民主党埼玉政治スクールコミュの●新首相?氏へのインタビュー

記者　
「新任おめでとうございます。今後の政権構想をお聞かせください」

?首相　
「共産党の志井君からも同じ事を聞かれたけど、確たる展望はないんだけどね」

記者　　
「…。前政権は震災対応の不手際が指摘されていましたが、
　菅首相はそんなに無能だったのでしょうか」

?首相　
「いや、誰がやってもあんなもんだったんじゃないの？よくやってたと思うよ」

記者　　
「すると、そもそもやめる必要はなかったと…？」

?首相　
「当時は産業界にとって剣が峰だったんだ。原発を止めるって言ってたでしょ。
　電力会社は経済界の中心なんだよ、原子力産業も裾野が広いんだ。
　自然エネルギーなんか推進されたら甚大な影響を被るからね」

記者　
「経済界の都合で辞めさせられたので、被災対策が問題だったのではないですか？」

?首相　
「それは君、首相が代わったからと言って放射能が止まったり、
　ガレキの撤去が進むはずないじゃないか。わかりきった事だ」

記者　　
「誰が首相でもかわらないのなら、前首相時代に協力できるところは
　すればよかったのではないでしょうか」

?首相　
「そうはいかないさ。
　市民運動出身の首相になんて協力できる訳ないじゃないか。
　ほら、カツドウカ見たいなもんだろ市民運動なんてやってるのは。

　原子力産業で働いている方々の雇用も問題もあるし、
　年間1,500億円もある電力業界の広告宣伝費がかかっていると思えば
　マスコミ諸君だって労働組合のみなさんだって、
　菅内閣を好意的に思うわけないでしょう。

　被災地の皆様方だって電源交付金で潤ってるんだ。
　民主党の味方をする人はいませんよ。
　官僚諸君とのアレもあるしさ。
　政も官も業も学もマスコミも、みんな菅を下ろしたがってたんだ。
　首相の人徳もあってか、人望のない首相なんて務まらんわな」
　　　　
記者　　
「今後のエネルギー政策についてお聞かせください」

?首相　
「まあ、事故を教訓にして一層安全な原発を目指せばいいんじゃないでしょうか。
　地下原発なんていうのもありますしね。
　第一、低線量の放射線は体にいいって言う話もあるそうじゃありませんか」