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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの日本ダービー【2】/皐月賞を検証する

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2004年 59.7−24.5−34.4 1.58.6 ダイワメジャー
2005年 59.6−25.1−34.5 1.59.2 ディープインパクト
2006年 60.0−24.2−35.7 1.59.9 メイショウサムソン
2007年 59.4−24.6−35.9 1.59.9 ヴィクトリー
2008年 61.4−25.1−35.2 2.01.7 キャプテントゥーレ
2009年 59.1−24.0−35.6 1.58.7 アンライバルド

今年を含む近6年の皐月賞で刻まれたラップを比較してみた。
左から、前半5ハロン通過、中盤2ハロン、上がり3ハロン、勝ちタイムを表している。
今年の勝ち時計1分58秒7は、高速馬場だった2004年にわずか0.1秒差という驚異の時計。

卯月S
2004年 57.8 → 35.0 1.32.8
2005年 58.2 → 34.8 1.33.0
2006年 59.3 → 35.2 1.34.5
2007年 58.1 → 35.4 1.33.5
2008年 58.5 → 36.0 1.34.5
2009年 57.6 → 35.9 1.33.5

同日に行われた卯月S(古馬準OP/芝1600)を馬場差の指標にすると、やはり2004年が最も時計の出やすい馬場だったようだ。
今年の馬場状態は、2007年に近いコンディションだったらしく、2004年より若干時計がかかっている。
と言うことは、今年の皐月賞を制したアンライバルドは、少なくとも中山芝2000におけるパフォーマンスは、近6年で最強と言っても過言ではないだろう。
まぁ、時計レベルとしてはそれぐらい破格の数字だったわけだが、今年の皐月賞で最も重要なのは時計レベルではない。

2004年 59.7−1.12.2−1.24.2−1.35.8−1.47.1−1.58.6 
2005年 59.6−1.12.2−1.24.7−1.36.5−1.47.9−1.59.2
2006年 60.0−1.12.0−1.24.2−1.36.0−1.47.7−1.59.9
2007年 59.4−1.11.7−1.24.0−1.35.6−1.47.6−1.59.9
2008年 61.4−1.14.2−1.26.5−1.37.7−1.49.2−2.01.7
2009年 59.1−1.11.2−1.23.1−1.34.9−1.46.6−1.58.7

前半5ハロン以降でマークされた通過タイムを比較してみた。
1000メートル通過時点では例年より少し早い程度のラップだが、6ハロン通過以降から徐々に他の年と比べて早くなっていっているのが分かるだろうか。
今年の1200メートル通過ラップは1分11秒2だが、近6年で1200メートルを1分11秒台で通過したのは2007年のみ。
7ハロン通過1分23秒1というラップが、どれだけ破天荒な数字であるかは、上記の時計比較からも一目瞭然であろう。
つまり今年の皐月賞は、本来緩むべき中盤の6〜7ハロン目で、ペースがまったく落ちなかったのである。
この2ハロン間に息を入れられなかったことが、先行勢壊滅の最大の要因だ。

2004年 59.7−24.5−34.4 1.58.6
2005年 59.6−25.1−34.5 1.59.2
2006年 60.0−24.2−35.7 1.59.9
2007年 59.4−24.6−35.9 1.59.9
2008年 61.4−25.1−35.2 2.01.7
2009年 59.1−24.0−35.6 1.58.7

例年の皐月賞なら、テンが早くなると6〜7ハロン目の中盤2ハロンが必ず緩んでいた。
中山芝2000メートルはコーナーが4回あるため、最初のコーナーまでの先行争いが激化したとしても、1〜2角か向こう正面で必ず息を入れるポイントがあるはずなのだ。
ところが今年は、序盤で早いラップを刻んでいた上に、向こう正面を向いてもペースが一向に落ちなかったのである。

35.3−59.7−1.24.2 → 34.4 1.58.6 
35.0−59.6−1.24.7 → 34.5 1.59.2
35.6−60.0−1.24.2 → 35.7 1.59.9
35.5−59.4−1.24.0 → 35.9 1.59.9
36.2−61.4−1.26.5 → 35.2 2.01.7

36.1−60.4−1.24.1 → 34.6 11-11-12-09 アンライバルド

過去5年で刻まれた、3ハロン、5ハロン、7ハロン通過ラップ、レース上がり、勝ちタイムと、今年の皐月賞でアンライバルドが刻んだ自身ラップを比較してみた。
前半5ハロン通過までは、例年の逃げ馬が刻むラップのほうが明らかに早いが、7ハロン通過ラップになるとほとんど時計差がない。それどころか、アンライバルドの自身ラップのほうが早いぐらいである。
つまり、アンライバルドが7ハロンを通過するときにいた位置こそ、例年の逃げ馬が走っている位置ということだ。
7ハロン通過地点と言えば、ちょうど3コーナーを回り終えるぐらいのポイントだが、アンライバルドはその時点で12番手の位置。
と言うことは、例年の逃げ馬が刻むべきラップよりも早いペースを刻む馬が、実に11頭もいたのが今年の皐月賞である。

