信仰と対話コミュの▲「絶待妙」と「相待妙」

このトピックでは、「絶待妙」と「相待妙」について考察したいと思います。

【2008年02月18日 06:35　ど根性】
＞１６１　どろさん

絶待妙の立場と相待妙の立場があります。
経文に基づいてこれを判ずるならば、浄土三部経は、釈尊が十九出家三十成道の始成正覚の立場で、未だ真実を顕わしていない時の教えを記録したもので、一切衆生の成仏の因縁を説ききらない部分観の教えです。
しかも、後世の人師によって唯除五逆誹謗正法の誡文に背くこととなったので、法華経の文「若し人信ぜずして此の経を毀謗せば則ち一切世間の仏種を断ぜん」に基づき、無間地獄の教えであると呵責されたわけです。

【2008年02月18日 21:37　いとー】
＞ど根性さん　173

＞＞一つ一つ答えるよりも、絶待妙と相待妙の立場があるということのみ、繰り返し申し上げておきましょう。
それらの用語については、出来ればご自分で調べてみてください。
難しいことではありません。

僕も自分で調べてみました！！
↓
http://homepage3.nifty.com/y-maki/yougo/438b.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
相待妙・絶待妙とは、天台大師が『法華玄義』に、
　「二に妙を明かさば、一には通釈(つうしゃく)、二に別釈(べっしゃく)なり。通に又二と為す。一には相待、二には絶待なり」
と説いているように、妙法蓮華経の「妙」の一字を通釈するために立てた教判です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

天台大師が『法華経』の「妙」という一字を解釈するために立てた「教判」なんですね。

私はこの「教判」自体を否定しませんが、
あくまでも天台大師の「教判」であって、「釈尊の言葉」ではありませんので、
その「区別」はさせていただきます。

道綽禅師の聖道門・浄土門の「教判」をど根性さん逹他宗の方に適応できないのと同じように、
この「教判」は他宗の私やどろさんやあつしさんには適応されませんね。

【 2008年02月18日 22:53　ど根性】
天台は法華玄義において、「文証無き者は悉く是れ邪偽彼の外道に同じ」と断じております。自らの教判に文証があるからこそ言えることです。

【2008年02月19日 01:02　ど根性】
＞１８０

「我が此の九部の法は衆生に随順して説く大乗に入るに為本なり」(妙法蓮華経方便品第二）
「此に於て命終して即ち安楽世界に往く」（妙法蓮華経薬王菩薩本事品第二十三）
「一切世間の天・人及び阿修羅は、皆今の釈迦牟尼仏釈氏の宮を出でて伽耶城を去ること遠からず、道場に坐して阿耨多羅三藐三菩提を得たりと謂えり」（妙法蓮華経如来寿量品第十六）
「今此の三界は皆是れ我が有なり其の中の衆生は悉く是れ吾が子なり」（妙法蓮華経譬喩品第三）
「若し俗間の経書・治世の語言・資生の業等を説かんも、皆正法に順ぜん」（妙法蓮華経法師功徳品第十九）

まだまだたくさんあります。
これらは、一代聖教の心は即ち法華経であると開会（かいえ）することを示す文です。
つまり、絶待妙の文証となります。

【2008年02月19日 11:41　どろ】
ど根性さん

法華三部経の結経にある「方等経」は浄土三部強を含むのかという点について、引き続き教えて頂きたいと思います。

＞一つ一つ答えるよりも、絶待妙と相待妙の立場があるということのみ、繰り返し申し上げておきましょう。
＞それらの用語については、出来ればご自分で調べてみてください。
＞難しいことではありません。

調べてみましたが、要約すれば、「法華経は他に絶して勝れている」という内容ですね。
非常に興味深い哲学が展開されており、今後も学んでいきたいと強く思いました。
「めくるめく」という表現が相応しいような世界観ですよね。
ただしですね、いまここで追求している個別課題の答えになるのかな？と思うんです。

私の疑問をたとえ話で説明してみます。
かつてキリスト教世界では、天動説はゆるがせに出来ない絶対的真理とされていました。
これに対して、天動説と現実の天体の動きの矛盾を指摘する地動説が現れました。
天動説が地動説に論駁するには、地動説よりも説得的に天体の動きを説明する必要がありました。
しかし天動説側はそうしませんでしたね。
こう言いました。
「神は絶対である。」
「絶対の神の言葉が書いてある聖書は、絶対に正しい。」
「だから天動説は正しい。」

この説明は、普遍性を持つでしょうか。
「天動説を疑うとは、あなたは神の絶対性を否定するのですか。」
この論理が通用する世界でしか、天動説は説得力をもちません。
神の絶対性を信じない相手には通じないですね。

神を絶待妙に置き換えて頂けば、私の言いたいことがわかって頂けると思います。

もうひとつたとえですが、ニュートンの法則によれば、全ての物体の落下速度は等しいはずです。
しかし、現実には物体の形状によって落下速度は違います。
子どもが、ニュートンの法則に疑問を呈します。
「木の葉は舞いながら落ちるじゃないか」と。
現象と本質の矛盾に目をとめたわけです。
これに対してこんな答え↓が役に立つでしょうか。
「ニュートンの法則は世界中の大学で正しいことが認められている。」
「ニュートンの法則は正しいのだ。」
「だから木の葉が舞いながら落ちても、ニュートンの法則は正しい。」
なんだか煙に巻かれたみたいで、子どもの疑問は解消されませんね。

