ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの高松宮記念【4】/人気薄の台頭はあるか・2

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆キョウワロアリング

34.1 → 34.8(34.9 → 34.5) 0.5秒差12着 57.0 オーシャン
33.4 → 33.7(34.7 → 33.5) 1.1秒差7着 57.0 セントウル
32.1 → 35.6(32.9 → 34.8) 0.0秒先1着 52.0 北九州記念
33.0 → 34.7(34.4 → 34.2) 0.9秒差6着 55.0 北九州短距
33.5 → 35.2(34.4 → 34.8) 0.5秒差5着 57.0 TVU福島
34.9 → 34.3(35.7 → 33.9) 0.5秒差7着 55.0 フリーウェ
34.5 → 35.4(36.4 → 33.7) 0.4秒差3着 57.0 洛陽S

近一年に走った短距離戦での最大着差は、セントウルSの1.1秒だが、このときの勝ち馬サンアディユは2着馬を0.8秒突き放す圧勝。
2着カノヤザクラ、3着キンシャサノキセキとの着差はわずかに0.3秒である。

7レースすべてで、レースラップを上回る上がりを繰り出しており、上がり順位も常にメンバー1〜2位をマークしているにも関わらず、なかなか着順を上げることができない。
この馬の致命的な欠陥は、やはりテン3ハロンの捌き方にある。
6ハロンしかないスプリント戦は、単純にテン3ハロンで遅れた時計差を、上がりで取り返せなければ当然上位争いは不可能。

例えば、テン3ハロンでレースラップより0.8秒遅れた北九州記念では、0.8秒上回る上がりで何とかギリギリ突き抜けることができた。まさに辛勝だ。
ギリギリで3着に入った7ハロン戦の洛陽Sにしても、テン3ハロンで1.9秒も遅れをとっている。
なぜこれほど前半戦で後手を踏むのかと言うと、出遅れているからに他ならない。
この馬が上位争いに加わるには、まず何よりも上がりがかかることが絶対条件となる。
それこそ、止まって見えるぐらい先行勢の脚色が衰えないとダメ。そういう展開でしか、この馬の好走は期待できないだろう。

では、高松宮記念のラップ傾向から、その見込みはあるのだろうか?
過去8回の高松宮記念で、レース上がりが35秒台までかかったのは6回もあり、このデータからは期待を抱いても良さそうだが、果たして今年の馬場がその傾向通りの時計を許してくれるかどうか。
仮柵が移動した先週から今週土曜までの3日間に行われた、古馬500万クラス以上の6ハロン戦のラップを見てみよう。

7日目 33.8 → 34.1 1.07.9 古馬 500万下
7日目 33.1 → 35.1 1.08.2 古馬1000万下
8日目 33.7 → 34.7 1.08.4 古馬 500万下
8日目 33.7 → 34.1 1.07.8 古馬1600万下
9日目 33.3 → 35.2 1.08.5 古馬 500万下
9日目 33.3 → 35.4 1.08.7 古馬1000万下

先週までは、古馬500万クラスでさえ1分07秒台の勝ち時計を叩き出すほどの高速馬場で、上がり35秒台までかかったのは4鞍中1鞍しかなかった。
ところが、今日行われた6ハロン戦2鞍はともに上がりが35秒台で、勝ち時計も1分08秒台後半までかかっている。
これだけのサンプル数なので、当然この2レースの出走馬のレベルが低かった可能性もあるのだが、どちらも前半33.3秒からのラップ構成だけに馬場の影響を考えてしまう。
今週の名古屋地方は一度も雨がなく、時計のかかる馬場に変化する要素はないのだが、とにかく先週と比べて時計の出方が微妙に違うのは確かだ。

キョウワロアリングにとって理想的な、前半33秒台前半で折り返し、上がり35秒台のラップ構成が刻まれるかどうか・・・結論としては微妙。
稍重の京都芝1400戦で、57キロを背負って上がり34.1秒(メンバー2位)をマークしていることから、渋った馬場も斤量もさほど問題はないだろう。
他の追い込み馬の中でも特に展開に注文がつく馬ではあるが、高松宮記念の例年のラップ傾向は決して不向きではない。あとは鞍上や陣営の運次第か。



