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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュのジャニュアリーS【1】/雨予報みたいなので書き直しました

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■中山ダート1200メートルの傾向と対策■

明日の東京は午前中から降水確率70〜90%、最高気温も9度まで下がり降雪の可能性も含んでいるとか。
どうやら道悪馬場は避けられそうになく、特に含水の影響が芝より大きいダートの検証は、重馬場前提で行ったほうがよさそうだ。

12.0 − 10.3 − 10.9 − 12.0 − 12.0 − 13.1 1.10.3 重 2007フェアウェルS
12.0 − 10.3 − 11.1 − 11.8 − 12.3 − 13.2 1.10.7 重 2006アクアラインS
11.9 − 10.3 − 11.0 − 11.8 − 12.3 − 12.7 1.10.0 重 2006ジャニュアリー
12.0 − 10.4 − 11.1 − 12.2 − 12.6 − 12.6 1.10.9 重 2004アクアラインS
11.9 − 10.5 − 11.2 − 12.0 − 12.0 − 12.8 1.10.4 重 2004ブラッドストーン
12.1 − 10.5 − 11.1 − 12.0 − 12.5 − 13.5 1.11.7 稍 2003クリスマスC
12.1 − 10.6 − 11.2 − 11.8 − 12.2 − 12.9 1.10.8 稍 2003春望S
11.9 − 10.4 − 11.0 − 12.1 − 12.9 − 13.0 1.11.3 稍 2003ジャニュアリー

11.9 − 10.4 − 11.0 − 11.9 − 12.3 − 12.9 1.10.7 平均ラップ

サンプルレースは、2003年以降に稍重と重で行われた、準オープンの中山ダート1200メートル戦8鞍。
平均ラップを見ても分かる通り、2ハロン目で最速ラップを計時し、そこからゴールまで徐々にペースが落ちていく前傾ラップ。
このラップ構成は良馬場でも同じ傾向で、バックストレッチに下り坂がある中山コースに共通する流れと言える。

33.2 → 37.1 1.10.3 2007フェアウェルS
33.4 → 37.3 1.10.7 2006アクアラインS
33.2 → 36.8 1.10.0 2006ジャニュアリー
33.5 → 37.4 1.10.9 2004アクアラインS
33.6 → 36.8 1.10.4 2004ブラッドストーン
33.7 → 38.0 1.11.7 2003クリスマスC
33.9 → 36.9 1.10.8 2003春望S
33.3 → 38.0 1.11.3 2003ジャニュアリー

33.4 → 37.2 1.10.7 平均タイム

サンプルレース8鞍の、前半3ハロン平均ラップは33.4秒、上がり3ハロンの平均が37.2秒。
2007年に良馬場で行われた準オープン5鞍の平均が、前半33.8秒 → 上がりが37.1秒だから、ラップに大きな差はないようだ。
前半を33秒台前半で折り返し、37.0秒前後の上がりをマークできれば、上位争いの一角に加わることができる計算になる。

スタートから最初のコーナーまでが長いため、枠の内外による有利不利はなさそうに思えるが、実は違う。
芝発走のスタート地点は、外枠のほうが長く芝の部分を走る構造となっており、これが内と外の命運を分けるのだ。
良馬場の場合、芝は硬く走りやすいため、そこを長く走れる外枠が圧倒的に有利。だが、降雨で馬場が渋ると、この論法は逆転する。
ぬかるんだ芝部分が短く、含水によって脚抜きが良くなったダートコースにいち早く突入できる内枠に地の利が傾く。

12 − 15 − 06 − 08 − 02(16頭) 2007フェアウェルS
02 − 04 − 05 − 10 − 08(15頭) 2006アクアラインS
12 − 10 − 15 − 02 − 01(16頭) 2006ジャニュアリー
06 − 10 − 01 − 03 − 02(14頭) 2004アクアラインS
04 − 05 − 11 − 07 − 12(14頭) 2004ブラッドストーン
04 − 03 − 12 − 13 − 07(14頭) 2003クリスマスC
07 − 02 − 03 − 06 − 10(16頭) 2003春望S
13 − 09 − 05 − 14 − 04(16頭) 2003ジャニュアリー

上表は、サンプルレース8鞍で掲示板に載った馬たちの馬番を並べたものだ。
左から、1着 − 2着 − 3着 − 4着 − 5着(出走頭数)を表わしている。
全40頭中、真ん中より内の枠だった馬は23頭、それより外枠だったのが17頭で、好走確率はほぼ互角。
これが複勝圏内に限定するとどうか。
全24頭中、真ん中より内の枠だった馬は14頭、外枠が10頭となり、わずかに内枠有利にシフトする。
一般的に、外枠が有利とされている中山ダート1200だが、馬場が渋った場合にはそれほど枠順を気にする必要はなさそうだ。