つまり、ハイラップを刻んで先行したグループが壊滅するのも当然の展開だった、ということだ。
本来、後方で待機している馬というのは、自らが仕掛けて加速し、前を行く馬を捉えに行かねばならない。
ところが、皐月賞では先行グループが勝手に失速してきたため、無駄な加速を必要とすることなく、先団に取り付くことができたのである。
したがって、上位陣と下位陣とは着差ほどの能力差はなかったと言えるし、この前後のバイアスに関しては、すでに多くの人が認識している事実。
だからこそ、その皐月賞で先行したロジユニヴァースやリーチザクラウンが、2、3着馬よりも人気になっているのだろう。

1.24.1 → 34.6 1.58.7 アンライバルド
1.24.5 → 34.4 1.58.9 トライアンフマーチ
1.24.3 → 34.7 1.59.0 セイウンワンダー

1.24.7 → 33.9 1.58.6 ダイワメジャー
1.25.0 → 33.8 1.58.8 コスモバルク

1.25.2 → 34.0 1.59.2 ディープインパクト

しかし、ボクにはもう一つ解せない点がある。上位陣の上がりの早さだ。
今年の皐月賞で、アンライバルドやトライアンフマーチが刻んだ自身ラップは、過去のダイワメジャー、コスモバルク、あるいはディープインパクトがマークした時計を凌駕している。
つまり、このことから考えられるのは、今年が2005年並の高速馬場だったか、あるいはディープインパクトに匹敵する能力の持ち主であるか。

卯月S
2004年 57.8 → 35.0 1.32.8
2005年 58.2 → 34.8 1.33.0
2009年 57.6 → 35.9 1.33.5

前述したように、皐月賞当日に行われた卯月Sのラップ比較から、今年の馬場は例年に比べて特別時計の出やすい状態でなかったことは明白。
前半5ハロン通過が高速馬場の2004年とほぼ同じで折り返しながら、上がりで0.9秒も劣ったということは、少なくとも2004年より1.0秒近く時計のかかる馬場だったことになる。
かと言って、今年の皐月賞上位3頭が、すべてディープインパクトに迫る能力だったかと言うと・・・?

1.24.1 → 34.6 11-11-12-09 アンライバルド
1.24.5 → 34.4 18-18-16-16 トライアンフマーチ
1.24.3 → 34.7 12-12-14-15 セイウンワンダー
1.24.5 → 34.9 16-16-16-09 シェーンヴァルト

1.27.0 → 34.7 03-03-02-01 ベルモントルパン
1.27.8 → 34.0 11-12-10-11 ワイルドコンコルド

同日に行われた鹿野山特別(古馬1000万下/芝2000)の1、2着馬がマークした1400メートル通過ラップ、自身上がりと比較してみてどうだろう。
鹿野山特別の勝ち馬ベルモントルパンは、1400メートルを1分27秒ジャストで通過し、そこから上がり34.7秒の脚を駆使して後続の追撃を振り切った。
後方から猛追して2着したワイルドコンコルドなど、1400メートル通過がアンライバルドより3.7秒も遅いのに、上がりはわずかに0.6秒勝っただけである。

同日の袖ヶ浦特別(古馬1000万下/芝1200)も、前半3ハロン33.9秒の流れからマークされたレース上がりは34.6秒。
このレースで上がり最速33.8秒をマークしたロイヤルタバスコは、前半3ハロンを35.1秒の遅さで通過していた。
つまり、この日の芝で叩き出せる上がりは、いかにスローペースに落とそうと、このあたりが限界だったということだろう。

よくよく考えれば、馬場差の指標として利用した卯月S。
あのレースで、ほぼ全レースラップを担っていた勝ち馬ショウナンラノビアは、終始馬場の内側を通っていた。
馬場の真ん中から内側は例年並の時計の出方だったが、外側は違う・・・?
もし仮に、外側だけが高速化した馬場だったとしたら、一瞬しか脚が使えないはずのアンライバルドが、比較的早いラップを連発できた事実も頷けるのだが・・・

コメント(48)

>ツッチーさん

リーチザクラウンに関しては、きさらぎ賞からのぶっつけというローテーションも大きかったんじゃないでしょうか?
いくら稽古で乗り込んでいたとは言え、2ヶ月ぶりの実践が先行馬総崩れのレースですから、なかなかに厳しかったかもしれません。

