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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの菊花賞【2】/レベルの高いレースを探る(その1)

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◆神戸新聞杯(阪神芝2400/3歳混合G2)

47.2 → 47.8 35.4(34.5) 2.24.7 良

1着 2.24.7 34.5(1位)15-15-14-12 3人気 ドリームジャーニー
2着 2.24.8 35.4(2位)04-04-03-02 5人気 アサクサキングス
3着 2.25.1 35.4(2位)05-05-05-05 2人気 ヴィクトリー
4着 2.25.3 36.0(9位)02-02-02-01 4人気 ホクトスルタン
5着 2.25.5 35.8(8位)06-06-06-05 5人気 トーセンマーチ

2〜5着までが、ことごとく4角5番手以内だった中、勝ち馬だけが12番手から直線一気。
確かに菊花賞の前哨戦としては、最も強烈なインパクトを与えた勝利ではあったが、菊本番への適性判断はどうだろうか?

47.2 → 49.7 → 47.8 35.4 2.24.7 神戸新聞杯
48.4 → 49.5 → 46.6 34.4 2.24.5 日本ダービー

上表は、神戸新聞杯と日本ダービーの、前半、中盤、後半の各4ハロン、上がり3ハロンのラップを示したものである。
中盤は両者とも49秒半ばを計時しており、勝ちタイムもほぼ同じ。違うのは展開だけだ。
後半より前半4ハロンが0.6秒速いやや前傾の平均ラップだった神戸新聞杯に対して、前半より後半4ハロンが1.8秒も速い後傾ラップだった日本ダービー。
ここで改めて、日本ダービーの着順を振り返ってみたい。

1着 2.24.5 33.0(1位)09-11-11-08 3人気 ウオッカ
2着 2.25.0 34.9(16位)01-01-01-01 14人気 アサクサキングス
3着 2.25.3 33.7(5位)05-06-07-09 4人気 アドマイヤオーラ
4着 2.25.3 35.0(17位)02-02-02-02 9人気 サンツェッペリン
5着 2.25.4 33.1(2位)14-16-16-18 8人気 ドリームジャーニー

ドリームジャーニーは、ウオッカの上がりからわずか0.1秒差の33.1秒で追い込んでいながら、掲示板を確保するのがやっとだった。
日本ダービーのレース上がり34.4秒に対して、ドリームジャーニーの自身上がりは33.1秒。
神戸新聞杯のレース上がり35.4秒に対して、自身上がりが34.5秒。
レース上がりとの比較で言えば、日本ダービーのほうが速い脚を使っているのだ。
では、なぜ神戸新聞杯では差し切れたのに、日本ダービーでは届かなかったのだろうか?
答えは簡単。前が止まらなかったからだ。
両レースで2着に入ったアサクサキングスの上がりを比較してみるとよく分かる。

逃げたダービーは34.9秒の上がりで粘り込んだのに、それよりも位置が後ろ(4番手)だった神戸新聞杯では上がり35.4秒しか出せていない。
つまり神戸新聞杯では、道中の速いペース、ゴール前の坂が先行勢を足止めにし、そこへドリームジャーニーが急襲してきたわけだ。

舞台は直線平坦な京都に移り、例年スローペースで流れる菊本番。
距離不安が囁かれるドリームジャーニーだが、どうやら超えなくてはならない壁はそれだけではないようである。



◆日本ダービー(東京芝2400/3歳混合G1)

48.4 → 46.6 34.4(33.0) 2.24.5 良

1着 2.24.5 33.0(1位) 09-11-11-08 3人気 ウオッカ
2着 2.25.0 34.9(16位) 01-01-01-01 14人気 アサクサキングス
3着 2.25.3 33.7(5位) 05-06-07-09 4人気 アドマイヤオーラ
4着 2.25.3 35.0(17位) 02-02-02-02 9人気 サンツェッペリン
5着 2.25.4 33.1(2位) 14-16-16-18 8人気 ドリームジャーニー

牝馬に栄冠をさらわれた形となった今年の3歳牡馬勢だが、果たして今年のダービーで2着以下に敗れた男馬たちは、本当にレベルが低いのであろうか?

