Arrived　Energy　On　Earthコミュの#998-1　ガブリエルの天気予報　2011年５月〜６月　

Channeler: Robert Baker
2011年5月15日

注）　これらの月々に対する感覚をもっと大きな展望にフィットした形で得るために、まずは「2011年の概要」（当コミュの＃921でご紹介済み）をお読みになることを強くお勧めします。その年のそれぞれの節を理解するために重要な情報がそこに書かれています。私たちはその情報を以下の記事で繰り返すことはありません。



この期間は、魂の目覚めにとっては準備の時間になります。2010年は、“正反対のペアをまとめることで癒された二元性”というものにあなた方を連れていく時間でした。2011年は真実の発覚と統合の一年と呼ばれることになるでしょう。「2011年の概要」で私たちはその年を４か月ごとに３つの期間に分けてお話しています。今回のチャネリングはその２番目の期間にあたる４か月のことについてのものになります。

あなた方は魂の目覚めの時間へと、ますますフルに動き続けています。この時間は、身体の第２チャクラを矯正することに全体的に取り組むことになるでしょう。そこはリレーションシップに関するエリアです。この時期はあなた方にとって身体を整える時間になります。魂の意識のために感情体とメンタル体を整えることになるのです。そのために、この期間のあなた方のハートにはロウワーチャクラを呼び覚ますためのゲートウェイがあります。ハートには七つのゲートウェイがあって、魂のエネルギーのためにゲートウェイを整えています。第２チャクラをもっと完全に目覚めさせることによってあなた方はこれらのゲートウェイをアクティベートする準備をしています。


☆５月
第２チャクラは第一のゲートウェイとの関係を呼び覚まします。それが、現実が暴露されることで幻滅する（＝幻想が破壊される）時間において、物質界を自分の幸福の源としてみなすことや，ジャッジすることから抜け出ることを可能にします。これが、新しい観点，真実という光明に対してあなた方を準備させるのです。

あなた方は、この惑星上にあなた方がいた時間〜そのすべての時間にあった“物理的なものとスピリチュアルなものの二元性”をブレークスルーしているところなのです。あなた方はご自分の意識にとっては深みのあるそれらを壊す準備をしています。生きとし生けるものすべてとあなた方との関係も今やシフトしています。あなた方は生き残ることを重視したアプローチや、自分という感覚から自分の外側を見るという、あなた方がしてきた観点を壊しているところなのです。

あなた方は目的意識や“（実は本物ではないものなのですが）自覚”を感じさせてくれる何かをご自分の人生の外側に求めてきましたが、そうしたものは、「あなた方が目覚めている」という奥深い真実よりもずっとちっぽけなものにすぎません。そのためあなた方は、ご自分が当て（頼り）にしているものを擁護するような物理的な説明すべてに目を向けるわけです。ですが、あなた方の構造やフォーム〜たとえば政府や家族，宗教といったものは成長し，拡大する必要があります。その後のあなた方は、そうした「他とは別である」とか、「あなたはこう、私はそう」といった説明やアイデンティティをもっている構造を超えて進んでいくことになるでしょう。

あなた方は今、「あなた方皆は一つにまとまっている」という深い真実に目覚め始めています。これが、関わりあう際の最初の方法である「お互いに内なる本質とつながりあうこと」をあなた方にさせるようになるでしょう。両極性とはその対照になるものをセットすることです。これは物理的に不可欠なことです。あなた方には闇も光も必要です。そうであってこそあなた方には、可能であることすべてを反映する経験範囲を得ることができるからです。

けれどもあなた方は、ご自分の感情体とにある傷ついた関係に基づいてフィーリングの両極端を経験しては「一方に反する」ことを学んできました。こうしたことは、フィーリングに関連した痛み，恥ずかしさ，対立の経験を得たことから来ています。けれども実際のところ、どんなフィーリングであろうとよいも悪いもありません。それらは単に経験にすぎません。

それなのにあなた方は、子供のようにフィーリングに分離や拒絶，恥ずかしさを結び付けます。たとえば、あなたが子供の時に何か特定のフィーリングを感じた時にお母さんやお父さんにそれを受け止める方法，あなたを宥めて育む方法がわからなかった場合、恐れの挙動というものを知り，学ぶ方法があなたにはわからなくなってしまいます。そうしてあなたはこの拒絶や混乱を個人的なこととして受け止めて、後々にそのフィーリングを経験と結び付けるようになるのです。「痛みや恥ずかしさや対立を避けようとするのなら、どうにかしてこのフィーリングを避けなきゃいけない。」と…。

この傾向は何千年もの間、あなた方の惑星を支配してきました。けれどもこれも真実ではありません。このチャンネルと彼の友人（ロバートとロン）が行うべく学んできたワークは、感情的な傷のレイヤーを癒すためのものです。そのワークは、ご自分の傷ついたセルフを回復させ、生存競争の二元性から、癒された自然の二元性へと今一度戻ることを可能にさせるものです。

外側に自分という感覚を得ているままであれば、その環境から若干の安心感を外側に見ているナルシストのままでいるだけです。しかし人々は立ち上がり，古い構造から離れ始めています。彼らは、自分が何故そうするように急き立てられていると感じるのかをわかっていませんが、これは起こり始めていることです。