◆タマモホットプレイ

34.1 → 34.8(35.0 → 34.2) 0.3秒差9着 57.0 2008オーシャン
33.8 → 34.1(34.4 → 33.8) 0.3秒差7着 57.0 京阪杯
33.7 → 35.5(35.5 → 34.7) 1.1秒差10着 57.0 スワンS
33.1 → 36.3(34.1 → 35.7) 0.4秒差5着 57.0 スプリンター
33.8 → 35.1(34.6 → 34.6) 0.3秒差5着 57.0 函館SS
33.8 → 35.1(34.7 → 34.9) 0.7秒差10着 57.0 高松宮記念
33.5 → 34.7(34.3 → 34.7) 0.8秒差8着 57.0 2007オーシャン
33.5 → 34.3(34.3 → 33.7) 0.2秒差2着 57.0 2007シルクロード

マイミクの午前零時さんが本命にされていたので、念のために検証してみたが、その結果に驚いた。
誰もが見限っているであろうこの馬に◎を打つとは、さすがですね。
私も危うく見逃すところでした。

スプリント戦に限定すれば、昨年の高松宮記念以降の最大着差は0.4秒。
しかも、その0.4秒差は近一年で最もハイレベルな短距離戦だったスプリンターズSでのもの。
今回、スプリンターズS上位陣はことごとく出走せず、この馬が最先着馬となった。
決して道悪が得意と言える馬ではないが、前残り決着の中をメンバー最速の上がりで追い込んできた点は高く評価できよう。

何よりも、この馬はレースラップに左右されることなく、僅差の競馬をしていることが好ましい。
前後半が34秒台の平均ラップだった前走、前半33.8秒の流れから上がりでも34.1秒の脚が要求された京阪杯、そして前後半のラップ差3.2秒という超ハイペースのスプリンターズS。あらゆる展開に対応しているのだ。
その融通性の秘密は、自身が刻んだラップにある。
近8レース中、7レースが前後半の時計差1.0秒以内の平均ラップ。
当コミュで再三書いてきたように、こういうラップを刻んで僅差の競馬を続けている馬は、先週のスマイルジャックがそうであったように、いまいち勝ち切れない部分はあるのだが、いつ突き抜けてもおかしくない能力は持っている。
しかも、なぜかこういうラップを刻む馬に限って、戦績のわりに人気にならないのだ。

今年で7歳を迎えた高齢馬ではあるが、ラップのブレの少なさ、走りの安定感は昨年より今年のほうが断然に上。
昨年の0.7秒差を、果たして今年はどこまで詰めることができるか。



◆マイネルシーガル

34.4 → 34.6(34.6 → 34.8) 0.3秒差6着 56.0 阪神カップ
34.4 → 34.7(34.9 → 35.3) 0.8秒差10着 56.0 マイルCS
34.9 → 35.1(35.2 → 34.6) 0.0秒先1着 54.0 富士S
35.1 → 34.8(35.8 → 34.4) 0.4秒差3着 53.0 京成杯AH

近一年に1400メートル以下のレースを使ったのは、昨年暮れの阪神Cの1戦のみ。
なので、この馬に関してはマイル戦のラップも含めて検証していきたい。

まず、この馬が古馬混合戦を使い出した近4走で、自身ラップの前後半の時計差が0.6秒以上開いたのは、スタートで不利を受けた京成杯AHだけ。
それ以外は、前後半0.6秒差以内の平均ラップでレースをまとめている。
マイルの頂上決戦たるマイルCSでも、その自身ラップで0.8秒差。
10着惨敗とはいえ、先行勢の中では勝ったダイワメジャー(通過順位03-02)、6着馬キングストレイル(通過順位04-04)に次ぐ順位だ。

