FOOTBALL 欧州移籍マーケットコミュの１月のマーケット－５

ダービッツ、アヤックス移籍間近か

アヤックスとダービッツ（３３歳）が移籍に合意したことを、ダービッツの弁護士であるヘールリングス氏が認めた。契約は１年半となる見込み。しかし両者は、現在の所属クラブであるトッテナムの合意を取り付ける必要がある。交渉は今週末が山場になる。

アヤックスはＦＷのローゼンベリを２５０万ユーロ（約３億９０００万円）でブレーメンに売却し、冬の移籍期間で選手を獲得できる金銭的余裕ができた。監督のテン・カーテは「ＦＷではなく、ＭＦを補強したい」と語っていた。アヤックスは今シーズン開幕前にもダービッツを獲得しようとしていた。
またダービッツは現在、トッテナムで出場機会に恵まれていない。

アジャラ「バレンシアでの最後の年になるだろう」

今シーズンでバレンシアとの契約が切れるアジャラがアルゼンチンの国内テレビ局のインタビューに応じ、「今の状況からしてバレンシアの最後の年になるだろう」とクラブとの契約延長について悲観的な姿勢を見せた。「ヨーロッパで現役を引退したいと思っているし、ここ（バレンシア）にいる限りは、ここで現役を終えることができれば最高だ」とアジャラ本人は語るものの、契約延長交渉についてはクラブとアジャラの代理人の間で、昨夏同様に冷戦状態が続いている。

ロナウドの加入喜ぶカカ「走れなくても決定的な仕事はできる」

ミラン（イタリア）に所属するブラジル代表MFカカは、代表でチームメイトのFWロナウドがレアル・マドリー（スペイン）からミランに移籍間近なことについて、「同じクラブでプレーするのが夢だったんだ」と公式HP上で喜びを語った。ロイター通信が伝えている。

ロナウドは現地時間26日にミラン入りし、メディカルチェックを受けた。異常がなければ、正式契約を結ぶ運び。これについてカカは、「彼が世界最高の選手との名声を受けていたころ、僕はブラジルでキャリアを歩み始めた。だから、ロナウドと同じチームでプレーするのが夢だったんだ」と、憧れの選手の加入を喜んだ。レアルではカペッロ監督の構想外になっていたが、カカは「ロナウドの最大の強みは一瞬で勝負を決めることができる決定力だと思う。かつてのように走れなくても、決定的な仕事はできる」と懸念を一蹴した。