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日本の生命線・台湾防衛運動コミュの中国人観光客が襲来する台湾の危機的情況

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http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-430.html

オンライン旅行会社、エクスペディアが六月三日に公表した調査結果によると、世界の四千余のホテルにとって、二十一カ国の客のうち「最も好ましい」とされたトップが日本人客で、最下位が中国人客だった。調査では挙止、服装、衛生習慣、礼儀、声の大きさ、気前がいいかケチ、現地の言葉を学ぼうとするかどうか、等々を基準に行われ、その結果、静かで礼儀正しい日本人は第一位になったわけだ。

このようなことが七月八日、台湾紙自由時報で報じられた。たしかに台湾でも日本人観光客の評判はとてもよく、それが日台間の相互信頼関係にも大きく作用しているのだが、ところでなぜこのような話題が一ヵ月も経ってから報道されたかと言えば、けっして親日感情のためではない。台湾人は現在、中国人観光客の「襲来」に怯えているからだ。

台湾の国民党外省人政権が対中宥和政策の一環として、中国からの直航チャーター便の定期乗り入れと中国人観光客の受け入れ拡大を実施し始めたのは七月四日のことで、現在合計で七百人以上の中国人観光団が台湾国内を巡っているところだ。

そこで国民党政権は台湾経済活性化の救世主として中国人客を囃し立てている。

先日の尖閣問題で反日を煽った周錫瑋台北県長(県知事)など、同党所属の県長たちも彼らを食事に招くなどで大騒ぎだ。観光団には邵!)偉・国家旅行局長もおり、それは「聯共」の先駆者である連戦・名誉主席が、最高級のご馳走で国賓待遇の持て成しをしている。

これについて「地方首長、政客は中国人に媚びて奴隷顔だ」「大勢の台湾人に恥をかかせている」「吐き気を催させる」と痛罵するのが自由時報の八日の社説だ。

社説はこう強調する。

「我々はこれまで再三にわたって指摘してきたが、専門家によると、中国人観光客への開放がもたらす利益効果にはかぎりがあり、絶対に台湾の内需市場の拡大や就業人口の増加には繋がらない。国家主権の安全、衛生防疫、社会治安などの措置をしっかり固める以前に、軽々しく中国人客を台湾に入れてはならない」

中国人の流入による「衛生」「治安」面への深刻なダメージを懸念するのは、終戦直後の国民党流入時に味わった台湾人の歴史経験によるものだろうか。中国人の生態を嫌と言うほど知っている台湾人の警鐘には、やはり中国人の流入を受ける日本人も、しっかりと耳を傾ける必要があろう。

八日には早くも三人の中年女性が観光団から脱走し、台湾社会の中へ消えた。もし期日まで帰国しなければ、旅行会社は一人当たり二十万台湾ドル(約七十二万円)の保証金を没収されることになるが、今後こうした逃走は繰り返されることだろう。観光客を管理する旅行会社の添乗員が逃亡するケースも最近あった。

それでは「国家主権の安全」への懸念とは何か。実はこれが深刻なのだ。中国人客にとって、あるいは中国政府にとって、台湾旅行は「国内旅行」との位置づけだからだ。

社説によると、「中国の中央テレビは観光の実況中継を行い、全中国及び世界に「祖国の宝島」(宝島とは台湾の美称)の風光明媚を宣伝し、中国の旅客機の搭乗員は台湾に到着すると『家に帰った感じだ』と語り、台湾はすでに中国の一部になったかのように扱っていることは明らかだ」と言う。

そのような中国人客を奴隷顔で懸命にもてなす国民党は、すでに中国に降伏している心理なのだろう。強い相手には媚びて自己利益を守ろうとするところは、いかにも外省人=中国人的だが、勝手に中国に降伏などされては、台湾人にはたまったものではないはずで、自由時報が「吐き気を催す」とまで言い放つも充分に理解できる。

軍艦が停泊するため、これまで中国人客には足を踏み入れさせなかった高雄港も、政府の命令一下で開放し、軍艦の見物も許したのも、何とも象徴的なことだった。

また一部の地方自治体では、法輪功の標語やデモを禁じようとの動きも見られた。それは中国政府が自国観光客に法輪功やチベット独立の標語、デモがある場所へは立ち入るなとの「原則」を押し付けていることに配慮してだ。このため野党や人権団体などから、「国民党政府は自由と民主で中国人客を迎えると言いながら、みずから自由に制限を設けるのか」と非難した。

このような出来事も八日にあった。集集と言う観光の町のライオンズクラブが、邵!)偉の来訪を受けることとなったのだが、メンバーはユニフォームであるチョッキにある台湾=中華民国の国旗のワッペンを外して出迎えたのである。中華民国旗を見せることは、中国にとっては「二つの中国」を作り出す敵対行為であって許容できないことは周知だが、それに配慮して、自らの国家主権を否定したわけだ。

しかし外省人であれば、それくらいのことは平気でする。中華民国体制の死守を叫びながら民進党の台湾人政権と鋭く対立してきた一方で、中国訪問時には中華民国の国名すら口にしないのが彼らの降伏路線と言うものである。

だがメンバーは台湾人である可能性もある。ワッペンを外すことを決めた理由は、下見に来た旅行会社の要請によるものだそうで、メンバーは「邵!)偉は中国の役人だ。中国メディアの記者も大勢来るので、邵!)偉たちの迷惑をかけてはならない」と判断したのだそうだ。このように相手を気遣うお人好しなところはいかにも台湾人的である。

じっさいに台湾人は戦後、そのようにして中国人である外省人の傍若無人な振る舞いを許し、大損してきたわけだが、これからもやはりそのようにして、自分たちの国家主権を否定する中国に翻弄されて行くのだろうか。

その一方で、「ホテルの品質を守るため、中国人客の拒否を続けて行く」と、険しい顔でテレビカメラに語った台湾人のホテル経営者もいるのだが・・・。

また、台湾を訪れる観光客のなかで最多は日本人だが、「うるさくマナーを知らない中国人が増えれば、日本人は台湾へ来なくなるのでは」と懸念する業界の声も報じられていたこともある。社説も「中国人客は一般の外国人客と対等に扱うべきだ。しかも中国は台湾にとっては唯一の敵国。人民の平均収入も他国の客より低い。しかし残念ながら、馬英九政権の洗脳で、中国人客の地位は無比の高さになっている」と、政権に騙されて中国人客に期待する観光業界を戒めているのだが、単純、正直でお人好しの台湾人は、いつまでも狡猾な外省人に騙される運命なのか。

中国人客への依存体制が確立されれば、観光業界は「好ましくない中国人」のために後悔しても手遅れだ。そのときすでに業界の首根っこは、観光客を送り出す中国側に掴まれることになる。それもまた、中国の台湾吸収工作の狙い通りなのだ。

社説は、中国人客への特別扱いについて、「いったい彼らと日本人、韓国人、米国人、欧州人の客とどう違うのか」と問いかけるが、それへの外省人政権の答えは明らかだろう。すなわち、「彼らは宗主国の人たちだから」である。

要するに中国の統一戦線工作に引っかかり、その傀儡に成り果てているのだ。こうした勢力が政権を握る台湾の状況は、きわめて危うい。

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