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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの天皇賞(秋)を終えて・・・

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今日のようなレースを見ると、時々思うことがある――――
もし、故・吉田善哉がサンデーサイレンスを呼び寄せなかったら、日本の競馬史はどうなっていただろうか、と。
しばらく考えて、すぐに気付く。
そんなことは有り得ないということに。

結局、歴史にこれだけの影響を与える存在というのは、導かれるべくしてその地に辿り着くのだと思う。
だから、もし仮に吉田善哉が目をつけていなかったとしても、サンデーサイレンスは別の経緯を辿って必ず日本に上陸していたはずだ。
引き寄せられるべくして日本の地に辿り着き、ディープインパクトの誕生というクライマックスを迎えるまでの十数年間、彼は紛れもなく日本競馬界のドラマチストであり続けた。
すなわち、サンデーサイレンスの遺伝子を持たない競走馬たちでさえ、サンデーサイレンス産駒を打倒するという意識を持つことによって成長を続け、それらの存在は後にサンデーサイレンスと交配するためのパートナーとなっていったのである。

そして現在、サンデーサイレンスの孫の時代。
彼の遺伝子を持たないウオッカが、彼の愛孫であるダイワスカーレットを2センチ差し切った今年の天皇賞も、やはり彼の演出による極めて高度な戯曲であった。
競馬は血のドラマと言われるが、普段そのドラマティカルな部分を競馬から感じることは少ない。
人間の経済社会に依存するサラブレッドが、自らの種を存続していくためには、強さの追求だけでは限界がある。
まず何よりも、競馬が人間に愛され続ける最高のエンターテイメントでなくてはならないだろう。

サンデーサイレンスの急逝から、今年で6年が経つ。
それでも、日本競馬という戯曲を演出する劇作家は相も変わらずサンデーサイレンスであり、それを忠実に演じ切る彼の子孫とそのライバルがいる限り、競馬で退屈することはなさそうだ。

ともあれ、今日の舞台を最高に盛り上げた、主演女優と助演女優に乾杯――――



2008年 12.6−11.1−11.5−11.9−11.6−11.6−11.7−11.3−11.3−12.6 
1998年 13.0−10.9−10.7−11.2−11.6−12.0−13.4−12.9−11.2−12.4

1998年にサンデーサイレンスが沈黙した7ハロン目の直前、6ハロン通過タイムは1分09秒4、それに対して今年の6ハロン通過が1分10秒3。
サイレンススズカより0.9秒遅かったとはいえ、その後に刻んだ上がり3ハロンのラップが驚異。
11.3秒を2連発したあと、ラスト1ハロンも12.6秒でまとめる芸当を、果たしてあのときのサイレンススズカが出来たかどうか。

今日はもう、ラップの数字云々を論じる必要はないだろう。
ただただ、ダイワスカーレットの二枚腰と、ウオッカの重厚な切れ味が凄かった。それだけである。

コメント(16)

書き込み失礼します

ほんとに凄いレースでしたね

今朝の日刊スポーツ聞より
武『勝ったような気もしたけど』

安藤『負けてるなって、ゴールしてから思った』

たった2センチの着差、トップ騎手のゴールした瞬間の感覚って凄いんですね...!
いやぁー、ほんとにすごいレースでした。
掲示板の馬達には何も言うことがありません。

それにしても4〜6歳牡馬はどこ行ったんだろうか・・・?
JCでバッサリしようか。
>サッカーボーイさん

ボクは今回、ダイワスカーレットとウオッカを追い続けてきた人を羨ましいと思いましたよ。
凄いというか、ドラマだな〜って思ったのが、天皇賞の1800メートル通過タイム。
1分44秒6って、ウオッカが毎日王冠でマークした走破時計なんですよね。

毎日王冠でウオッカが逃げて刻んだ時計を、ダイワスカーレットが天皇賞で同じように刻んだ。
その後に続いた最後の1ハロン12.6秒が持つ意味は、すごく重いし、すごく貴重ですよね。
まさに、永遠に語り継がれるであろう、伝説の12.6秒。

3着以下もけっこう僅差まで迫ってきてたわけで、普通なら『また同じメンバーで走ったら結果が変わってたかもしれない』って思うんだろうけど、今回の天皇賞に限っては、何度走ってもこの結末だったような気がします。
それぐらい、運命的なレースでしたよね。
>たっきさん

武『勝ったような気もしたけど』
安藤『負けてるなって、ゴールしてから思った』

本当、あんだけ内と外で離れてたのに、この感覚は凄いですよね。
この2センチの差って何だったんでしょう?
単なる、クビの上げ下げっていう勝ち運の問題でもないし、もちろん騎手の技量の問題でもない。
この2センチに思うことは人それぞれ違うと思いますが、天才と呼ばれ続けた男の口から思わず出た『大きいレースでなかなか結果が出せなかったが、今回はウオッカに助けてもらった』という言葉が、ひとつの答えのような気がします。