富士S
1着 1.33.3 34.6 03-03 マイネルシーガル
10着 1.33.9 35.0 04-05 ローレルゲレイロ

マイルCS
10着 1.33.5 35.3 04-02 マイネルシーガル
16着 1.34.0 35.6 04-04 ローレルゲレイロ

阪神C
4着 1.20.8 34.8 01-01 ローレルゲレイロ
6着 1.20.9 34.8 03-03 マイネルシーガル

今回、人気の一角を形成するローレルゲレイロには、富士S、マイルCSで先着を果たしており、距離短縮となった阪神Cでもわずか0.1秒差である。
上表を見ても分かる通り、脚質的に両者は似たようなタイプなので、2頭の間に人気ほどの能力差はないと言っていいだろう。
もとより、京成杯AHでスタートの不利がありながら0.4秒差まで詰め寄ったキングストレイルは、後にスプリンターズSで0.2秒差の4着に健闘した馬。
ローレルゲレイロに見劣りしない能力を示し、現役トップクラスとこれほどの戦いを演じてきた馬が、単勝35.5倍、複勝8.5〜11.4倍はあり得ない。

確かに、スプリント戦への適正判断はまだ微妙だが、明日は雨によって多少スタミナを要する馬場になる見込み。
休養明けで初距離のG1と、臨戦過程は決して絶好とは言えないが、直前の追い切りではピンクカメオをアオるほど仕上がりは万全。
左回り【3.0.0.1】の成績が示す通り、阪神Cから条件が好転するここなら、好勝負してもおかしくないのではあるまいか。



◆ナカヤマパラダイス

34.1 → 34.8(34.3 → 34.6) 0.0秒差3着 56.0 オーシャン
35.4 → 34.3(35.4 → 34.3) 0.2秒差4着 56.0 バレンタイン
33.8 → 35.1(36.8 → 34.4) 2.3秒差16着 56.0 尾張S
33.8 → 34.1(34.1 → 34.0) 0.2秒差5着 56.0 京阪杯
33.7 → 35.5(33.9 → 36.2) 0.9秒差8着 57.0 スワンS
33.9 → 35.2(34.0 → 35.2) 0.1秒差2着 54.0 CBC賞

上表では割愛しているが、昨夏のアイビスサマーダッシュで後のスプリンターズS2着馬から0.1秒差に粘った馬。
これをひとつの基準として検証の出発点にすると、1ハロン伸びた1200メートルの京阪杯ではサンアディユから0.2秒差、同じく1200戦のCBC賞では昨年の高松宮記念2着のペールギュントに0.1秒先着、さらに1ハロン延長のスワンSではスプリンターズS4着馬キングストレイル(6着)から0.2秒差である。
大きく出遅れた尾張Sを度外視すれば、スプリント戦ではどんな相手関係に対しても0.2秒差をキープしているのだ。

しかも、これらトップクラスと互角の戦いを演じた3レース(CBC賞、アイビスサマーダッシュ、スワンS)は、いずれも稍重か重馬場での開催だった。
そして、明日も雨によって馬場は渋る見込み。
サンアディユが出走できなくなったことによって、メンバーが手薄になった春の短距離頂上決戦だが、その馬と2度に渡って0.2秒以内の競馬をしたこの馬が、ここで激走したとしても、何ら不思議はないだろう。

この馬は、前半のレースラップが33秒台でも、35秒台までかかる超スローでも安定して先行できる脚の持ち主。
しかも、前半を33秒台後半で折り返す展開から、上がりが35秒以上かかろうと、34秒台前半の早い時計で決着しようと、変わらず0.2秒以内の着差をキープできるのである。
いかんせん、今年の高松宮記念は馬場状態や時計の出方が読めない。
今週土曜までは、良馬場だったこともあって早い時計で決着しているが、明日の雨によってどこまで時計のかかる馬場に変化するか。
コンマ1秒の狂いが命取りの短距離戦だけに、路面の問題は極めて重要なのだが、それが完全に把握できないとなると、ナカヤマパラダイスのような融通性の高い馬を選ぶのが最も賢明な手段か?



◆ブラックバースピン

34.1 → 34.8(34.8 → 34.5) 0.4秒差11着 57.0 オーシャン
33.8 → 34.1(34.3 → 33.7) 0.1秒差4着 56.0 京阪杯
33.7 → 35.5(35.1 → 34.5) 0.7秒差5着 57.0 スワンS
33.9 → 34.7(34.3 → 34.5) 0.2秒差4着 56.0 キーンランド
33.8 → 35.1(34.1 → 34.8) 0.0秒差3着 56.0 函館SS
33.9 → 35.2(34.3 → 34.8) 0.1秒先1着 55.0 CBC賞
34.1 → 34.7(34.4 → 35.6) 1.2秒差12着 57.0 京王杯SC

