチェ
36.2 → 34.5(34.4/1位) 阪神芝1600 02-02 08年1着 セイウンワンダー
36.8 → 34.2(34.2/1位) 新潟芝1600 01-01 09年2着 フローライゼ
36.3 → 34.4(33.9/1位) 新潟芝1600 06-06 10年3着 レッドセインツ
[芝1800]
37.2 → 34.1(33.9/1位) 新潟芝1800 06-05 07年3着 ゴールドストレイン

近5年の3着以内馬がどんなレースを経験してきたかを、距離別に振り返ってみよう。
上表は左から、前後半3ハロンのレースラップ、自身上がり、上がり順位、舞台、通過順、そのレースでの着差と着順、馬名を表している。

まずは、レースラップの前後半3ハロンに着目。
芝1200〜1400メートルでは、ほとんどのレースが前半3ハロンを34〜35秒台で通過。
それに対して、芝1600〜1800メートルは前半3ハロン通過が36秒以上かかっている。
芝1200〜1400メートルのレースは前傾か平均ラップ、芝1600〜1800メートルはスローからの上がり勝負と、距離によって質感が大きく異なるわけだ。
この項では、芝1600〜1800メートルからの臨戦馬を『Aグループ』、芝1200〜1400メートルからの臨戦馬を『Bグループ』に分類して検証していくことにする。



■Aグループを分析する

[Aグループの凡走パターン]
35.9 → 35.2(35.1/2位) 新潟芝1800 07年3人気11着 アドマイヤフォース
34.9 → 34.5(34.3/1位) 新潟芝1800 08年2人気12着 ガンズオブナバロン
35.0 → 35.5(34.6/1位) 新潟芝1800 10年3人気12着 リーサムポイント
37.0 → 33.3(33.3/3位) 新潟芝1800 10年1人気10着 クリーンエコロジー
36.4 → 33.7(33.3/1位) 新潟芝1600 10年2人気8着 キッズニゴウハン

前項でも書いた通り、ここで言うAグループとは、芝1600〜1800メートルを主に経験してきた馬を指している。
Aグループの好走馬は、すべて前半3ハロン通過36〜37秒台のスローだったことは既に述べた。
では、Aグループの中で前半3ハロン通過が34〜35秒台の平均ペースだった馬はどうだったのか。
該当馬は近5年で3頭いたが、3頭とも10着以下に大敗している。

また、レース上がり33.3秒の新馬戦を勝ったクリーンエコロジーは、昨年1番人気の期待に応えられず10着に敗退、レース上がり33.7秒の未勝利戦を快勝したキッズニゴウハンも、2番人気8着に敗れ去った。
近5年のAグループ好走馬6頭のうち、自身上がり33秒台前半をマークしていたのが06年1着のゴールドアグリだけだったことを考えると、自身上がり33秒台前半で勝ち上がってきた馬は割り引く必要があるかもしれない。

13.1 → 11.7 落差1.4秒 ゴールドアグリ
12.4 → 11.4 落差1.0秒 マイネルーチェ
13.4 → 11.8 落差1.6秒 ゴールドストレイン
12.6 → 11.6 落差1.0秒 セイウンワンダー
13.2 → 11.7 落差1.5秒 フローライゼ
13.0 → 11.7 落差1.3秒 レッドセインツ

さらに重要なのは、ラスト4→3ハロンで刻まれた加速ラップだ。
近5年でAグループから好走した6頭が経験してきたレースは、例外なくラスト4→3ハロンで落差1.0秒以上の加速ラップが刻まれていた。
ラスト3ハロンの持続力が問われるレースとは言え、やはり勝負どころで要求される急激なギアチェンジにも対応できなくてはならない、ということであろう。

これらを踏まえ、今年のAグループを洗い直してみると、レース上がり34秒台、最大加速ラップ1.0秒以上の条件を満たしているのは、ハッシュドトーンのみとなる。
しかし、【1】の『前走の舞台』項でも述べた通り、前走1800メートルからの臨戦馬は殆どが凡走に終わっており、積極的には買いにくい馬だ。
現在1番人気に支持されているジャスタウェイの新馬戦は、レース上がり33.4秒、自身上がり33.3秒、ラスト4→3ハロンでの加速も0.8秒止まり。
ほとんどの好走条件を満たしていないのだが、このレースは800〜1000メートル通過で13.2→12.2秒(落差1.0秒)の加速ラップが入っているため、安易に軽視することは出来ないか。

