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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュのオークス【1】/ラップ検証と桜花賞

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■ラップ検証

01年 12.2−11.3−11.7−12.3−12.9−12.9−13.1−12.7−12.1−12.3−11.2−11.6
02年 12.7−10.8−12.7−13.0−12.6−12.7−12.9−12.4−12.0−12.2−11.6−12.1
03年 12.6−11.1−12.3−12.6−12.6−12.7−13.1−13.4−12.7−11.5−11.1−11.8
04年 12.6−11.4−12.6−13.1−12.3−12.7−12.9−12.5−12.1−11.2−11.4−12.4
05年 12.6−11.3−13.2−13.1−12.9−13.4−13.1−12.6−12.2−11.5−10.9−12.0
06年 12.5−10.9−11.3−11.6−11.8−12.4−12.8−13.5−13.2−11.6−12.2−12.4
07年 12.6−11.0−11.6−11.8−12.1−12.8−12.7−12.5−12.4−11.8−11.4−12.6
08年 12.5−10.6−12.8−12.8−12.7−12.9−13.0−12.9−12.9−11.3−11.8−12.6
09年 12.4−11.3−12.3−12.5−12.5−12.5−12.6−12.6−12.6−11.7−11.1−12.0

まずはいつものように、過去10年のラップをチェックしよう。
オークスは、2400メートルと言ってもそのほとんどがスローゾーン(緩めのラップ)で構成されており、スピードが集約された部分が非常に少ない。
したがって、ここで問われる距離適性とはスタミナの有無ではなく、何よりも折り合いが重要となる。
折り合いさえつけば、マイラーでも十分好走が可能なレースだ。

オークスのラップ傾向は、大きく分けて2種類に分類される。
ひとつは、3ハロン目からいきなりペースが緩み、そのまま長いスローゾーンに突入する05年や08年型。
もうひとつは、4〜5ハロン目あたりまで早めのラップが続く06年や07年型。
過去10年では圧倒的に前者が多く、基本的には最初の1〜2コーナー(3〜4ハロン目)でペースが落ち着くため、それほど過酷な持久戦にはなりにくいようだ。

リトルアマポーラやアドマイヤグルーヴなど、『オークス向き』と言われた馬が馬券圏外へ消えてしまう傾向にあるのも、このあたりが原因なのだろうか。
そのかわりに浮上してくるのは、ジェルミナル(フェアリーS)、エフティマイア(新潟2歳S)、レジネッタ(桜花賞)、ローブデコルテ(紅梅S)、アサヒライジング(アネモネS)、ダイワエルシエーロ(クイーンC)など、マイル以下で高いパフォーマンスを示したがゆえに距離不安を囁かれた馬たちである。
フラワーCやフローラSの勝ち馬など、1800メートル以上のレースで活躍してきた馬は、意外と活躍が目立っていない。
長距離戦とはいえ、マイルで通用するだけのスピードは不可欠ということだろう。



■桜花賞

07年 12.7−11.6−11.4−12.1−12.0−11.6−10.6−11.7 1.33.7
08年 12.4−10.9−11.3−11.8−12.1−11.7−11.6−12.6 1.34.4
09年 12.4−10.8−11.7−12.0−12.2−11.7−11.6−11.6 1.34.0
10年 12.6−11.2−11.8−11.9−11.4−11.1−11.1−12.2 1.33.3

例年の桜花賞は、5ハロン目まで12秒台の中弛みが入り、ラスト3ハロンは11秒台の早いラップで押し切られる。
ところが、今年はペースを握ったオウケンサクラが早い上がり勝負を嫌い、加速を1ハロン前倒しにした。
5〜7ハロン目の3ハロン間で刻んだラップは33.6秒、本来上がり3ハロンで刻まれるべきラップが、ここで刻まれたわけだ。

聞くところによると、アンカツはレース前からこの流れにするつもりだったらしい。
序盤や中盤でペースが緩まないと息が持たない上に、切れる脚も使えないオウケンサクラにとって、おそらくこの4ハロンの持続ラップが限界ギリギリのパフォーマンスだったのだろう。
ラスト1ハロンの落ち込みがそれを物語っている。
最大の問題は、先行した1〜3着馬と後方から差し損ねた馬、どちらを上位に取るか。

