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日本の生命線・台湾防衛運動コミュのなぜ媚中派は自信に溢れるー中華秩序の強みと弱み

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国際法に律せられるのが今日の国際秩序だが、西力東漸が本格化する以前のアジアでは、それとは異なった独自の秩序があった。それは中華と夷狄が冊封と朝貢を通じて平和と安定を保つと言うもの。つまり中国皇帝が周辺諸民族の国王を臣下に任命し(冊封)、国王は皇帝に貢物を捧げる(朝貢)と言う「建前」のシステムだった。

冊封を受けた国王のメリットと言えば、まずは中国から安全を保障されること、朝貢とその返礼としての回賜と言う名の対中貿易が可能になると言うこと。さらには中国を後ろ盾に、国内で威厳を保つことができると言うこと。だから周辺諸民族としては、中国の属国や朝貢国になるのも悪くはなかったと言うわけだ。

この国際秩序はしばしば崩壊しては再建された。こうした繰り返しこそが東亜史の中核だったと言ってもいい。だから十九世紀からの列強のアジア進出によって中国は国際法秩序に組み込まれ、旧来の秩序は崩壊したものの、それくらいで旧来の国際秩序観が消滅するわけではない。むしろ中国はそのような国際秩序観に基づいて、中華秩序の再興を目指していると言うのが目下の状況だ。

しかもそのような世界観は周辺諸民族にも根強くもたれている。「日中友好」の概念などはまさにそうしたアジア的世界観を反映したものだ。ここで言う「友好」とは何か。その定義は中華の側が決めることだ。つまり中国の利益になることが「友好」なのである。だから日中友好派は、つねに中国の利益を念頭に働いているわけだ。

中華に対する日本人の属国心理を見てみよう。

日中友好の媚中派はどこまでも卑屈になっているわけだが、じつは本人たちはほとんどそうは自覚はしていないようだ。なぜなら中国の覚えめでたいことは、国内社会ではステータスシンボルとして通用しているからだ。

だからたとえば政治家は訪中しては、中国のお偉方との記念撮影に余念がない。そんな写真を事務所に掲げている政治家はどれほどいるのだろう。こう言う感覚は庶民の間ですら広く持たれている。あるいは彼らが中国の存在に励まされるかたちで、「日中友好」「日中関係」をあたかも錦の御旗のごとく振りかざし、「歴史問題」で大騒ぎしてきたことも忘れてはならない。

もちろん経済界においても「朝貢貿易」も盛んだ。中国からの「回賜」を求めて資本と技術を差し出している内に、いつのまにか中国に籠絡され、あるいは恫喝され、すっかり臣属している企業家がどれだけいることか。経済界では「二十一世紀は中国の世紀。その属国でいいではないか」との声も聞かれることがあるが、それは中国市場に目が眩んだと言うより、すでに中国に骨抜きにされていると言った方がいいだろう。

そして安全保障上、「中国を怒らせてはならない」と言う議論もあまりにも多い。たとえば政治家、マスコミによる集団的自衛権行使の容認反対の議論がそれだ。その背景には平和が保てるなら、中国の属国になればいいと言う気楽さもあるかに見える。日米関係(米国の核の傘)など放棄して、中国中心の東アジア共同体でやって行った方が身のためだと言う意見などはそれであろう。

このように彼らは卑屈どころか、中国を後ろ盾にして自信満々なのである。「売国奴」と罵られても物怖じしない、事大主義者特有の心理形態と言っていいと思う。

こうした友好派の連中を観察していると、まずは中華への憧憬が強いようだ。「中国五千年の歴史はすばらしい」「中国には文化的恩恵がある」「中国人には大人の風格がある」「我々の島国根性では歯が立たない」などと言って感動に打ち震え、涙汲みながら語るような情念がじつに目立つ。またはそのような感動を強調し、自らの大国への恐怖心を糊塗する場面もよく見られる。