木の葉が舞いながら落ちるのは、空気があるからだ。
木の葉がまっすぐニュートンの法則に従って落ちるのを、空気が邪魔しているんだ。
空気のない月へ行けば、木の葉は鉄のかたまりと同じ速さでまっすぐストンと落ちる。
試験管の中でも実験できるよ。
このように現象と本質のちがいの原因を具体的に説明した方がいいですよね。

そこでお手数ですが、もう一度同じ質問をさせてください。

　法華経「方便品」に「正直捨方便」とあり、これが法華経以後にそれ以前の教えがいわば用済みになった根拠であるとされています。
　しかし他方、法華三部経の結経では、法華経以外の教えも法華経の「従的役割」を与えられ、法華経を信受しないものに説くようにと勅されています。
　一見したところ二つは矛盾しているかに思えます。
　が、仏説ですので矛盾していないはずです。
　方便は捨てるべきなのか、保つべきなのか。
　方便品と結経にある、一見相容れないかに見える二つのテーゼを、どのように統一的に理解すればよいのでしょう。

それからこれは蛇足なんですけど、
＞「若し俗間の経書・治世の語言・資生の業等を説かんも、皆正法に順ぜん」（妙法蓮華経法師功徳品第十九）
これは相待妙の文証かなと思って読みました。

【2008年02月19日 20:44　ど根性】
＞１８３

「絶待妙」の話が、いつのまにか「絶対的神」の話になっていますね。
全然違います。

１８３の貴コメントの言葉を借りて、仮に説明しましょう。

＞法華経「方便品」に「正直捨方便」とあり、これが法華経以後にそれ以前の教えがいわば用済みになった根拠であるとされています。

これが相待妙です。

＞しかし他方、法華三部経の結経では、法華経以外の教えも法華経の「従的役割」を与えられ、

これが絶待妙です。

＞仏説ですので矛盾していないはずです。

その通りです。
モード切り替えというイメージが近いかもしれません。
相待妙モードでは権教（仮の教え）として捨て、
絶待妙モードでは全体の中の部分観として容れる。
そういうことです。

「群盲象を評す」といいますよね。仏典に説かれる譬え話です。
ググってみたら、写真付きで解説しているブログ見付けました。↓
http://tuiterune-sketch.seesaa.net/article/53571916.html
（笑）

目を開ければ、象は象以外の何ものでもありませんが、
確かに部分を切り離してみれば、胴は太鼓のようですし、足は大木のようですし、鼻な蛇
のようですし、耳は大きな団扇のようです。みんな部分としては正しい（絶待妙）。
でも、象は象であって、太鼓でも大木でも蛇でも団扇でもありません（相待妙）。

そういう至極簡単なことを言っているのですけどね。

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[7] mixiユーザー 03月03日 07:14

＞ど根性さん

から失礼します。

トピックタイトルの間違え失礼しました

。m(__)m
とりあえずその部分は訂正しておきました。

後程、またコメントさせて頂きます。

[9] mixiユーザー 03月03日 15:32

＞５
ど根性さん
>どういう範囲で一番なのか、それが肝心です。

法華経は
お経の中で一番！と言う事が法華経に書かれているから
法華経が一番である
と言う事で理解して宜しいでしょうか？

[10] mixiユーザー 03月03日 19:14

＞９　ミル子さん

そうですよ。
逆に、経文に書かれていなかったら、そうは言えないですよね。
当然のことです。
涅槃経にも「了義経に依つて不了義経に依らざれ」とあります。
涅槃経でいうところの了義経というのは法華経のことです。

[11] mixiユーザー 03月04日 01:14

＞ど根性さん　5

ど根性さんの仰る通り、阿弥陀仏（＝無量寿仏）の威神光明は、
六方諸仏（＝全宇宙）の中で「最尊第一」です。

更に、

「われ仏とならんに、国土をして第一ならしめん。その衆、奇妙にして道場超絶ならん。
国泥洹のごとくして、しかも等しく双ぶものなからしめん。われまさに哀愍して、一切を度脱すべし。
十方より来生せんもの、心悦清浄にして、すでにわが国に到らば快楽安穏ならん。」
『無量寿経』

とありますから、阿弥陀仏の国土＝極楽浄土も「第一」であります。

そして別トピックで、
＞＞４．無量寿経は経道滅尽後も１００年とどまって功徳があるということ。
＞＞（でも、正法誹謗は除くということ）
は、ど根性さんも確認済みのことです。

また、阿弥陀仏が釈尊の分身であっても何も問題はないと思います。
経道滅尽後も１００年とどまって功徳がある『無量寿経』に基づいて、
威神光明が六方諸仏（＝全宇宙）の中で「最尊第一」の阿弥陀仏の本願力によって、
「第一」の浄土である阿弥陀仏の国土＝極楽浄土に往生し、
そこで、釈尊の分身である阿弥陀仏に教えを直接お聞きして成仏することができるのですから、
誠にありがたいことだと思います。