近5年で3着以内に好走した15頭のうち、過半数の9頭が芝1200〜1400メートルを経由してきたBグループの馬。
Aグループの中で好走条件を満たす馬がいない今年は、迷わずBグループに狙いを絞ってみたい。



■結論

シンデレラの童話は、貧しい家の娘が王妃となるサクセスストーリーだが、競馬の世界にも似たようなドラマは沢山ある。
今から21年前の9月8日、中京競馬場で1頭の牝馬がデビューした。
北海道の小さな牧場で生まれ、JRAが500万円で購入した抽せん馬である。

新馬戦(中京芝1000メートル)を58秒4のレコードタイムで勝利。
続くデビュー2戦目も危なげなく勝ち上がり、暮れのラジオたんぱ杯3歳牝馬Sに駒を進めた。
重賞クラスとは初対決だったため、8番人気という低評価だったが、函館3歳Sを制したミルフォードスルー、小倉3歳Sの勝ち馬テイエムリズム、さらには札幌3歳Sの覇者スカーレットブーケらを3馬身半差にチギり捨てる圧勝劇。
無名の牝馬は、一躍クラシックの主役に名乗りをあげた。

明けて4歳。
4歳牝馬特別(現在のFレビュー)では、単勝120円という圧倒的な1番人気に推されたが、ここでも後続を3馬身突き放す破天荒なパフォーマンスを披露。
昨年戦ったミルフォードスルーは牡馬相手にシンザン記念を勝ち、スカーレットブーケもクイーンCを制して、無事にクラシック1冠目の挑戦権を獲得。
他にも、ペガサスSで男たちを撫で切りにしたノーザンドライバーや、無敗でチューリップ賞を制したシスタートウショウなど、強力なライバルが桜の舞台に集結する。
そんな多士済々な顔ぶれの中、500万円の抽せん馬は単勝280円の1番人気に支持された。

しかし・・・
スタート直前に落鉄が判明。
蹄鉄を付け直そうとしたが、気性の荒い彼女はこれは断固として拒否し、十数分にわたって蹄鉄の装着を許さなかった。
テレビ中継の時間内にレースが収まらないことを懸念し、主催者側は落鉄したまま出走させることを決定。
当然、そんな状態で全力を発揮できるわけもなく、彼女は5着に敗れ去ってしまう。

レース前に落鉄が判明していたにも関わらず、それをファンに知らせなかったこと。
さらには、そのままの状態で競走馬を走らせたことなど、この事件でJRAはマスコミやファンから痛烈な批判を浴びる。
この騒動によって、『裸足のシンデレラ』と呼ばれた当事者の牝馬は、次走のオークスできっちり雪辱を果たし、クラシックの歴史にその名を刻んだ。

その名を、イソノルーブル・・・
20年の月日を超えて、彼女の孫が重賞の舞台に立つ。
彼も祖母と同じように、JRAブリーズアップセールにて830万円(お台450万円)で落札された馬。
決して高額馬とは言えず、重賞制覇を果たせば文字通り祖母同様、シンデレラのサクセスストーリーとなるだろう。

フランス語で怪物を意味する言葉を授けられた彼の名は、モンストール。

前項で分類したBグループの好走条件は4点。
前走上がり1位、前走レース上がり34〜35秒台、新馬戦勝ち、芝7ハロン1分22秒台。
Bグループでこれらすべてを満たすのは、モンストールただ1頭のみである。
自分の検証を信じて、ここは本命級の評価を与えたいところだが・・・◎はあえて別の馬に打ってみたい。


本命は、ダンスインザマミー。


真っ直ぐ走れない馬が、直千競馬で圧勝。
もうこれだけで、買う要素は十分だろう(笑)

確かに、新馬戦の勝ちタイム56.6秒は平凡。
しかし、前半3ハロン通過34.2秒のスローを考慮すれば仕方ない時計だ。
後方からの競馬になったが、これはスタート直後に口向きが悪くなったため。
決してスタートが遅かったわけではなく、ゲートは五分に出ていた。
序盤の遅れを取り戻すべく、鞭が入ったのは時計が20秒を示した地点。
レースラップの2ハロン通過が23.4秒、ダンスインザマミーの自身2ハロン通過は24.4秒なので、残り3ハロン地点よりも遥かに手前から仕掛けられていたことになる。
エンジンのかかりが遅く、仕掛けられてからも前をなかなか捕らえることが出来なかったが、スピードに乗ってからは一気に後続を突き放し、終わってみれば2馬身半差。

