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Small Talk about MOVIESコミュの6. SHOOTER

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一足お先に 【 THE SHOOTER 】 見てまいりました。
(もちろん試写会で)

以前、私の日記でも書かせていただきましたが、
この作品は、もう何年も待っていた作品です。
原作小説の熱烈なファンなんです(笑)

↓日記にて↓

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=330026864&owner_id=4814354

熱烈なだけに、映画化となると不安も生じますが、監督・主演共に私の好きな方たちなので、少しはそういった不安も和らぎます。

で、肝心な感想ですが、、、

やはり、原作とは大きく設定が変更されています。
時代設定、登場人物の名前、キャラクター、進行、など。。。
原作では、物語が進むにしたがって、細かい出来事などが微妙に、
そして複雑に絡み合いながらラストまで突き進んでいく、というプロットで、
それがまた一段と物語を面白くさせているので、映画用に設定等が変更
されると、その醍醐味が半減されてしまうということが起こってしまいますが、まぁ翻訳版で上・下2冊分を2時間に凝縮させるわけですから、これはしょうがないといえばしょうがないですな・・・


一つの独立した作品として見れば面白いと思います。
しかし、原作を読んでいないと 「?」 と思うところもあるんじゃないでしょうか。
説明抜きでさくさくとテンポ良く進んでいくので、「どうしてそうなるの?」と
思ってしまうようなところが。。。
しかしもちろん、原作を読んでいるとニヤリとさせられるシーンも。
これは大幅に設定を変更しつつも、原作の 「小技」 をさりげなく描いている
からだと思いますが、やはりファンには嬉しいですね。

でもやっぱり、原作ファンから見ると、

『あぁ〜、そこ削っちゃったかぁ・・・』
『あぁ〜、そういう風に変更しちゃったのね〜・・・』
『え?これ誰?』

という風に思ってしまいますねぇ。
まぁそのあたりは割り切って、純粋に楽しんできました。
もちろん公開されたらもう一度見に行く予定です♪

↓ 以下ネタバレ ↓

オッケーな方だけどうぞ
(でも直接的なネタバレは出来るだけ避ける努力はします…アハハ)

↓ ↓ ↓ ↓



















主人公、ボブ・リー・スワガーは、原作ではベトナム戦争の英雄スナイパーで
任務中の負傷が原因で退役、という設定ですが、今作品では違います。
エチオピアでの秘密任務(CIA絡み)で、スポッター(観測手)の
ドニーがKIA(戦闘中死亡)、そして上官の裏切りに合い、
そのことが原因で退役したことになってます。
まぁこれは考えようによってはしょうがないですな。
(原作どおりだと、ボブは現在60歳以上ですからね)

しかしですね、原作でのボブは国家に対していまだ忠誠心はあっても、
猜疑心などは抱いていないはずです。生粋の海兵隊員なのです。
だからこそ大統領暗殺計画の阻止に動く気にもなったはずです。
映画では、国家に裏切られたという気持ちがあるようです。
「前の、そして今の大統領も嫌いだ」
と言い切っちゃってますからね(苦笑)

また、原作ではベトナムでボブを退役に追い込んだ負傷の原因である
T.ソララトフというロシアスナイパーの名前が見え隠れしますが、
まったく出てきません。
「添付文書B」も出てきません。
(Dレベルの機密情報というような名前で出てきますが)

これらの点が、ボブの心理描写や物語の進行で重要なプロットに
なっていますので、映画で省かれたことによってボブの微妙な心理描写、
ニックの心理描写などが曖昧になってしまい、いまいち掘り下げが足りなく
写ってしまうところが残念です。

そしてもう一点。
ニックがなんとFBIの「新米捜査官」!!!
な、なぜだ???
原作では不器用な、しかし腕は確かなスナイパーだったのに。。。
ボブのちょっとしたレクチャーであんなにライフルの扱いがうまくなるものか?
新米捜査官が単独で捜査を進められるものなのか?
それにボブとニックが行動を共にするまでの過程が面白いのに、
映画ではボブがニックをただ「利用する」ために近づいた、というような
描写になっています。
ちょっとねぇ、それではボブにもニックにも感情移入しにくいですなぁ・・・