ただ、解せないのは皐月賞のラップなんですよね。

皐月賞の質感は、1994年に求めてしまいました。

2002年のほうが近いのかな?
確かに、きさらぎ賞からのぶっつけだった事は大きかったかと思います。

だから皐月賞で人気でも、連下候補としては考えていませんでした。

ノブ屋さんが解せない皐月賞のラップ、非常に興味があります。
ハナ太さん>

リーチは逃げたレース、連対100%ですね。
きさらぎ賞馬とダービーも、相性良いみたいだし。

調教師もポジションどうこうではなく、いかにリラックスして走れるかが一番のポイントとコメントしてます。

必ずしも逃げ馬がダメって事はないと思うし、折り合えれば・・・
>たおるさん

いやぁ、いろいろな方の話を聞いていると、どうも2002年とは違うみたいです。

ただ、2002年の皐月賞でタニノギムレットが刻んだ自身ラップって、数字上は今年のアンライバルドに似てるんですよね。
加えて、今年の青葉賞でアプレザンレーヴが刻んだラップは、シンボリクリスエスに似てる。

そして、あの年のダービーは先行馬が残っていませんでした。
つまり、長距離適性よりもマイル〜2000あたりで要求される資質が問われるダービーだったのではないかと思ったんですね。

まぁ、府中改修前のダービーは、あまり先行馬が残っていないので、気のせいかもしれないんですが・・・考えてる顔
>ツッチーさん

今年の皐月賞って、過去20年遡っても2002年、2004年に次ぐベスト3の勝ちタイムです。
あのディープインパクトを0.5秒も凌いでるんですから、かなり早い時計ですよね。
ただ、この早い時計が高速馬場の恩恵によるものだとすると・・・つまり、2002年や2004年と同じような馬場状態だったとすれば、あんなに先行勢が総崩れになるはずがないんです。
前が止まらない異常な高速馬場でハイラップを刻めば、逆にトラックバイアスの恩恵を大きく授かることができるので、先行勢が残るんですね。

2007年 59.4 − 1.11.7 − 1.24.0 − 1.35.6 − 1.47.6 − 1.59.9 ヴィクトリー
2009年 59.1 − 1.11.2 − 1.23.1 − 1.34.9 − 1.46.6 − 1.58.7 アンライバルド

例えば、今年の皐月賞を逃げたゴールデンチケット。
4角ではまだ先頭にいたので、中山の直線310メートルを差し引けば、少なくとも1マイル通過時点まではゴールデンチケット自身が刻んだラップだったことになります。
ゴールデンチケットは、2007年のヴィクトリーより1400通過時で0.9秒、1600通過時で0.7秒早いラップを刻んでいました。
そこから更に自身ラップは落ち込むわけですが、最終的に走破タイムがヴィクトリーからわずか0.4秒差だったことを考えると、今年の皐月賞はそれほど例年と比べて馬場差はなかったんじゃないか、と思ったんです。
少なくとも、ゴールデンチケットが通ってきた馬場の内側に関しては・・・。

そして、逃げ馬がマークした上がりと、上がり最速馬の時計差ですね。
今年は、ゴールデンチケットの37.2秒に対して、上がり最速のトライアンフマーチ(通過順18-18-16-16/2着)が34.4秒。
2006年のステキシンスケクンが同じく37.2秒で、上がり最速のサクラメガワンダー(通過順16-16-15-13/6着)が34.6秒。

これらをひっくるめて考えるとですね。
今年の皐月賞は、2006年や2007年とほぼ同じ馬場状態で行われていたのではないか、という推測ができるんです。
にも関わらず、今年は2006年のメイショウサムソン、2007年のヴィクトリーがマークした勝ちタイム1分59秒9を、実に1.2秒も上回る時計を示しました。
4着シェーンヴァルトでさえ、サムソンより0.5秒早いタイムなんですよねぇ。

素直にアンライバルドの強さを認めてしまいたいのですが、いかんせん2着以下に連れてきた馬たちのスペックを考えると、どうにも素直になれないんです・・・
>ハナ太さん

ボクが師匠と仰ぐ方の日記にも書いたんですが・・・

12.8−11.3−12.3−12.9−12.4−12.1−11.3−11.4−12.3 1.48.8 アサクサキングス
12.8−11.0−12.3−12.5−12.2−12.1−12.1−11.8−12.0 1.48.8 レインボーペガサス
13.0−11.5−11.9−12.7−12.6−12.2−11.8−11.1−12.1 1.48.9 リーチザクラウン

