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世界のキルトOceanwave Quiltersコミュのキルト事情の現在

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キルトアーティストのカビンタン和子です.活動はアメリカを基盤に40年になります。
 日本では、手芸、クラフト分野で250万人がキルト制作していますが、重要視されておりません。
一方、2021年アメリカの芸術文化の最も権威あるシカゴアートインスティチュートは、Bisa Butler の「キルトは芸術である」との認識をアメリカ全土に宣言しました.
キルトは長い間クラフトの分野で捉えられておりましたが、彼女の学際的で、多くの学問分野にまたがる創作法は絵画に似ており、この特徴により、芸術領域である認知を獲得したのです。この芸術評価により、 アメリカ全土でアートキルトの評価価格は非常に高騰しています。

 日本は、この歴史的な芸術分野の転換と評価を何故、どのマスメディアも取り上げないのでしょうか。

 250万人以上のキルターたちにとって、この事実は最も知りたい事です。
残念ながら日本は、芸術の転換期である現代を把握出来ず、遅れていると言わざる得ません.

 2023年1月、私はアメリカの某歴史芸術博物館から作品の購買依頼を受けました。
この作品は、今年5月3日から10日東京都美術館で開催される「悠美国際芸術展」で展示される予定です。ギャラリートークは、芸術的観点から作品説明を致します。

現代アート作家の秋元雄史先生が、著書『アート思考』(p124)で、「工芸の未来に向けた新たな可能性」の章で、「土地や固有の歴史に根ざすものを再評価する動きが出てきている。その動きは、工芸の領域において見受けられる」
との記述が、正しく現実となったのです。

 近い将来、日本では、アートキルトは工芸ではなく、現代アートの認知を得て、キルトの芸術価値は、高く評価される傾向になると思われます。

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