ど根性さんは、『法華経』薬王菩薩本事品第二十三の記述を「体内の権」として挙げられましたが、
『無量寿経』は経道滅尽後も１００年とどまって功徳がありますから、
「開会の前後」で極楽浄土に往生するための手段が「置き換わった」のではなく、
『法華経』によって、極楽浄土に往生するための手段が「増えた」ということだと思います。

『大乘涅槃経』に、「如来は虚妄の言無し」とありますから、
釈尊がわざわざ自分の分身である阿弥陀仏に、意味のない誓願を立てさせて、
衆生を落とし穴に落とすみたいに、間違った方向に導かせるはずかありません。

当然のことですね。

[12] mixiユーザー 03月04日 07:39

＞１１　いとーさん

「如来は虚妄の言無しと雖も若し衆生・虚妄の説に因つて法利を得と知れば宜しきに随つて方便して則ち為に之を説き給う」（涅槃経）

こういうことです。

[13] mixiユーザー 03月04日 08:12

＞１１　いとーさん

＞「開会の前後」で極楽浄土に往生するための手段が「置き換わった」のではなく、
『法華経』によって、極楽浄土に往生するための手段が「増えた」ということだと思います。

「開会」ということが、理解できておられないようです。
数直線の例で示しましたが、自然数も整数も分数も少数も有理数も無理数も、みんな実数です。自然数と整数と分数と有理数と無理数を足したら実数になるのではありませんよね。点が線で結ばれること言えばわかりますでしょうか。

[14] mixiユーザー 03月04日 10:24

ど根性さん

喩えに囚われすぎるのはよくないと思いますが、ど根性さんの喩えに沿って考えてみます。

点として存在する釈尊の諸経ですが実は同一直線上にある(一仏乗)であるというのが私の理解です。

ど根性さんは法華経がその線そのものだとお考えなのでしょうか？

それともその線の存在を明かし告げた教えであるとお考えなのでしょうか？

[17] mixiユーザー 03月04日 19:47

＞１４　どろさん

そうですね。
私は、道理や証文なしに断定的にこうだと決め付けることはよくないと思っていますので、文証は当然ですが、道理を説明するために卑近な譬えを用いることが多すぎるかもしれません。目的は道理を説明するということだけで、他意はなく、また、譬えがそのまま実相であるわけではありません。
「道理証文よりも現証には過ぎず」（日蓮）といわれているので、本当は現証をみれば一発で分かるのですが、こちらのコミュニティはそういった場所ではないと思いますので、道理証文を用いております。
実数の譬えは、「開会（かいえ）」ということを卑近な例で示したつもりです。敢えてこの譬えを法華経に引き合わせるならば、仰るとおり、私は法華経を実数直線に譬えています。
似ているのは、実数直線には始まりもないし、終わりもないということ（久遠）。もう一つは欠けるところがないということ（純円）です。
一つ一つの点の集まりかというと、点と点の間にいくら点を打ち続けても、いつまでたっても線にはなりません。では、その間は無いのかというと有る。有るので点を打つことができます。でもまたその点と点の間に空白ができますよね。これが諸法の実相にそっくりだということです。ただ、これは飽くまで譬えであって、実数直線は法華経そのものではありませんから、これ以上追究しても意味がありません。
要は、開会ということが分かれば、この譬えは方便として捨ててしまえばいいのです（相待妙）。

[18] mixiユーザー 03月04日 20:17

＞17　ど根性さん

あ、すみません。表現が悪かったようです。

私が書いたのはど根性さんの譬えがよくないという意味ではなく、あくまでも譬えなのに、良くできているので私がその譬えに囚われすぎて変な質問になってはいけないという意味でした。
誤解を招く表現でど根性さんが不快な思いをなさったかと存じます。
舌足らずであったことをお詫びいたします。

追求しても意味がないということですので、この質問が的はずれならお答え頂くに及びませんが、いま一度その譬えに沿ってお尋ね致したいと思います。

法華経はその実線上に位置するのでしょうか、位置しないのでしょうか。

もしも実線上に位置しないならば、その譬えにそって最も近いと思われる位置はどのあたりにあるのでしょうか。

[19] mixiユーザー 03月04日 21:47

＞サラダボールさん　16

浄土三部経を図書館で読まれる勉強熱心な姿勢、
大変素晴らしいことだと思います。

ただ、せっかく四十八願をお読みになられたのですから、
もう少し後まで話題にして頂きたかったですね。

仏、阿難に告げたまはく、「法蔵菩薩、いますでに成仏して、現に西方にまし
ます。ここを去ること十万億刹なり。その仏の世界をば名づけて安楽といふ」
と。阿難、また問ひたてまつる、「その仏、成道したまひしよりこのかた、い
くばくの時を経たまへりとやせん」と。仏のたまはく、「成仏よりこのかた、
おほよそ十劫を歴たまへり。
『無量寿経』巻上

とありますように、法蔵菩薩は既に成仏して阿弥陀仏となり、
その本願力が効果を発揮しております。

それに、極楽浄土に往生した後に成仏に到ることは、
▲仏教各宗派における「目的」と「手段」の【２】で、
既に述べております。

そして、その阿弥陀仏とその極楽浄土の話が説かれている『無量寿経』を、
阿難に話している「仏」は釈尊です。

『法華経』の素晴らしさは、三乗の差別をなくし、
一切衆生に成仏の可能性を開くことにあると思っていましたが、
サラダボールさんは、そのことに執着しすぎているために、
新たな差別思想を創作されているのではありませんか？

