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劇場に映画を観に行こう♪コミュのセッション

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「練習に没頭した
 来る日も来る日も
 一つの誓いを胸に」

偉大なドラマーになることを夢見て全米屈指の名門音楽学校に入学しジャズドラムを学ぶ19歳の青年ニーマン(マイルズ・テラー)と、彼に才能を見出し壮絶なスパルタ指導を行う鬼教師フレッチャー(J・K・シモンズ)の姿を描いた音楽ドラマです。

結論から言うと、本作は映画史に残る、世紀の傑作だと思いました。今年のオスカーの作品賞をなぜ獲れなかったのか不思議です。観終わった後も興奮がずっと後をひく作品です。

主人公ニーマンが生活の全てを投げうって、文字通り血のにじむようなドラムの練習をする姿(ドラムのスティックが本当に役者の血まみれになるという壮絶なものです)も、鬼教師フレッチャーのすさまじい罵詈雑言まみれの超スパルタ指導(本当にこんな指導を受けたら、確実にメンタルを破壊されそうなほど!)も、とにかく圧倒的でした。

107分の少し短めの作品であり、最後の10分くらいで何か衝撃的なことが起きるという前知識だけを頼りに観ていたので、終盤で衝撃な展開になる度に、「あれ?もしかしてこれで終わっちゃうの? ええ?そんなの酷すぎるでしょ! 」などと何回も思ってしまいましたが、最後の最後に待ち受けていたのは、単純なスポ根もののお約束エンディングに慣れきった自分の想像を遥かに超えた本当に衝撃的な結末で、心底から映画的、音楽的なカタルシスを感じることが出来るものでした。
この作品は、やはり、音響の良い映画館で大音量で鑑賞するべきものだと思います。まさに眼前で「セッション」を生で体験している気持ちになれること請け合いです。(私が観た、本日オープンのTOHOシネマズ新宿の音響は、最新の映画館ということもあってか、なかなか良かったです)

ちなみに、今日の日経新聞の夕刊のレビューで、映画評論家が「音楽教師の才能ある生徒への嫉妬を描いている」みたいなことを書いていましたが、個人的にはそんな風には全然見えませんでした。フレッチャーは、単純に、後世の音楽史に残る偉大な才能を自分の手で生み出したいという野望を、彼独特の過激すぎる形の指導で実践していただけだと感じました。彼のその思いは、バーでの主人公との再会のシーンのセリフに表れていると思います。

繰り返しになりますが、本作は、映画史に残る、世紀の傑作だと思います。観る側にもそれなりの覚悟は必要だと思いますので、流血シーンだろうが、スパルタ指導だろうが、どんと来い!という意気込みで真剣勝負の気持ちで観ましょう。

撮影当時、若干28歳だったデイミアン・チャゼル監督の才能にも、主役のマイルズ・テラーとアカデミー助演男優賞を獲ったJ・K・シモンズの迫真の演技にも、心からの拍手を送りたいです。

http://session.gaga.ne.jp/

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