つまり多くの日本人は依然として、アジア的世界観に縛られていると言うことだ。たしかに日本は、朝貢国に成り下がった一時期はあっても、実際には中国の臣属したことはなかったのだが、その代わり他の民族よりも中国の古典籍を「真剣」に読んできた。そのため伝統的価値観の影響を強く受けてしまっているのだ。

日本人の媚中根性の淵源は、そうしたところにもあるのである。

ところで十九世紀、中華秩序を屠った張本人は誰かと言うと、それは夷狄の一つでありながら、突如として列強時代の歴史舞台に登場し、日清、日露戦争で覇者となった日本だった。強国へとのし上がった日本のインパクトが、中国に近代化を教え、国際法秩序への参入を促した事実はあまり指摘されていないが史実である。そして日本は満洲建国に代表されるように、近代化に失敗して混迷の淵に陥った中国で、東亜の新秩序を打ち立てようとしたものの、やがて終戦で中国から敗退した。その後、米ソ冷戦二局対決時代を経て、東亜世界では再び中国が擡頭し、中華振興の掛け声の下、かつての秩序建設に猪突猛進しているわけだ。台湾を併呑して南支那海、東支那海を制覇し、日本、韓国を勢力下に置き、西太平洋まで支配権を拡大すると言う目下の軍事的動きはそれである。

ところがその一方の、かつてのアジアのエース日本はと言うと、まさに上述の状況にあるのである。それでは日本にはもはや何ら打つ手はないのだろうか。ここで考えるべきは、中華秩序の建設は周辺諸民族の同意と呼応あって行われると言うことだ。なにしろ中華秩序は先に書いたように、「建前」のシステムだからだ。

よって日本国内媚中派の勢力を殺ぐことで、中国の覇権攻勢は大いに抑止することが可能となるのである。これを逆に言えば、国内の中国への呼応があるかぎり、日本の安全と独立は守ることは困難だ。

日本は中国を敵性の覇権国家と見定めて、それへの援助を止める。その宣伝工作、心理戦、内政干渉を跳ね返す。集団的自衛権を行使して、対中国国防体制を強化する。もちろん台湾とは軍事同盟を結び東アジア防衛体制を完全なものとする。核の抑止力を自ら持つことも検討しなければなるまい。

これらすべては日本の生存のために必要最小限のものばかりだが、どれもこれも媚中派の言論を封じるだけで、着手は可能となるのではないだろうか。戦前の日本人なら、こんなことは言わなくてもわかることである。

だが日本の伝統的精神的風土の上に立つ媚中派は、そう簡単には駆除できない。

コメント(3)

なかなか・・・難しいかも?ですバッド(下向き矢印)
テキトウな「殺中剤」とか「除中菊」なんか、ナサソです冷や汗
向こうは「媚中薬」で対抗するかな?(笑)
永い目で見たら、産経新聞に変えるとかは、効果あると思います。若者はネットで情報得ること多いので心配なさそうです
時間が無いですから、「親中をPR」して上げるってのはドウですか?、一種のホメ殺しです
漫画で一目瞭然に、胡錦濤と握手してる写真の背後に、胡錦濤にレイプされてる漫画、脇にはに李登輝氏が靖国に手を合わせる・・・
この方法、参院選の金政玉対策、<金日成と金政玉の漫画>作戦、に応用出来そうです
末坊様

若者にとって「ネット情報」はとても有効のようですね。

戦前からの(正確には朱子学の江戸時代からの)伝統的な中華コンプレックス(保守派に顕著)が青年層に稀薄だから、中国情報に冷静に対処できている気がします。

それもこれも伝統的な文化や価値観との断絶が、平成の青年層の間で進んでいるからでしょうか。

もちろん中国の覇権志向が顕在化していることも大きいですが。


たしかに若者よく分かってると思います。
バブル後の空白の十年って、日本は総括したか?
同様に敗戦後も、何にもせず、
戦前と戦後が空白、殆どの日本人空白のママ
埋めれば、きっと問題は随分解決する気がします。

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