2007年 61.7 → 12.1−11.3−11.4−12.3
2008年 60.8 → 12.1−12.1−11.8−12.0
2009年 61.7 → 12.2−11.8−11.1−12.1

昨年、一昨年と、きさらぎ賞連対馬からダービー2着馬が出てますから、確かに今年も無視できませんよね。
ただ、2008年のスマイルジャックは、通過順06-04から上がり35.0秒で0.1秒差2着に浮上してるんです。
アサクサキングスの上がりが35.0秒、リーチザクラウンの上がりも35.0秒・・・
これは果たして、偶然か否かウッシッシ
アンライバルドなあ。簡単に2つ勝たせてもらえるかね。あの皐月勝たせてもらったくらいで。 3着くらいならまあって感じするけどな。

リーチはあの武の泣きはなんなのか。距離か? 思い切って消したいなあ。気性的にもどうかね。

この2頭以外の1着をかんがえていきます。
>ツッチーさん

本当は、結論トピックで書こうと思ったんですが、ボクもきさらぎ賞には注目していました。
それは昨年、尊敬するマイミクの方々が教えてくれたからであって、ボクが発見したわけではないんですけどね。

61.7 → 35.0 1.48.8 アサクサキングス
62.0 → 35.0 1.48.9 スマイルジャック
61.7 → 35.0 1.48.9 リーチザクラウン

きさらぎ賞連対からダービー好走に繋げた彼らの自身ラップを比較してみました。
前半5ハロン通過、上がり、走破タイム・・・すべてが同じなんですよ。
何とな〜く、今年のダービーが見えてきたでしょう?ウッシッシ

でもね、さすがに府中で先行押し切りは難しい。
アサクサキングスも、スマイルジャックも、あと一歩のところで切れ者に差されてるんです。
今年、ウオッカやディープスカイに該当する馬と言えば・・・もう1頭しかいませんわな。

ただね、↑でマーベラスさんも仰ってるように、この2頭は気性に問題を抱えてるんですよね。
流れがスローになったとき、どこまで我慢できるか。
>マーベラスさん

アンライバルドは、血統表を見ると近親にあのヴィクトリーがいるんですね。
アンライバルド自身、かなり気性が激しい馬みたいで、皐月賞んときはたまたま落ち着いてたのかな?

まぁ、ダービーは運のいい馬が勝つと言われているぐらいですから。
アンライバルドが勝つ運命にあるのなら、おそらく当日は今までで一番の落ち着き方だろうと思います。
それは、リーチにしても同じことですけどね。
きさらぎ賞で1〜3着に入った馬のダービーでの成績、かなり良いですね。

過去10年を調べたら、1〜3着馬のダービーへの出走がなかったH12年とH14年、そしてH17年を除いて毎年馬券の対象になっています。

H17年にしても、4着だったシックスセンスがダービーで3着ですから。

データだけで見れば、リーチは買いですね。
>ツッチーさん

そうですね。
あとは、気性の問題をどうクリアするか。これはもう運の要素も大きいので、何とも言えませんが・・・

皐月賞で一級の切れ味を見せたフサイチホウオー、それを逃げ切ったヴィクトリーが、ともに折り合いを欠いて惨敗したダービーもありましたから。

今年に限ってあんなひどいことはないかな?
実は似たようなアプローチをしてました。
スマイルジャックのきさらぎとスプリングSと
アサクサキングスのきさらぎから近い構成を感じていました。

合致する馬が意外と見つからないんです・・・

自分は、皐月賞からは まったく逃げ展開ができなかった
リーチかロジのどちらかが来ると思ってます。

距離不安からロジの人気が落ち気味。
逆にリーチの方が人気になりそう。武豊ですしね。

ヒモとして、アイアンルックとアントニオバローズを考えてます。

セイウンワンダー、ナカヤマフェスタも有力そう。
アンライバルドもいるでしょうね。

今年のスマイルジャックになるのは、ジョーカプチーノだと思ってます。

日本ダービーは2400mですけど、どうも1600mとの相性がいい。

追が1着、逃げ2着が多い。

騎手は、武豊・小牧・角田・アンカツ が、レースとの相性がいい。
>たおるさん

そうですね。
はっきり言ってしまえば、経由するレースは必ずしもきさらぎ賞じゃなくていいと思います。

昨年の菊花賞でフローテーションに◎を打ったときも、その出発点はマイミクさんから頂いた『きさらぎ賞で上位争いをした馬は長距離で走りやすい』というヒントでしたから。
ただ、今年の3歳世代が走ってきた京都芝1800メートル戦は、あのときの萩Sみたいなレースがありませんね。
となると、やはりきさらぎ賞が最も期待値の高いレースになりますが・・・