1着 08-06 2着 08-08 3着 02-01 2007フェアウェルS
1着 12-12 2着 04-05 3着 01-01 2006アクアラインS
1着 06-04 2着 09-06 3着 02-02 2006ジャニュアリー
1着 08-09 2着 08-08 3着 10-09 2004アクアラインS
1着 03-02 2着 01-01 3着 10-08 2004ブラッドストーン
1着 05-05 2着 02-02 3着 01-01 2003クリスマスC
1着 12-09 2着 04-03 3着 07-06 2003春望S
1着 09-06 2着 07-05 3着 07-06 2003ジャニュアリー

最後に、脚質傾向をチェックしよう。
上表は、サンプルレース8鞍で3着以内に入った馬の通過順位である。
全24頭中、3角5番手以内だった馬は10頭、3角8番手以降だった馬も10頭絡んでおり、脚質による偏りはない。
また、サンプル8鞍の中で、上位3頭がすべて3角5番手以内の馬で占められたのは、2003年のクリスマスCのみ。
3角8番手以降の馬だけで決着したのも1回だけで、基本的には先行馬が粘り込むところへ後方待機勢が差してくるパターンが多いようである。



■レベルの高いレースを探る■


◆フェアウェルS(古馬1600万下・中山ダ1200)

12.0 − 22.3 − 33.2 − 45.2 − 57.2 − 1.10.3(37.1)【−1.6】 フェアウェル
11.9 − 22.5 − 33.3 − 44.8 − 56.8 − 1.10.1(36.8)【−1.1】 京葉S
12.0 − 22.3 − 33.4 − 45.2 − 57.5 − 1.10.7(37.3)【−1.0】 2006年 アクアラインS

フェアウェルS当日は、第2レースまでの降雨が影響し、終日脚抜きのいい重馬場となった。
中山ダート1200で、同じような馬場状態だったレースを探すとなると、2007年4月の京葉S、2006年12月のアクアラインSまで遡らなければならない。
アクアラインSを勝ったスリーアベニューはガーネットS(中山ダ1200・G3)を制し、京葉Sを勝ったサチノスイーティーは同じく2007年のガーネットSで0.4秒差5着に健闘。
時計のかかる馬場と、脚抜きのいい馬場に対する適正判断は置いといて、純粋に同質馬場でのレベル比較には絶好の対象だろう。
ただ、同じ重馬場とは言っても含水率には若干の差があるため時計補正が必要だが、アクアラインSから0.2秒差なら十分なレベルだろう。

1着 1.10.3 36.5(3位)57.0 08-06 シアトルバローズ
2着 1.10.4 36.6(5位)55.0 08-08 グランプリオーロラ
3着 1.10.4 37.1(9位)57.0 02-01 スパイン
4着 1.10.4 36.3(1位)56.0 13-12 スナークユーキャン
5着 1.10.4 36.5(3位)55.0 10-08 ウィストラム

前半33.2秒 → 後半37.1秒は、先に検証した中山ダート1200の平均ラップに合致。
ハイペースで上がりがかかり、差し馬が浮上しやすいレースだったことは、1〜5着馬のうち実に4頭が4角6番手以降だったことからも明らかだ。
グランプリオーロラと勝ち馬に能力差はほとんどなく、走破タイムの0.1秒差は、仕掛けるタイミングと4角での横位置の差。
シアトルバローズもやや外めを回ってきたが、グランプリオーロラはさらにその外からの追い出しであった。
実走距離は明らかに2着馬のほうが上だが、2キロの斤量差を考慮して実力はほぼ互角と判断。

ダート1400メートルでも勝ち星はあるものの、負けたレースの平均着差は1200メートルのほうが圧倒的に短い。
4歳時に一度だけ1.4秒差をつけられた以外、ダート1200ではすべて勝ち馬から0.5秒差をキープ。
4月の京葉S(重馬場)では、サチノスイーティーから0.5秒差、トウショウギアとタイム差なしという実績もあり、ベストはやはりこの距離だろう。
2006年以降、グランプリオーロラが3着以内に入ったレースの馬場差補正値は、−1.6、−1.0、−0.4、−0.3、−0.6、−0.9、−0.8、±0、±0、−0.3、±0と、時計が出やすい馬場に集中しており、雨によって脚抜きが良くなるのは追い風か。
本当は、1200メートル帰りの前走こそ、この馬の買い時であった。
高齢の牝馬だけに、前走の結果だけで過剰な1番人気になるようなら危険だが、この距離ならオープンでも互角に戦える能力は持っている。



◆アクアラインS(古馬1600万下・中山ダ1200)

12.1 − 22.6 − 33.7 − 45.5 − 57.3 − 1.10.4(36.7)【−0.3】 アクアラインS
12.2 − 23.1 − 34.4 − 46.3 − 58.4 − 1.10.8(36.4)【+0.3】 千葉S

比較レースは、トウショウギアが完勝した古馬オープンの千葉S。
トウショウギアは、59キロの斤量を背負ってオープンの短距離を連続で連対した馬。比較対象としては申し分ない。
両者の間に生じた馬場差補正値は0.6秒。補正をかけると、千葉Sのほうが0.2秒上回る。
だが、レベル的に大きな差はなく、アクアラインSで好走を果たした馬は次走も信頼して問題なさそうだ。

