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サー・エドワード・エルガーコミュの交響曲1番対2番

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エルガーの2つの交響曲は、ある意味非常に対照的です。ひたすら前向きで明るい第1番。ややうつむき加減で内省的な趣をも含む第2番。どちらも傑作であることは間違いありません。あなたはどちらがお好きですか。

私なども、そのどちらに決着つけるという行為はとてもできそうにありません。両者の性格の違いを意識することくらいしかできないでしょう。1番の方は「うんうん。そうそう、その通り」とエルガーが語りかけてくる言葉にひたすら同調して気分よく聞き終ることができます。ところが2番の場合は「うん、そうだね。でもさあ、もっと何か話すことがあるんじゃないの?」と問いただすと「実はねえ」と更に深い話がいくらでも出てくる感じで、とめどもない感じ。1番はどちらかというと表向きの公式な顔だし、2番の方がよりエルガーという人物の素の顔をさらけ出しているように感じます。その点で私の意見は「ポストマーラーのシンフォニストたち」の著者磯田健一郎氏と見解が180°異なっております。したがって、深みという点でやや2番に軍配が上がる気がします。
推薦盤として1番2番ともブライデン・トムソン指揮LPOを上げておきます。最近、2枚組の廉価版がシャンドスで再発されましたので便利です。1、2番通して良い演奏といえるのはトムソンくらいではないでしょうか。

参考:屈折した最高傑作
http://washichi.hp.infoseek.co.jp/labo/sym2.2002/sym.htm

コメント(21)

 はじめまして。
 国民作家・・・というか、郷土色の強い作曲家という気がします。
 オレは”ややうつむきかげん”の方が好きです。
 ひたすら華やか欧州のクラッシック大国に対して、一線を画するような土着性に、無性に惹かれるのかもしれません。
 あの、島国特有の主旋律はいいですよね。
私もどちらかといえば2番派です。
(もちろん1番や3番も好きですけれど)

 1番は爆発的な達成感が得られるかわりに、1回聴いたらなんだか満足しちゃうんですよね(笑)。その点2番は名残惜しそうなところがあって、また会いたくなってしまいます。

 エルガーの交響曲を聴き始めた頃は、圧倒的に1番が好きでした。特に冒頭とラストが。それが、バルビローリ/ハレ缶の古い方の録音を聴いてから、2番派に鞍替えしました。(というか、1番の好きさはかわっていないのですが、2番が異常に好きになりました。)

 録音は、私も確かに1番2番どちらかだけ好きなものが多いです。1番ならプレヴィン、ハイティンク、シノーポリ等、2番ならトムソン、バルビローリ等(こう並べると押しなべて1番は英国外指揮者、2番は英国指揮者という感じになりそうですけれど(苦笑)。
 1番2番ともに許容範囲なのは、おっしゃるとおりトムソン、それからボールト翁(EMI録音)くらいでしょうか(あくまで私見です)

 ちなみに普段は1番はボールトのテスタメント録音のもの、2番はバルビローリの古い方を聴いています。新しい録音で聴きたい時は1番はハイティンク(かプレヴィン)、2番はトムソンが多いです。

 2番は、本当に指揮者の人生観が出る曲だなと思います。
この話はまたいずれ<(_ _)>
じぃさんの「2番は、本当に指揮者の人生観が出る曲だなと思います」という言葉・・・いいこと言いますね。まさにそんな感じです。演奏者が作曲家に対して「愛」があるかどうかもハッキリわかってしまうし。

