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映画「ひめゆり」コミュコミュの『ひめゆり』交流会  春の夢 in 松江

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コミュ管理人 KAIです。

交流会
『ひめゆり』交流会  春の夢 in 松江 

と二つ同じテーマのコミュができました。以後交流会に関しては

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=51336189&comm_id=1927491

こちらに書き込みをお願いします。
楽しい交流会だったようですね。

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二月末、松江で開かれた交流会のようすをわたし個人の感想として書きました♪みなさんとシェアできればと思い、以下投稿します
        ☆☆☆

 飛び魚の気持ちで、ひとり松江に行ってきました。『ひめゆり』という映画を応援しているという共通項だけで、見知らぬ人たちとの出会いに胸ふくらませて。

 松江駅でプロデューサーの大兼久さんと合流したときは、ハグ!で初対面を祝いました。なんどもお電話で話していたので、懐かしい人に会えたみたいにうれしくて。

 交流会の会場は松江の八雲地区にある「やくもアグリパーク」。滞在型農業体験のお宿で、薪ストーブのある食堂ロビーと数部屋の小ぎれいなお宿でした。
 あちこちに春先のお花たちがたっぷりと活けてあり、和みました。松江の主催者さんたちの心づくしのもてなしがほんとに素晴らしくて。ウェルカムドリンクのお抹茶と特産の生姜糖にいきなりハマッてしまい、おかわりしてるうちに緊張が飛んでしまいました。

 全国から集まったおよそ二十名の参加者たち。

 なんと、山形から、長岡(新潟)から、千葉から、高山(岐阜)から、大阪から、・・・ほとんどはひとりでの参加、あるいはグループで自己紹介してわかったのは、みなさん全国各地で『ひめゆり』を自主上映してきた主催者さんたちで、二年連続上映をしたところも多く、ものすごい熱意があるということ。
 上映の動機や、宣伝活動の工夫、上映したときの様子や地域との結びつきなど、それぞれの地方での『ひめゆり』パワーの開花に、目からうろこが落ちるような気持ちでした。
 ちぴぴは映画サークルの会報は持っていったものの、なにも『ひめゆり』上映関係の資料を用意してなかったことを反省しました(歌だけは用意しましたが)。

 とくに地元松江のみなさんは、800名近い動員数で『ひめゆり』上映を成功させているうえ、そのときの余剰金40万円(黒字)を県内の高校での上映を支援する助成金にしたという画期的な例を話してくれました。

 なんか、松江主催者さんたちの魅力には妖怪さん(水木しげるロード)や魔女さんたちに通じるものがあって(笑)、人から人へ、熱い思いが静かにじわじわ伝わって、地域に確かな財産が受けつがれているような気がしました。

 「田舎だから、街のような刺激がないぶん子供たちは純粋でしっかりものを考えようとしているかも・・」というようなことを高校教諭の方が発表しておられたけれど、島根の高校生たちが『ひめゆり』を観てものすごい反響があったということは、ちぴぴも心に留めておきたいと思いました。

 あと、すごく感激したのは山形のぷらっとほーむ主催者さん。
「戦争を知らない世代」として戦争を考えたい、と手作りの予告パンフを作るなど、若い人にもメッセージのはっきりわかる広報のしかたをしているのです。
『ひめゆり』上映前に五回も「戦争ワークショップ」を開いて話し合いを深めたり、上映後に「ひめゆりを語る会」を持って交流を次につなげている様子は、単なる上映会では終わっていない地域活動でした。
「本気でやればここまでできるのか」という可能性を教えてくれました。

 宴会で「かっこいいぜ、ベイベ」とおおいにちぴぴを盛り上げて(!)くれた深谷のラブ&ピースさん。
 深谷で二年連続上映を成功させたことは、以前ひめゆりのブログで読んでいたのだけど、その根っこには、出会えた人の存在をそのまま受けとめていく、彼の暖かな姿勢と人柄があったんだと、会ってみてほんとうに体温を感じました。「やりたきゃ、じぶんでやれっ!」ってロッカーな魂に、自称シンガーのちぴぴの魂も共感。

 長岡からの参加者さんはやさしそうな、ひかえめに見えるお兄さんだったので、まさかその方が市民映画館をつくる会、長岡アジア映画祭の実行委員長さんだったとは、知ってびっくり(すみません)。
 息の長い活動をしている人の不屈さと落ち着きがあるのでしょう。映画上映をしている人たちに通じる魅力が伝わってきました。

 千葉からは「ひめゆり資料館」で使うための「アニメ映像」を担当するアニメーターの方が、自作の作品「よたか(原作は宮沢賢治のよだかの星)」を上映してくれました。お部屋の白壁が奥行きのある空になり、鳥や虫たちのいのちが行き交う森になり、静かなひかりに満ちた作品でした。アニメというと平面画を想像しちゃうけど、彼の作品はすごく奥行きがあって写真かと思ったくらい自然物への観察が緻密に描かれていて、生きている風や空気がたしかにあって、ちょっと言い表せないくらいの体験。「あ、この人ならほんとうにひめゆりを生きたアニメにできるんだ」と思いました。

