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6時にマロニエ。作文の人は4時!コミュの内定者インタビュー

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Tさん 青山学院大学 全国紙新聞社 ビジネス部門内定
「人を変えるきっかけが作りたい」

新聞社に就職、と聞くと、一番初めに思い浮かべるのが「記者」ではないだろうか。しかし、彼女が選んだ道は記者ではなく、記者が作り上げた新聞を、販売店と共に人に広めるという「営業」の仕事であった。なぜ彼女はこの道を選んだのか。そしてどのように難関と言われる大手新聞社の内定を勝ち得たのか。

‐いつから就職活動を始めたか
●はじめはコンサルタント志望
10月から様々な業界のインターンシップに参加した。就職活動を始めた当初は、法人向けのコンサルタントを志望していた。「人を変えるきっかけを作ること」のできる仕事がしたいと考えていたので、組織を内部から変えられるという仕事に惹かれていたからだ。しかし、実際に仕事について知っていくうちに、コンサルタントが人間関係よりも、データや統計を重視する仕事だと気づき、違和感を覚えた。組織は「人」によって構成されている。もっと、人と人の付き合いを大切にできる仕事がしたい。そう考え、新たな道を模索しはじめた。
 営業の魅力を感じ始めたのは、10月から参加したインターンシップでのこと。実際の営業に同行させてもらえることになったのだ。人と人が地道に話し合いを重ねながら、人間関係を構築していくという営業仕事の醍醐味に触れ、大きな魅力を感じた。12月ごろからベンチャー企業など中小企業の面接を受け始め、1月に最初の内定をもらった。

‐なぜ一般企業の営業から、マスコミ就職へ
●納得のいく就職活動をしたかった
 1月に内定をもらった時点で、就職活動を止めてしまおうかと悩んだ。しかし、周囲からの意見もあり、もう一度自分のやりたいことを考えなおそうと、徹底的に自己分析をやり直した。
「人を変えるきっかけを作りたい。その為には、影響力の強い会社に就職することも必要」。そう考え、中小企業を中心に受けてきたこれまでの路線を変更する。こうした自己分析の結果として、「マスコミ」という選択肢が生まれた。
3月に秋にインターンシップをした一般企業から内定をもらうが、「まだ新聞社の選考も受けているので、待って欲しい」と正直に告げた。納得いく就職活動をしたかった。企業の社員の方や社長に会わせてもらい、自分がこの会社で働いたらどうなるのか、やりたいことは出来るのかを納得するまで考えた。様々な方々と話すうちに、自分の道は新聞社にあるという確信を強く持つようになった。4月に新聞社から内定を貰い、「社会への大きな影響力を持ち、多くの人を変えることのできる仕事」として、現在の内定先を選んだ。

‐「人が変わるきっかけを作りたい」という、就職活動をする軸になった部分は、いつごろ築かれたのか。
●イベント運営から人を変える喜びを知る
学生時代、国際政治関係のセミナーを主宰するサークルに所属していた。参加者が、イベントの前と後では全く違う顔を見せるようになる。自分の手がけたイベントで、人を変えることのできる喜びを感じた。同時に、この活動から管理する側の辛さや切なさも知った。これは実際の仕事のいい面だけでなく、現実的な側面も知っていると言う点で、アピールになったと思う。

‐自分のどこが評価されたと思うか
●相手の目線に立つこと
就職活動は「慣れ」だと思う。インターンシップを経験したことにより、営業がどんな仕事で、どんな人間が求められているかを知った。その上で、自分の魅力をどう伝えられるかが大切だと思う。その点を意識できたことが良かったのではないか。例えば、営業に回したときに使える人間とは、論理的な思考や、客観的にものを見ることができる人。そういう人間に見せるために、はきはきとした笑顔で、論理的に、聞かれていることに対して短く完結に答えるなど、適性をアピールした。また、自分の魅力を一番伝えられるエピソードを選ぶことも大切。

