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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの高松宮記念【1】/過去8回の傾向と対策

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◆ラップと上がり

2000年 33.1 → 35.5(34.6/15-12/8着)1.08.6 良
2001年 33.5 → 34.9(34.2/09-09/1着)1.08.4 良
2002年 32.9 → 35.5(34.6/18-17/3着)1.08.4 良
2003年 32.9 → 35.2(34.1/15-15/5着)1.08.1 良
2004年 32.9 → 35.0(33.6/17-17/2着)1.07.9 良
2005年 33.3 → 35.1(34.3/16-16/8着)1.08.4 良
2006年 33.7 → 34.3(33.6/16-15/6着)1.08.0 良
2007年 33.8 → 35.1(34.3/18-18/4着)1.08.9 重
平均値 33.2 → 35.0(34.1)

上表は、高松宮記念が現在の日程に移行した2000年以降、過去8回のラップを比較したものだ。
左から、前半3ハロン通過、上がり3ハロン、(上がり最速/最速馬の通過順位/最速馬の着順)、勝ち時計、馬場状態を表している。

前半3ハロン通過の平均タイムは33.2秒、上がり3ハロンの平均タイムが35.0秒。
平坦コースのスプリント戦らしく、究極のスピード勝負にふさわしいラップ構成。
スタートからただひたすらぶっ飛ばし、トップスピードを最後まで持続できた馬から順にゴール板を駆け抜けていくという、展開もクソもないレース。

上がり最速の平均は34.1秒で、その幅は33.6〜34.6秒。
過去8回中、上がり最速馬が勝ったのはわずか1回のみで、連対さえ2回しかない。
つまり、後半でいかに速い脚を使ったとしても、先行勢をゴール前で捉えるのは極めて困難であることを意味しており、それは同時に、このレースにおけるテンのダッシュ力の重要性を示しているのだ。

もし仮に高松宮記念を逃げ切るとしたら、前半3ハロンを33.2秒で通過し、上がり35.0秒でまとめる必要がある。
切れ味勝負の追い込み馬とて、平均勝ち時計が1分08秒3だから、遅くとも前半は34.0秒前後で通過しておかないと、上がりで33秒台の脚が要求されてしまう。
34.0秒 → 34.0秒 = 1分08秒0のバランスが、高松宮記念の基本ラップバランスと考えてもらえば分かりやすいだろう。
テンが速い馬は、33.0秒 → 35.0秒のラップが刻めれば、1分08秒0の決着に間に合うことになる。
この基本式をもとに、出走馬の自身ラップを確認していけば、高松宮記念で上位争いが可能かどうかが、だいたい判別できるはずだ。



◆ラップと通過順位

2000年 33.1 → 35.5 1着 07-10(34.9) 2着 07-06(34.9) 3着 02-02(35.6)
2001年 33.5 → 34.9 1着 09-09(34.2) 2着 07-08(34.6) 3着 03-03(35.2)
2002年 32.9 → 35.5 1着 01-01(35.5) 2着 02-02(36.0) 3着 18-17(34.6)
2003年 32.9 → 35.2 1着 03-02(34.9) 2着 07-07(34.5) 3着 12-12(34.2)
2004年 32.9 → 35.0 1着 11-11(34.2) 2着 17-17(33.6) 3着 11-11(34.3)
2005年 33.3 → 35.1 1着 07-07(34.6) 2着 09-09(34.7) 3着 07-07(34.9)
2006年 33.7 → 34.3 1着 05-05(33.9) 2着 05-05(34.0) 3着 03-04(34.4)
2007年 33.8 → 35.1 1着 07-05(34.6) 2着 11-11(34.8) 3着 05-05(35.1)

前半3ハロンが32.9〜33.3秒で折り返した5回のうち4回で、4角10番手以降の後方待機馬が馬券圏内まで飛び込んできている。
残る1回の2005年は、4角10番手以降の馬こそ1頭も絡めなかったが、4角5番手以内の先行馬の姿もなく、前が総崩れとなった。
重馬場だった昨年は例外として、後方待機勢が台頭するには遅くとも前半3ハロン33.3秒のペースが要求される。
出走馬のメンバー構成、逃げ馬の数や枠順次第で、先行力に乏しい追い込み馬は無条件で切れる場合だってあり得ることだ。



◆3着以内馬の近3走

1着 キングヘイロー
00.02.20 フェブ(G1/東京ダ1600) 1.6秒差 1人気13着
99.12.19 スプリ(G1/中山芝1200) 0.2秒差 4人気3着
99.11.21 マイル(G1/京都芝1600) 0.2秒差 4人気2着 
2着 ディヴァインライト
00.02.27 阪急杯(G3/阪神芝1200) 0.2秒差 6人気2着
00.02.06 TV山梨(1600/東京芝1400) 0.1秒先 2人気1着
99.12.12 市川S(1600/中山芝1600) 0.4秒差 1人気3着
3着 アグネスワールド
99.12.19 スプリ(G1/中山芝1200) 0.0秒差 1人気2着
99.11.27 CBC(G2/中京芝1200) 0.1秒先 1人気1着
99.08.29 小日経(OP/小倉芝1200) 0.7秒先 1人気1着

