マハーバーラタコミュのマガダ国

マガダ国のバールハドラタ朝は初代のブリハドラタ王に子がなくて、聖者カウシカとの相談でジャラーサンダを授かったと聞きました。そして成長したジャラーサンダ王はユディシュティラが皇位に就くためビーマに引き裂かれたと聞きました。

ここで問います。
１つ目、まず上の流れはあっていますか。
２つ目、ブリハドラタ王とジャラーサンダ王の間には誰か王はいますか。（ジャラーサンダ王は２代目ですか。）
３つ目、ジャラーサンダ王の没後、ユディシュティラが３代目になったのですか。
４つ目、サハデーヴァはいつ頃王になるのですか。（サハデーヴァは何代目になったのですか。）
５つ目、釈迦が生まれる紀元前５６６年はこのバールハドラタ朝のいつ頃になりますか。

コメント(2)

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[1] mixiユーザー 05月06日 23:18

私もあまり詳しくありませんが、わかる範囲で書きますと…

１はだいたいそれでいいと思います。

２はわかりません。普通考えたら息子のジャラーサンダが二代目でしょうが、正確には知りません。

３は、ジャラーサンダが死んでユディシュティラは皇帝になりましたが、マガダの王になったというのは聞いたことがないのでわかりません。

４は知りません。

５は、釈迦と同年代のビンビサーラ王が、バールハドタラ王朝という説と、その次のシシュナーガ王朝という説と、両方の説があるようです。
前者の説が正しいなら、釈迦の誕生はバールハドタラ王朝の末期であり、後者の説が正しいなら、釈迦の誕生はシシュナーガ王朝に入ってからということになると思います。

あまり答えになっていなくてすみません・・・どなたか詳しい方、よろしくお願いします。

[2] mixiユーザー 05月22日 20:30

はじめまして。
一応、マハーバーラタを研究している者です。
分かる限りで質問にお答えしようと思います。

プラーナ類に見られる伝承によりますと、
ブリハッドラタとジャラーサンダの間にはかなり時代的に隔たりがあります。

ブリハッドラタ、クシャーグラ、リシャバ、。。。（中略）、ジャラーサンダという感じで、あるプラーナによれば、ブリハッドラタの９代後がジャラーサンダです。

ジャラーサンダの生い立ちに関しては、マハーバーラタ第２巻第１６章に詳しくのっています。ここではブリハッドラタの息子がジャラーサンダになっています。
このようにインドの説話は、伝承によってかなり差があることが多いです。

ビーマがジャラーサンダを殺しましたが、ユディシティラが王位を継いだ訳ではありません。ユディシティラはラージャスーヤ（世界皇帝になるための儀式）を行うために、邪魔だった強力な他国の王、ジャラーサンダをビーマに殺害させたのです。そのあと、ジャラーサンダの息子であるサハデーヴァをマガダ国の王位に就けます。このサハデーヴァは、ユディシティラの弟とは別人です。

年代については私には詳しいことは分かりません。マハーバーラタやプラーナは歴史ではなく、伝説なので、年代の特定は非常に困難です。

こんな感じでよろしいでしょうか・・・？

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