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日本の生命線・台湾防衛運動コミュの福田首相が謝罪を申し出?―台湾の反日挑発に日本敗北

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■領海侵犯の犯人に謝罪した日本 

日本ではさほど注目されていないが、台湾では大ニュースとなった。尖閣沖の我
が領海を侵犯した台湾の遊漁船が海上保安庁の巡視船と衝突、沈没した事件につ
いて、日本側が昨二十日、遊漁船の船長に謝罪した一件である。

これまで台湾への無視、軽視など、台湾人に対して傲慢とも言える姿勢が目立っ
た日本政府だが、今回は一転して謙虚になったかにも見えるが、実際には「台湾
人」に譲歩を示したと言うより、例によって例のごとく、台湾の「中国人」の反
日攻撃に屈服したのだ。なぜ日本政府はいつも中国人に屈服するのか。

今回はもちろん「開戦も排除しない」と言う中国人行政院長(首相)の「はった
り」を真に受けて怖気づいたからではない。尖閣諸島の主権問題に関し、台湾や
中国の中国人との間で対立をエスカレートさせても、しっかりと対処する意思も
能力もない日本政府は、騒動を鎮静化するためには早々と謝罪するしかなかった
のだろう。

では日本政府は、いかなる謝罪を行ったのか。それに至るまでの経緯を見てみよ
う。

沈没事件が発生したのは十日未明。その後十四日になって石垣海上保安部は、「
聯合號」の何鴻義船長を業務上過失往来危険罪で書類送致する一方で、巡視船船
長をも業務上過失往来危険罪と業務上過失傷害罪で書類送致した。大型船が小型
船を引き寄せる「ひき波」によって衝突するおそれがあるにかかわらず、船名確
認などを行うため、十分な船間距離を確保せずに航行し、その結果衝突を引き起
こしたと言うわけだ。

すでに台湾では反日旋風が吹きまいていた。そこで十五日、第十一管区海上保安
本部の那須秀雄本部長は記者会見を開き、巡視船が船名を確認しようと近づいた
行為は正当だったが、接近の仕方などに過失があったとし、「賠償問題を含め適
切に対応して行く」「結果として相手船を沈没させ、船長を負傷させてしまい遺
憾。お詫び申し上げる」と述べて、深々と頭を下げたのだ。

この報道に接して我が耳を疑った私は翌十六日、同本部に電話をかけ、本当に謝
罪したのかを確認したところ、本部職員は当初「過失があったので、国民に遺憾
の意を述べただけだ」と答えたが、詳しく確認してもらったところ、実際に「船
長に謝罪した」ことが判明した。会見では聯合号の領海侵犯に関して一切言及さ
れなかったこともわかった。その職員にとってもまた、謝罪は予想外のことだっ
たようだ。なぜならあまりにも不条理すぎる。

■騒動拡大を望んだ在台中国人勢力

那須本部長の発言は、日本の交流協会台北事務所(駐台大使館)を通じて何船長
にも伝えられたが、欧鴻錬外交部長(外相)は、日本側が過失を認めたことを評
価しながらも、巡視船の接近行為を正当化していることに反発、さらに「遺憾」
では謝罪になっていないとした。そこでこの問題で本国に召還された許世楷駐日
代表(大使)が、「日本語の『遺憾』は謝罪の意味だ」「『遺憾』が謝罪に当た
るのは国際慣例」などと欧外相に伝えたことで、メディア、政治家など在台中国
人勢力がいきり立ち、一斉に「台奸(台湾の裏切り者)」「台湾人ではなく日本
人だ」などと許代表を誹謗したため、これに憤った許代表は辞意を表明した。

許代表は「お詫び申し上げる」と言って頭を下げる那須本部長の写真も示したが
。中国人勢力は「本当に頭を九十度下げて謝罪したのか。事実確認が必要だ」な
どとして、その話を受け入れようとしなかった。それは彼らがまだまだ騒動を収
拾したくなかったからだろう。

このように中国人勢力は譲歩してきた日本のさらなる屈服を望んだ。何としてで
も事態を収拾し、良好な日台関係を維持したいとする許代表ら台湾人との意識の
差が明らかとなった。中国人たちは自分たちに与しないこの冷静な台湾人を「親
日」だと罵ることを止めなかった。

そして二十日、台北県や李慶華議員が「本日夕刻、日本側は何船長に謝罪する」
と発表した。記者団に囲まれて得意絶頂の李慶華は、「『遺憾』ではなくはっき
り謝罪する」「九十度頭を下げる」などとし、日本側の屈服を強調した。かくし
て本当に屈服するかが、メディアの注目の的となった。

果たして日本側は「屈服」した。交流協会台北事務所の船町仁志副所長が那須本
部長の謝罪の書簡を携え、午後四時に何船長の自宅を訪問した。売名のためか、
反日騒動の拡大に奔走した周錫瑋台北県長(県知事)と李慶華が何船長に
同伴した。現場には多数のテレビカメラも殺到した。

■あまりに屈辱的な謝罪書簡の内容

手渡された書簡は中国語で書かれていた。それを日本語に直訳すると次のように
なる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・
何鴻義先生

6月10日に発生した事故において、私の指揮下にある巡視船は任務遂行上必要
なものではありましたが、結果としてあなたの船を沈没させ、あわせてあなたを
も負傷させました。これに対して本日、私はあなたに直接私の気持ちをお伝えす
るため、特にこの手紙を書きます。
ここにおいて、あらためてあなたに衷心よりの謝罪の意を表明します。
また私は、賠償問題については迅速に協議が開始し、関連法規に基づいて誠意を
以って対応することを改めて表明します。
あなたが私のこの手紙の中にある最大の誠意を受け取っていただけるよう希望し
ます。