[20] mixiユーザー 03月04日 22:09

＞１８　どろさん

法華経において、「開三顕一」「久遠の本仏」が明かされていますので、実数直線に譬えられるということです。
実数直線は、２とか３とかいう点の寄せ集めではなく、一本の線があるだけです。
実数直線は、後も先も果てがなく、無始無終です。
このように似ている点があるので、引き合いに出しました。
それ以上のものではありません。

数というのは指とか算盤とかで数えられるものだというように教わったのに、ゼロもあるし、小数もあるし、割り切れない数もあるし、負の数もあるし、平方根や円周率まで出てきた。一体、数というのはどうなっているのか？
それに、世の中で一番大きな数というのはどれぐらいなのか、考えれば考えるほどわからない。
その答えが実数直線ですよね。
このように全体像が余すところなく示されるということが、「開会（かいえ）」ということに似ています。
実数においては、今まで不可能とされた計算がすべて可能になります。その点もそっくりです。
実数が明らかになったのに、自然数や整数や有理数だけを前提に答えを求めると誤答になりますよね。それを相待妙になぞらえることができます。
その上で、自然数も整数も有理数も無理数もすべて実数直線上に確かにあるのであって、別々に存在するのではありません。それに、整数も有理数も無理数も、実数直線上では先後に果てがないということがわかります。すべて一本の線ということに帰します。こういう見方を絶待妙になぞらえることができます。

イメージはこのような感じです。
譬え話しはこのぐらいにしましょう。

[21] mixiユーザー 03月04日 22:33

＞ど根性さん　12

『涅槃経』の話題が出てきましたので、
立てたまま放置していたトピックに書き込みしてみました。

●『涅槃経』「如来は虚妄の言無し」について
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=27444942&comm_id=2135313

よろしければ、そちらでご意見をお聞かせください。

[22] mixiユーザー 03月04日 22:59

＞ど根性さん

釈尊が自ら、自身の法門を象の足跡でもって譬えた経典に、
マッジマ・ニカーヤ所収『象跡喩大経（マハーハッティパドーパマ・スッタ）』があります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「比丘達よ、象より大きい、生物は居ない。
あらゆる足跡は、象の足跡に、飲み込まれる。
いかなる時も、象の足跡だけは、絶対に分かる。」

「これと同じことが、法に就いても言える。
他の法に踏み荒らされない、四つの諦がある。
それでは、この四つの諦とは、如何なるものか。

第一の諦は、全ては苦しみである、苦諦である。
第二の諦は、苦しみは必ず生じる、集諦である。
第三の諦は、苦しみは必ず滅する、滅諦である。
第四の諦は、苦を越える道がある、道諦である。」
http://www.nurs.or.jp/~academy/butten/zou-b1.htm
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この経典では、釈尊自身によって、
一番でっかい象の足跡が、他の動物の足跡に收まるように、
「四諦」が、他の法に踏み荒らされない、
四つの諦（サティヤ、真理）として説かれています。

「開会」で言うのであれば、『象跡喩大経』の立場から言えば、
この「四諦」によって、全ての仏教思想が集約されるとも言えると思います。

[23] mixiユーザー 03月04日 23:02

＜「宗」について＞

そもそも「宗」というのは、「道理」「主張」「定説」を意味するもので、
例えば『倶舎論』においては「毘婆沙宗」(説一切有部の正統派)、「経部宗」(説一切有部の異端派)という形で使われます。

最近は「教団」のことを「浄土宗」というように言う場合もありますが、
本来「宗」は思想あるいは理論であって人の集団でも教団でもありませんでした、
ただ「宗」を奉ずる集団や教団が「宗」に付随していたわけです。

この「宗」(理論)および宗派(教団)の別れ目になったのが、
「釈尊の教説をどう見るか」という聖典解釈です。

釈尊は相手の能力に応じて、様々に教えを説いてこられました(対機説法)。
これによって、八万四千の法門と呼ばれる様々な教えが出来ました。
そして様々な教えがあるため、それぞれの教え同士に矛盾が出てきて、
「どの教えがお釈迦様の真意であるか」ということが問題になったわけです。

例えば「一切は皆苦なり」というのが真意だとするのが経部宗で、
「受に三種あり。苦・楽・不苦不楽なり」というのが真意だとするのが毘婆沙宗でした。

このように「宗」を立てるときには、
「どの教えが釈尊の真意であるか」という「聖典解釈」が、
もっとも重要な別れ目となったわけです。

釈尊亡きあと、その解釈は個々の仏教徒の手に委ねられることになり、
それによって様々な宗派が立てられたわけです。

「開会」というのも、そういう文脈で理解するべきなのではないかと思います。

[24] mixiユーザー 03月04日 23:14

ど根性さん、ありがとうございます。

実数のたとえはよくわかります。
おそらくど根性さんのおっしゃるとおりなのでしょう。

私はその実数は釈尊の「法」であろうと思います。

そして諸経が「法そのもの」ではないと同じく、法華経もまた「法そのもの」ではないというのが私の理解です。
しかし点として存在するのではない、特別の経であろうと。
この件についてはまたいずれお考えを伺いたいと思います。

