ジャン・ドサイ略歴:
1920年8月24日、パリ生まれ。
パリ国立高等美術学校卒業後、広告デザイナーになる。
同時に素人劇団ラ・ルーレット座に入団。
1942年、コンセルヴァトワールに入学。
同年、コメディ・フランセーズに入団するが、
46年退団、ルノー=バロー劇団入団。
最初の妻は女優ニコール・ドサイ(1920− 『暗黒街のふたり』でノンクレジットながら近所の婦人役。『ポーカー・フェイス』にも端役出演)。
1950年、シモーヌ・ヴァレールと再婚。
1980以後、妻と共にマドレーヌ劇場支配人。
主な映画出演作。『乙女の星』(46)、『田園交響楽』(46)、『Occupe-toi d'Amelie』(49)、
『戯れに恋はすまじ On ne badine pas avec l'amour』(55。ジャン・ドサイ)、『夜の騎士道』(55)、『いぬ』(62)、『柔らかい肌』(64)、
『暗殺者のメロディ』(72)、『リスボン特急』(72)、『相続人』(73)。
シモーヌ・ヴァレール略歴:
1923年8月2日、パリ生まれ。本名シモーヌ・ゴンドフ。
1942年、舞台デビュー。1946年、ルノー=バロー劇団入団。
1950年、ジャン・ドサイと結婚。主に舞台で活躍。
主な映画出演作。『美しき受刑者』(45)、『情婦マノン』(49)、
『悪魔の美しさ』(50)、『夜は我がもの』(51)、
『戯れに恋はすまじ On ne badine pas avec l'amour』(55)、
『夜の騎士道』(55)、『暗殺者のメロディ』(72)、『リスボン特急』(72)。
シモーヌ・ヴァレールとジャン・ドサイの共著『Un Destin pour deux』(Editions Ramsey,1996)は1997年サン=シモン賞受賞。
カトリーヌ・ルヴァスール(別名マドレーヌ・エヌロン)、シモーヌ・ヴァレール、ジャン・ドサイの共著
『Dans l'intimite des Renaud Barrault』は2003年Pygmalion刊。