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より良質な眠りのために…コミュのストレスと眠りについて

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整体師という仕事は、ストレスからの解放のお手伝いをしているともいえます。もちろん、自分自身のストレスとも向き合わなければなりません。

一般に「ストレス」というと悪の権化のように思われていますが、人間が生きていくうえで「ストレス」は必要なものです。

まず、基礎知識ですが、「ストレス」には「肉体的ストレス」と「精神的&神経ストレス」(以下「精神的ストレス」)があります。

「肉体的ストレス」はからだにかかる負荷(ダメージ)です。強すぎるとケガや病気をひきおこしますが、なくても健康を保てません。要するに運動不足です。そもそも、「重力というストレス」に抗して動き、這い、ついに二本の足で立つことでヒトは種として他の動物から分かれました。同時に、肩こりや腰痛といった直立の代償を背負って生きることになりました。

「精神的ストレス」はこころにかかる負荷(ダメージ)です。強すぎると病気をひきおこしますが、なくても健康を保てないことは「肉体的ストレス」と同じです。
一般に「ストレス」というと、今は「精神的ストレス」の事をさす場合がほとんどです。そして、現代人は「精神的ストレス」にあえいでいます。ストレスからの解放なくして健康な生活はありえません。

では「精神的ストレス」が「なくても健康を保てない」とはどういう事でしょうか?
「精神的ストレス」がない状態をイメージしてみてください。(医学的には正確ではありません。あくまでイメージです)キーワードは「無気力」「抜け殻」です。全くない状態なら「植物人間」です。ここで注目すべきは、「精神的ストレス」がない状態が肉体的にもストレスがない状態と重なるという事です。適度の「ストレス」とのバランスがとれた緊張状態が「健康」といえるのです。

ちなみに「植物人間」状態は、生命体として自律的に生きることができない状態ですから、実際は生と死の綱引きというとてつもないストレスにさらされています。

さて、一般的な現代人で考えると、過度の「ストレス」によりバランスが崩れ、過度の緊張が健康を阻害した、或いは健康から疎外された状態といえます。

ここでいう「ストレス」とは、パソコンやゲーム、テレビ、ケータイからパチンコ、スロットルなどのディスプレイによるものと過労や睡眠不足、そして、対人関係です。

特にディスプレイは目を通じて直接光から脳が情報を読み取るという数百万年の人類史初めての経験で、テレビの発明から数えてもたかだか100年、ましてや、普及という点ではテレビで(日本では)40年、パソコンならわずか20年余りです。数世代はかかろうであろう生身の肉体が適応できる年数からみて短すぎます。

もっとも、私はこの適応はヒトに限らず、動物にとって不可能と考えています。今後は、写真を含む紙媒体が今のディスプレイにとってかわる技術革命の方向性と劇場映画(活動写真)というディスプレイと写真の間に位置する情報媒体の多様な発展形態(例えばスライドやOHP)がインターネットや衛星通信といった先端技術と結びつく方向性がいつ、どういう形で出あうか、あるいは、融合するかという未来を想定しています。ディスプレイの技術は通信の過程で残る可能性はあっても、ヒトの目にふれる形では消え去る運命にあると考えています。それは、ヒトの理性&知性がいずれ全面的に健康に向かうと考えているからです。そして、そのおおきなうねりからいえば、ディスプレイの消滅などちいさなエピソードのひとつにすぎません。

しかし、それがここ数年とか10数年で実現するとは思えません。この予想がくつがえされればうれしいですが、現実にはディスプレイ文明のなかで、どうやって「ストレス」を軽減し、良質な眠りを確保するか考えなければなりません。
ディスプレイにしぼっても、ある程度の答えはあります。
作業姿勢や机と椅子の問題のほかに「連続3時間以上ディスプレイを見ない」「連続3時間以上になる場合は2〜3時間に一回休憩し15分程度散歩する」「入眠前3〜4時間はディスプレイを見ない」などです。
ただし、実行は困難です。こういった知識があまり知られていない事に加え、社会的制約が大きい事があげられます。

更にディスプレイ機器がいざなう依存性魔力です。現にパソコン無しには、こういった発信さえ出来ない現実のジレンマが、ストレスとして私に襲いかかってきます。放送としてのテレビ番組の誘惑はなんとか断ち切りましたが、映画おたくとしてはビデオ、DVDとの縁切りは不可能です。

そういった現実のなかで、毎日、様々な方とその抱えている「ストレス」と向き合ってると、おひとりおひとりの仕事や生活の一断面が浮かび上がってくることも度々です。少しでも、「ストレス」から自らを解放することに少しでもお手伝いできれば、という思いで日々過ごしています。

お読みいただいた事を頭のかたすみにおいといてください。そして、ほんの少し、ご自分の「こころ」と「からだ」をいたわってください。

少しでも、今夜だけでも「いい眠り」をあじわって下さい。それが、あした、あさってとつづきますように。

(日記にも同文をのせておきます。姿勢や机と椅子の事も書いてあります。)

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