36.0−59.2 → 34.1 1.33.3 05-04 アパパネ
35.6−58.9 → 34.5 1.33.4 01-01 オウケンサクラ
35.8−59.1 → 34.3 1.33.4 03-02 エーシンリターンズ
36.4−59.5 → 34.0 1.33.5 10-08 ショウリュウムーン
35.8−59.2 → 34.4 1.33.6 03-04 アプリコットフィズ
36.6−59.9 → 33.8 1.33.7 13-14 シンメイフジ
36.6−59.7 → 34.0 1.33.7 13-12 ギンザボナンザ
36.2−59.6 → 34.1 1.33.7 07-08 アニメイトバイオ
36.2−59.5 → 34.2 1.33.7 07-08 コスモネモシン
36.2−59.4 → 34.4 1.33.8 07-06 ワイルドラズベリー
36.4−59.6 → 34.6 1.34.2 10-08 タガノエリザベート
36.8−60.0 → 34.3 1.34.3 16-15 プリンセスメモリー
36.9−60.3 → 34.0 1.34.3 18-18 ステラリード

上がり最速はシンメイフジ(通過順13-14)の33.8秒、それに対して勝ったアパパネ(通過順05-04)が34.1秒、エーシンリターンズ(通過順03-02)が34.3秒。
先行した馬と後方で脚を溜めた馬の差が、わずか0.3〜0.5秒では届かないのも無理はないか。
ほぼ全馬が揃って上がり34秒台前半ということは、先行馬も差し馬もラストの余力にそれほどの差がなかったということ。
ラスト3ハロンを全馬がほぼ同じ上がりで走っているのだから、後ろの馬が前の馬を追い越せるわけがないのである。

だからと言って、それだけで先行有利のレースだったと判断するのは早計。
確かに、オウケンサクラは例年の桜花賞よりも1ハロン前倒しに仕掛けたわけだが、これによって後続の追い出しが遅れたわけではない。

たとえば、シンメイフジは3ハロン通過時でオウケンサクラの1.0秒後方にいたが、両者の距離は5ハロン通過時も変わらず1.0秒差だった。
もし、5ハロン目で刻まれた11.4秒にシンメイフジが出し抜かれたのであれば、5ハロン通過時の両者の位置関係はさらに離れていたはずである。
3ハロン通過時から5ハロン通過時まで、シンメイフジとオウケンサクラとのラップ差が0.1秒も変わっていないということは、シンメイフジも5ハロン目で11.4秒を刻んでいたということに他ならない。

ショウリュウムーンやギンザボナンザに至っては、3ハロン通過時よりも5ハロン通過時のほうがオウケンサクラとの距離が詰まっている。
エーシンリターンズも、レースラップが47.5秒を計時した直後にオウケンサクラを捕まえに行っているが、そこはまさにオウケンサクラが加速ラップを刻み始める5ハロン目。
改めて映像を見てみれば、ラップが早くなったラスト4ハロン地点で馬群がググっと固まり、ラスト3ハロン地点でほぼ横一線だった。
つまりは、例年より1ハロン早く仕掛けたのは先行勢だけではなく、後続もみんな同じタイミングで動いているのだ。

果たして、本当に桜花賞で後方から追い込んできた馬は、脚を余していたのだろうか?

全馬が同じラスト4ハロン地点で動き、その後もオウケンサクラとほぼ同じラップを刻んでいたとすれば、先行馬も後方待機勢もすべて11.4−11.1−11.1の3ハロンでスタミナのほとんどを消耗したはずだ。
つまり、そこからのラスト1ハロンは究極の持久戦。
先行勢や後方待機勢に関わらず、このラスト1ハロンで鋭く脚を伸ばしてきた馬こそ、速い上がりと持久力が要求されるオークスに最も向く馬ではあるまいか。

そして、今回もしかするとアパパネより人気になりそうなアプリコットフィズ。
彼女にとっても、その強さを出し切れるレースではなかったようだ。

12.6−11.1−11.8−12.2−12.6−11.8−11.0−11.6 新馬戦
12.3−10.6−10.9−11.2−11.8−12.6−12.4−13.0 フェアリー
12.4−11.0−11.6−12.1−12.1−11.7−11.4−12.1 クイーンC

