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駄文置き場コミュの書物 Shymphony

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前書き

やまもだすよ。
Shymphonyについて。
去年にある人が、本を出すからって参加者を募っていたときに
勝手に割り込んで参加したときに出そうとおもっていたやつ。
パソコン壊れてしばらくさようならしたので、放置プレイでしたが、再度書き始めました。
ノリと勢いで読んでください。だいたいオチはわかったでしょうけどw

以下、駄文のはじまり↓

コメント(5)

ここは、町立のとある小学校。
今日もみんながドッヂやタイベン、ケイドロに大なわゴムとびなどなど。
そんな中に
「おひけえなすってぇ!」
グランドのはしっこで「ふうらいぼう」を気取る男の子と
「だっさー!何その手!いらっしゃいませみたーい!」
どかんの上ですわりこんで(体育すわり)声を上げてわらう女の子と
「にんきょう、だってさ。ぼくは、にんきょうより食べ物のほうが好きだなー」
どかんの、はしで立っている太った男の子がいた。
「てめえら!にんきょうをナメてやがるだろぉ!?いいか、にんきょうってのはなあ、漢と書いて男と読む!そーいう文化なんだ!」
「それって読みまちがえてるんじゃん!ばっかじゃないのー!?」
「牛乳が欲しいなあ」
言い合いにならない言い合いが小学生は好きなようで。
「読みまちがいなわけねえだろうが!漢と書いて男と読むっていうのがどういうことかっつったらなー!」
「もういい聞きたくない聞きたくない!」
「男と男の、ぎりと人情、はかりにかけたらキリンラガービール持って来い!だ!」
耳をふさいで聞く耳もとうとしない女の子に耳元でさけぶ男の子。
「ビール関係ないとおもうなー」
「おやじがそう言ったんだ!ちげぇねぇ!」
きーんこーんかーんこーん。
チャイムが鳴る。
「チャイムなった!」
「教室かえろー」
「せんせーうっせーからな!」
ダッシュで帰る三人組。
昼休みの終わり5分前だから。
「おひけえなすってぇ!」
「なに馬鹿やってんの大地君は。5時間目遅刻のくせに」
れいてつに言いはなつ先生にもめげないのが小学生(何もこたえてないとも言う)
そのまま自分の机に向かう。
と
自分のとなりの子が不自然なのに気づく。
「・・・・どした、こてっちゃん?」
こてっちゃんと呼ばれた子は、引き出しの中をひっくり返して何かをさがしている。
こてっちゃんは、顔を上げて
「あ、だいちゃん。お気に入りのにおい付き消しゴムがなくなったんだ・・・」
「えー!おまえにおいつき消しゴムなんか使ってんのー!?だっせーくっせーうっぜー!!」
大地がそうさけぶと
「桃のにおいのやつでしょ!?」
「あれ私も好きー!」
相乗効果でまわりも騒ぎ出す。
・・・めんどくさいからふきだし以外これから普通に漢字使うし。いいよね。
「いいにおいするからお気に入りだったんだ・・・」
がっくりとうなだれるこてっちゃん。
すると
どこからか声が上がる。
「だれかパクったんじゃないのぉ!?」
「家においてきたんじゃない!?」
「ポケット見た!?」
様々な可能性を指摘するクラスメイト。
「家からは持ってきて、4時間目まではちゃんとあったんだよ。ポケットは、さいしょに見たけどなかったんだ」
「じゃあパクられたんだな!そーにちげぇねぇ!」
「そんなことあるわけないでしょ。ってか、いい加減その弱いチンピラみたいな口調やめなさい。かっこわるい」
「せんせー知らねーのかよ!にんきょうだぜにんきょう!」
せんせーはため息をつき
こてっちゃんの横に座った。
「4時間目にはどこにあったの?」