仰るとおり、実数の例えについてはこのあたりで切り上げましょう。

失礼しました。

[25] mixiユーザー 03月04日 23:29

＞１１　いとーさん

大した問題ではないのですが、

＞阿弥陀仏（＝無量寿仏）の威神光明は、
＞六方諸仏（＝全宇宙）の中で「最尊第一」です。

「六方諸仏（＝全宇宙）」はいかなる経文によるのでしょうか？

阿弥陀経には
「東方亦有。阿シュクビ佛。須彌相佛。大須彌佛。須彌光佛。妙音佛。如是等。恆河沙數諸佛。」
「南方世界。有日月燈佛。名聞光佛。大焔肩佛。須彌燈佛。無量精進佛。如是等。恆河沙數諸佛。」
「西方世界。有無量壽佛。無量相佛。無量幢佛。大光佛。大明佛。寶相佛。浄光佛。如是等。恆河沙數諸佛。」
「北方世界。有焔肩佛。最勝音佛。難沮佛。日生佛。網明佛。如是等。恆河沙數諸佛」
「下方世界。有師子佛。名聞佛。名光佛。達摩佛。法幢佛。持法佛。如是等。恆河沙數諸佛。」
「上方世界。有梵音佛。宿王佛。香上佛。香光佛。大焔肩佛。雜色寶華嚴身佛。娑羅樹王佛。寶華徳佛。見一切義佛。如須彌山佛。如是等。恆河沙數諸佛。」

東西南北上下の六方世界で全宇宙を指すということでしょうか？
普通は十方世界で全宇宙のことを指すとされますよね。
や、六とか十とか、数にこだわっているのではなくて、どなたかの解釈が入ってしまっていませんか？ということです。

阿弥陀経には、これら六方の諸仏が阿弥陀仏を讃嘆して、広長舌相を舒べて遍く三千大千世界に覆って誠実の言を説いたと書かれています。
「全宇宙」に当たるとすれば、それは諸仏の広長舌相の及んだ「三千大千世界」ですよね。六方の諸仏の住処は、三千大千世界と同一ではないということになります。

これに対し、法華経では、
「我が分身の諸仏十方世界に在って説法する者」と明記されています。

釈迦一代の思想全体の中で、阿弥陀仏のポジションは、釈迦の分身である十方の諸仏の中の六方の諸仏の中で最尊第一ということになります。

そうではありませんか？

[28] mixiユーザー 03月04日 23:54

＞ど根性さん

以下は、ど根性さんが挙げてくださった『阿弥陀経』六方段の後に続く部分です。

舎利弗、なんぢが意においていかん。なんのゆゑぞ名づけて

一切諸仏

に護念せらるる経とするや。舎利弗、もし善男子・善女人ありて、この諸仏の所説の名および経の名を聞かんもの、このもろもろの善男子・善女人、みな一切諸仏のためにともに護念せられて、みな阿耨多羅三藐三菩提を退転せざることを得ん。このゆゑに舎利弗、なんぢらみなまさにわが語および諸仏の所説を信受すべし。舎利弗、もし人ありて、すでに発願し、いま発願し、まさに発願して、阿弥陀仏国に生ぜんと欲はんものは、このもろもろの人等、みな阿耨多羅三藐三菩提を退転せざることを得て、かの国土において、もしはすでに生れ、もしはいま生れ、もしはまさに生れん。このゆゑに舎利弗、もろもろの善男子・善女人、もし信あらんものは、まさに発願してかの国土に生るべし。

『阿弥陀経』においては、六方諸仏＝一切諸仏＝全宇宙の諸仏です。

また「十方」にこだわっておられるようですが、
『阿弥陀経』の異訳である玄奘訳『稱讚淨土佛攝受経』においては、
東南・西南・西北・東北も説かれています。

『阿弥陀経』で、六方諸仏＝一切諸仏＝全宇宙の諸仏であるものが、
『稱讚淨土佛攝受経』では更に詳細に十方として説かれているわけですが、
どちらが意味するものも一緒です。

[29] mixiユーザー 03月05日 00:07

＞サラダボールさん　26

「今、図書館にて浄土三部経を手にしています。」というのは、
「浄土三部経を読んだ」という意味だと思っていたので、
詳細な説明は不要だと思ったのですが、
『無量寿経』を読んだわけではないのですか？

