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駄文置き場コミュのEndress Circle 四回目「Careful」

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誰にも全く期待されてない長編オナニー駄文
「Endress Circle」も既に四回目ですね。
最終系まで話が脳内でまとまっては、いますが
そこまでに辿り着く道のりを忘れるのでやっかいです。
その程度の世界です。





以下、駄文のはじまり↓

コメント(3)

「よーし、みんな集合ー!」
 視点は世界。
 関東都心のハズレ、A地区とでもしとこうか。
 存在する「不同」と言う名の、高校。
 見た目は円筒の要塞である。
 グラウンド。
 各々の学生が部活に精を出す。
 うちの一つ、野球部。
 キャプテンの足達は、声を上げた。
 全員を集結させる。
 とぼ…とぼ…では、あるが
 十数人の学生が集まる。
 向かい合う形で立つキャプテン。
「キャッチボールの途中で悪いね。今日は、新しく入ってくれた『即戦力』と…」
「『即戦力』ってちょっと…」
 なにやら隣から声が上がるがとりま無視。
「…今年から指導してくださる監督を紹介します。では、『即戦力』どうぞ」
 キャプテンは前へ出るよう促す。
 しぶしぶ、前に出る俯き加減の男。
「…うん」
 つぶやいて、顔を上げる。
 少数ながら、自分に集まる視線。
 思わず表情がこわばる。
「…一年、海道敦也です。出身は三橋。小学ではリトルでやってましたが中学では野球やってません。ポジはセンターでした。ご指導よろしくっす」
 言って頭を下げる海道敦也。
 『即戦力』という言葉プラス
 『海道敦也』と言う名前を幾人か知っているようで
 ざわ…
 ざわめきだす。
「海道敦也って三橋リトルの…?」
「多分そうだろ、即戦力とか言われてるんだから」
「中学ん時に先輩の顔ブン殴って退部させられたとかって…」
「マジかよ…こええ…」
 続々と上がる声。
(ロクな噂がないなあ…)
 思わずキャプテンは苦笑い。
 咳払いもして
「ええと…まあ彼は、知っての人もいると思うけど、久しぶりの部活だから。けして無理とかさせないでね。では…」
 言って、頭を下げて
「…監督。挨拶をお願いします」
 後ろの
 サングラスにジャージの、ひげ面の男に前へと促す。
 無言で、男は前に出る。
 つられて無言になる部員たち。
 部員の後ろで関係ない話で盛り上がっていたマネージャー陣も思わず黙り込む。
 圧倒的威圧。
 その空間全てが静かになる。
 やがて、沈黙をやぶったのは
「いやいやどーも♪思ったよりもメンツ少ないけどまあいいや。監督の朝宮です、ヨロシクなあ☆」
 非常に軽い口調の監督の声。
 後ろの方で長髪の女性がズッこけたが、とりま無視。
 にこやかに、監督が続けていく。
「まあそんな硬くなるなよ諸君☆俺は別にお前らを取って食うつもりもビール瓶で殴って殺すつもりもないぜ?それじゃあイジメだからなあ。気楽に聞いてくれればいいよー」
 手を上下に軽く振ってヘラヘラと笑う。
 思わず場の空気が軽くなる。
 監督は、うんとうなずき
「そうそう。それでいいのだよ諸君。こんなところで貴重な緊張感を出されても意味はないからな☆さて」
 あくまでも、軽い口調で
 監督は、にやりと笑って
 再び、場を静かにさせる。
「基本的なこと聞くが…お前ら…勝ちたいか?」
 …
 ……
 場が、静まり返る。
「あれま、なんで静かになんだよ。ただ質問しただけなのに…まあいいや」
 困った顔で監督は続ける。
「とにかく、野球の何が肝かっつったら、『勝とうという意思』これだ。ここがなければやってる練習も何も意味がない。
野球に限らずなんでもそうだが、勝負するからにゃー勝つべし。負けてこそ得るものもあるが、勝ったから得る経験や知識は非常に大きい。しかも」
 にやり。
 監督が笑った。
「勝つってのは、一種の『麻薬』なんだ。ヘタなシンナーよりよっぽど酔える。特に、小学や中学では味わえなかった『緊迫感の中での勝利』にゃー、そりゃーもう病み付きになる。圧倒的な快感を味わえるぞぉ♪」
 後ろでキャプテンがぽかんとしてるのが分かる。
「俺が目指しているのは、そのものズバリ『常勝軍団』だ。そのためにゃー、手段は選ばない。例えば、ここじゃ、何やらガキの癖に偉そうに、前の監督を抱え込んで政権握ってたバカどもがいるんだって?」
 辺りがざわつきはじめる。
 さっきズッこけてた女が何やらうなずいているが、無視する。
「そいつら、大した実績もないくせに、エースの座を勝手に取って、力任せに牛耳ってるらしいじゃねえか。ロクに地区予選もマトモに出たこともない奴らが偉そうによ。俺は、そーいうクソみてえな、努力も何もしねえで舞台に上がろうとするカスが大ッ嫌いでな」
 ざわつきが大きくなる。
 本能的に出る動揺を部員たちは隠しきれない。
「とりま俺は、こーいう奴らを…まあ…追い出すってわけじゃないんだ…」
 鼻の下をこすりながら、監督は続ける。
「…ガキだからな。道を踏み外す時もある。だから、目覚めさせるんだ」
「目覚めさせる…?」
 隣で思わず敦也は問いかける。
「ん、目覚めさせる。お前らの実力は所詮ハナタレ。今は良くやってるか知らんが、このままじゃ抜かれる一方だってのを、分からせてやりたい。そのためには、目の前のお前らの力が必要だ。無論、海道。お前もな」
「はあ…」
「なんだよ覇気がねえなあ…まあいいや。とにかく、俺が今やりたいのは『完全実力主義』これだ。ダレが何年だから優先的にレギュラーっていうエセ博愛主義は俺は決してする気はない。出来るやつは上がり、出来ないやつは下がると言う単純なシステム。でもコレを実践しようとなると、さっき言った奴らをどーしても目覚めさせてやらないと出来ないし、出来ないと『常勝軍団』なんて夢のまた夢だ。まあつまり、お前らが勝ちたいのなら…」
 いつの間にか、監督の言葉に聞き入っている部員たち。
 しばらくの間が開いてから
 口を開く。
「…勝ちたいのなら、俺に協力して欲しい。ただ野球を楽しみたいってだけなら、断ってくれても構わない。この問いかけは、お前らが協力してくれるかどうかの、確認のようなもんなんだ。だから、構えずに答えてくれ」







「お前らは、勝ちたいか?」






続

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