48.4 → 49.5 → 46.6 34.4 2.24.5 日本ダービー
48.2 → 50.5 → 47.4 35.5 2.26.1 青嵐賞

日本ダービーと同日に行われる、古馬1000万クラスの青嵐賞とのラップを比較してみよう。
左から、前半4ハロン、中盤4ハロン、後半4ハロン、上がり3ハロン、勝ち時計を表している。
前半4ハロンがほぼ同じ時計、中盤で青嵐賞が1秒遅れ、後半4ハロンでさらに0.8秒の差が生じた。
道中の流れはダービーのほうが速かったにも関わらず、上がり3ハロンも1.1秒上回ったのだから、格の違いを見せつけた内容と言っていい。
実はこの青嵐賞、2001年からダービーの同日(2006年のみ前日)に行われるようになったのだが、その勝ち時計を比較してみると、ある法則が浮き彫りされる。

2001年
58.4 → 50.1 2.27.0 重 日本ダービー
60.2 → 48.9 2.28.2 重 青嵐賞

2002年
61.7 → 47.8 2.26.2 良 日本ダービー
61.0 → 50.1 2.27.1 良 青嵐賞

2003年
61.1 → 48.4 2.28.5 重 日本ダービー
62.0 → 50.0 2.29.4 重 青嵐賞

2004年
57.6 → 48.4 2.23.3 良 日本ダービー
60.3 → 47.8 2.24.1 良 青嵐賞

2005年
59.9 → 46.7 2.23.3 良 日本ダービー
61.3 → 47.2 2.26.9 良 青嵐賞

2006年
62.5 → 47.3 2.27.9 稍 日本ダービー
62.6 → 47.7 2.28.7 稍 青嵐賞

2007年
60.5 → 46.6 2.24.5 良 日本ダービー
60.5 → 47.4 2.26.1 良 青嵐賞

2005年以外、どの年も青嵐賞の勝ちタイムは、同年の日本ダービーよりも約1秒遅い時計なのだ。
つまり、青嵐賞は日本ダービーの標準レベルを計る格好のバロメーターになる。
今年の青嵐賞の勝ちタイムは2分26秒1、これを1秒速めた2分25秒1が今年のボーダーラインだ。
ウオッカ以外でこのハードルを超えたのは、アサクサキングスただ1頭。
多少強引ではあるが、とりあえずアサクサキングスの走破タイムが、例年のダービー馬に劣らない数字だったことが証明される形となった。

昨年の菊花賞は、アドマイヤメインが逃げ粘って3着を確保したが、この馬は日本ダービーでは逃げて2着に好走しており、アサクサキングスと似た戦績を残していた。
もし仮に、アサクサキングスの逃げが、昨年のアドマイヤメインに匹敵する内容だったとしたら、菊本番でも好走が約束されたようなものなのだが・・・。

48.4 → 49.5 → 47.1 2.25.0 日本ダービー(2007年)
48.1 → 49.9 → 47.3 2.25.3 青葉賞(2006年)


上表は、今年の日本ダービーでアサクサキングスが刻んだ、前半、中盤、後半4ハロンと走破タイムを、昨年の青葉賞と比較したものだ。
ご覧の通り、両馬ともほとんど同じペースで走っているのだ。
しかも、前半4ハロンは今年が0.3秒劣ったものの、中盤以降はアドマイヤメインよりも過酷なラップを刻んでいる。

この比較によって、アサクサキングスは昨年のダービー2着馬を凌駕する結果を示し、先ほど青嵐賞をバロメーターに算出した、例年のダービー馬級という評価にも裏づけを得た。
菊本番でも、アサクサキングスがペースを握るようなら、その先行力と粘り腰によって、レース終盤まで流れを支配されてしまう可能性は高いだろう。

それと同時に、日本ダービーでアサクサキングスのぴったり後ろを番手で追走し、0.3秒差まで食らいついたサンツェッペリンも、道中のペース次第では十分アサクサを逆転できる素材。
2ヶ月のブランク明けだったスプリングS惨敗から、皐月賞で巻き返した叩き良化の実績を持つだけに、休養明けの前走で惨敗したからと言って見限るのは早すぎる。
むしろ、人気が落ちたときこそ怖い1頭であることを忘れてはならない。

コメント(4)

ここ数年を見ると、毎年ではないにせよ、けっこうな具合で逃げ馬の3着以内が確保されていますね。
ハイペースやスローにおいても。
今年はどの逃げ馬が絡むのやら・・・
それが問題なんですよねぇ。
今年はおそらく、サンツェかアサクサ、スルタンあたりじゃないでしょうか?

意表をついて、ホウオーあたりが逃げたら面白そうなんですけどねw
ありがとうございます。
ホウオーは、まだあの末脚の幻想から脱せられないんですか!?
こりゃ、今回も買えないっすね。

皐月賞の33.9秒と、日本ダービーの34.1秒じゃ、たった0.2秒しか違わない。
てことは、この馬の上がりはこのあたりが限界であって、決してドリームやオーラほどの切れ味を持った馬ではないことの証。

ホウオーが勝ったレースは、新馬戦を除くとすべてタイム差なしか、0.1秒の僅差です。
並んだら抜かせないタイプの馬で、着差以上の強さを誇示してきたのが、この馬本来のスタイルだったはず。
好位につけて、粘り込む形に持っていけば、菊花賞の舞台でも強いと思うんですけどネェ。

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