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世界端っこクラブコミュのトゥヴァ共和国

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別のトピックでちょっと触れましたが、最近トゥヴァという国に関する本『ファインマンさん最後の冒険』(ラルフ・レイトン著・原題Tuva or Bust!)を読み終わりました。その本に関するレビューは別途書きましたがもしご関心があればご参照ください。
(http://mixi.jp/view_item.pl?id=94041)

以前にもメンヒェン=ヘルフェン著『トゥバ紀行』という本を読みましたが、もともとこの国のことを知ったのは、“Genghis Blues”という傑作音楽ドキュメンタリーがきっかけでした。アメリカの盲目のブルースミュージシャン、ポール・ペナが、独学でロシア語を学ぶために聴いていたモスクワ放送で偶然(トゥヴァの)ホーメイ唱法を知り、トゥヴァという国に興味を抱き、やがて同国で行われるホーメイ全国大会に参加するという実話です。

ここではトゥヴァという国について集めた情報をご紹介します。

Tuva(トゥヴァ/トゥバ/チュバ)

●1921年から44年までの23年間、ソビエト連邦に併合されるまで独立国だった。現在はロシア連邦内の一共和国。

●モンゴルとシベリアの間に位置し、アジア大陸の中心と言われてきた国で「アジア中心の碑」が建っている。
(ただし、アジアの本当の中心は中国のウルムチのあたりとのこと。ちなみにトゥヴァに「アジア中心の碑」を最初に建てたのは、アフリカ大陸と北・南米大陸を歩き回り、それぞれの大陸に「大陸の中心」を建てたと言われる謎の英国人Dr. Proctorとの説があるが、その真偽は定かではない。)

●公用語はトルコ語に近いトゥヴァ語、およびロシア語が使われている。

●宗教はチベット仏教とシャーマニズム。

●首都のクズルはアルファベットで記すとKyzylと言う具合に母音がない。なお、アメリカのノーベル賞受賞の物理学者リチャード・ファインマンは、「そんな綴りの首都を持つ国なら面白いに決まっている!」と言っていつかそこに行こうと決意した。

●黒澤明監督作品『デルス・ウザーラ』で主役を務めたマキシム・ムンズクもトゥヴァの出身。

■関連サイト■

トゥヴァについて
http://www.fotuva.org/ (英語)
http://www.webforest.net/discovery-japan/tuba/tb.htm (日本語)
http://www.naturfoto-online.de/galerie-tuva-1.htm#3710
(ドイツ語/トゥヴァにある「アジア中心の碑」の写真も掲載)
http://members.virtualtourist.com/m/28be5/39c/
(英語/トゥヴァの「アジア中心の碑」の写真あり)

映画『ジンギス・ブルース』について
http://www.genghisblues.com/ (英語)
http://www.city.yamagata.yamagata.jp/yidff/catalog/99/jp/04/016.html (日本語)

サウンドトラックも素晴らしいです
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000516VT/qid%3D1122303939/249-5882446-5830728
国内版もAnima Musicというところから発売されています
http://www.animamusic.com

『ジンギス・ブルース』の主役、ポール・ペナがどのようにしてトゥヴァ、そしてホーメイに出会ったかを紹介している記事(英語ですが、極めて面白いです)
http://www.wholeearthmag.com/ArticleBin/117.html


ウルムチに新たに出来た「アジア中心の碑」に関する記事
http://www.china.co.jp/news/040109-2.html (日本語)

■トゥヴァに関する本■
メンヒェン=ヘルフェン著・田中克彦訳
『トゥバ紀行』(岩波文庫/青471-1)
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/0/3347110.html


ラルフ・レイトン著・大貫昌子訳
『ファインマンさん最後の冒険』(岩波現代文庫)
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/X/0054040.html


地理的には端っこどころか、地球のど真ん中という感じですが、ソ連時代のバルト海3カ国(エストニア、ラトヴィア、リトアニア)のように、あるいは琉球王国もそうですが、かつては独立国だったが大国の覇権によって消えた国として、歴史的な意味で「端っこ」と言える国だと思います。

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