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セバスチャン・コッホ S. Kochコミュの 映画「ザ・フェイク(原題:toedlicher umweg)」(2003年)

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個人的には、カメラワークが良いのと、ドイツの黒い森の冬景色およびセバスチャン・コッホを始め渋いドイツ俳優が拝める(そしてドイツ語が聞ける)のがポイントか。

最初は不条理なサスペンスに感じられるが、テーマが実は「リアル」と「演技」なのではないか、と思った。
追いつめられる主人公の心理は丹念に追われているように思うので、「リアル」と「演技」の違いに関して、「リアル」を追求することに迷いが生じる女優の心情や、なぜ監督が「リアル」を追求するのかあたりにも光を当てた、突っ込んだ脚本にしたら、もっと見応えがあるのでは、と惜しい。

原題は、「ひどい(悲惨な)回り道」といった意味。ドイツ・アマゾンでは、日本のアマゾンやmixiのレビューよりはるかに高い評価を得ており、まずタイトルの邦訳が、日本の観客にズレた期待を与えるのではないか、と考える。

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