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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュのダービー卿【1】/過去6年の傾向と対策

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◆ラップと上がり

2007年 35.0 − 22.7 − 35.4(34.5/3着) 1.33.1【−0.9】 良
2006年 35.1 − 23.0 − 34.3(33.1/5着) 1.32.4【−0.9】 良
2005年 34.9 − 22.9 − 34.5(34.0/2着) 1.32.3【−0.9】 良
2004年 34.2 − 22.7 − 36.5(35.1/2着) 1.33.4【−1.1】 良
2003年 34.8 − 22.9 − 36.2(35.4/4着) 1.33.9【±0.0】 重
2002年 34.4 − 22.7 − 35.3(34.7/8着) 1.32.4【−1.1】 良
平均値 34.8 − 22.8 − 35.3(34.4)

上表は、ハンデ戦で行われるようになった2002年以降のラップだ。
左から、前半3ハロン、中盤2ハロン、上がり3ハロン、上がり最速、最速馬の着順、勝ちタイム、馬場差補正値、馬場状態を表している。

ダービー卿CT過去6回の勝ち馬は、2、7、11、3、7、7番人気。
1番人気は一度も連対しておらず、二桁人気馬が5頭も馬券に絡んでいる。
荒れる重賞として有名だが、その理由のひとつにレースの質感が毎年違う、ということが挙げられるだろう。

例えば、35.0 → 35.4の平均ラップを刻んだ昨年に対して、2004年は34.2 → 36.5という前傾ラップ。
勝ち時計も、昨年が1分33秒1に対して、2005年と2006年は1分32秒台前半で決着している。
馬場差が影響していることも考え、直近レースの時計を比較してみたが、それほどの時計差はなかった。
そのせいか、前年の好走馬が不振なのもこのレースの特徴で、2005年の1番人気マイネルソロモンを筆頭に、ことごとく馬群に沈んでいる。

前半と上がりが年によって変化しているのに対して、中盤2ハロンのラップは毎年22.7〜23.0秒で安定しており、1ハロン平均は11.2〜11.5秒。
中山芝1600メートル(外回り)は、スタートから4コーナー手前(残り600メートル地点)までの間に、約2メートルの坂を下ってくる構造だが、その傾斜が最も大きくなるのは2〜3ハロン地点。
ここでラップは最速を計時し、その勢いのまま中盤2ハロンに突入していくため、道中で息が入りにくく、1000メートル通過ラップは毎年57秒台を刻む。
基本的には前傾ラップになりやすいコースで、平均タイム35.3秒が示す通り、上がりも時計がかかる傾向だ。

2007年 35.0 → 35.4 1着 34.6(2位) 2着 34.7(3位) 3着 34.5(1位)
2006年 35.1 → 34.3 1着 33.2(2位) 2着 33.7(7位) 3着 33.8(9位)
2005年 34.9 → 34.5 1着 34.5(5位) 2着 34.0(1位) 3着 34.5(5位)
2004年 34.2 → 36.5 1着 35.8(3位) 2着 35.1(1位) 3着 36.2(7位)
2003年 34.8 → 36.2 1着 35.8(2位) 2着 35.9(6位) 3着 35.8(2位)
2002年 34.4 → 35.3 1着 35.0(4位) 2着 35.2(7位) 3着 35.0(4位)

上表は、過去6年の3着以内馬の上がりと、上がり順位を比較したもの。
上がり1位が勝ったことは一度もなく、連対も6回中わずか2回だけ。
上がりがかかるレースらしく、一瞬で距離を詰めるような瞬発力は必要としない。
だが、上がり1〜2位が揃って馬券圏から消えたのは2002年のみで、過去6回の連対馬12頭のうち8頭は、上がり最速から0.5秒以内の上がりを示していた。
このことからも、前半の先行争いでそれなりの位置取りを確保することができ、かつ上がりでも早い脚が使える平均ラップ型の馬が最も理想的だ。
ラップバランスがテンや上がりに傾く極端なタイプは割引きが必要かもしれない。