1着 トロットスター
01.02.04 シルク(G3/京都芝1200) 0.0秒先 1人気1着
00.12.16 CBC(G2/中京芝1200) 0.2秒先 1人気1着
00.11.19 オーロ(OP/東京芝1400) 0.4秒先 1人気1着
2着 ブラックホーク
01.02.25 阪急杯(G3/阪神芝1200) 0.1秒差 1人気2着
00.12.16 CBC(G2/中京芝1200) 0.2秒差 2人気2着
00.11.19 マイル(G1/京都芝1600) 0.6秒差 2人気8着
3着 テネシーガール
01.02.04 シルク(G3/京都芝1200) 0.7秒差 3人気9着
01.01.13 淀短距(OP/京都芝1200) 0.0秒差 2人気2着
00.12.16 CBC(G2/中京芝1200) 1.0秒差 9人気9着

1着 ショウナンカンプ
02.03.02 オーシ(OP/中山芝1200) 0.4秒先 1人気1着
02.02.17 山城S(1600/京都芝1200) 0.4秒先 5人気1着
02.02.03 橿原S(1600/京都ダ1200) 1.2秒差 3人気3着
2着 アドマイヤコジーン
02.02.24 阪急杯(G3/阪神芝1200) 0.6秒先 2人気1着
02.01.27 東京新(G3/東京芝1600) 0.1秒先 10人気1着
01.07.01 函館S(G3/函館芝1200) 2.5秒差 9人気12着
3着 スティンガー
02.01.27 東京新(G3/東京芝1600) 0.6秒差 6人気6着
01.12.16 阪神牝(G2/阪神芝1600) 0.2秒差 4人気3着
01.08.19 札幌記(G2/札幌芝2000) 1.5秒差 3人気7着

1着 ビリーヴ
03.03.02 阪急杯(G3/阪神芝1200) 1.1秒差 2人気9着
02.09.29 スプリ(G1/中山芝1200) 0.1秒先 1人気1着
02.09.08 セント(G3/阪神芝1200) 0.7秒先 1人気1着
2着 サニングデール
03.03.02 阪急杯(G3/阪神芝1200) 0.4秒差 3人気2着
03.02.09 シルク(G3/京都芝1200) 0.3秒差 1人気3着
02.12.15 CBC(G2/中京芝1200) 0.1秒先 1人気1着
3着 リキアイタイカン
03.02.09 シルク(G3/京都芝1200) 0.5秒差 3人気5着
03.01.05 京金杯(G3/京都芝1600) 0.3秒差 5人気4着
02.11.17 マイル(G1/京都芝1600) 0.0秒差 15人気3着

1着 サニングデール
04.02.29 阪急杯(G3/阪神芝1200) 0.0秒先 3人気1着
04.02.08 シルク(G3/京都芝1200) 0.1秒差 6人気3着
04.01.11 ガーネ(G3/中山ダ1200) 1.4秒差 9人気7着
2着 デュランダル
03.11.23 マイル(G1/京都芝1600) 0.1秒先 5人気1着
03.10.05 スプリ(G1/中山芝1200) 0.0秒先 5人気1着
03.09.14 セント(G3/阪神芝1200) 0.2秒差 4人気3着
3着 キーンランドスワン
04.02.29 阪急杯(G3/阪神芝1200) 0.3秒差 4人気5着
04.02.08 シルク(G3/京都芝1200) 0.1秒先 1人気1着
04.01.17 淀短距(OP/京都芝1200) 0.7秒差 4人気6着

1着 アドマイヤマックス
05.02.27 阪急杯(G3/阪神芝1200) 0.1秒差 2人気4着
05.01.29 根岸S(G3/東京ダ1400) 2.4秒差 2人気14着
04.12.19 CBC(G2/中京芝1200) 0.2秒差 2人気5着
2着 キーンランドスワン
05.02.27 阪急杯(G3/阪神芝1200) 0.0秒先 7人気1着
05.02.06 シルク(G3/京都芝1200) 1.2秒差 7人気15着
05.01.15 淀短距(OP/京都芝1200) 0.4秒差 3人気9着
3着 プレシャスカフェ
05.02.06 シルク(G3/京都芝1200) 0.1秒先 1人気1着
04.12.19 CBC(G2/中京芝1200) 0.0秒先 4人気1着
04.08.14 札日刊(OP/札幌芝1200) 0.1秒先 2人気1着

1着 オレハマッテルゼ
06.02.26 阪急杯(G3/阪神芝1200) 0.2秒差 1人気3着
06.01.28 東京新(G3/東京芝1600) 0.0秒差 2人気2着
06.01.05 京金杯(G3/京都芝1600) 0.7秒差 1人気9着
2着 ラインクラフト
05.12.18 阪神牝(G2/阪神芝1600) 0.6秒差 1人気4着
05.11.20 マイル(G1/京都芝1600) 0.2秒差 2人気3着
05.10.16 秋華賞(G1/京都芝2000) 0.1秒差 1人気2着
3着 シーイズトウショウ
06.03.04 オーシ(G3/中山芝1200) 0.7秒差 5人気9着
05.12.24 CBC(G2/中京芝1200) 0.0秒差 2人気3着
05.11.27 アンド(OP/京都芝1200) 0.5秒差 4人気9着