アプリコットフィズがこれまで好走してきたレースで、中盤以降に11秒台前半のラップが2連発入ったレースは一度もない。
おそらくアプリコットフィズは、11秒台後半〜12秒台前半ぐらいのラップを休まず刻み続けるようなレースでこそ持ち味が活きるタイプであり、11.1−11.1のような早いラップには対応できないのだろう。
前項で述べたように、オークスもマイルで通用可能なスピードの持続力が要求されるレース。

血統的背景や長距離向きのイメージは魅力だが、このタイプの馬がオークスの舞台で好走するには、やはり08年ぐらい馬場が渋る必要があるようだ。
後半5ハロンで、11秒台のラップが一度しか刻まれないような展開になれば、アプリコットフィズが浮上する可能性も出てくるが、現在の高速馬場でそれを望むのは酷か。

とまぁ、これらはいつものように私の勝手な思い込みなので、騙されないように気をつけましょう(笑)
誤解しないでほしいのは、差し損ねた追い込み馬を軽視すると言う意味ではなく、楽な展開からの前残りではないのだとすれば、上位争いを演じた先行馬を不当に割り引く必要はないのではないか、ということです。

コメント(16)

ウインク出走馬も確定していませんが...

桜花賞のレースを見る限り距離が伸びてよさそうな馬!

上がり最速の33.8のシンメイフジと言いたい所ですが、外へ持ち出してふり無くの時計...

それより直線不利があっての上がり34.0の2頭!

▲ショウリュウムーン
△ギンザボナンザ

まずこの2頭に印を付けたいと思います!!

○は堅実なアパパネ!

◎は出走できれば距離が伸びて1番力を出せそうなあの娘で勝負したいと思います指でOK

血統からしても良さそうなフレンチデピュティ(SS)のあの娘ですウインク
>紗亜【夏に向けて…】さん

ほとんどが私の思い込みなので、どこまで正しいかは分からないんですけどね(笑)
ボクの感触だと、全馬がスタミナを消耗し尽くしたあと、最後に自力でもうひと伸びしてくるのがショウリュウムーンだと思います。
オークスは、それなりに速い上がりが要求されるレースではありますが、尻上がりのラップを描いてフィニッシュするのではなく、必ずと言っていいほどラスト1ハロンが12秒台まで落ち込みますからね。
今年も例年のような質感になるのなら、まさに桜花賞で要求されたような資質が活きるんじゃないかと思いました。

>アペゼシェフさん

07年
桜花賞上がり1位 → オークス1着 ローブデコルテ

08年
桜花賞上がり2位 → オークス3着 レジネッタ
桜花賞上がり9位 → オークス2着 エフティマイア
桜花賞上がり4位 → オークス1着 トールポピー

09年
桜花賞上がり1位 → オークス1着 ブエナビスタ
桜花賞上がり2位 → オークス2着 レッドディザイア
桜花賞上がり3位 → オークス3着 ジェルミナル

阪神改修後の近3年は、すべて桜花賞組からオークス馬が誕生。
しかも、その中で上がり最速やそれに近い脚で差してきた馬が、着順に関わらずオークスで好走を果たしてるようです。
そういう意味では、桜花賞で上がり最速をマークしたシンメイフジや、不利がありながら上がりがわずか0.2秒差だったショウリュウムーン、ギンザボナンザは期待できそうですね。

ただ、今年の桜花賞は他の3年と違って、1ハロン前倒しに仕掛けられたということは重要だと思います。
実質的な追い出しが5ハロン目だとすると、オウケンサクラは5〜7ハロンの間で33.6秒をマークしているし、これを番手から捕まえに行ったエーシンリターンズも近い時計を刻んでいたはず。
つまり、先行していた馬も不当に評価を下げる必要はないんじゃないか、ということですね。

もしかして、アペゼシェフさんの◎って、アマファソンですか?
私はいつもJRAのHPの情報しか分からないのでどの馬が対象とか無知なんですが...

登録馬の馬柱をチェックして“自分流”に印付けたのですが、出れますかね?