◆ラップと通過順位

2007年 35.0 → 35.4 15頭 1着 08-09-07 2着 08-10-10 3着 13-15-15
2006年 35.1 → 34.3 16頭 1着 10-08-07 2着 06-05-04 3着 03-03-02
2005年 34.9 → 34.5 16頭 1着 04-02-02 2着 13-12-13 3着 04-05-03
2004年 34.2 → 36.5 15頭 1着 09-09-05 2着 14-14-13 3着 06-04-05
2003年 34.8 → 36.2 14頭 1着 06-07-04 2着 02-04-07 3着 06-08-07
2002年 34.4 → 35.3 15頭 1着 03-05-04 2着 03-02-01 3着 07-08-07

上表は、過去6年の3着以内馬の通過順位だ。
逃げ馬の台頭は一度もなく、3角5番手以内の先行馬が全18頭中8頭。
過半数が中団以降の馬なのだが、3角11番手以降の追い込み馬も3頭しかおらず、6〜10番手の差し馬が7頭で先行勢に次ぐ好走率を誇っている。

3角5番手以内が8頭に対して、4角5番手以内の馬は9頭。
3角6〜10番手が7頭に対して、4角6〜10番手の馬は6頭。
3角11番手以降が3頭に対して、4角11番手以降の馬は3頭。
コーナーがきついこともあり、3角から4角にかけての勝負どころでも隊列が大きく入れ替わることはなく、やはり前半の先行争いで中団付近のポジションを確保できる馬が狙い目となりそうだ。



◆3着以内馬の近3走

1着 55.0 ピカレスクコート
07.03.04 道頓堀(1600/阪神芝1600) 57.0 0.2秒先 4人気1着
07.01.28 早春S(1600/東京芝1800) 57.0 0.7秒差 7人気8着
07.01.08 初富士(1600/中山芝1600) 57.0 1.0秒差 2人気11着
2着 53.0 コイウタ
07.03.18 東風S(OP/中山芝1600) 55.0 0.6秒差 5人気13着
07.01.28 京都牝(G3/京都芝1600) 55.0 0.2秒差 4人気2着
06.11.12 オーロ(OP/東京芝1400) 53.0 0.2秒差 4人気2着
3着 54.0 マイネルハーティー
07.03.18 東風S(OP/中山芝1600) 55.0 0.5秒差 10人気11着
07.02.25 阪急杯(G3/阪神芝1400) 57.0 0.7秒差 15人気12着
07.02.03 小倉大(G3/小倉芝1800) 54.0 0.8秒差 15人気12着

1着 56.0 グレイトジャーニー
06.03.19 東風S(OP/中山芝1600) 57.0 0.7秒差 3人気3着
06.02.26 中山記(G2/中山芝1800) 57.0 1.6秒差 8人気8着
06.01.05 京金杯(G3/京都芝1600) 56.0 0.2秒差 3人気4着
2着 56.0 キングストレイル
06.03.18 東風S(OP/中山芝1600) 56.0 0.4秒差 2人気2着
06.01.28 東京新(G3/東京芝1600) 55.0 0.3秒差 4人気6着
06.01.05 中金杯(G3/中山芝2000) 55.0 0.3秒差 1人気6着
3着 55.0 キネティクス
06.03.18 東風S(OP/中山芝1600) 56.0 1.2秒差 9人気5着
06.01.28 東京新(G3/東京芝1600) 56.0 0.6秒差 9人気8着
06.01.05 京金杯(G3/京都芝1600) 56.0 0.8秒差 4人気10着

