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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの関屋記念【3】/どの前哨戦が強かった?

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■関屋記念のラップ


2001年  12.6 10.8 11.3 11.5 11.8 11.2 10.8 11.8 9頭
2002年  12.5 10.6 11.3 12.0 11.6 11.1 11.0 11.7 14頭 
2003年  12.2 10.7 11.4 11.7 11.1 11.9 10.9 11.9 16頭
2004年  12.5 10.8 11.5 12.0 11.6 11.2 10.6 12.1 15頭
2005年  12.3 10.7 11.6 11.9 12.0 11.3 10.6 11.9 18頭
2006年  12.9 11.0 11.7 11.7 11.7 11.3 10.1 12.1 18頭


上表は、過去6年の関屋記念のラップを示している。
メンバー構成、出走頭数に関わらず、どの年もほとんど同じラップ構成であることがお分かりいただけるだろうか?
テンの2ハロン目で流れがいったん速くなり、そのあとは11秒台の連続、そしてラスト2ハロン目で再び加速し、終いで一気にペースが落ちる。
これが、関屋記念お決まりの展開だ。

長い直線を2つ組み合わせたような構造の新潟マイルでは、一瞬で切れる瞬発力はほとんど役に立たない。
終始11秒台のラップを刻み続ける持久力こそが絶対不可欠なのだ。
そして、レースのカギを握るのは、ラスト2ハロン目。

逃げ先行馬に必要な資質は、1ハロン11秒台のラップをキープをしつつ、最後の直線でさらに加速する底力。
そして後方待機勢は、脚をためる機会を必要とせずに、直線で鋭い末脚を出せるかどうかが勝敗の分かれ目となる。

こう書くと、マイル以上の距離で実績のある馬が有利と思われるが、実はまったく逆。
持久戦といえども、ここは平坦な新潟芝。最終的にスピードの絶対値がモノを言う。
前2年ではいないが、前走で芝1400を使った馬が、高い確率で馬券の対象になっているのは、その証だろう。



■過去のレースから適正を探る


◆米子S(阪神・芝1600/古馬オープン・ハンデ)

46.5 → 46.2(34.2)15頭 良

12.7 11.2 11.0 11.6 12.0 10.8 11.2 12.2

1着 1.32.7 33.5 10-11 55.0 トウショウカレッジ
2着 1.32.7 34.2 01-01 56.0 インセンティブガイ
3着 1.32.8 33.8 06-07 54.0 フェイトトリックス
4着 1.33.0 33.6 12-13 53.0 スターイレヴン
5着 1.33.0 34.3 03-02 56.0 ファイングレイン

8ハロン中、ラップが12秒台に落ち込んだのは3回。
前半 → 後半がほぼ同じ時計で流れる、ややスローな展開ながら、ゴール前の坂に屈することなく、終いの200メートルを12.2秒で締めたラップは魅力。

テン乗りの松岡がどう乗るかが課題だが、この流れを2番手追走から粘り切ったインセンティブガイは、この中で一番新潟マイルへの適性が高そうだ。

スクールボーイは、道中でいったん息が入る展開のほうが得意な馬。
切れる脚を持ってはいるが、どこかでタメないと繰り出せないので、ここでは不発に終わるか。

ツルマルヨカニセは、4角5番手から直線で追うも直線半ばで失速。
坂のある阪神から平坦な新潟に移ってどうかだが、末脚の持続力には疑問が残る一戦となった。

スタート直後に挟まれたマイケルバローズは、その不利が最後に影響したか、直線ジリジリとしか伸びず。
2走前は4角12番手から大外一気、3走前は先行押し切りの横綱相撲。
脚質に自在性があり、展開しだいで戦法を変えられる点で、米子S組からはインセンティブガイに次いで期待が持てる1頭だ。



◆七夕賞(福島・芝2000/古馬G3・ハンデ)

47.7 → 48.6(36.6)16頭 良

12.3 11.1 12.1 12.2 12.1 11.9 12.0 12.0 12.1 12.5

1着 2.00.3 35.7 12-13-05 57.0 サンバレンティン
2着 2.00.5 35.7 16-16-15 55.0 アドマイヤモナーク
3着 2.00.6 36.3 06-04-05 56.0 ユメノシルシ
4着 2.00.7 36.1 12-13-10 57.0 ヴィータローザ
5着 2.00.7 36.8 02-02-02 54.0 ニホンピロキース