だとしたら、【19】の最初の二行は撤回させていただいきます。

ご質問の件ですが、

阿弥陀仏が四十八願を立てそのあとに偈頌が続きますが、
その後に以下の文があります。

【9】　仏、阿難に告げたまはく、「法蔵比丘、この頌を説きをはるに、時に応じてあまねく地、六種に震動す。天より妙華を雨らして、もつてその上に散ず。自然の音楽、空中に讃めていはく、〈決定してかならず無上正覚を成るべし〉と。ここに法蔵比丘、かくのごときの大願を具足し修満して、誠諦にして虚しからず。世間に超出して深く寂滅を楽ふ。阿難、ときにかの比丘、その仏の所、諸天・魔・梵・竜神八部・大衆のなかにして、この弘誓を発す。この願を建てをはりて、一向に専志して妙土を荘厳す。所修の仏国、恢廓広大にして超勝独妙なり。建立〔せられし仏国は〕常然にして、衰なく変なし。不可思議の兆載永劫において、菩薩の無量の徳行を積植して、欲覚・瞋覚・害覚を生ぜず。欲想・瞋想・害想を起さず。色声香味触法に着せず。忍力成就して衆苦を計らず。少欲知足にして染・恚・痴なし。三昧常寂にして智慧無碍なり。虚偽・諂曲の心あることなし。和顔愛語にして、意を先にして承問す。
勇猛精進にして志願倦むことなし。もつぱら清白の法を求めて、もつて群生を恵利す。三宝を恭敬し、師長に奉事す。大荘厳をもつて衆行を具足し、もろもろの衆生をして功徳を成就せしむ。
空・無相・無願の法に住して作なく起なく、法は化のごとしと観じて、粗言の自害と害彼と、彼此ともに害するを遠離し、善語の自利と利人と、人我兼ねて利するを修習す。国を棄て王を捐てて財色を絶ち去け、みづから六波羅蜜を行じ、人を教へて行ぜしむ。無央数劫に功を積み徳を累ぬるに、その生処に随ひて意の所欲にあり。無量の宝蔵、自然に発応し、無数の衆生を教化し安立して、無上正真の道に住せしむ。
あるいは長者・居士・豪姓・尊貴となり、あるいは刹利国君・転輪聖帝となり、あるいは六欲天主、乃至梵王となりて、つねに四事をもつて一切の諸仏を供養し恭敬したてまつる。かくのごときの功徳、称説すべからず。口気は香潔にして、優鉢羅華のごとし。身のもろもろの毛孔より栴檀香を出す。その香は、あまねく無量の世界に熏ず。容色端正にして相好殊妙なり。その手よりつねに無尽の宝・衣服・飲食・珍妙の華香・繒蓋・幢幡、荘厳の具を出す。かくのごときらの事もろもろの天人に超えたり。一切の法において自在を得たりき」と。
弥陀成仏相
【10】　阿難、仏にまうさく、「法蔵菩薩、すでに成仏して滅度を取りたまへりとやせん、いまだ成仏したまはずとやせん、いま現にましますとやせん」と。
仏、阿難に告げたまはく、「法蔵菩薩、いますでに成仏して、現に西方にまします。ここを去ること十万億刹なり。その仏の世界をば名づけて安楽といふ」と。阿難、また問ひたてまつる、「その仏、成道したまひしよりこのかた、いくばくの時を経たまへりとやせん」と。仏のたまはく、「成仏よりこのかた、おほよそ十劫を歴たまへり。その仏国土は、自然の七宝、金・銀・瑠璃・珊瑚・琥珀・硨磲・碼碯合成して地とせり。恢廓曠蕩にして限極すべからず。ことごとくあひ雑廁し、うたたあひ入間せり。光赫焜耀にして微妙奇麗なり。清浄に荘厳して十方一切の世界に超踰せり。衆宝のなかの精なり。その宝、なほ第六天の宝のごとし。またその国土には、須弥山および金剛鉄囲、一切の諸山なし。また大海・小海・谿渠・井谷なし。仏神力のゆゑに、見んと欲へばすなはち現ず。また地獄・餓鬼・畜生、諸難の趣なし。また四時の春・秋・冬・夏なし。寒からず、熱からず。つねに和らかにして調適なり」と。そのときに阿難、仏にまうしてまうさく、「世尊、もしかの国土に須弥山なくは、その四天王および忉利天、なにによりてか住する」と。仏、阿難に語りたまはく、「第三の焔天、乃至、色究竟天、みななにによりてか住する」と。阿難、仏にまうさく、「行業の果報、不可思議なればなり」と。
仏、阿難に語りたまはく、「行業の果報不可思議ならば、諸仏世界もまた不可思議なり。そのもろもろの衆生、功徳善力をもつて行業の地に住す。ゆゑによくしかるのみ」と。阿難、仏にまうさく、「われこの法を疑はず。ただ将来の衆生のためにその疑惑を除かんと欲するがゆゑに、この義を問ひたてまつる」と。

[30] mixiユーザー 03月05日 00:27

また『無量寿経』において「本願力」は、以下のような用例があります。

【15】　また、無量寿仏のその道場樹は、高さ四百万里、その本の周囲五十由旬なり。枝葉四に布けること二十万里なり。一切の衆宝自然に合成せり。月光摩尼尼・持海輪宝の衆宝の王たるをもつて、これを荘厳せり。条のあひだに周匝して、宝の瓔珞を垂れたり。百千万色にして種々に異変す。無量の光焔、照耀極まりなし。珍妙の宝網、その上に羅覆せり。一切の荘厳、応に随ひて現ず。
微風やうやく動きてもろもろの枝葉を吹くに、無量の妙法の音声を演出す。その声流布して諸仏の国に遍ず。その音を聞くものは、深法忍を得て不退転に住す。仏道を成るに至るまで、耳根清徹にして苦患に遭はず。目にその色を覩、耳にその音を聞き、鼻にその香を知り、舌にその味はひを嘗め、身にその光を触れ、心に法をもつて縁ずるに、一切みな甚深の法忍を得て不退転に住す。仏道を成るに至るまで、六根は清徹にしてもろもろの悩患なし。阿難、もしかの国の人・天、この樹を見るものは三法忍を得。一つには音響忍、二つには柔順忍、三つには無生法忍なり。これみな無量寿仏の威神力のゆゑに、