1着 57.5 ダイワメジャー
04.10.31 天皇賞(G1/東京芝2000) 56.0 4.0秒差 12人気17着
04.09.26 オール(G2/中山芝2200) 56.0 1.6秒差 2人気9着
04.05.30 ダービ(G1/東京芝2400) 56.0 1.0秒差 4人気6着
2着 54.0 チアズメッセージ
05.03.12 中山牝(G3/中山芝1800) 56.0 0.7秒差 12人気14着
05.01.30 京都牝(G3/京都芝1600) 57.0 0.8秒差 5人気10着
04.08.15 クイS(G3/札幌芝1800) 56.0 0.5秒差 2人気6着
3着 54.0 トレジャー
05.03.06 中京記(G3/中京芝2000) 54.0 0.6秒差 12人気4着
05.01.30 東京新(G3/東京芝1600) 56.0 1.3秒差 12人気13着
05.01.15 ニュー(OP/中山芝1600) 54.0 0.2秒差 7人気5着

1着 54.0 マイネルモルゲン
04.03.21 東風S(OP/中山芝1600) 56.0 1.3秒差 2人気16着
04.02.01 東京新(G3/東京芝1600) 54.0 1.2秒差 4人気13着
04.01.17 ニュー(OP/中山芝1600) 54.0 0.0秒差 3人気2着
2着 54.0 マイネルソロモン
03.12.13 中日新(G3/中京芝1800) 54.0 0.9秒差 3人気9着
03.11.30 キャピ(OP/東京芝1600) 55.0 0.6秒差 1人気8着
03.10.25 富士S(G3/東京芝1600) 54.0 0.6秒差 6人気3着
3着 56.5 ウインラディウス
04.02.01 東京新(G3/東京芝1600) 54.0 0.3秒先 7人気1着
03.11.02 白秋S(1600/東京芝1400) 57.0 0.1秒先 2人気1着
03.09.14 京成A(G3/中山芝1600) 54.0 0.4秒差 2人気7着

1着 54.0 ダンツジャッジ
03.03.23 東風S(OP/中山芝1600) 55.0 0.7秒差 6人気4着
02.11.24 キャピ(OP/東京芝1600) 54.0 0.2秒差 3人気4着
02.10.26 スワン(G2/京都芝1400) 55.0 0.8秒差 6人気4着
2着 51.0 マイネアイル
03.02.02 京都牝(G3/京都芝1600) 53.0 0.1秒差 10人気2着
03.01.12 新春S(1600/京都芝1400) 55.0 0.1秒差 4人気3着
02.12.22 中京日(1000/中京芝1200) 55.0 0.3秒先 1人気1着
3着 57.0 グラスワールド
03.02.02 東京新(G3/東京芝1600) 57.0 0.5秒差 2人気5着
03.01.05 京金杯(G3/京都芝1600) 57.0 0.1秒差 4人気2着
02.11.17 マイル(G1/京都芝1600) 57.0 0.5秒差 6人気12着

1着 52.0 グラスワールド
02.03.10 武庫川(1600/阪神芝1600) 54.0 0.6秒先 9人気1着
02.02.23 内外タ(1600/中山ダ1800) 56.0 0.9秒差 9人気10着
02.02.03 4歳上(1000/東京ダ1600) 56.0 0.1秒先 4人気1着
2着 54.0 トレジャー
01.12.09 鳴尾記(G3/阪神芝2000) 54.0 0.6秒差 3人気7着
01.11.17 福島記(G3/福島芝2000) 54.0 1.6秒差 1人気12着
01.10.28 天皇賞(G1/東京芝2000) 56.0 1.5秒差 7人気8着
3着 55.0 ザカリヤ
02.03.17 東風S(OP/中山芝1600) 56.0 0.1秒差 7人気3着
02.02.24 中山記(G2/中山芝1800) 57.0 0.8秒差 12人気8着
02.01.27 東京新(G3/東京芝1600) 56.0 1.2秒差 5人気11着

まず注目したいのは、年明けからのローテーション。
ハンデ戦となった2002年以降の3着以内馬18頭中、年明け2戦以上消化していたのは14頭、そのうち年明け3戦消化は10頭もいる。
休養明けの馬はそれだけで割引きだし、年明け1戦を叩いた馬も過信は禁物だ。
前年のマイルCS以来だった2005年1番人気マイネルソロモン、年明け1戦しか消化していなかった2003年1番人気テレグノシス(年明け1戦消化)などがいい例だ。

