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劇場に映画を観に行こう♪コミュの小さいおうち

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親戚のおばあさんが遺した自叙伝のノートに記された秘話を描いた物語です。

昭和初期の小さなお屋敷で女中として働いていた若き日のおばあさんが経験した日々の生活と、次第に絶望的な戦争に向かっていく日本の姿が淡々と描かれていました。「淡々と」と書きましたが、昭和初期の雰囲気がとても心地よく、不思議に退屈はしませんでした。
お屋敷の奥さまの禁じられた恋愛模様と、女中の日々の生活と葛藤の模様が、懐かしくも美しかったです。

お屋敷の奥さまを演じる松たか子が素晴らしかったのはもちろんですが、女中役の黒木華の一歩引いた演技が非常に印象に残りました。
現代の場面に出てくる、妻夫木聡、夏川結衣、倍賞千恵子らも良かったです。

自叙伝のノートとともに封印された「秘密」には、思わずホロリとしました。
しっとりと心に残る佳作だと思います。

http://www.chiisai-ouchi.jp/

コメント(1)

初日舞台挨拶付上映に行ってきたので舞台挨拶を少しご紹介。

山田監督は、映画に描かれた時代は、オリンピック開催が決まって沸き立つと同時に先が不透明という現代に重なるかもしれないと言われていました。

松たか子さんは、平等じゃないことで恋愛や友情、ドラマが生まれたりするのかなと思ったと。

倍賞さんは、山田監督の作品は久しぶりで初日はお茶を入れるシーンで緊張から手が震えて、その場を離れ一度深呼吸して臨んだことを。
長年「さくら」を演じていらしてもそうなんだ目と驚きました。
又、今の時代、他人のために生きる人は少ないので、そんな人のおばあちゃん時代を演じられて嬉しかった、と。

妻夫木さんは倍賞さんと2人きりの撮影が殆どで、倍賞さんは清々しい感じで本当のおばあちゃんになって欲しい位だと言い、吉岡さんは監督との楽しいエピソードを話してくれて会場が笑いに包まれましたるんるん

出番は多くないけれど印象的な演技の俳優さん達も沢山出演されていまするんるん(特に私は吉行和子さんと室井滋さんの演技が何ともいえないぴかぴか(新しい)と思いました)

戦争に向かっていく時代、そこに描かれている世の中や家庭、日常の雰囲気から目が離せませんでした。

ベルリン映画祭コンペティション部門での上映が決まっているそうで、勿論すごく嬉しいことですが、この映画の魅力でもあった、現代とは違う言葉遣いや風習などが(誤解なしで)外国で伝わるのだろうかとちょっと考えてしまいました。

そして原作の小説も読んでみたくなりましたるんるん

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