洋菓子コアンドルや60歳のラブレターが好きだったので近々観に行こうかと思ってます
★★★★★
地方の民間病院と大学病院との間の医療の格差に思い悩みながらも少しずつ成長していく内科医師と、その妻や友人、患者や病院の同僚たちの姿を描いた人間ドラマです。
本屋の店員さんの間の口コミからヒットした同名小説が原作です。原作は未読です。
嵐の櫻井翔の演技の評判が非常に悪いようですが、映画が始まってしばらくのうちは何を考えているのかイマイチよく分からない、漱石の文学を好み古風な言い回しをするどこか浮世離れした医師を、彼なりにがんばって好演していたように思います。患者につねに真摯に献身的に寄り添う生真面目な姿には、この作品を観ているうちに次第に好感が持てるようになりました。
でも、まぁ、この作品で何といっても素晴らしいのは、主人公の脇を固める共演者の面々でしょうね。 妻役の宮��あおいを筆頭に、柄本明、加賀まりこ、池脇千鶴、吉瀬美智子、要潤などなど、皆さんの好演が光りました。
その中でも特に良かったのが、加賀まりこさんですね。題名である「神様のカルテ」の意味が分かるシーンでは、涙涙でした。
本作品を落ち着いた雰囲気の感動作に仕上げた、「60歳のラブレター」、「半分の月がのぼる空」、「洋菓子店コアンドル」などの佳作を手がけた深川栄洋監督の演出も見事でした。原作は続編も出ているので、ぜひ同じスタッフで映画化して欲しいです。
http://
地方の民間病院と大学病院との間の医療の格差に思い悩みながらも少しずつ成長していく内科医師と、その妻や友人、患者や病院の同僚たちの姿を描いた人間ドラマです。
本屋の店員さんの間の口コミからヒットした同名小説が原作です。原作は未読です。
嵐の櫻井翔の演技の評判が非常に悪いようですが、映画が始まってしばらくのうちは何を考えているのかイマイチよく分からない、漱石の文学を好み古風な言い回しをするどこか浮世離れした医師を、彼なりにがんばって好演していたように思います。患者につねに真摯に献身的に寄り添う生真面目な姿には、この作品を観ているうちに次第に好感が持てるようになりました。
でも、まぁ、この作品で何といっても素晴らしいのは、主人公の脇を固める共演者の面々でしょうね。 妻役の宮��あおいを筆頭に、柄本明、加賀まりこ、池脇千鶴、吉瀬美智子、要潤などなど、皆さんの好演が光りました。
その中でも特に良かったのが、加賀まりこさんですね。題名である「神様のカルテ」の意味が分かるシーンでは、涙涙でした。
本作品を落ち着いた雰囲気の感動作に仕上げた、「60歳のラブレター」、「半分の月がのぼる空」、「洋菓子店コアンドル」などの佳作を手がけた深川栄洋監督の演出も見事でした。原作は続編も出ているので、ぜひ同じスタッフで映画化して欲しいです。
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