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チ−ム タ−ナングドラッシェンコミュの『?017』-妊娠について 

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1ヶ月もたつと、体重を計ると尻上がりに増えていれば妊娠の兆候です。
1ケ月ぐらいまでは適度な運動をさせた方が安産になります。

犬は安産の象徴とされていますが、全部の犬種に当てはまるわけではないです。特に小型犬・超小型犬の出産は難産傾向にあり、人間の介助また獣医師による手術を必要とすることもあります。
また出産自体は生理現象としてできたとしても、私たち人間に溺愛された犬たちは、何が起こったのか理解できずに産み落とした子犬を呆然と見下ろして、部屋中を走り回ったりしてしまう母犬もいます。
そんな時には私たちが母犬のかわりに処理をしなければいけません。また、なんらかの異常があり自然分娩できないような難産となってしまったときは、すぐ獣医師に連絡をし指示を仰いだり、病院へ行って緊急手術となることもあります。
犬の出産は夜中が多い(潮の満ち干きにも関係あり)ので、普段から緊急時にしっかり対応してくれる動物病院を見つけておく必要があります。
犬の妊娠期間は平均で63日。交配日を1日目として、だいたい63日目で出産します。その妊娠期間を前期、中期、後期とすると…
☆ 前  期 ☆
まだ外見からは判断できません。交配後2週間くらいでつわりのような症状(食欲がなくなる、食事にムラがでる)見せることがありますが、2,3日でおさまります。
散歩はいつもどおりで構いませんが、この頃はまだ受精卵が子宮に着床していないので、激しい運動は避けてください。食事に関しても特別変える必要はまだありません。
☆ 中  期 ☆
交配後22日前後で受精卵が着床し、安定期に入ります。この頃から子犬・妊娠犬用の高カロリーなフードに変えますが、量はまだ増やさないで下さい。
交配後、30日を過ぎたあたりから量を増やしますが、一気に増やすのではなく少しづつ増やします。あまり量を与えすぎると、胎児がお腹の中で成長しすぎて自然分娩できなくなることもありますから、あくまでにも慎重に。
お腹もそれほど膨らんでいなくて一番安定している時期なので、体が汚れているようであればこの期間にシャンプーをして下さい。
注意しないといけないのは、犬は偽妊娠(想像妊娠)することが多いので妊娠していないのに食事を増やしたりすると、肥満のもとになるのでわからないようであれば、交配後30日後くらいにまず超音波検査で確定させてから食事は変えるようにして下さい。
☆ 後  期 ☆
この頃になると、お腹も一層膨らみ外見からも妊娠していることが分かるようになってくるので、高い段差のある場所は注意してください。特に、ダックスのように床からお腹が近い場合、ぶつけやすいので注意が必要です。
出産の準備として、出産時に汚れそうなお腹周り・陰部の周り・そして、子犬が母乳を飲みやすいように毛をバリカンでカットしておきます。
食事の量は徐々に増やし、最終的には通常の量の3割増を1日3回から4回に分けて与えます。この時期は胎児に成長に伴って胃が圧迫されるので、一度にたくさんのフードを与えると消化しにくくなるので食事の回数を増やします。
交配後50日を過ぎた頃レントゲン検査を受け、胎児の頭数・大きさ・骨盤の大きさを確認します。もし、骨盤よりも胎児のほうが大きく育ってしまっていると自然分娩できないので、帝王切開となることがあります。ここで胎児の数の確認をすることで、出産の時に全部胎児が娩出されたかどうかすぐわかります。
そして、予定日の1週間から10日前には産室となる場所に産箱を設置し、母犬をその場所に慣らさせます。出産に必要な備品もその頃までには揃えておき、いつ出産が始まってもいいように準備を整えます。


▼ 偽妊娠
何故犬の場合は想像妊娠と呼ばずに偽妊娠と呼ぶのか。想像妊娠とは、人間でいえば強く妊娠を望んだり、反対に妊娠に対して強い恐怖感を持っていたりすると、妊娠に似た兆候のヒートが止まったりつわりの症状が出たり、お腹まで膨らんできたりします。犬の場合は自らが妊娠を望むわけではないので、あくまでもホルモンのバランスによるものなので「偽妊娠」と呼ばれます。獣医師によっては正常なことだという人と、病気だという人がいて、正確なところは確定されていません。何故なら無発情期に入ると自然と元に戻ってしまうからです。

▼ 何故おこるのか
これは交配をしたメス犬でもしていないメス犬にも起こりうることです。発情して排卵が起こる時期になると黄体ホルモンが分泌されるのですが、この黄体ホルモンが長い間分泌されることによって、犬の想像妊娠となるのです。黄体ホルモンは子宮に受精卵を着床しやすくすると共に、着床後は妊娠状態を継続して保つ役割があります。妊娠が成立しなければ役割がないので黄体ホルモンの分泌はストップするはずなのです。ですが犬の場合は発情後期というものがあるように、妊娠していなくてもすぐには黄体ホルモンの分泌が止まるわけではありません。妊娠した場合よりも黄体ホルモンの分泌は少ないのですが、これが出ている間は妊娠を維持しようと体が働いてしまいますので、妊娠していなくてもそのような症状が出てしまうのです。だからといって全ての雌犬に想像妊娠の症状が出るわけではなく、黄体ホルモンの量がごく微量の場合は想像妊娠の期間が短くて気づかないか、想像妊娠が起こらない場合があります。黄体ホルモンの量が多い場合は、想像妊娠も長く続いてしまいます。

▼ 想像妊娠になると
犬は発情後2ヶ月ほど黄体ホルモンが少量ながら出続けます。その影響で妊娠の症状が出てしまうので、交配をさせた雌犬の飼い主にとっては受精したと勘違いしてしまうでしょう。新聞紙や布などを与えると1ヶ所に集めたり、飼い主の脱いだ服をくわえて持っていって巣作り行動をとったりします。母乳まで出る犬もいて、小さなヌイグルミを抱えて授乳させるような行動をとったりします。お腹も膨らんできますので妊娠と勘違いされる飼い主もいるでしょう。つわりを見せる犬もいますが、実際の妊娠でのつわりは排卵後20日あたりですので、発情から1ヶ月ほどでつわりなどを見せる場合は想像妊娠の疑いがあります。これら全ての症状は無発情期に入ると共に自然におさまります。

▼ 注意
いずれは自然に症状がおさまる想像妊娠ですが、母乳が出て自分で常に舐めてしまって乳腺炎を起こしてしまう場合があります。この場合は腹帯(術後着のようなものでお腹を覆ってあげることが必要です。
乳腺炎がひどくなると、発熱したりしこりができたりしますので治療が必要になります。

▼ 繰り返しなる場合
ヒートのたびに想像妊娠を繰り返す場合、繁殖を諦めて避妊の処置をした方がいいかもしれません。発情のたびに想像妊娠を繰り返すということは、子宮内膜が長い間充血した状態になるため、「子宮蓄膿症」や「乳腺腫瘍」などの病気を誘発させないためにも避妊の処置は仕方のないかもしれません。出産させて子供を産ませるのが大事なのか、愛犬の健康をとるのかは考えるまでもないことですよね。

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