本願力

のゆゑに、満足願のゆゑに、明了願のゆゑに、堅固願のゆゑに、究竟願のゆゑなり」と。

その仏の

本願力

、名を聞きて往生せんと欲へば、みなことごとくかの国に到りて、おのづから不退転に致る。

それから、

　　たとひわれ仏を得たらんに、十方の衆生、至心信楽して、わが国に生ぜんと欲ひて、乃至十念せん。もし生ぜずは、正覚を取らじ。ただ五逆と誹謗正法とをば除く。
『無量寿経』第十八願

「至心信楽して、わが国に生ぜんと欲ひて、乃至十念せん」十方の衆生が、極楽浄土に往生することができなかったら、阿弥陀仏は成仏しないと言っていますが、

＞＞「みんなが成仏するまでは、自分の覚りは一番最後です。」と言ってるようなものだよね。

というようなことは、『無量寿経』のどこにも書かれていません。
私の発言を捏造するだけでも問題ですが、
『無量寿経』に書かれてもいないことを、あたかも書いてあるかのように言うのは、
どういうことでしょうか？

サラダボールさんは、図書館にて浄土三部経を「手にした」ようですが、
以下のサイトに、書き下しもわかりやすい現代語訳もありますので、
実際に浄土三部経を「読む」ことをお勧めいたします。
↓↓
http://labo.wikidharma.org/index.php/WikiArc:浄土真宗聖典目次

私や、あつしさんや、どろさんは、
『法華経』を読んだ上で、原文を挙げて発言をしていますが、
サラダボールさんは、浄土三部経を読んでいないか、
読んだとしてもいい加減に読んで発言をしているように思えます。

今後、浄土三部経について発言されるのであれば、
きちんと原文を引いて、論拠を挙げて発言してください。
論拠に基づかない発言や質問は、一切受け付けませんので悪しからず。

[31] mixiユーザー 03月05日 01:24

まずはこのコミュの管理人さんであるいとーさんに、あらかじめお詫びをしておきます。
もしかするとコミュの品位を汚すような文言を書き込むかも知れません。
そういうことをしてしまったらごめんなさい。

☆２６サラダボールさん。

＞経文では修行僧ダルマーカラは来世で成仏したんですよね。
＞しかし、
＞あとから覚り開きましたと言っても。。。ん？そのプロセスの説明は？覚りを開いてもいない人の名前を念じて、なんでその人のところに往生して生まれてくるのか？そもそも覚りを得てもいない人の名前を赤の他人が念じるってよほどの事情がないとやらないよね。修行僧ダルマーカラ自身は何か新興宗教の教祖とかではないよな？
＞「みんなが成仏するまでは、自分の覚りは一番最後です。」と言ってるようなものだよね。
＞一応、修行僧ダルマーカラは菩薩ということになっているようだけど、ようするに修行僧なので、私から見ると普通の人となんも変わらない。

サラダボールさん、あなたは何と恐ろしいことを。
あなたの書いたものを読んで、私は比喩ではなく、背筋が凍り、体が震えました。
これ以上はない誹謗正法をあなたは犯したのですよ。
知らないとはいえ、まさに驕慢の心で仏説を汚したのです。
許されない大罪です。

あなたから見るとどうなのか知りませんが、あなたは釈尊よりも見る目があるのですか？
よろしいですか、釈尊はこのようにおっしゃいました。

「このゆゑに舎利弗、もろもろの善男子・善女人、もし信あらんものは、まさに発願してかの国土に生るべし。」
仏説阿弥陀経

「かの国」とは阿弥陀如来の浄土のことです。
信じる者はその国に往生することを願いなさいという勅です。
その国に往生するにはどうすればよいのでしょうか。

「たとひわれ仏を得たらんに、十方の衆生、至心信楽して、わが国に生ぜんと欲ひて、乃至十念せん。もし生ぜずは、正覚を取らじ。ただ五逆と誹謗正法とをば除く。」
仏説無量寿経

もしもわたしが悟りを開く資格があったとしても、全宇宙の人々が、心から私を信じて私の国に生まれたいと思ってそのことを十念もしたとして、それでも私の国に生まれないようなことであれば、（私にそんな力しかないのならば）、そのような悟りならば開かない。ただ五逆と誹謗正法とはこの限りではない。

このように、心から願って念じるのです。そうすれば阿弥陀如来の本願の光に乗って、往生がかなうのです。
これは仏説です。釈ではありません。
それでは「念じる」とは何をすることなのでしょうか。

「智者また教へて、合掌・叉手して南無阿弥陀仏と称せしむ。仏名を称するがゆゑに、五十億劫の生死の罪を除く。」
仏説観無量寿経

よい知識をもった教導者が教えて南無阿弥陀仏と唱えさせる、そうすれば仏の名前を唱えたがゆえに、五十億劫の生死の罪を消し去るのだと、これも経文に明示のある釈尊の直伝です。
このようなお釈迦さまの言葉は何カ所にも現れます。