ナカヤマパラダイスが買いならば、同じようなレースを使われ、同じような着差を維持しているこの馬も軽視できなくなってくる。
しかも、そのほとんどでこの馬は、ナカヤマパラダイスより0.1秒先にゴール板を通過しているのだ。
休養明けの前走こそ、流れに乗り切れず11着に敗退しているが、それでも着差は0.4秒。追い切りの時計からも一戦叩いて確実に良化。

ナカヤマパラダイスもこの馬も、これだけタフなスプリント戦で好成績を残しているにも関わらず、G3でしか好走歴がないため人気の盲点になっているが、そもそもG2以上の出走数自体が少ない。
重馬場の中京1200メートルで勝ち鞍があり、しかもそのときの勝ち時計は昨年の高松宮記念からわずか0.2秒差の1分09秒1。
それゆえ、当コミュでは昨夏に『今年の夏の短距離戦はCBC賞組が中核を担う』と書いたが、上位5頭のうち4頭が後に重賞で連対を果たした。
明日も、CBC賞と同じような馬場になるのなら、ナカヤマパラダイスともども決して侮れないダークホースのはずである。



◆プレミアムボックス

34.1 → 34.8(34.4 → 34.5) 0.0秒先1着 56.0 オーシャン
34.7 → 34.6(35.5 → 33.8) 0.1秒先1着 57.0 山城S
33.2 → 35.1(33.4 → 36.3) 1.4秒差13着 57.0 市川S
33.2 → 34.7(33.6 → 34.3) 0.3秒先1着 57.0 さくらんぼ
34.9 → 34.3(35.8 → 33.6) 0.4秒差5着 55.0 フリーウェイ
33.7 → 34.6(34.7 → 33.6) 0.1秒差1着 56.0 千葉日報杯


2連勝で重賞制覇という勢いが買われ、穴人気しているプレミアムボックス。
だが、2レースとも前半3ハロン通過が34秒台だったことは無視できない。
しかも、それでいて上がりも34秒台後半を要しており、決してレベルの高い勝ち時計とは言えないだろう。

この馬の近6走で、前半3ハロン通過が33秒台だったのは3回。
そのうち2回で勝ち星をあげてはいるが、手放しに評価するのは危険である。
前半33.2秒で折り返したさくらんぼ特別は、2着馬に0.3秒突き放して勝ち時計1分07秒9と上々の内容に思えるが、翌日に行われた古馬オープンのバーデンバーデンCで、前半3ハロン通過31.8秒が出るほどの高速馬場。
それより1.4秒も遅い33.2秒のラップで1着したからと言って、早い流れに対応できたとは言えまい。

千葉日報杯にしても、前週の古馬準オープンが33.6秒 → 34.8秒、勝ち時計1分08秒4だったから、それに匹敵するラップを示した点で1000万クラスとしてはレベルの高いレースではあったが、古馬の重賞級には一歩及ばない。
それよりも、休養明けだったとはいえ、33.2秒 → 35.1秒のラップが刻まれた市川Sで惨敗したあたり、スプリント頂上決戦の早い流れにどこまで対応できるか疑問。
うまく前半3ハロン34秒台まで時計がかかるスローペースに落ち着けば、この馬にも浮上の余地はありそうだが、いくら馬場が渋ったとしてもその展開は望みが薄い。
走ってしまったらごめんなさい、ということで。

コメント(2)

いえいえ、零時さん。
今日の大敗は完全に私の失態です。
あんな軽率な買い方のせいで、零時さんに罪悪感を抱かせてしまうなんて、そっちのほうが申し訳ないですよ。

まぁ、金は確かに大事なんですけど、それよりも零時さんが今週も競馬に参加してくれたことが嬉しいです。
しかも、あの芸術的な3連複フォーメーション。さすがですよ。

今日はみんなの◎が熱い馬ばかりだったので、久々に熱い競馬を楽しむことができました。

今週は、私が猛省する番ですね(笑)
来週までに、ほてった頭をクールダウンさせておきますので、来週も宜しくお願いします!

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

競馬・ダメ予想家のダメダメ理論 更新情報

競馬・ダメ予想家のダメダメ理論のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング