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サー・エドワード・エルガーコミュのジャッド/都響の2番

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初めまして。

今日(4/22)、東京文化会館でジャッド/都響の2番をお聴きになられた方はいらっしゃるでしょうか?

私の私見ですが、大変個性的な演奏と思いました。

エルガーの2番は通常ノスタルジックなノーブルさを前面に押し出した演奏が主流だと思いますが、ノビルメンテな要素を意図的に押さえている印象を受けました。

むしろ金管やティンパニを強奏させ、弦楽器のポルタメントなども苦悩を強調させるような印象が強かったように思えます。

演奏の途中まで私は文字通り「狐につままれたよう」な印象を受けましたが、曲の終わりに近づくにつれて、指揮者の2番の解釈を理解できるような気がしてきました。指揮者はエルガーの交響曲2番は「ノビルメンテそのものを表現したものではなく、表層的なノビルメンテの背後に秘められた苦悩や感情、心理の流れを表現したものである」と考えているのではないか。と。

交響曲1番でエルガーは成功を収めたわけですが、1番の印象ではエルガーは温厚で高潔なノーブルな紳士というイメージです。しかし、実際の内面はそれだけではないわけで、背後には様々な矛盾・苦悩といったグロテスクなものも抱えていたはずです。エルガー自身、1番で作り上げてしまったイメージを打ち砕いて、1番の背後にある自分の赤裸々な本心を吐露したものとして2番を書いた、ということではないでしょうか?

だとしたら2番の初演時にエルガーが漏らした「聴衆はこういう音楽は好きではないんだ、嫌いなんだな。。。」という台詞は、自分の赤裸々な心情が理解されなかった、拒否されたことへの挫折感を表明したものということになるかと思います。

賛否両論分かれる演奏だったとは思いますが、私はなかなかいい演奏だったと思いました。

もし、他にもご意見・ご感想いただけたら、と思います。

コメント(3)

はじめまして。
クラオタのおじさんです。エルガー歴は30年ほどになるかと。
僻地在住のため、めったにライブは聞けないのですが、なぜか尾高忠明氏の振るエルガーは、よく聞きました。
N響との2番も聞きましたが、演奏はかなり圧倒的だったように思うのですが(N響もエルガーオケと呼んでもいいくらいの共感あふれる演奏)、聴衆の反応はいまいちで(定期だったので聴衆の平均年齢も高かったから?)まだまだエルガーを聞く人は少ないのだなと思いました。
皆様のいろいろなお話楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。

ちなみにThe Elgar Society会員です。
 じんいち様、はじめまして。僕もエルガー協会の会員です。同志に出会えてうれしく思っております。30年ですか。僕も四半世紀は超えますが…先輩ですね。忠さんもさることながら大友直人先生もエルガーを大事にしておられまして、ご存じかと思いますがこの10月には東京芸劇でオラトリオ「生命の光」の日本初演をされます。チケットはすでに手配し、今から楽しみにしております。
 今後ともよろしくお願い致します。

 2番の交響曲、最初は実をいうと嫌いだったのですが聴き込むうちに陰影に富んだ曲想に惹かれるようになりました。ジャッドさんと都響の演奏は聴いておりませんが、レビューをみて想像しております。
2番は、ノビルメンテとは言え狂おしい曲だよなぁといつ聴いても思います。
冒頭(1小節間)こそ明るいですが、後は情念のカタマリですよねぇ。
チェロコンのように短調でないだけ、よりいっそうやり切れなさが残ります。

まぁ、最後は天使が去って行って心の安息が訪れるわけですけれども。

ちなみにジャッドは昨年松山にN響と来ましたがブラ4でした(哀

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