07年 12.2−11.2−12.1−11.6−12.3−12.3−12.3−11.6−12.0−12.3 
09年 12.1−10.8−11.9−12.1−12.2−12.1−11.9−11.8−11.7−12.1

卯月S
07年 58.1 → 35.4 1.33.5
09年 57.6 → 35.9 1.33.5

例えば、一昨年の皐月賞で刻まれたラップを振り返ってみます。
皐月賞当日に行われた卯月S(古馬準OP/芝1600)を馬場差の指標にすると、今年と一昨年は時計の出方に大きな差がありませんでした。
全体時計では1.2秒も時計差が生じているので、まったく同質のレースとは思えませんが、1ハロンごとに刻まれたラップを分解していくと、それほど大きなラップ差がないんですね。
どちらも、一貫して12.0秒前後のラップが最後まで持続しており、いわば同質のレースだったと言えます。
それなのに、2007年は逃げた2頭が残って、今年は先行勢がすべて呑み込まれた・・・なぜ?

1.24.0 → 35.9 1.59.9 02-01-01-01 ヴィクトリー
1.24.2 → 35.7 1.59.9 01-02-02-02 サンツェッペリン
1.24.8 → 35.4 2.00.2 03-03-03-03 メイショウレガーロ

2007年は、逃げた2頭が後続を引き離していたからです。
1400メートル通過時で、先頭のヴィクトリーから3番手のメイショウレガーロまでは、0.8秒差も開きがありました。
後続が前の2頭を捕え切れなかったのは、驚異的なスタミナで粘られたからではなく、仕掛けが遅れてしまったからですね。
つまり、アサクサキングスを含む3番手以降にいた馬は、瞬発力勝負に近い競馬を余儀なくされていたことになり、持続ラップが得意なアサクサキングスが敗退したのも頷けるわけです。
ところが、今年のリーチザクラウンはちょっと違うんですよね。

34.8−59.1−1.23.1 → 37.2 01-01-01-01 ゴールデンチケット
35.3−59.4−1.23.2 → 37.2 07-03-02-03 リーチザクラウン
35.4−59.8−1.23.6 → 37.0 07-06-06-05 ロジユニヴァース
36.1−60.4−1.24.1 → 34.6 11-11-12-09 アンライバルド
36.3−60.5−1.24.3 → 34.7 12-12-14-15 セイウンワンダー
37.0−60.7−1.24.4 → 35.7 17-17-16-16 フィフスペトル
36.8−60.8−1.24.5 → 34.9 16-16-16-09 シェーンヴァルト
37.2−60.9−1.24.5 → 34.4 18-18-16-16 トライアンフマーチ

これは、皐月賞に出走した馬の、前半3ハロン通過、5ハロン通過、7ハロン通過時の自身ラップを比較したものです。
リーチザクラウンは、前半5ハロン通過の時点では2007年のヴィクトリーと同じ59.4秒のラップを刻んでいましたが、1400メートル通過時は0.8秒も早いラップを刻んでるんですね。
つまり、彼の場合はアサクサキングスのような切れ負けによる敗退ではなく・・・。

ちなみにアンライバルドは、1400メートル通過をヴィクトリーとほぼ同じ1分24秒1で通過しながら、上がりで1.1秒も勝っていたんですね。
セイウンワンダーもフィフスペトルも、さらにはシェーンヴァルトも、とにかく今年の皐月賞で後方から追い込んできた馬たちは、2007年の勝ち馬を遥かに凌駕するパフォーマンスを見せたことになるんですけど、これってどうなんでしょうか?
>まことさん

リーチとロジは、ダービーを意識するあまり、折り合いに重点を置きすぎましたよね。
それでも結局は、2007年と同じ馬場状態にも関わらず、ヴィクトリーより早いラップを刻んでしまう結果となってしまいました。

59.4−1.24.0 → 35.9 1.59.9 02-01-01-01 ヴィクトリー
59.1−1.23.1 → 37.2 2.00.3 01-01-01-01 ゴールデンチケット
59.4−1.23.2 → 37.2 2.00.4 07-03-02-03 リーチザクラウン
59.8−1.23.6 → 37.0 2.00.6 07-06-06-05 ロジユニヴァース

こんなレースをした後に、距離が400メートルも伸びるダービーで折り合えるとは思えないのですが、ユタカは本気で逃げる気なんでしょうか?
先頭に立って前に馬がいない状態にすると落ち着く馬もいるみたいなので、リーチがそのタイプなら意外と落ち着きそうですが・・・

ジョーカプチーノがスマイルジャックですか?
う〜ん、今年は意外なヤツがスマイルジャック役になると思うんですよ。
例えば、前走ハイペースで追い込んだ馬が、ペースの落ちるダービーで先行して粘っちゃうとか。
週間天気は…
土曜まで雨
日曜は曇り

ダービーは良馬場でやらせてあげたいよなぁ
1度限りのダービーだから電球

水捌けのいい東京とはいえ、
土曜と日曜の馬場を見て再検討って感じになるかもですね。

あまりのトピずれで申し訳ないですm(__)m
ナカヤマフェスタはどうでしょう?