「かくのごとく心を至して、声をして絶えざらしめて、十念を具足して南無阿弥陀仏と称せしむ。仏名を称するがゆゑに、念々のなかにおいて八十億劫の生死の罪を除く。」
仏説観無量寿経

このように心をひたすらに傾けて、声を上げさせ、心の底から全神経を集中して、南無阿弥陀仏と唱えさせる。すると仏の名を唱えたがゆえに、その念がつづくなかに八十億劫の生死の罪が消え去るのだと。
これも釈尊ご自身の教えであって、南無阿弥陀仏は経文に明らかです。

「仏、阿難に告げたまはく、「なんぢ、よくこの語を持て。この語を持てといふは、すなはちこれ無量寿仏の名を持てとなり」と。」
仏説観無量寿経

無量寿仏とは阿弥陀仏のことです。
アミータ（限りない・無限）・ブッダの音訳が阿弥陀仏で、意訳が無量寿仏です。

＞そもそも覚りを得てもいない人の名前を赤の他人が念じるってよほどの事情がないとやらないよね。

私にとって釈尊の勅は「よほどの事情」です。
あなたにとってそうでないのは存じております。
釈尊は「信じる者はその国に往生することを願いなさい」と説かれました。
あなたが信じないのであれば、それでもかまいません。
しかし信じなくてもよいというのは、誹謗してもよいことではありません。
二つは全然異なります。

あなたは驕慢にも経典をまともに読みもしないで釈尊の言葉を軽んじ、小馬鹿にして、見下げ、侮辱し、汚したのです。
これ以上の誹謗正法があるでしょうか。
あなたが仏教徒を称するのなら、心から懺悔していただきたい。
ここが私のコミュならばもっとひどい言葉を投げかけていたかも知れませんが、幸いにもいとーさんの所でしたので悪口を言わずにすみました。
でも、まだ指が震えています。

[33] mixiユーザー 03月05日 03:32

＞２８　いとーさん

＞『阿弥陀経』においては、六方諸仏＝一切諸仏＝全宇宙の諸仏です。

そうですか。
広長舌の証明をもって阿弥陀仏を讃嘆した「六方諸仏」と、
善男子・善女人を護念する「一切諸仏」が
等号で結ばれるのはどうしてなのかなと思いますが、
「一切諸仏」と「全宇宙の諸仏」も等号で結ばれているのも気になります。
まあ、異訳では「六方」が「十方」になっているとのことなので、
特に大した問題ではなさそうです。そういうことにしておきましょう。
ちょっと歯切れが悪いですね。

いずれにしても、阿弥陀仏は、久遠の釈尊の分身であるところの十方の諸仏の中で最尊第一の権仏ということになりますね。
最上級の範囲は分かりました。

[36] mixiユーザー 03月05日 13:41

サラダボールさん

いいかげんにしませんか。

私もいとーさんも「無量寿経」「阿弥陀経」を引いているでしょう。
どちらも経名に「仏説」と附されている、文字通り釈尊の勅なのです。
釈尊自ら阿弥陀如来を称えるように直言されておられるのです。
その阿弥陀如来を、あなたは釈尊の勅に背いて誹謗しているのです。

あなたは本当に仏弟子なのですか。
釈尊を崇め信じると仰るあなたの発言は虚仮なのですか。

他宗との宗論に熱くなり、対手を貶める心に囚われたあなたの心の内をよくのぞいてご覧なさい。
それは釈尊の望まれる事かどうか。

あなたは以前に凡夫即仏の意味として、あなたご自身が三十二相を備えた仏であると公言なさいました。
わたしはいま思います。
そのような「仏（さと）り」が「仏」ならば、そんな「仏」はいりません。

もう一つ有り体に申しあげます。
あなたの覚りは覚りではありません。
単なる錯覚です。
私の求めるものではありません。

口汚くなって放論というよりケンカのようになってしまいましたが、釈尊の勅を誹謗したあなたが悪いのです。
今後は一切そういう言説を慎まれますように。

[39] mixiユーザー 03月05日 22:28

＞２２　いとーさん

＞「開会」で言うのであれば、『象跡喩大経』の立場から言えば、
＞この「四諦」によって、全ての仏教思想が集約されるとも言えると思います。

「象跡喩大経」のいずれの文に、一仏乗、久遠の本仏、つまり、一切衆生の成仏の種子が説き明かされているのでしょうか。

[40] mixiユーザー 03月05日 22:49

＞２４　どろさん
＞私はその実数は釈尊の「法」であろうと思います。

「正法」（saddharma）ですよね。

[41] mixiユーザー 03月05日 23:03

＞38　サラダボールさん

「他人の成仏は我が成仏、他人の不成仏は我が不成仏。」とおっしゃるあなたが、修行僧ダルマーカラの言い回しがわからないとおっしゃるのが不思議です。

ダルマーカラの言い回しに込められた想いと「他人の成仏は我が成仏、他人の不成仏は我が不成仏。」という言葉に込められた想いは、同質のものだと私は感じます。

それともサラダボールさんは意味もわからずに「他人の成仏は我が成仏、他人の不成仏は我が不成仏。」と言っちゃったの？

[43] mixiユーザー 03月06日 00:01

なるほど、サラダボールさんの理解ってそういう理解なんですね。

どこまでいっても法華経至上主義に執着するしかないのか・・・。

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