真実を伝えよう！(旧館)コミュの東條由布子さん、KBS出演時のビデオ

■故東条英機首相の孫娘の由布子さんが大健闘 (YouTube 10'37")
http://jp.youtube.com/watch?v=7GRj5uzBhmw


出演：
東條由布子
高金素梅 (中華民国立法委員)
イ・ヒンジャ（韓国人戦没者遺族）

2006年8月13日 KBS (韓国放送公社)


東條：あのー、靖国神社に関してはかなり誤解があると思うんですけど、靖国神社で大きな誤解されていることもあるんですが、実はお骨なんかある訳でない、またお位牌もある訳じゃない。靖国神社には246万６千のご英霊の魂が、一つのお座布団のような形で祀られてるのが靖国神社です。

高金：多くの日本人が、今仰ったようなものだと考えています。しかし、今から私が靖国神社が本当はどういう所なのか申し上げます。（写真を出す）これが靖国神社です。神社の入り口に使っているこの木は、台湾の阿里山から持って来たものです。すなわち、日帝強占時期、台湾植民地の木を略奪したものでしょう。
　靖国神社にはごく一部の民間人もいますが、大部分は軍人が祀られています。およそ9回の他国を侵略する時に先導していた軍人も、やはり靖国神社に入っています。

東條：台湾も、それから韓国も、要するに違法にですね、侵略をして両方の国を植民地にしたのではなく、国際法に乗っ取って両方の国も日本が統治していた訳ですね。

高金：私が教えてあげましょう。1896年から1920年まで20余年の間に、日本は台湾原住民を相手に138回の戦争を引き起こしました。138回の戦争で7千余名を殺害しました。殺傷した数を全てあわせると1万余名に達します。当時、原住民の人口は8万名に過ぎませんでした。こうして計算すると、原住民8名に1人をあなたがた日本人が殺していたという事です。これが合法的な統治でしょうか？

東條：まあ植民地と言いますかね、日本の統治のやり方は、まず教育の水準を上げて、そしてインフラを整備して、日本と同じような学力を引き上げる、そのようなことからまず手を付けた訳ですから、

高金：そんな言葉は全部、良心がない人達が言う言葉です。いわゆる仰っている教育水準とかいうものは、我々先住民に対して「お前は先住民ではない、お前は日本人だ」と洗脳教育をさせたものです。その後、これらの人達を戦地へ送り、天皇に忠誠を誓わせるようにしたのです。これが植民地に対する配慮ですか？
　もしヒットラーとユダヤ人を同じ場所に祀り、追悼をするようにするなら、考えてみて下さい！　ドイツでは暴動が起きる事でしょう。

東條：ドイツと比較をされましたけども、ドイツってのは自分の国の民族を殺してる訳ですよね、ユダヤ民族を。自分の国の民族を殺してる。
　日本の場合はそうではないですね。日本が大東亜戦争に入って行ったのは、もちろん長い間のアメリカの着々としたオレンジ計画に沿って反日的な行動の末、ABCDラインに囲まれ日本はもう立ち上がらざるを得なくて、立ち上がった戦争なんですね。ですから、ドイツのヒットラーと日本を比較するってことは全くナンセンス。


イ：さっき、その、靖国神社を問題とする人達は、何か誤解があるようだと仰いましたが、重要なのはなぜ靖国神社に合祀し、死んだという事実を家族に知らせなかったのかが、問題なのです。

東條：これは靖国神社が勝手に合祀する訳ではなく、国のきまりとして靖国神社に合祀をされます。戦前は日本の陸軍と海軍がそれをやってましたけど、戦後、昭和20年8月15日、日本が終戦になってからは、今度厚生省がそれを担当するようになったんですね、陸海軍に代わって。ですから靖国神社が勝手に合祀をするってことはまずないということを、まずお伝えしたいと言うこと。
　あなたの思い、それは分かります。家族に言わず勝手に合祀をしたと仰るけど、これは日本のルールだったんです。亡くなった方々はとにかく靖国に祀ると言うのが日本国のルールだったんです。その当時は台湾も韓国も、本当に申し訳ないことながら日本だったんですね。だから差別なく祀ったということだけは、これは致し方ないことだったんです。

イ：外してくれと言ったら外してくれさえすれば済む事でしょう。ルール・・それが厳粛だと言っても、直して有効にしたらいいと考えているんですよ。私が言っているのは、そんなルールになぜ従わねばならないのか、なぜ私の父が、なぜその当時、日本が起こした戦争に連れて行かれた、死なねばならなかった当時の朝鮮人21000名を超えるその方達が、なぜそこに合祀されねばならないのか？　それが問題なんですよ。
　誤解があるから問題になるのではなく、今、靖国が問題になるのは、誤解があるから問題になるのではなく、そんな靖国の強圧的な、今も当時の台湾や韓国や、他人の国を支配していた精神をそのまま持とうとするので、それが問題だと言っているのですよ。