調教抜群で一変まであるとか。
>やまさん

1992年 1 → 16 → 5人気  ミホノブルボン
1998年 1 → 14 → 15人気  スペシャルウィーク
2001年 1 → 3 → 11人気  ジャングルポケット
2003年 1 → 3 → 7人気  ネオユニヴァース
2006年 1 → 4 → 7人気  メイショウサムソン

でも、稍重以上に渋った時のダービーって、1番人気がパーフェクトに勝ってるんですよね。
それと同時に、けっこうな人気薄が馬券に絡んでます。
ダービーの威厳を落とすことなく、それなりの波乱も期待できるみたいですよウッシッシ

ただ、良馬場でやれるに越したことはないでしょうけどね。
>まことさん

1997年1着 → 2人気14着 キングヘイロー
1998年1着 → ―不出走― アドマイヤコジーン
1999年1着 → 5人気6着 ジョウテンブレーヴ
2000年1着 → ―不出走― タガノテイオー
2001年1着 → ―不出走― アドマイヤマックス
2002年1着 → ―不出走― ブルーイレヴン
2003年1着 → 6人気14着 アドマイヤビッグ
2004年1着 → ―不出走― スムースバリトン
2005年1着 → 10人気8着 フサイチリシャール
2006年1着 → 1人気7着 フサイチホウオー
2007年1着 → ―不出走― フサイチアソート

東京スポーツ杯を制した馬のダービー成績を振り返ってみましたが、あまり成績良くないみたいですね。
不出走が多いし、その後のローテーションもまちまちなので、何とも言えないんですけど。
ただ東スポ杯って、切れ味タイプが持続型に負ける傾向にあるんですよね。

アドマイヤマックスなんかも、後にスプリントG1を勝つぐらいだから、瞬発力勝負よりもタフな流れで差してくるタイプの馬だったんでしょう。
だから、皐月賞まではけっこう好走できるんですけど、ダービーで一気に着順を落とす馬が多いのかな?

同じ距離の共同通信杯は、なぜか切れ味タイプの馬が勝ってるんですけどね。
東スポ杯1着→共同通信杯2着→皐月賞敗退は、過去にフサイチリシャールが該当しますが、彼の場合は共同通信のあともスプリングSを使ってますから、ナカヤマフェスタとは仕上がり具合も違っていたはずです。

35.5−60.2−1.23.8 → 36.3 05-06-08-05 ナカヤマフェスタ
36.1−60.4−1.24.1 → 34.6 11-11-12-09 アンライバルド

皐月賞では、5ハロン通過時でアンライバルドよりわずか0.2秒、1400通過時も0.3秒しか早いラップを刻んでいなかったにも関わらず、上がりで1.7秒も負けてました。
仮に前走が仕上がり途上だったとして、今回メイチで仕上げてくるのは当然でしょうが、果たしてどこまでこのパフォーマンスの差を埋めることができるか、でしょうね。

61.7 → 33.8 1.47.7 ナカヤマフェスタ
62.3 → 33.4 1.47.7 ブレイクランアウト

東スポ杯で刻まれたブレイクランアウトとの自身ラップを比較するに、同じ位置からの切れ味勝負で果たしてブレイクランアウトを競り落とせたかどうか・・・。
正直、ボクにはこのナカヤマフェスタが持続型なのか、瞬発型なのかが分かりません。
分からないということは、どっち付かずと言うか、中途半端だってことなのかな〜とも思ったり。
ダービーで買おうと決めてたベストメンバーが骨折で回避…好きな馬だけに残念です。

先行馬は皐月賞と変わらずアーリー、ゴルチケ、リーチといるので、やはり流れは例年より早くなるのでしょうか。
皐月の再現を嫌って、他の馬が番手以降を追走、リーチザクラウンが楽にハナを奪ってしまったらリーチも怖いかなーとか思っています。
リーチは一円も買わないつもりですが…


今回もトップカミング3着固定の3連単を買ってみようかな…
>エスポワール実嶺さん

皐月賞で刻まれたラップって、確かに例年より少し早かったんですが、先行勢の上がりが37秒台まで落ち込むほどのペースではなかったと思うんですよね。
そこの一点だけが解せないんですわ。
皐月賞の考察に関しては、マイミクさんとも何度か議論して、見解が二転三転したんですけど・・・どうもまた違う結論に至りそうだなぁ。

2006年 59.4−1.24.0 → 35.9 1.59.9
2007年 60.0−1.24.2 → 35.7 1.59.9
2009年 59.1−1.23.1 → 35.6 1.58.7

まぁ、それは置いておいて、ダービーのペースでした。
今年の皐月賞は、テンが早かったというよりも、中盤が緩まなかったんですよね。
5ハロン通過は、サムソンの年とヴィクトリーの年と同じぐらいなのに、1400メートル通過が1秒近く早いですから。
今年の皐月賞のポイントのひとつは、この5〜7ハロン目の2ハロン間だと思います。
後続はここで、逃げるゴールデンチケットの差を、0.2〜0.5秒縮めてるんですね。

34.8−59.1−1.23.1 → 37.2 01-01-01-01 ゴールデンチケット
36.1−60.4−1.24.1 → 34.6 11-11-12-09 アンライバルド
37.2−60.9−1.24.5 → 34.4 18-18-16-16 トライアンフマーチ

例えば、アンライバルドは3ハロン通過と5ハロン通過では1.3秒差だったのが、7ハロン通過時には1.0秒差。
トライアンフマーチに至っては、3ハロン通過で2.4秒差、5ハロン通過で1.8秒差、7ハロン通過で1.4秒差となっており、つまりは3〜7ハロンの4ハロン間にゴールデンチケットより1.0秒も早いラップを刻んでいたんです。
それにも関わらず、ラスト3ハロンを尻上がりに加速してきたこいつが、ダービーでハナに立ったら、いったいどこまで粘れるのか・・・

いや、ハナに立たなくてもいい。
好位から逃げ馬を突く位置で競馬をすれば、おのずとペースは締まってくるのではないでしょうか。
■おことわり■

かなり、コメントで検証結果を書いたとは思いますが・・・
なかなかに忙しくて、これらをトピック本文にまとめる時間がなく、もしかするとこのまま更新されないままになってしまうかもしれません。

そのときは、大変お手数ではございますが、各トピックのコメント欄を読み返して頂けますでしょうか。
非常に読みづらくて、本当に申し訳ありません・・・
■1枠 1番 [・先差・]
 ロジユニヴァース
   牡3 鹿毛
 騎 横山典弘(57.0kg)
 調 萩原清[東]

■1枠 2番 [・・差・]
 アプレザンレーヴ
   牡3 芦毛
 騎 内田博幸(57.0kg)
 調 池江泰郎[西]

■2枠 3番 [・先差追]
 フィフスペトル
   牡3 鹿毛
 騎 安藤勝己(57.0kg)
 調 加藤征弘[東]

■2枠 4番 [・先差・]
 トップカミング
   牡3 黒鹿
 騎 幸英明(57.0kg)
 調 境直行[西]

■3枠 5番 [・先差・]
 マッハヴェロシティ
   牡3 青毛
 騎 柴田善臣(57.0kg)
 調 武藤善則[東]

■3枠 6番 [・・差追]
 ケイアイライジン
   牡3 栗毛
 騎 松岡正海(57.0kg)
 調 尾形充弘[東]

■4枠 7番 [・・差・]
 ナカヤマフェスタ
   牡3 鹿毛
 騎 蛯名正義(57.0kg)
 調 二ノ宮敬[東]

■4枠 8番 [・・差・]
 ブレイクランアウト (外)
   牡3 鹿毛
 騎 藤田伸二(57.0kg)
 調 戸田博文[東]

■5枠 9番 [逃先・・]
 ジョーカプチーノ
   牡3 芦毛
 騎 藤岡康太(57.0kg)
 調 中竹和也[西]

■5枠10番 [・先・・]
 アントニオバローズ
   牡3 青鹿
 騎 角田晃一(57.0kg)
 調 武田博[西]

■6枠11番 [・先・追]
 セイウンワンダー
   牡3 青毛
 騎 福永祐一(57.0kg)
 調 領家政蔵[西]

■6枠12番 [逃・・・]
 リーチザクラウン
   牡3 青鹿
 騎 武豊(57.0kg)
 調 橋口弘次[西]

■7枠13番 [・先差・]
 シェーンヴァルト
   牡3 黒鹿
 騎 北村友一(57.0kg)
 調 岡田稲男[西]

■7枠14番 [・先差・]
 ゴールデンチケット
   牡3 黒鹿
 騎 川田将雅(57.0kg)
 調 森秀行[西]

■7枠15番 [逃先・・]
 アーリーロブスト
   牡3 鹿毛
 騎 三浦皇成(57.0kg)
 調 本田優[西]

■8枠16番 [・先・・]
 トライアンフマーチ
   牡3 鹿毛
 騎 武幸四郎(57.0kg)
 調 角居勝彦[西]

■8枠17番 [・・差・]
 アイアンルック
   牡3 鹿毛
 騎 小牧太(57.0kg)
 調 橋口弘次[西]

■8枠18番 [・・差・]
 アンライバルド
   牡3 鹿毛
 騎 岩田康誠(57.0kg)
 調 友道康夫[西]
ロジがまた1枠1番と思ったら、なんだこの8枠は(笑)

リーチは微妙なとこに入りましたねー

ナカヤマは絶好枠ですねわーい(嬉しい顔)
ノブ屋さん、お早い返信ありがとうございます。
なるほど、僕は『皐月賞はペースが早かったから先行勢壊滅』と単純に考えてしまったのですが、そう簡単にはいかない訳ですね。

更には化け物説浮上ですか…ますますダービーが楽しみです。

それにしても、改めてみると豪華だ…
そしてなんて粋な枠順だ…
まぁ落ち着きが鍵のアンライバルドには、極端な内枠よりはこっちのが良いでしょうね。
気になっていたトライアンフ16番か...今更他の馬に目が行かないや。
ロジが意外と上手く立ち回ったりして。
ボクのトップカミングちゃんは まあいいね。幸にはこういう馬はあうぜ。
みてろよ。
アンライバルドが大外ですか。皐月のリーチみたいになりそうなf^_^;


人気落ちそうなブレイクも好枠ですなあ。アプレは内枠でよかったです(^O^)
>海老蔵さん

この枠から、果たして内田がどういう競馬をするか、ですよね。
先行させるのか、後方待機から内を突くのか。
>ざっきーさん

ロジの最内枠には驚きました。
あまりいい思い出のない枠ですが、今回はそれが吉と出るかどうか。
>エスポワール実嶺さん

35.5−59.4−1.24.0 → 35.9 1.59.9 ヴィクトリー
34.8−59.1−1.23.1 → 37.2 2.00.3 ゴールデンチケット

36.1−60.4−1.24.1 → 34.6 1.58.7 アンライバルド
37.2−60.9−1.24.5 → 34.4 1.58.9 トライアンフマーチ

確かに、ペースが早かったから先行勢が崩れたんですが、どの部分で最も早くなったのか、が重要なんですね。
例えば、上はヴィクトリーとゴールデンチケットのラップ比較ですが、3ハロン通過時でゴールデンチケットのほうが0.7秒早いラップを刻んでいます。
5ハロン通過時にはそれが0.3秒差まで縮まっていましたが、これはテンで早いラップが刻まれたものの、徐々にペースダウンしたということですね。
ところが、いったん近づいた両者のラップが、7ハロン通過地点で再び0.9秒差まで拡がるんです。

後方で待機していたアンライバルド、トライアンフマーチの自身ラップを見てもそう。
3ハロン通過、5ハロン通過時ではヴィクトリーより1.0秒以上遅いラップだったのが、7ハロン通過ではほとんど同じラップタイム。
つまり今年の皐月賞は、この6〜7ハロンの2ハロン間にキモがあるわけですね。
>タカシさん

トライアンフマーチは、序盤からある程度前につけるか、もしくは他がスパートをかける前から早めに仕掛けてジワジワと差を詰めていくかしないと、上がりが早くなる府中では厳しいですね。
ただ、東京は今日もけっこうな雨。
上がりの時計がかかるようであれば、皐月賞のときのように何とかなってしまうかもしれませんね。
>マーベラスさん

トップカミング、いいですよね〜。
血統のことは分かりませんが、こういう持続型とも瞬発力型ともつかない万能タイプは、馬場も問わなそうですが、果たしてどうか。
しかし、東京はよく降りますねぇ。
いっこうに止む気配なし。
>フクッピさん

アンライバルドは、やはり前に馬を置かないと折り合えないでしょうかね?
ブレイクランアウトは、まだ3強とも勝負づけが終わってないのに、えらい人気ないんだなぁ。
雨が降ってるからですかね?
24(日)、25(月)にやはり芝を刈ったようです。
Cコースになり、向こう正面などの内の荒れた部分を移動しているので、3コーナー以外は芝の状態はいい。
ダービーまでに馬場が荒れたら、あからさまに有利不利が出て来そうですね。
ブレイク人気がないですね。



今後のオッズをみていきたいです(笑)

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