第十一管区海上保安部長
那須秀雄 
2008年6月20日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・

これを読めば、なかなか謝罪を受け容れようとしない中国人勢力に対し、日本側
が懸命に頭を下げようとしていることがわかるだろう。領海を侵犯した犯人に対
し、領海防衛の第一線に立つ那須本部長に、ここまで屈辱的な手紙を書かせた者
はいったい誰なのか…。

■不問に付された台湾艦隊の領海侵犯

日本側の謝罪は、さらに続いた。午後五時、今度は池田維所長(大使)が外交部
に赴き、欧外交部長に謝罪を行ったのだ。これに対して欧部長は「那須秀雄は心
から謝罪した。日本語の手紙で『衷心』『謝罪』と書かれているのを見た」とし
、日本側の誠意を認めると述べたが、これを見ても、台湾の中国人たちが、いか
に日本側を屈服させようと圧力を掛けていたかが理解できる。

池田所長は「日本では、雨降って地固まると言う。日台関係もそうなることを希
望する」と述べると、欧部長も「この一件は収束した」との見方を示し、外交部
の次の仕事は賠償協議だと述べた。

その後、欧部長は「日本に謝罪させた功績は誰に期するか」との民進党議員の質
問に、「それは我が外交部が台北で協議を行った成果と言うべきだ」と答えた。
わざわざ「台北で」と強調したのは、良好な両国関係維持のため、日本において
事件収拾に奔走した許世楷代表ではなく、あくまでも日本側に圧力を加え続けた
我々の手柄だ、と言いたいからだ。

雨降って地固まる…。このような情況で、いったい地はどのように固まっていく
のか。

民進党の台湾人政権は日本へ政府間交流を求めるなど、両国関係の改善を必死に
求めてきたが、そのような台湾に対して日本政府の態度はきわめて冷淡だった。
台湾で公民投票が行われると言えば、中国に歩調を合わせて反対の圧力を加えた
り、「台湾の独立は支持しない」と表明したりしてきた。だから「地を固める」
と言うなら、まずは台湾側の日本への「信頼」「友情」に応え、たとえ国交はな
くとも実務関係を強化するのが先決なのだが、台湾側が大人しい時は無視し、攻
撃してくる時は屈服すると言った姿勢で、どのようにして「地を固め」て、日台
関係を発展させようと言うのか。

十六日、台湾の海岸巡防署の艦隊は、反日団体がチャーターした漁船を護衛し、
それとともに尖閣海域を侵犯して、海上保安艦を挑発したが、今回の「謝罪交渉
」で、こうした台湾政府の悪意ある敵対行為は取り上げられなかった模様。完全
に在台中国人勢力のペースである。

だが、中国人相手に主権問題を棚上げすれば、多大な禍根を残すことになるのは
、これまでの中国を見れば一目瞭然である。断固たる主権防衛の決意を日本政府
が示さない限り、増長する在台中国人勢力の日本挑発と、それによる日台関係の
悪化(日台両国民の相互不信)は必ず再発することだろう。


日台関係の悪化こそ、日本人と台湾人の共通の敵である中国の最も望むものだ。

■謝罪劇のシナリオを書いたのは福田首相

それでは今回の、百害会って一利なき日本政府の屈辱的謝罪劇のシナリオは誰が
書いたのかだが、

これについて台湾紙「自由時報」(二十一日)は次のように報じている。

「総統府関係者は『日本側の謝罪は、台日両政府の最高レベルでの直接のやり取
りによるもの。そして日本側が自ら謝罪をする提案してきた』と明らかにした。
『最高レベル』とは、馬英九総統と福田康夫首相を指すものと思われる」

要するに福田首相が、日本側の謝罪で事態を収拾させることを提案したと言うわ
けだ。

同紙は、「馬英九は二年前の日本訪問で福田康夫会見し、台湾と中国は将来、関
係を改善するべきだと述べると、福田は非常に賛同した」ことを挙げ、両者の良
好な関係を指摘しているが、たしかに両者は「中国の嫌がることはしない」点で
は一致している。

今回、日本政府は、政府としての謝罪ではなく、あくまでも那須本部長の個人的
謝罪を以って事件の解決を図った。それはおそらく中国への配慮ではないかと思
われる。政府が政府として台湾側と接触すれば、中国もまた、「一つの中国」の
原則から、「二つの中国、一つの中国・一つの台湾を認めるのか」と日本を非難
しないわけには行かなくなるからだ。

那須本部長は明らかに、愚かしい軟弱外交の犠牲者だ。

今回の在台中国人勢力による反日騒動は、自らの経済政策の失敗で支持率を落と
す馬英九政権が、国民の不満をそらすための一策だとの見方が、台湾では広く持
たれているが、同政権が煽動し、騒ぎを拡大してきたことは紛れもない事実だ。
そして黒幕と言えば、政権の最高責任者である馬英九となるだろう。騒動の中で
、最も尖閣問題で熱心であるはずの馬英九の姿があまり表に現れなかったのは、
文字通りの黒幕だからか。

そのように反日を策動してきた馬英九政権に対し、自ら謝罪を申し出た日本の福
田政権。馬英九政権の後に中国がいることを肌で感じた上での屈服ではないだろ
うか。憂えるべき事態である。

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