1着 スズカフェニックス
07.02.25 阪急杯(G3/阪神芝1400) 0.0秒差 2人気3着
07.01.27 東京新(G3/東京芝1600) 0.1秒先 1人気1着
07.01.06 京金杯(G3/京都芝1600) 0.3秒差 5人気5着
2着 ペールギュント
07.02.25 中山記(G2/中山芝1800) 1.4秒差 12人気13着
07.01.06 京金杯(G3/京都芝1600) 1.0秒差 11人気12着
06.11.26 アンド(OP/京都芝2000) 0.6秒差 1人気6着
3着 プリサイスマシーン
07.02.25 阪急杯(G3/阪神芝1400) 0.0秒先 3人気1着
06.12.17 阪神C(G2/阪神芝1400) 0.1秒差 6人気2着
06.11.19 マイル(G1/京都芝1600) 0.6秒差 12人気6着

上表は、過去7回で3着以内に入った馬の近3走を並べたものだ。
ほとんどが重賞からの臨戦馬で、近3走以内に重賞を一度も使っていなかったのは、2002年のショウナンカンプただ1頭。
このときのショウナンカンプは、近3走に限らず芝の重賞経験そのものがなかった。

近3走以内に、一度でも連対していた馬は全24頭中19頭。
該当しなかった5頭は、2007年2着ペールギュント、2006年3着シーイズトウショウ、2005年1着アドマイヤマックス、2003年3着リキアイタイカン、2002年3着スティンガー。
近3走以内に、一度でも馬券に絡んだ馬は全24頭中22頭。
該当しなかった2頭は、2007年2着ペールギュント、2005年1着アドマイヤマックスのみである。
ただし、ペールギュントの近3走は距離がすべてマイル以上で、スプリント性能が試されるレースではなかった。
また、アドマイヤマックスの近3走も、うち1戦はダートのため度外視。他の2戦に関しても馬券圏を外したとはいえ、0.1秒差、0.2秒差という際どい着差。
以上のことから、出走馬の近3走に関しては以下の点が好走条件として挙げられる。

●近3走以内に、重賞で3着以内歴がある
●近3走以内に、レースの格を問わず3着以内歴がある
●近3走以内で、一度も馬券に絡めていない馬は、0.2秒以内の着差が絶対条件

最も信頼できるのは、近3走以内に重賞3着以内の実績がある馬。
次に優先すべきは、重賞に限らず3着以内歴がある馬。
つまり、実績と同時に順調度も重要であるということだ。
上記3項目をひとつも満たしていない場合でも、近3走で一度も短距離(芝1400以内)を使われていない馬は、スプリント戦での未知の可能性に期待できる。

これまでの傾向を踏まえ、今の段階で面白そうだと思っている穴馬は、キョウワロアリング、ナカヤマパラダイス、マイネルシーガルの3頭。
その根拠は、明日にでも書きたいと思います。

コメント(4)

マイネルシーガルよさそうですね!!
軽い芝の実績が豊富でスピードを生かすための距離短縮はプラスだと思います!
もしかしたら本命にするかもしれません♪
なるほどぉ・・・ラップ構成で見ると、ホントに展開もクソもないレースなんですねぇ。。

まさに【SY】!!(S)数字で(Y)読もう。

自分はスプリント戦は何が来てもおかしくないレースって印象なので、本命を絞るのが非常に困難。。

確か・・ノブ屋さんはスプリント戦こそ得意としていたような!

是非ともノリ馬券で先週の分を取り返したいものですw。
まだ1頭ずつ詳しく調べてないので何とも言えませんが、できるだけ多くの検証を積み重ねて、少しでも確信が持てる結論を導き出したいと思います。

高松宮記念に、展開という要素があるとしたら、それは仕掛けどころだと思います。
前半のラップが異常に早いのは、中京が平坦小回りだからでしょう。

例えば、差し馬に跨る騎手心理としては、直線に坂がない平坦コースだと先行馬が粘り切ってしまう恐れがあります。
また、小回りコースだと直線で前が塞がる可能性がある。
ならば、できるだけ直線を向く前に先行集団を射程圏内に入れておきたいと考えるはず。
そのため、後方の馬たちは早めに仕掛けてくるのだが、それをよく知ってる先行勢は、勝負どころで差し馬に外からカブされるのを嫌い、やはりワンテンポ早く仕掛ける。

こうして、全体の流れがすべて前倒しになっていく。
そのため、直線入り口でもあまり馬群が固まらず縦長になるため、後ろから差してくる切れ味自慢も直線で前が塞がることなく追い上げられる。
おそらく、平坦の小回りながら後方待機勢の台頭が目立つのは、こうしたメカニズムがあるからでしょうね。

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