フランス語で“自分流、私らしく”=アマファソン!そうです◎

前走、前々走のVTRと上がりタイムを見る限り、まだ底を見せていない余裕があるように思えるのですが...

オウケンに関しては東京の直線で坂を上ったあたりまで先頭にいてもそこからが...素人の直感だけです(すいません)

×エイシンリターンズは福永騎手と言うことで押さえもしくは軸にしようかと...

穴でコスモネモシン、トレノエンジェル、ブルーミングアレー、雨or渋ればソウルフルボイス、モーニングフェイスなんかどうでしょうか?(出走できるか知りませんが...)

アニメイトバイオ、アプリコットフィズは思い切って馬券から美容院


>いっちゃんさん

最初に桜花賞の検証をしたときは、オークスにリンクしないレースだと思ったんです。
でも、単純な前残りではなく、瞬発力を駆使したあとの持続性が全馬に問われたレースだったとすれば、オークスに向けて内容の濃い一戦だったような気がしてきました。

とは言え、やっぱりまだ自分の見解に自信が持てません(笑)
以前の私なら『オークス向き』のアプリコットフィズを◎に抜擢したでしょう。あの時のリトルアマポーラも世間と同調するかのように「これは来るべ」ということから◎でした。ちょっと違う見方が出来ている今に、あぁ成長したんだなぁと我ながら思っているところであります。

ヒューマニズムからはあのときネオユニよりもエイシンを選んだ、義理高い男・福永に期待するところではあります。

ただ現時点、全くなにも考えていないのが事実です(笑)
>アペゼシェフさん

ボクも雑誌からの情報しかないんですが、アマファソンは今のところ除外対象のようです。
ただ、キャンセル待ち3番目ぐらいなので、もしかすると出走できるかもしれません。
確かに、まだ眠っている素質がありそうな馬ですよね。

よくよく調べてみると、桜花賞はオークスにも繋がりそうなレースだという見解に至りました。
しかし、オウケンサクラは桜花賞で見せたパフォーマンスがおそらくギリギリ。
あれ以上継続して脚を使うことは出来ないだろうし、あれ以上速い脚も使えないでしょう。
桜花賞で見せたギリギリの武器を、どうやってオークス好走に繋げていくかは、ひとえに鞍上次第だと思います。
アンカツなら、あれをオークスにリンクさせてしまいますかね・・・

今回、私はいたって素直な予想になりました。
今回は管理人さん当たるね。


皐月惨敗した馬を狙うらしいダービーははずしそうですが。


◎オウケン

〇ショウリュウ

☆ブルーミング
>帰って来たオペラさん

桜花賞を負けた『オークス向きの馬』って、結局オークスでも走らず、なぜか秋華賞とかエリザベス女王杯を勝ったりしますよね。
やっぱり、オークスって桜花賞に近いスピードが求められるんでしょうか?

私も今回はあまり深く考えていません。
桜花賞が瞬発力→持久戦だったと仮定すると、他のレースとの整合性がとれそうなので、この方向で行こうと思っただけなんです。
今週は気楽に予想したいですね。
>腹黒いふくうまさん

ダービー資金を稼ぐために、ここで軽く当てておきたいのは本音ですが、変に余計な運を使うぐらいなら、いっそのこと外れてもいいかなって思ってます。

やっぱり、バシっと当てるなら、オークスよりダービーのほうがいいですからね。
ただ、いい加減な予想はしません。
いつものノブ屋流で頑張ります!
>久坂玄瑞さん

いやぁ、実は今年もいい感じのモンテクリスエスを見つけてしまったので、もしかするとダービーも駄目かもしれませんよ?(笑)
さすがに、そういう馬をダービーで◎にすることの愚は2年前に学んだので、軽くヒモで買う程度にしますけどね!

それにしても、オークス。
何であの馬は、あんな人気ないんでしょうね?
重賞じゃないけど、3歳牝馬最大の出世レースも勝ってるというのに。
>キングさん

いつも枠順ありがとうございます!
最初は私も、枠順を見てガッカリしてしまったんですが、よくよく考えてみたら逆に良さそうかもしれないと思い直しました。

アプリコットフィズは、馬だけなら軽視できるんですけど、四位に乗り替わりっていうだけで、がぜん怖くなりましたね。

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