彼は寡黙だし、ポーカーフェイスだから、あまり苦しんでいる様が伝わってこない人ですが、やっぱり苦しかったんですね。
今回ばかりは、この2センチの差は何度やっても埋まらない着差だったような気がします。
アンカツにとっても今年は苦しい一年だと思いますが、それでも引き上げてくるとき『負けたよ』って言ったのは、2センチ分だけ自分の意地より豊のそれが上だったことを感じたからじゃないかな〜なんて、勝手に思いました。
>τοωёl√ さん

ボクは今回の結果を見て、つくづくキンカメ世代が強かったことを再認識しましたよ。
あの世代が凄かったことは分かってたんですが、どうしてもダービーで活躍したハイアーゲームに目が行ってしまい、カンパニー、エアシェイディを見失ってしまいました。

ディープスカイも、低レベルと言われる現3歳世代ですが、頂点に君臨する存在としての意地を見せましたね。
終始、ウオッカより前の位置で競馬をして、あの着差なら誇れるでしょう。
アサクサは、やはり距離が足りなかったかな?

まぁ、今回はアレですよ。
あの2頭以外は、すべて脇役に回るしかなかったですね。
天皇賞秋‥
リプレイをもう50回くらい見てしまいましたうれしい顔手(パー)


このコミのノブ屋サンの文章、皆様の書き込み、それを読んでるだけでも何故か鳥肌がたってしまう感じですほっとした顔衝撃


あのレースゎなんだか色んなモノを会得した感じがしましたほっとした顔


競馬を初めて‥まだ一年弱のヘタレな競馬好きの僕ですが、また競馬という未知数に興味がわきまくりですぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)


そして‥
このコミにマヂ感謝っすほっとした顔ほっとした顔ほっとした顔


>くんにちわゎさん

最近特に、運命ってヤツを考えちゃうもんで、今回の天皇賞も運命って言葉が頭から離れなくて、全然冷静なレース分析ができません。

フラワーパークのときは、1センチだったんですよね。
1センチって、ボクがガキの頃にやってた、カブト虫レースでも判断が難しい着差ですよ。
それなのに、500キロ前後の馬格を誇る馬同士が、全力疾走した末の1センチですから。
もうこれは、視覚的目測とか感覚的距離感では測れない世界ですよね。
相手と自分との脚色の違いを考えて、0.01秒のタイミングで追い出しを計る豊の想像力と職人芸には素直に脱帽。

ただ、負けたアンカツのほうが最初に確信したってことは、やっぱり勝つヤツが放つオーラって言うか、意地とかの気迫ってあるんですかね?
それを放ってる側は自分では分からないけど、それ以外にはすごく良く分かるっていう。
だから、それを感じ取ったアンカツは『負けた』と思ったし、それを放っていた豊には『まだ分からない』だったと。

この2センチには、いろんなことを考えてしまいますね。
まぁ、このトピック自体がそうだし、このコメントもそうなんですけど、この時間に酒がかなり入ってると、後から読んで恥ずかしいことを臆面もなく書けちゃうのが困ったもんです。
あ〜、恥ずかしい。
>かぷさん

確かに、今回の天皇賞は何度見ても飽きないですよね。
ボクは今までの人生で一番感動したスポーツの試合は、プロレスの三沢対小橋なんですが、今年の天皇賞は間違いなくベスト5に入る試合でした。

正直、ボクは2強とか3強っていう図式のレースがあまり好きじゃないんです。
まず馬券的に面白くないし、18頭で走ってるのに2頭だけが競馬してるみたいな、他の16頭は単なる障害物かよっていうレース。
だったら、2頭立てとか3頭立てでいいじゃん、みたいな(笑)
だから、馬券もつい意地になって2強とか3強を弾いちゃうんで、いつもこういうレースで馬券を取った試しがないんです。

でも今回は、3強が上位を独占したレースではあったんですが、理屈抜きに興奮しました。
豊が久々に0.001秒の仕掛けを魅せてくれたし、あのペースでダイワを行かせたアンカツの度胸とかも含めて、人馬の緊張感が極限まで研ぎ澄まされた戦いでしたよね。

あそこまで緊張感が高まると、やはりどうしても命のやり取りを感じてしまいます。
三沢対小橋の試合のときも、『どっちか死ぬな』って思いながら見てましたけど、ダイワスカーレットとウオッカも、あのまま競走人生が終わっておかしくない空気を感じました。
魂は間違いなくそれぐらい燃焼しただろうし、我々が幸福なのは2頭とも無事だったこと。
また、あの2頭の競演がいつか見られるかもしれない、その可能性があるだけで、競馬をやめるわけにいかないですよね。
偉大なるサンデーサイレンス 様

お元気でいらっしゃいますか?
あなたの息子が3冠馬に輝いてから、早6年。
今度は、あなたの孫が3冠を達成しましたよ。
もうしばらくは、あの世でも退屈しなくて済みそうですね。

もう聞き飽きたとは思いますが・・・
おめでとうございます!



・・・って、何だこの胡散臭いトピックは(笑)
池添騎手の涙より気持ち悪いげっそり

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