Hirokoさん、バルビの2番がお好きなら、別の意味での「濃い口」解釈のシノーポリなんかも試してみるのも面白いですよ。嫌う人は嫌いますが、私は好きです。
交響曲第1番の冒頭、モットー主題が最初にピアノで2度奏されます。その2度目のリピートの手前にどれだけの間を取るか、また2度目の頭を1回目より微妙に弱く優しく出るか。スコアには、もちろんここまで細かく書かれてはいません。でも、ここをどう処理するかによって、その指揮者が「愛」を持って演奏しているかどうかがわかってしまいます。尾高忠明さんの演奏は意識してかどうか、ことさらここの部分を丁寧に演奏するのです。いつもここで尾高さんにはノックアウトされてしまいます。エルガーの作品には結構こういう部分が多いです。こういう部分を理解しようとしない演奏家、評論家はエルガーとは資質が決定的に合わないということでしょうね。残念ながらそういうのが巷にあふれています。ま、それを演奏あるいは書かせる方も、またそれを享受する受け手側も、その作曲家への「愛」うんぬんまでは求めていないのが現状。ジレンマ感じてます、ものすごく。
待ってましたよ。やまださんの1番ラブ論をぜひここで書いて欲しかったのですよ。しかし、最近、交響曲どこも実演でやってくれませんなあ。
 最近「おすすめエルガーをアップしようと思っております。そこでも書こうと思っているのですが…。
 でも「1番党」は僕だけのようですね。以前に「2番が嫌いだ」などと公言したらお叱りを受けてしまいました。ただ、最近店では2番ばかり流しています。深い理由はありませんが、毎日聴いていると愛着も出てくるものですね。
 多くを語るほど2番を集めてはいませんが、あまり濃い演奏は好きではありません。僕ならヴァーノン・ハンドリーの演奏を採りますね。1番はクラシック倶楽部メーリング・リストでも記したとおりアンドリュー・デイヴィスのものが好きです。もっとも昨年末に聴いた尾高/京都市芸大の演奏が最高でしたが。
 僕は2番より「3番」の方が好きです。3番もアンドリュー・デイヴィスのものがいちばん好きですね。

 まぁ僕の場合、チェロよりはヴァイオリン協奏曲の方が、「ゲロンティアスの夢」よりは「使徒たち」の方が好きなんで、相当アマノジャクなんですが。
>チェロよりはヴァイオリン協奏曲の方が、「ゲロンティアスの夢」よりは「使徒たち」の方が好きなんで、

トピック第2弾で、チェロ協奏曲対ヴァイオリン協奏曲、ってやりますか?
私も『1番党』です!
って、1も2も3もどれもこれも好きなのですが…
プリッチャード指揮のBBC-Classicsの盤がずっとお気に入りです。
始めまして。

なかなかディープな話題で盛り上がっておりますね(^-^)

これはもう、お父さんとお母さんとどっちが好きかと言ってるようなもので。

ですが、敢えてどちらかを選ぶとすれば、私は第2をチョイスします。もちろんマイノリティーであることも、自覚しています。でも、これは理屈じゃないので仕方ないですよ。であるからこそ、このような設問も成り立つわけで…

ここで、超個人的なことを書くことを許して頂けるなら、第2は、私がたまたま作曲者を知らずに聴いて腰を抜かした、
記憶に強烈に擦り込まれた曲だから、ということができます。

しかも、私はその時初めて真面目にエルガーを聴いたんですね。そんなサプライズ・アタック、滅多にあるもんじゃありません。

上の方でじぃ様がおっしゃっていた事の要約になるかもしれませんが、スコアを見ると、第2は音楽の表現の可能性をまだまだ追求できるんじゃないか、と思うのです。

もちろん、じぃ様も私も、第1は音楽として底が浅いと言っているわけではありませんし、曲の構造を単純に比較しているわけでもありません。「実はここ、☆☆」みたいな既視感に満ちている第2の方が、第1と比べて動線が複雑なのは事実ですが、それは表層的な問題に過ぎません。

じゃあ何なのか。単純に好みの問題、と言ってしまえばそれまでで、そこで終わらせたくないというのもあります。結論は永遠に出ないでしょうけど。すぐに分かった気にならず、そういった様々なことを考えさせてくれるのも第2の魅力の一つ、とここではとりあえず結論しておきましょうか(^-^)
確かに第2の方が動線はフクザツですよねぇ。
友人が聴きながらスコアが追えないと嘆いてました(笑

ちなみに参考になるかどうかわかりませんがどうぞ。

交響曲第1番
http://blog.goo.ne.jp/g2-1104/e/74b2384af86a17b9e6adde593d0f75b3
交響曲第2番(第1回)
http://blog.goo.ne.jp/g2-1104/e/3eeca453830100db572969b7a782def7
交響曲第2番(第2回)
http://blog.goo.ne.jp/g2-1104/e/d123d5b4fc6e405b3120456e1f1c4517
交響曲第3番
http://blog.goo.ne.jp/g2-1104/e/acb264948fc558af5a96afd11ba5e641