しかしその一方で、人気を裏切って馬群に沈んだ馬の中にも、年明け2〜3戦を消化していた馬も確かに多い。
昨年1番人気のダンスインザモア(2戦消化)、同年2番人気ロジック(3戦消化)、2006年1番人気インセンティブガイ(3戦消化)、同年2番人気メテオバースト(2戦消化)、2005年2番人気フジサイレンス(3戦消化)、2004年2番人気ユートピア(2戦消化)、2002年1番人気トラストファイヤー(3戦消化)など、そのほとんどが年明け2〜3戦を消化していた。
では、同じ臨戦過程を踏みながら、これら実績馬と上位3着以内に好走した馬たちとの明暗を分けた要素はいったい何か?
ごめんなさい・・・まったく分かりません。
斤量面、実績面、距離、様々な角度で凡走した理由を探ったが、これという確証は得られなかった。

ステップレースでは、同舞台の東風S組が過去6年で8頭馬券に絡み、4回の優勝を果たしている。
しかも、それら8頭は7、7、11、3、15、9、11番人気と、完全に見過ごされており、穴党はまず東風S組から警戒の網を張っていきたい。
今年の出走予定上位16頭の中で該当するのは、リザーブカード(0.3秒差2着)、ダンスフォーウィン(1.1秒差9着)のみだが、補欠組の中に繰り上がり待ち2番手のマイネルフォーグ(0.5秒差3着)、3番手のツルガオカハヤテ(1.0秒差8着)などが控えており、これらが出走するとなれば、より面白くなりそうだ。



◆ハンデ

2007年 1着 57.0 → 55.0 2着 55.0 → 53.0 3着 55.0 → 54.0
2006年 1着 57.0 → 56.0 2着 56.0 → 56.0 3着 56.0 → 55.0
2005年 1着 56.0 → 57.5 2着 56.0 → 54.0 3着 54.0 → 54.0
2004年 1着 56.0 → 54.0 2着 54.0 → 54.0 3着 54.0 → 56.5
2003年 1着 55.0 → 54.0 2着 53.0 → 51.0 3着 57.0 → 57.0
2002年 1着 54.0 → 52.0 2着 54.0 → 54.0 3着 56.0 → 55.0

過去6回の3着以内馬18頭中、前走より斤量が1キロ以上軽くなった馬は11頭、据え置きが5頭。
前走からハンデ増で好走したのは、2005年優勝のダイワメジャー(1.5キロ増)、2004年3着ウインラディウス(2.5キロ増)の2頭のみ。
ダイワメジャーは皐月賞を制したG1馬。ウインラディウスも前走比で+2.5キロではあったが、前々走では格下の準オープン戦とはいえ、これより0.5キロ重い57キロを背負って勝っている。

ハンデ戦となった2002年以降、このレースでハンデ頭が3着以内に入ったのは、2005年のダイワメジャーしかいない。
2006年のハンデ頭テレグノシスが57.0キロ → 58.5キロで5着、1番人気インセンティブガイも55.0キロ → 57.0キロで11着に敗退しているように、前走から斤量増の馬は、たとえ実績馬といえども過信するのは危険だ。
また、斤量据え置きの馬も、近3走以内で同斤かそれ以上を背負って0.6秒差以内の競馬をしていることが絶対条件。
2006年2着キングストレイル(東風S0.4秒差2着)、2005年3着トレジャー(ニューイヤーS0.2秒差5着)、2004年2着マイネルソロモン(+1.0キロの55.0キロでキャピタルS0.6秒差8着)、2003年3着グラスワールド(京都金杯0.1秒差2着)、2002年2着トレジャー(鳴尾記念0.6秒差7着)は、すべてこの条件を満たしている。

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