続くダリア賞は、少頭数にも関わらず、内ラチ沿いに固執したがために、直線で前を塞がれたことが最大の敗因。
徐々に加速しながらトップスピードまで持っていくタイプだけに、内回りの短い直線で行き場を失ったら致命的である。
それでも、馬場のいい外側から伸びてきた1、2着馬以外とは僅差。
07年2着のシャランジュは、ダリア賞0.6秒差6着から巻き返してきたし、昨年2着のマイネルラクリマも、ダリア賞0.4秒差で見限られての逆襲だった。
明確な敗因があっての0.5秒差なら、ダンスインザマミーとて見限るにはまだ早いだろう。

鞍上の大野騎手は、06年に11番人気のマイネルーチェを2着に持ってきた乗り役。
先週は11人気を2着に、今日の土曜日も7人気を2着、6人気を1着に導くなど、勝率や連対率などのアベレージこそ低いが、一発の期待値は誰よりも高い。
来る9月8日の誕生日を、ぜひとも重賞初制覇で飾ってほしいものだ。

昨年こそ、9番人気のマイネイサベルが勝ったが、本来は上位人気が勝利し、2着に二桁人気の爆穴が飛んでくるレース。
最初は7〜8番人気に甘んじていたモンストールも、徐々に支持を集めて現在4番人気まで浮上した。
これなら勝ち馬としての資格は十分だろう。


◎ダンスインザマミー
○モンストール


複勝
◎ダンスインザマミー
1万円

馬単
○→◎
1000円

ワイド
◎−○
4000円


コメント(10)

>いっちゃんさん

最近の柴田善騎手は、ナカヤマナイトの調教に乗るため、フランスと日本を行ったり来たりしているようで、多忙な生活を送っているとか。
今年は大舞台での活躍に期待したいところですが、その手始めに新潟2歳Sを勝ってくれると非常に助かりますね(笑)
ヒモに大野君が絡んでくれると、もっと助かります。
ダンスインザマミーもキャリア2戦ですね
自分はキャリア2戦の3頭からプレノタートを本命にしましたが、直前までダンスインザマミーとどちらにするか悩みました
最終的な決めてはダリア賞での人気でした
前走ダリア賞で入着した馬のダリア賞での人気は全て3人気以内だったので、ダリア賞で3人気だったプレノタートの方を選択しました

どちらかの本命が来るでしょう
そう思ってます
おはようございます。

私もモンストールが一番買いやすいかな…と感じました。
ですが、ここはもう一捻り。

◎クリッピングエリアはいかがでしょう。

ノブ屋さんの考察に当てはめると、少しずつ足りない感じですが…

楽しみですね。
>ゲンさん

出走各馬が使ったレースをざっと見た限りでは、一番長く脚を使えるのはおそらくダンスインザマミーでしょう。
ただ、ギアチェンジがすこぶる遅い上に、コーナーリングも苦手。
いかに直線が長い新潟外回りと言えど、前走のように3〜4角でモタれっ放しでは、追撃が間に合わないと思います。
陣営はこの中間、とにかく口向きの矯正に専念したとか。
その効果がどこまでレースに表れるか分かりませんが、最終コーナーをスムーズに回ることさえ出来れば、ダンスインザマミーの3着は堅いと確信しております。
>ドラぺいさん

今回、田中勝春騎手が乗って新馬勝ちした馬が3頭いますね。
ラフレーズカフェ、モンストール、そしてクリッピングエリア。
前者2頭は2着以下を3馬身以上突き放す圧勝、クリッピングエリアは古くからお世話になっている宗像&薗部の馬。
非常に悩ましい選択だったとは思いますが、カッチーの結論はラフレーズカフェでしたね。

時計的に言えば、同週にラフレーズカフェより0.4秒速い勝ちタイムをマークしたモンストールのほうがいいし、マイルを使ったクリッピングエリアも、稍重で1分36秒3は優秀だったと思います。
それなのに、カッチーが選んだのはラフレーズカフェ。
これがどうしても気になってしまいます(笑)
モンストールお見事でした!

好走馬の法則性を見つけ該当馬を炙り出ししっかりと結果を出す。来年も使えそうですねぴかぴか(新しい)
>オペラの定理さん

ありがとうございます。
先週からハンドルネームを、イソノルーブルの異名である『裸足のシンデレラ』にしていたことからも分かるように、最初はモンストールが本命でした。
しかし、いつもの悪い癖が出てしまい、途中から◎を勝つ馬ではなく、人気薄で2着に突っ込んでくる馬へ狙いを変えてしまいました(笑)
本当、もう何度同じ失敗を繰り返せば学習するのか・・・冷や汗
来年こそは、自分の検証を最後まで貫き、初志貫徹で的中させたいと思います!

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