「体育だったから、ひきだしにつっこんだんだけど・・・」
「他のものと間違えてない?たとえば・・・・エンピツとか」
「ふでばこの中だもん、エンピツは」
「なんで消しゴムも一緒に入れないの?」
「くさくなるじゃん。エンピツのにおいで」
「すげー!先生探偵みてぇ!」
誰かの声が上がる。
だからといって調子にのるわけもなく
先生は続ける。
「大事な消しゴムなんだよね?」
黙ってこてっちゃんはうなずく。
先生は、少し間をあけ。
立ち上がり、こぶしを握り締め
「5時間目の授業は変更!これよりにおいつき消しゴム捜索ミッションを遂行する!」
一瞬教室が静まり返る。
誰かが、言った。
「・・・・ミッションってなにー?」
「作戦のこと。これから、こてっちゃんの消しゴムを、勉強さぼって探すことにしました、ってこと。」
まあ、当たり前の話だが。
教室中の生徒という生徒が大騒ぎする。
「静かに!バレたらどーすんの!!」
その声で既にバレバレなのだが
こういうときの小学生は実に素直である。
ミッションという不可解な秘密めいた言葉に
なんか我々は特別なことをするのだ
他の人にばれてはいけないことなのだ
という、実に冒険心をくすぐられる思考を働かせ
そのためには、暴れたい奴らも素直におとなしくなる。
これからもっと面白いのが待っていると思うから。
・・・・・ただの消しゴム探しなのだが。
「・・・・いい?先生が思うのは、こてっちゃんは多分、体育の時間に消しゴムを落としているかもしれない」
先生の言葉に、怪訝な表情を浮かべる捜索部隊。
一人が声を上げる。
「でも、こてっちゃんは消しゴム引き出しにおいてったって」
「でも引き出しにはなかったよね。ないってことは、誰かが取ったか、引き出しには元から入ってなかったってこと。先生は、誰かが取ったってそんなややこしいこと考えたくないし、今のみんな見てたら絶対にあり得ないなってわかる」
「なんでー!?」
一人が声を上げれば
なんでー!?なんでー!?の大合唱。
にやり。笑う教師。
「先生には分かるからね、取ったなら誰が取ったかが。それに・・・」
先生は、おもむろにひっくり返った引き出しの中身から
ある物を取り出した。
「・・・ふでばこに、しまったはずだよね?これ」
取り出したのは
「・・・・あれ!?なんでそんなとこにあるの!?」
濃い緑の、六角エンピツ。
エンピツはひとまず机の上に置く。
そして
「おいそこのチンピラ」
「にんきょうだっつの!」
「あーはいはい。そこのヤーさん(ヤクザ)これで先生が体育の時間に落としたんじゃないかって言ってる意味が分かったよね?」
「おう!先生はすげえな!ところでよ!俺も気になるんだよ!」
「うそぉ!なになに?」
嬉々とした表情で先生は問いかけた。これまで担任になってから彼がこちらの話に乗ってくることがなかったからだ。
彼は声を上げた。
「ヤーさんってなんだ!?」
先生がこてっちゃんの机までひっくり返してずっこけたのは言うまでもない。
「あ、小林先生こんにちわ・・・・え!?この時間体育でしたっけ!?」
「そのことなんですけど、実はですね。今日は少々予定を変更しまして」
「あ、そうなんですかー・・・・は!?予定変更!?は!?」
「いやあの、そんなおもしろおかしく慌てないでください。実は、お昼前に生徒の一人が消しゴムをなくしましてぶははははは」
「だって慌てるじゃないですか・・・・なんで笑うんですか!?は!?」
「ま・・・・まぁいいじゃないですか。とにかく、生徒たちとこれから探しますので少々ご迷惑でしょうけど・・・・」
「はぁ・・・・・・わかりました」
「あと、このことはくれぐれも内密に・・・・・」
とまあ、教師が内密にしたことも
「あれー!?中西君なんしとん!?」