前半4ハロンが、後半より約1秒速い前傾ラップ。
テンの1ハロンから、12.0秒の時計ラインを綺麗に保ったままの流れは、決して楽ではない。
コース形態の特徴から、3〜4コーナーまで脚をためたサンバレンティンがレースを制したが、新潟のマイルではこの乗り方は通用しない。

良馬場発表も馬場はかなり荒れており、上位5頭のうち3頭が後方待機勢という消耗戦。
明らかに前が不利な状況だったのは、ここで5着に敗れたニホンピロキースが、やや前残りの展開だった小倉記念で、2着まで着順を上げていることでも証明している。

果敢に逃げたストーミーカフェは、最後の100メートルで止まったものの、この不利な展開でわずか0.5秒差。
ハイペースの福島芝1800でユメノシルシから0.4秒差を、平均ペースの福島芝2000では0.2秒差にまで詰めている。
ニホンピロキースが、七夕賞0.4秒差 → 小倉記念0.2秒差に着差を縮めていることを考えれば、距離短縮に加えて、楽に単騎逃げができそうな今回は、確実にパフォーマンスを上げてくるだろう。



◆ストークS(阪神・芝1400/古馬1600万下・定量)

46.3 → 46.5(34.9)17頭 良

12.3 11.0 11.4 11.6 11.6 11.4 11.9

1着 1.21.2 34.4 08-06 55.0 アンブロワーズ
2着 1.21.4 34.8 03-03 57.0 ドラゴンウェルズ
3着 1.21.5 34.9 03-03 55.0 ブリリアントグレイ
4着 1.21.6 34.0 14-14 55.0 ウェスタンクィーン
5着 1.21.6 34.5 09-09 55.0 ホエールシャーク

思ったよりも、流れに緩急がつかなかったラップ構成。
瞬間最高速度ではなく、高い水準をいかに長く持続させるか、まさにその資質が問われた一戦と言えるが、試されたのは能力ではなく折り合い。

内回りのわりに流れは緩く、前残り濃厚なスローペース。
その展開を利用して、粘り込みを計る2、3着馬の外を、並ぶ間もなくかわして行ったアンブロワーズの切れ味はさすが。
近走、展開に関係なく末脚が安定している点で、タメが利かない新潟マイルへの適応力はありそうだ。



◆アイルランドT(東京・芝1600/古馬1600万)

46.6 → 46.7(34.9)16頭 稍重

12.5 11.0 11.5 11.6 11.8 11.3 11.6 12.0

1着 1.33.3 34.0 11-11 55.0 ニシノナースコール
2着 1.33.4 34.6 05-06 57.0 シンボリウエスト
3着 1.33.4 34.5 05-08 55.0 ブラックバースピン
4着 1.33.6 34.8 05-06 54.0 キンシャサノキセキ
5着 1.33.8 34.8 09-10 57.0 チョウカイフライト

頭ひとつ抜けた切れ味で、下した相手のレベルは準オープンの枠を超えている。
10秒台にまで速くなったラップがなく、ラスト3ハロン目からゴールまで徐々に時計が衰えているのは、稍重の馬場が影響してか?

勝ち馬ニシノナースコールが誇る、五頭連峰特別連覇、秋華賞3着という実績は、当然ここでは断然上位だが、格下にあっさり負けるシーンも多く、ここよりさらに厳しい流れの時計勝負となる新潟マイルを、果たしてどう捌くか。



■結論

まだまだ、たくさんのレースについて、ラップや適正を確認していきたかったのですが、明日は朝の5時に起きなくてはならないので、前哨戦の分析はここまでとします。

現在のところ、1番人気はカンパニー、2番人気がニシノナースコール、3番人気がアポロノサトリ、4番人気がシンボリグラン。
実績がそのまま人気に反映されているような形ですが、この4頭がまとめて飛ぶ可能性は大いにあります。
この中で、まともに走ってこれそうなのは、アポロノサトリぐらい?

今シーズンの新潟は、どうも前残り傾向が例年よりも強く、後方待機勢よりも前々で競馬をする馬から中心に、印をつけていきたいと思います。


◎ストーミーカフェ
○インセンティブガイ
▲アンブロワーズ
△カンファーベスト
△アポロノサトリ


でも今回は、ストーミーの複勝1本で勝負します!
あぁ、眠い・・・

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