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The Metropolitan Museum of Artコミュの印象派コーナー改装

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トピックというほどでもないかもしれませんが・・・

しばらく閉鎖になっていた2階南側の19世紀絵画コーナーが12月4日より改装オープンしました。
スペースが若干広くなったような気がするのですが、大体部屋が多くていつも迷っているので、ただの錯覚かも知れません。有名名画はそのままですが、いままで出ていなかった絵も展示替えで出ているようです。
傾向としては、従来かなり19世紀フランス絵画に展示が集中していたのを、もっと19世紀および世紀末前後の絵画全体を俯瞰できるような展示になっているようです。今まであまり気がつかなかったドイツやロシアの絵も目立つところに出ていますし、印象派以前の作品が小品も含めて増えているような気がします。
大きな変化は、従来1階に展示してあったような20世紀絵画が一部2階に上がってきていることです。ボナールやルドンはおろか初期のピカソやマチスまで2階で見ることができます。
これは1階の20世紀絵画はどうなっているのかと思って降りてみましたら、展示の点数が減っている上に3分の2ぐらいのスペースが立ち入り禁止になっていました。こちらも模様替えするようです。どんな作品が出てくるのか楽しみではありますが。

ついでながら、一時的な情報で恐縮ですが、2階でやっている「バロックのタペストリー」展はすごいです。日本ではあまりはやらないタイプと思いますが、オランダやフランスの巨大なタペストリーが壁を覆っていて度肝を抜かれます。この時期にNYに来られる方は必見です。

もうひとつ、観光ガイド的ですみませんが、この時期に来られた方は正面階段の奥、スペインの教会の格子の前にクリスマスツリーが置かれていて、5時半に聖母子や天使たちの像が点灯しますので、これも見ない手はありませんぜ。

コメント(2)

申し忘れましたが、今回の改装の目玉として、アール・ヌーボー時代の部屋を復元したものがコーナーに設置されているのが見ものです。
また、ホイッスラーとかサージェントとか、従来アメリカンウィングに展示してあったものが、一部こちらに引っ越してきています。時代を同じくするいろいろな様式を一同に展示するという今回の改装の趣旨の一環でしょうか。
年末の見納めにまたTrustee's Dinig Roomで一杯引っかけて、その勢いで現代絵画コーナーがどうなっているか確認してまいりました。
ピカソやマチス、ボナールなどが一部2階に引越したおかげで、今まで出していなかった収蔵品が若干新たに出てきているようです。アメリカの20世紀絵画はジョージア・オキーフなど中心に点数が増えているようですし、ドイツの表現主義絵画(ベックマンとか)がいくつか出てきているのは新しい傾向です。私の好きなパウル・クレーもだいぶ点数が増えました。あと、バルチュスが目立ちますが、メトロポリタン好みなのでしょうか。
中2階と2階の現代美術も見てきましたが、立入禁止にして改装した割りに目新しい変化は感じられません。もっとも私の興味がやや薄いからかもしれませんが。私の好みと言えば相変わらずデ・キリコとかイヴ・タンギーとかロベルト・マッタとか、怪しい系の絵画ばかりで、このあたりは根本的な精神構造に問題があるのかもしれません。

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