「勉強さぼって子鉄の消しゴム探してやるんだよ!」
見事にバラシまくっているから意味がないのだが。
「おーい!4組集まれー!」
土管の前に姿勢正しく
前ならえをして
そして小さく前ならえをして←筆者は未だにコレをやる意味を理解できない
気をつけ。
向かい合わせに
クラスのリーダー格とおぼしき三人と
捜索の依頼人が並ぶ。
「いいか!俺らは今日ここで体育をやったよな!」
今日の体育は鉄棒だった。
「ってことはこのへんにあるかもしれんってこった!」
「そんなことわかってますぅー」
後ろのほうで誰かが声を上げる。
どうやらイラっときたらしい。
「茶化すなぼけ!」
「茶化すてなんやねんボケェ!」
「ンだこらやんのかてめぇ!」
「おういつでもイワしたんぞワレェ!」
「うるっさいわクソガキどもがぁ!!!」
と、叫んだ先生が一番うるさいわけだが。
あたりがシーンと静まり返る。
「・・・は!?クソガキ!?は!?」
・・・失礼。静まってなかった。
先生は4人をふさぐ形で全員に対して仁王立ち。
「いいかクソガキどもぉ!只今より行うわぁっ!?」
『こてっちゃんの消しゴム探しミッション!!』
「ヤーさんてなんだ!?」
「そのとおーりっ!!って待て待て黙れチンピラ!」
応援団よろしく両腕を後ろに交差させ
先生は叫び続ける。
「コードネーム:東南西北!これより捜索チームを白・發・中に分けて行動する!白は木下がリーダーとする!」
『サー・イエッサー!!』
「發は黒田!中はチンピラがリーダーでよろ!おK!?」
『オッケーと思われ!!』
「よろしい!人員区分方法は『机の並びを三つに分かつ』で行くから。言ってる意味が分かんないなら先生とこおいで。わかった?」
『オッケーと思われww』
「うし、じゃ初めぇ!」
先生の掛け声とともに
全員の生徒が先生に集合。
つか分かるわけがない。
「っていうか、すごい団結力・・・・・」
誰かがつぶやいた。
ノリと勢いで決めたチーム作りは色々と問題らしい。
マトモに探しているのはリーダーがマジメな發のみ。
後の二チームは片方がだるまさんがころびはじめ
もう片方は見えない敵と戦っている。
どうやらミッションの意味を誤解しているらしい。
どう見ても完全な
大三元・發単騎待ち。
「リー棒も出せないわ、こりゃ・・・」
先生は一人
頭を抱えていた。
そこに
「ねえねえ先生?」
チーム白:あかねちゃんが現れた。
「・・・・・どしたぁ?」
頭を抱えたままで先生が言葉を返す。
「先生あのね。あかねもう塾だから帰りたいんだけど。いい?」
「え・・・・?」
気づけば下校時間を過ぎている。
「あれまあ・・・・・」
困った顔で先生は周りを見やる。
何人かの生徒がランドセルを取りに走っている。
見るとあかねちゃんもランドセル。
「・・・・・わかった。ごめんね無理言って」
「先生は何も言ってないよ?言ってるのは大ちゃんだよぉ」
「はぁ?」
先生が腑抜けた声を上げると同時
「おーいせんせーい!そいつらミッションほったらかして帰るとか言ってるぜー!ひどくねぇ!?」
どっかから声がする。
はぁーっ
ため息ひとつ。
「用事があるんだから帰るのは当たり前でしょうが!ってかマジメに探せチンピラ!」
「用事と子鉄とどっちが大事なんだよ!!」
「それは子鉄君を探してるときに言いなさい!」
発狂気味に先生が叫ぶ。
「アレはなんとかするから。あかねちゃんたちはもう帰って。他に用事ある人は先生に声をかけるように言っといて。なんかあったら困るから」
「はーい」
右手を上げてあかねちゃんは返事する。
「うはwwwかあいいwwww」
「先生どしたの?」
「いや別に。早くおかえり」

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