 高山からは、ひとりで迷いなく上映を決意した人がいて、同級生やメルアド知ってる知人や広報でくまなく実行委員を呼びかけたお話をしてくれました。す、すごい。それで集まった人っていうのは、また本当に個性的でそれぞれが動機と分野をちゃんと持っていて。
 その中で「ナヌムの家」を上映したという女性には、深夜までほんとうにじっくりお話を聞くことができました。戦争と性について、生きていくことについて、被害と加害について、わたしにとって「誰かにきいてみたかった」ことを聞けた貴重な時間でした。

 大阪からはウォロという市民情報誌(なんかふしぎに面白い雑誌だったので、ちぴぴも読者になろうと思った。購読販売のみで書店にはないらしいよ)を編集している方がちゃんと資料をそろえて、整理された含蓄のある報告をしてくださいました。
 専門学校のホールで学生も見れる上映会をしたこと、スカイプを使ってテレビ電話みたいに上映会場と沖縄、東京をつないで質疑応答をしたことなど、面白いなー、すごいなーと思って聞いていました。この頭のよい文化系ふしぎおじさんとは帰りがいっしょでお茶しました(ありがとう)♪


 参加者の誰もが熱くて、ちゃんと自分で立っていて、ちぴぴはそのことに一番刺激をもらいました。どこにもないマイ・ストーリーをしっかり作っている人たちでした。それが、歴史の痛みと喜びとつながっていることを感じ、社会という場で自分から歴史を作りはじめているユニークなひとり、ひとり。

 大兼久さんが「わたし以上に熱いみなさんに触れて、初心に帰らせてもらいました」と話し、監督の柴田さんが「この映画は、監督の手も制作者の手もはなれて独り立ちしました。これは上映するみなさん、鑑賞するみなさんの映画です」と話されていたのが、強く印象に残りました。


 翌日は出雲そばを食べにいったり、国宝の神魂神社(ここの大木がすごかったので抱きついた)にお参りしたり。
 松江の妖怪さん、魔女さんたちの住むお宅(どれも映画になりそうな、個性的な、それでいて何時間もぼおっとすごしたいようなとても落ち着く邸宅)にお邪魔もさせていただきました。
お庭にあった色とりどりの椿のたたずまいが今も心に映えています。

 とりあえず、覚え書きのように、旅の興奮をたどってみたけれど。この旅の出会いの意味は、もっとずっと先になってから本当にわかるのかもしれません。
 また、行こう。松江。わたしも魔女になって。

コメント(4)

ちぴぴさん
松江の事務局です。感想、ありがとうございました。濃い集まりになりましたね。またぜひ松江に!
 もりのびっぐばーどさん初め、松江事務局のみなさんありがとうございました。今回の交流会でもらった熱を持ち帰り、まずは地元の友人らとCoccoのドキュメンタリー『大丈夫であるように〜』を観てみようと思っています。
 少しずつ、ゆっくり、『ひめゆり』上映の夢にとつなげていきたいです。
ちぴぴさんの書いて下さった、僕の「よたか」というアニメーションですが、多少短縮版としてyoutubeにアップしています。http://www.youtube.com/watch?v=MTFYoU_Aw6k
この作品ももし上映したいという方がいたら声を掛けて頂けると嬉しいです。

・・・・
ひめゆり学徒隊が動員された3/23ももうすぐですね。今年は沖縄のひめゆり平和記念資料館の、全国巡回展というのもあるらしいです。http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-03-18_4653/
山形よりこんにちは。
こちらにもご挨拶を。

>>ちぴぴさん
レポートありがとうございました。
楽しく読ませていただきました。
いろいろお褒めいただき嬉しいです。
山形県在住の妹さんとも、
いつかお会いできたらと思っております。

>>もりのびっぐばーどさん
ぷらっとほーむブログへのコメントありがとうございました。
80%が嘘と冗談で構成されているブログですが、
懲りずにのぞいてくださいね。

>>かいづけんさん
素敵な作品を観せていただきありがとうございました。
かいづけんさんの独特な作風、とても好きです。

そうそう、交流会でもお話した「女性限定のピンク映画上映会」、
お陰さまで大盛況でした。
地元新聞で取り上げていただきましたので、
ぜひご覧下さい↓
http://yamagata-np.jp/news/201003/02/kj_2010030200030.php
http://yamagata-np.jp/news/201003/09/kj_2010030900148.php

当日のレポート↓
http://ameblo.jp/girls-night-project/entry-10476207544.html
http://ameblo.jp/girls-night-project/entry-10476425153.html

次回の予告↓
http://ameblo.jp/girls-night-project/entry-10503637785.html

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