1着 1.10.4 36.7(7位)56.0 02-02 モエレアドミラル
2着 1.10.5 36.8(9位)56.0 01-01 サイボーグ
3着 1.10.6 36.6(6位)53.0 04-04 ナリタジューン
9着 1.11.2 37.4(14位)55.0 02-02 リーサムウェポン
12着 1.11.6 36.2(3位)51.0 15-14 アイアムアドーター

前半3ハロン33.7秒は、中山ダート1200にしてはそれほど早くない時計。結果、道中4番手以内の馬が上位を占める前残りの決着に。
リーサムウェポンは、約8ヶ月の休養明けで馬体重の増減はなかったが、若干余裕残しの仕上がりだったか。
展開的には絶好の2番手追走だったが、最後はバテてしまい、先行勢の中では唯一上位争いから脱落した。
一戦叩いてどこまで良化しているかがカギだが、前走が展開向いてこの内容、輸送を考慮して軽めの追い切り、斤量2キロ増と条件は決して好転とは言えず、今回も見送りが妥当か。

12着アイアムアドーターは、スタートで不利を受け、最後方からの競馬。
最後まで流れに乗ることができず、上がり3位の末脚を繰り出すも、見せ場すら作れずに惨敗した。
後方待機には酷な流れだったが、道中12番手のビクトリーテツニーが上がり最速で5着、13番手のワールドハンターも同じく上がり最速で7着に入っている。
この着差を、前残りの展開と不利のせいにするには無理があるだろう。
休養明けのリーサムウェポンに対し、こちらは秋から順調に使われてきた馬。前走のフェアウェルSでも大敗し、一変の可能性は薄い。



◆アクアルミナスS(古馬1600万下・阪神ダ1400)

23.1 − 34.6 − 46.2 − 58.2 − 1.10.3 − 1.23.7(37.5)【−0.5】 アクアルミナス
23.3 − 35.1 − 47.1 − 58.9 − 1.10.7 − 1.23.8(36.7)【−0.3】 大阪スポーツ杯
22.9 − 34.3 − 46.2 − 58.3 − 1.10.4 − 1.23.3(37.1)【−0.9】 陽春S
23.3 − 34.7 − 46.7 − 58.6 − 1.10.8 − 1.24.0(37.3)【+0.3】 なにわS

比較レースは、昨年に良馬場で行われた準オープンの阪神ダート1400戦3鞍。
陽春S当日は雨の影響は受けてなかったが、なぜか全体的に時計が出やすく、逆になにわS当日は若干時計のかかる馬場だった。
馬場差補正をかけると、なにわSの時計が頭ひとつ抜け、アクアルミナスSと陽春Sの勝ちタイムが肩を並べる。
比較レース3鞍の勝ち馬は、総じてオープンでも掲示板を確保しており、これらと同格の時計を示したアクアルミナスSは、標準的1600万クラスの時計レベルを示したと言えるだろう。

1着 1.23.7 37.5(9位)57.0 01-01 サクラビジェイ
2着 1.23.8 36.7(3位)57.0 09-09 サワノブレイブ
3着 1.23.9 37.3(7位)57.0 03-03 サテライトキャノン
8着 1.24.1 37.0(4位)57.0 09-09 スターオブニルス
13着 1.24.7 37.6(11位)57.0 09-09 ピサノヘネシー
16着 1.25.0 38.5(16位)57.0 03-03 タケデンイーグル

大外枠から先行力を生かして先手を取ったサクラビジェイがそのまま押し切って勝利。
2着以下の争いは、先行馬と差し馬が入り乱れての大接戦となった。
勝ち馬から8着スターオブニルスまでの着差がわずか0.4秒、13着に大敗したピサノヘネシーでさえ1.0秒差である。
短距離とはいえ、定量のダート戦でここまで接戦になるレースも珍しい。

標準的な準オープンレベルを示したレースで、これだけ僅差の競馬だったと言うことは、スターオブニルスも好走の可能性を十分に秘めているということ。
もちろん、1200メートルへの適正面で裏づけが取れれば、ピサノヘネシー、タケデンイーグルら大敗組にも光明は差す。

ダ1400【2.0.3.9】35.7% → ダ1200【2.2.4.15】34.7% スターオブニルス
ダ1400【1.0.0.2】33.3% → ダ1200【2.2.1.5】50.0% ピサノヘネシー
ダ1400【0.0.0.3】00.0% → ダ1200【0.1.1.6】25.0% タケデンイーグル

スターオブニルスは、1000万クラス時代の鎌倉特別(東京ダ1400)で0.8秒差ブッ千切った実績もあり、どちらかと言えば1400がベストだが、1200でも複勝率は大きく劣らない。
タケデンイーグルも、1200での勝ち星がないだけに明確な適正判断はできないが、2回馬券に絡んでいる点で希望は持てる。
今回、舞台替わりで最も熱そうなのは、1200で複勝率5割を誇る、叩き3戦目のピサノヘネシーか。
スターオブニルスも、手塚厩舎2頭出しの人気薄、意欲の連闘策を踏まえれば面白い1頭だ。

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