東條：国のルールでもしも差別して、じゃあお父様をその時に祀らなかったならば、日本人として戦ったのに何故祀らないと言われませんか？

イ：そんな精神、いや、そんな考えをする事自体が間違い。間違っているんですよ。

東條：とにかく日本人として、一応日本人として戦って下さった訳ですから、日本人として戦って下さった方を全部靖国に祀ると言うのが戦争に行く時の、あなたのお父様方が戦争に行かれる時の、国家と戦争に行かれる方々の、兵隊さんとの約束だったんです。

イ：いや、何の話だか分かってますよ。

東條：今言った事は大事な事です。

イ：日本のために戦ってあげたためではなく、その当時、その当時の朝鮮は、日本の植民地支配を受けていたため、手伝って戦ったのではないんです。

東條：それは分かります。

イ：どうにも出来なく、行くしかなかったから、戦争に連れて行かれたんです。

東條：それは分かります。それはもう韓国も台湾もですね、やっぱりそう言う民族の悲しみを越えて戦って下さったことに対して日本は本当に感謝してるんです。感謝をしてるからこそ・・・

イ：感謝・・・感謝してくれなくてもいいので・・・今、おじいさんが戦犯として亡くなった事について言及して下さい。

東條：昭和28年に日本の国会で、全ての党で、超党派で、日本はまだ戦争中なんです、処刑された時は。まだ講和条約が締結される前ですから戦争状態。そういう状態に殺された場合は、全て戦死と言うことになったんです。犯罪者ではないんです。

イ：（溜息）おじいさんが、立派な武士だったなら、立派な武士のせいで、アジアの多くの被害者を作り出して、その家族の苦痛に対しては？

東條：韓国の民族の悲しみを越えて戦いに行かれた、そのお父様の気持ちもやっぱり大切にしてあげなきゃいけないと私は思うんですけど。

イ：何を大切に思うんだかね。（笑）

東條：お父様の思いを大切にしてあげなければいけないと思います。今のあなたの尺度でもってお父様の気持ちが全て分かりますか？　あの当時のお父様方、台湾の方、韓国の方も本当に勇ましく戦って下さったんですよ。それを60年も経った今、あなたがお父様を靖国から下ろそうとされるのは、お父様の遺志を無にすることになると、私は思いますけど。お父様だけを下ろしたいと思われますか？　

イ：はい。

東條：それともう一つね、一旦合祀したら大きな座布団みたいになってしまうんです。そのここだけを下ろし、こっちだけを下ろすと言う事は出来ないんです。だから「合祀」という言葉は辞書にはあるけれど、「分祀」と言う言葉は辞書にはないんです。

イ：誇れるものとお考えですか？

東條：神道ですか？　靖国神社の存在ですか？　誇りに思います。

イ：それが誇りと思われるのかと。

東條：誇りに思ってます。全ての国にそういう差別もなく祀ると言う日本のシステムに対して誇りに思います。

イ：これ以上言う必要もありません・・・

東條：ただ・・・

イ：・・・それを誇りだと、立派なものだと考えるなら、

東條：・・・あなたの悲しみはね。お父様が今せっかく安らかに眠っていらっしゃるのに、あなたはこうやって騒いで、靖国神社で騒いで、お父様がそれで喜んでらっしゃると思いますか？　私は悲しんでらっしゃると思います。

イ：（立ち上がって怒鳴る）そんなたくさんの軍神を集めて、座布団一つにして何が□○※△だ？　

東條：あのね、もう少し静かに・・・

イ：よその国の我が国の文化・・・

東條：はるばる日本から来たんだから、お座りになって・・・

イ：・・・生きている人が・・・

東條：お座り下さい。

イ：・・・生きている遺族に慰謝として返してくれるのが道理です・・・

東條：静かにお話なさって。

イ：・・・頭がいい人の。

東條：恥ずかしいです。

イ：静かに出来ないんです。もうこれで終わり。

高金：靖国の平穏を願われるのなら、我々原住民の名前を削除して下さい。

東條：お互いに相手の気持ちを思いながら静かに話さなかったら、ああやって感情的に話されたらもう、顔見て下さいってあなたは仰ったけれど、顔見てると恐いんだもん。