拙文ですいません(もうすぐ節分ですが)<(_ _)>
>第2は動線が複雑

未だに第3楽章の完璧な演奏に接したことがないんですが…(T-T)

テイトがいくらかマシかなぁ(?_?)
 まだエルガーはまったく初心者、コリン・ディヴィスの全曲盤を聞いただけの印象ですが…。エルガー、ほんとにいいですなあ。クラシック聞き始めて20年にもなりますが、こんないいものを後回しにしていたなんて、なんてもったいないことをしたのでしょうか…!

 1番と2番は、無理に比べれば、ブラームスの1番と3番のような感じにも思えます。片や輝かしい戦いと明快な栄光の曲、対してはたそがれの中で、時に精気に満ちた姿も見せるけれど、なんともひっそりしみじみと暮れ行くような風情。特に2番の終楽章が堂々と始まりながら、静かに終わっていくさまを聴きながら、ブラームス3番の終楽章を思い出してしまいました。どちらもいいですが、感覚的には2番をしみじみ聞くと、大都会にしてなんとも緑豊かなロンドンの夕景をふと思い起こしてしんみりとなります。

 エルガー聞き始めの私には、エルガーは20世紀の作曲家の中ではかなりブラームスっぽい感じがするのですが、素人の感じ方に過ぎないのでしょうか…。
 
 皆様はじめまして。
 
 エルガリアンではありませんが・・・両曲とも甲乙付けられない位いいですよねぇ〜。 以前、大友/東京soの2番を聴きに行った時、連れがキョトンとして「なんだか良く判らない曲だった」と言ったので、とっさに「2番はエルガー節の福袋なんだよ」と答えてしまいました。 
 
 で、自分も1・2番共にトムソン盤、大好きです。 Chandosの音源をCONIFERが借用した廉価盤で楽しんでいます。 そして中国へ留学した際にお供してもらったメニューイン/RPO盤。 しみじみと聴き込めます。
 
はじめまして。
英国音楽は昔から好きだったのですが、「じぃ(ホットスパー)」さんの影響で最近エルガーの交響曲をなるべく多種類聴き込んでいます。
1番はNaxosのHurst盤を聴いて「コレだッ!」と感じました。
トムソンもハイティンクも最新のC.デイヴィスも冒頭があまりにもゆっくり過ぎると思うんですよね。
もっとも、この3つとも全体的には大好きなんですが・・・。
2番もNaxosのダウンズ盤で大好きになりつつあります。
スラトキンはちょっと「?」と思いました。
因みにスコアを見ながら2番を聴いているとどこだか分からなくなるのは私のことだと思います。(^^;
今日の東京新聞の読者欄「サタデー発言」に、<エルガーの交響曲はいかが?>と題して昭和女子大学の先生が投稿してらっしゃいました♪

水越健一さん(このコミュの管理人さんなんですね!)の著書「愛の音楽家エドワード・エルガー」の紹介もされています。
<ジワジワと心を温めてくれる曲作りの秘密の一端が、解き明かされている思いがする>と評されています☆
3番もお忘れなく ぎゃ
まぁ1番が好きだなぁ〜メガネのインテリの悲哀と思いと情熱ってタイトル
2番はスヴェトラ御大のが衝撃

しかしチェロコンの高みにはどれもいってないとは感じる 好き嫌いは別として
私はなんといっても1番派ですね。

あの頃の大英帝国をそのまま交響曲にしたような感じがします。

シノポリ/フィルハーモニアが一番好きです。
憂愁と哀しみの第2番,どちらかといえばやはりこちらでしょうか.でも1番もやはりすばらしい.
2番はトムソン・LPOで入門しました.第2,4楽章の感銘は圧倒的でした.今でも,テイト・LSO,ハイティンク・PO,ハンドリー・LPO,そしてボールト・LPOとともに愛聴しています.
titikakaさん,ジャッド・都響のコンサートについて言及していただきありがとうございました.すっかり見落としていました.おかげさまで聴きに行けます.

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