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桑名L・Bサーフィン倶楽部コミュのLESSON 1.

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いくら水泳が得意な人であっても、サーフィンのパドリングは苦手という人は多いものです。かくいうこの私がそうですから。 ジムのプールではヒーローでも、サーフボードに腹ばいになるとどうも勝手が違うんですね。

どうしてだと思います? けっこうマニアックな答えになってしまいますが、実は水泳のクロールでとても大事とされている“ローリング”が、サーフボードのパドリングでは絶対にNGだからなんです。

ローリングというのは上半身のひねりのことです。クロールで泳ぐ場合、上半身をひねりながら水をかくことでこれが力強い推進力を産み、しかも水の抵抗を軽減することにも役立っています。

ところが一方サーフィンのパドリングはいうと、ローリングをしようものならサーフボードが左右に揺さぶられ、せっかく水をかいて得た推進力が台無しになってしまうのです。

サーフボードは完全に水平に浮いている状態で最高のパフォーマンス(滑り)を発揮します。ボードがどちらかに傾くということは、つまりボードの側面(レール)がより深く水に沈むことを意味します。水に沈んだ体積に比例してサーフボードは水の抵抗を受けることになるのです。



子供や若い女性がパドリングに対してあまり苦手意識がないことをご存知でしょうか。よく観察されている方であればお気づきだと思いますが、スイスイと実に軽やかにパドリングしていますよね。

その秘密は体の柔らかさにあると思います。背中をどれだけ大きく反っているかでパドリングには雲泥の差がでるものです。極端な話、最もパドリングに適した状態にあるのはハイハイを始めたころの赤ちゃんではないかと思っているくらいです。

ではそれはどうしてでしょうか。背を反らすと、反らない場合に比べて使う筋肉のパーツ数が減り、それによって消エネを実現できるからです。

背をあまり反らさないパドリングだと、肩と水面との距離が近いために、かき終わった腕を水面から引き抜いて前方に運ぶために肩の筋肉(三角筋)をフル稼働させてしまいます。

これがサーファーを最も疲労させる原因になっています。それと首ですね。背を反らせていないわけですから、前方を見るためには首を大きく持ち上げる必用に迫られます。なので、首の筋肉にも大きな負担がかかることになります。


でも特別な柔軟体操もせずにそのまま20歳を過ぎてしまった大人(特に男性)は、もうこれは筋力に頼るしかなさそうです。

そうです、まず鍛えるべきは背筋(正確には脊髄起立筋)です。といっても体育会形式にビシバシやる必要はありません。



市販でパドリング強化用のゴム(引っ張るやつ)がでてますが、あれはパドルをする筋肉そのもの(上腕三頭筋や広背筋)を鍛えるためのツール。ビギナーレベルの人がそういったグッズに手を出すと、まず挫折の原因になりますので飛びつかないようにしてください。

繰り返しますが、背中を反らすための筋肉をまずはつけること。これが大事です。これ抜きで、いきなりパドル筋アップのトレーニングをしてはいけません。

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