そしてクライマックス。。。
ペインを撃つのがサラだなんて!
そ、そりゃイカンだろ・・・
サラを殺人者にしてどうする・・・(もちろん起訴はされませんが)
それに大佐も議員も勢揃いしているのにこのシーンではこれだけ。

そしてボブがラストで一人すべてを清算する為に・・・となってます。

原作では議員はすべてが終わった後に突然の心臓発作で他界する
ことになってますが、この描写は、CIAが極秘に薬などを使って
暗殺した、という風に読者の想像をかきたてるところが良かったのに・・・

やはりラストは原作どおりが良かったなぁ・・・

まぁ映画での司法長官の最後の一言がこのラストシーンを暗示してるからまだいいけど。。。

それにね、原作でのラスト、法廷での予備審問のシーン。
これはスゴイです。
ページ数は少ないですが、ここだけでも下手な法廷モノよりよくできてます。
読みながら、「大丈夫か!ボブ!?」 と思ってしまうほどドキドキします。

それなのに・・・司法長官とのやり取りで終わり。

ボブの無実を証明する 『 あっと驚く仕掛け 』 も
さらっと説明して終わり・・・

あれれ? そこが一番の 『 キーポイント 』 でもあったのに・・・
原作を知らないと、あれ?そんだけ?あっけない… と思ってしまうだろうなぁ・・・
あ〜もったいない・・・

最後に極めつけの一点。。。

ボブの狙撃の腕の非凡さの描写が少なかったです・・・

冒頭のエチオピアでの任務のシーン、
ラストの山岳地帯での狙撃のシーン、

・・・そ、それだけじゃないですかっ???

ニックを助けるシーンの、あの見事な射撃はどこへ?
そしてなんと言っても、
原作で、50人のパンサー大隊を相手にライフル一つで立ち向かう、
文字だけでも(読んでいるだけで)ワクワクドキドキするような
あの素晴らしい戦闘シーンは・・・???
あのシーンをどうやって映像化するのか? というのが映画化に対する
楽しみでもあった私としては、これだけは納得いきません・・・!

手作り爆薬?
アンタは『ターミネーター』のカイルか?! (笑)
アンタスナイパーだろ?!

原作より少ない24人相手なのに・・・

う〜〜〜〜〜ん・・・・・正直、これにはがっかりしました・・・




なぁ〜んて、かなり辛口に書いてしまいましたが、
映画としては面白いと思いますので、
見て損はないと思いますよ♪

熱烈なファンを自負してますので、そのへんはお許しください。

まだ一度しか見てないので、公開されてからもう一度、二度見て、
さらに掘り下げたいと思います(笑)

みなさんも、もし見たら感想などお聞かせくださいね♪

コメント(3)

ナツさん◆

スミマセン、コメント遅くなりました。。。
いよいよ6月1日公開ですね。僕も公開されたらもう一度見に行く予定です。パンフレットも欲しいし(笑)

小説は最高に面白いですよ。
ちょっと銃器に関するマニアックな描写がありますが。。。
読んだらまた乾燥をお聞かせくださいね。
映画館で、今度はちゃんとお金を払って見てきたので(笑)、ちょっくら追記を。。。

この作品は、1回目と2回目の印象がそんなに変わらない、私にとっては珍しい作品でしたね。
やはりどうしても原作と比べてしまうんですよねぇ。そういう見方は、この手の作品ではある意味タブーかもしれませんが・・・(苦笑)
まぁ、試写会で見てから、また原作を引っ張り出してきて読んだばかりでしたので、余計にそのギャップが目についちゃうんですよね。
原作を知らないほうが純粋に楽しめるかもしれません。
映画としては結構な出来ですから。。。

今度はDVD発売までお預けですね。
DVDが発売されたら、もっと細かい点(登場人物が使用している銃器関係とか)に気をつけて見るつもりです。。。

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