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コーロ・ファーチレコミュのウクライナ リヴィウ市にて サンリズム・カノウ

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 ファーチレの皆さん、こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。加納明洋です。私の妻のお知らせにありましたように、このたびウクライナのリヴィウ市で行われた第4回アルフレッド・シュニトケ国際作曲コンクールで第3位入賞を果たしました。当地での滞在期間は5泊6日でしたが、往路、復路とも20時間以上(トルコ航空を使用しましたので、イスタンブールで途中乗り継ぎとトランジット約4時間、但し、気象条件の影響を受け in tempoではなくsempre ritardando)かかり、ずいぶん地の果てまで(日本を基準として)来たと思いましたが、リヴィウ市に滞在できたことをこの上なく幸せに思えたことを皆さんにご報告いたします。
 リヴィウ市は、数世紀オーストリア・ハンガリー帝国の領地でした。街並みは当時のまま残されており、中心部は世界遺産に登録されております。言語はウクライナ語をはなし、宗教はカトリック系であり、ロシア正教ではありません。人々は礼儀正しく、親切で、飾らず、治安も良く、私のような外国人でも全く快適に過ごせました。但し街のインフォメーションはすべてウクライナ語でありました。英語はほぼ通じませんでした。(英語が苦手な私にとってあまり影響がありませんでしたが)ボディーランゲージは間違いなく通じました。
 以上のようにリヴィウ市の人々はロシアとは一線を画す独自の文化圏を持っております。もちろん、ロシア語はご法度です。ハラショー、スパシーバなど一言でも言ったら、俺たちはウクライナ人だと拒否されます。
 物価は日本のほぼ半額です。特に食料品は水、乳製品、お惣菜、パンは三分の一程度です。また市内電車、トロリーバスは日本円にして20円程でした。おそらく衣食住が足りているので治安が良いのだと推測されます。
 最後に、指揮者もオケ(課題は6.6.4.4.2の弦楽オーケストラ)も好意的であり、イタリア語が何とか通じて(+ボディーランゲージも有効)私の思いが伝わったようで、本番は素晴らしい演奏をしていただきました。東洋人の書いた楽譜をウクライナ人が演奏する。考えてみれば、音符という共通語があればこそできることで、初回のオーケストラリハーサルの後に、じわじわと感動し、涙が出てきたことを忘れることができないでしょう。今までになかった感動でした。涙腺が弱くなったということは、それだけ歳をとったからでしょうか。
 以上お話したいことが山ほどありますが、次回皆さんにお会いした時に言い尽くせなかったことをお話しいたしましょう。(あ、そうそうウクライナ美人というのは本当でした。若い娘は皆美人でした。)  
 写真を添付いたします。コンクールの受賞者の一葉。(向かって右から、第1位のパスクワーレ・プンゾ〔32歳〕、第2位のステファノ・ダルフォーヴォ〔21歳〕以上イタリア人、そして加納明洋〔63歳〕dossanco )、ゲネプロ風景一葉、リヴィウ市内一葉
 では皆さま、ごきげんよう!   加納明洋      

 

コメント(3)

受賞おめでとうございます。みやげ話が楽しみです。
受賞おめでとうございます。
センプレリット・・・どんどん遅くなるあせあせ(飛び散る汗)交通事情にもめげず、無事到着されてよかったです。
イタリア語とボディラングエッジとで、万国共通の音楽を成し遂げられたマエストロは、やっぱりすごいと思います。
この体験が熱いうちに、ぜひ来札して、みんなに語ってください。改めて日程調整させていただきます。

フェイスブックをみてる人も多いので、そちらにも代理投稿させていただきますね。
遅くなりましたが、3位入賞、おめでとうございます。私はつい、先生を指揮者・指導者としか認識できていませんでしたが、とんでもないことでした。
又、楽しく興味深い報告の投稿を、ありがとうございます。
実はただ今、うつを発症してくすぶっている息子が、数年前に、チェルノブイリ ダーク・ツーリズムに参加して、同じくイスタンブール経由で、ウクライナに行きました。その時にガイドさんがとても美人で親切だったと絶賛していたのを、思い出しました。
「ロシア語はご法度」の件ですが、その時のお土産がこれでした。トイレットペーパーです。なるほどなぁと納得できました。
私も、迫真の、いえ熟成した土産話を楽しみにしています。

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