‐なぜ記者ではなく、ビジネス職を志望したのか
●自分と向き合って
自分の発したもので、人を変えたいという思いが昔からあった。そのため、記者や作家に漠然とした憧れがあった。しかし実際に職業選択をするなかで、これまでの経験から自分を見つめなおした。自分は周囲から恨まれてまで意見を押し通すことに抵抗を感じるタイプである。それよりも、周囲と協調しながら一つの目標に向かって共に努力する方が合っているのではないか。学生時代サークルで仲間と味わった「皆でなにかをやり遂げる」という喜びも、この選択を後押しした。
確かに、今でも記者への憧れはある。ビジネス部門で経験を積んで、記者になるという選択肢も考えている。将来的にどんな仕事をするにせよ「人を変えるきっかけを作る」という目標に忠実でいたい。

‐実際にどんな仕事をするのか
●地域密着で販売店と新聞の普及を目指す
販売戦略やイベント企画など、販売店と二人三脚で仕事をしていく。200以上の店舗を1か2人で担当する。同じ目標を持って働く店舗の人々とともに仕事が出来る。深い信頼関係を築いていきたい。目標は、多くの人の人生を変えることのできるようなイベントを担当することだ。

‐最後に、マスコミを目指す就活生へ
●等身大の目線を持って欲しい
背伸びしたりかっこつけたりしないで、そのままの自分で面接に挑んで欲しい。どうせつまらない嘘は見抜かれる。分からない質問には、正直に「わかりません」と答えるのも大切。うまくやろうとか、誤魔化そうとか思わないこと。
また、イメージが先行しがちなマスコミだが、その中で自分が本当に「何をしたいのか」を考えて欲しい。イメージの「下」の部分を考えること。例えば、クリエイティブな仕事をしたいなら、企業の企画部門だっていい。表現したいなら、広報だっていい。なぜ、「マスコミ」なのか。マスコミのイメージだけにとらわれることなく、そこで自分が何をしたいのかを具体的に考えることが大事。

追記
「マスコミのイメージだけにとらわれず、そこで具体的に何をしたいか考えてほしい」彼女の言葉には説得力があった。記者や企業コンサルタントの道を選ばないと決めたのも、彼女がそれぞれの仕事をイメージだけでなく、具体的な仕事内容や必要とされる能力、味わうことの出来るであろう喜びまで、具体的に踏み込んで考えた結果、出せた結論だったように思う。
もちろん本人がどれだけ望んでも、内定がもらえないこともある。「就職は運と縁」。難関と言われるマスコミ就活において、嫌と言うほど耳にする言葉だ。しかし彼女と話していると、運も縁も超えた、確かな「必然性」を感じるのだ。彼女は内定を得るべくして得た。そう人に思わせるのには、選んだ仕事が、彼女のこれまで歩んできた人生の、ごくごく自然な延長線上にあるからだ。そして驚くほど闡明に、彼女はその一歩先の未来を描いる。
マスコミ就職とは、特別なことではない。大切なことは、自分の人生と就職を結びつけることだ。気取らない自然な笑顔で、彼女は笑った。

コメント(3)

彼女が、「内定を得るべくして得た」のが良く伝わってきます。
みんなは彼女がコンサルと記者で揺れまくっていて、どうなの!?って言ってたけど、人間の気持ちはグラグラと揺れ動くものではないかな?そんな自然な感じに好感を持ちました。

ただ、長いねあせあせ質問と答えの欄を、それぞれ半分くらいの分量にしたらいいのでは?
彼女が、「内定を得るべくして得た」のが良く伝わってきます。
みんなは彼女がコンサルと記者で揺れまくっていて、どうなの!?って言ってたけど、人間の気持ちはグラグラと揺れ動くものではないかな?そんな自然な感じに好感を持ちました。

ただ、長いねあせあせ質問と答えの欄を、それぞれ半分くらいの分量にしたらいいのでは?
「なぜマスコミなのか?」彼女なりの答えが書いてあって納得できる。こういう体験をしてこういう喜びがあったから、将来こういう仕事に就きたい。就職を考え始める時期の学生にとっていい情報じゃないかな。

「等身大の目線を持ってほしい」就活のコツとしてこの言葉をよく聞くけど、実例があるとあいまいな表現ではなくなるなあ、と思った。等身大の目線ってひとそれぞれだから、ある意味抽象論と言えば抽象論だからさ。実際、生の声が聞けるサイトにするのだったら、なんとかしてこういう就活におけるあいまいなコツを表現できればと感じるわ。でも難しいよなあ。

口語体にすれば、長さは気にならないかも!

お疲れ。

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