外側の世界は何も決めることができません。それはあなたに経験するチャンスを与えることができるだけです。ですから今月、あなた方は、分離しているグループがしている説明やそうしたグループとの付き合いに基づいた古いアイデンティティの感覚を失い始めるでしょう。そして、お互いに役割を演ずるところから来ている“（間違った・本当ではない）自分の感覚”を失っていくことになるでしょう。これは物理的なレベルでも起きていますし、これからは感情的なレベルでも起きていきます。

あなた方は今、ハートのゲートウェイのうち、最初の４つをオープンにし始めています。５月に最初のゲートウェイをスタートすることになります。あなた方は正誤とか善悪といった二元性にあらゆるものを分けてしまうジャッジメントを変化させ始めることになります。こうしたジャッジは、あなた方を誰が正しくて誰が間違っているかということを通して対立する分離されたグループの中に集まる“群れの意識”に保つプロセスになります。けれどもあなた方は今、自分という感覚のために、様々な群れに愛着を持つことに対するチャレンジを始めています。その愛着は幻滅になっていくことでしょう。

第２チャクラに不調（発疹や下痢）がある場合、それはあらゆるものとのリレーションシップに関連しています。最初のゲートウェイを通る際のエネルギーで、あなたがご自分の人生で最初に構造と関わった方法はかき乱されることになるでしょう。この最初のゲートウェイのエネルギーは高いエネルギーで洞察力と良心のエネルギーを含んだものです。

これが、ご自分ならではの個としての価値をあなたに気づかせ始めています。それであなた方は、「ご自分が、ご自分自身の人生で達成感の源となり得る」ということを理解し始めています。それは内側から外側へと広がるものです。これが起きると、構造全体を通じて外側にあるものへの愛着を失うことが引き起こされることになるわけです。ロウワーエゴが分離のためにどれほど奮闘していたか〜あなた方にもそれがわかるようになっていきます。そうした愛着も個性にとっては単に限られた代用品でしかなかったことも…。

個性とは分離や防御から出てくるものではありません。それは“自足（自分の置かれた状況に満足すること）”から来るものです。そして自足とは、内側でご自分自身というものを知るようになった時にだけ生じることができるものです。その後に、あなたの内なる真実の意味や価値，目的と言ったものが内側から現れてくるようになるのです。あなた方は様々な構造の中にご自分自身を外へ向けて反射したものを見ています。政府を見てごらんなさい。どれほど彼らが合意することができないかを…。けれども民衆のムーブメントは起き上がり始めていて「もうたくさんだ」と言っています。彼らは何を古いシステムの代わりに置き換えたいのかわかっていませんが、目覚めは起きています。


☆６月
６月には、第２のゲートウェイに第２チャクラが目覚め始めます。第２チャクラは、ご自分の人生との本当のつながりではなく、ご自分に付着させてきたものがあるところでもあります。人生のすべてで起きてきたことと一緒にして感情体は外側を見てきました。そうしてその感情を人々や状況，所有物，そして理念にも投影してきました。それが、満足感を得るためにそうしたものへの愛着を生み出してきたのですが、しかしそれが内側での満足感を生み出すことはありません。それは、ご自分の外側にある何かにご自分を夢中にさせるだけであり、「からっぽで切り離されている。」という感覚をあなたに残すことになるだけです。なぜかといえばそれは、フォーカスがご自分の外側にあるからです。ですからこのようなことをしていても、深い内なるつながりを発展させる助けにはなりません。

それにできることは恐れを与えることだけでしょう。せいぜい、そうした愛着，愛着を持っているものを失うことを恐れるようにすることができるだけでしょう。そのため、あなた方がこのようにしてご自分自身を外側に見ていれば、あなた方には安全も平和もパワーも知ることができません。内側から外側へと広がるご自分をご自分でわかっている時にだけ、あなた方は平和や安全，満たされた感覚を知ることができるのです。

これが、二元性，相互依存に保たれてきたものすべてに大変動を引き起こすことになるでしょう。こうした愛着は満たすものにはならなくなるからです。あなた方はソースとつながる方法をまだ学んではいないため、その愛着の手放しが、まずは深い恐れを引き出して来ることになるわけです。それは、次の空中ブランコに手を伸ばす必要があるということを知っているからこそ今のブランコの綱を手放すのと同じようなことなのですが、生き残ることができるかどうかという脅威への傷から手放すことへの恐れが出てくるわけです。けれども、あなたは何ら脅かされてはいないというのが真実です。なぜならあなた方は、本当のソース，本当の安全，本当のつながりと平和を知るためにご自分の内側で“あなた方の惑星の歴史においての最初の時間”に着地しようとしているからです。

しかし世界は成長しなければなりません。その大半はこれまでに成長してきていません。世界は生き残ることに〜つまり下の３つのロウワーチャクラにずっと囚われてきました。それはエネルギー的には、生き残ることを学んでいる幼少期のままでいます。愛着や欲求は、あなた方の大半が知っているものです。皆は大衆意識で世界，外側を見ています。けれどもこれからあなた方がハートチャクラへと進み始めていくことで、あなた方は魂のサイクルの認識に目覚めていくことになります。これは、もっと満たされる選択肢がある時に子供じみたものから去るのと同じように、ナルシスト的な意識が落ちていく要因になります。そうなるために起きる幻滅が、愛着を通して満足を探してきたような古い方法すべてに期待を寄せますが、もはや役には立たない感情的な支え（空中ブランコの綱）を手放すことで…そうして、そのような方法が消えていき始めることで…あなた方は感情的なむなしさを頻繁に経験するようになるでしょう。

けれどももっと素晴らしいニュースもあります。あなた方がこのオープンなスペースを人為的にふさがずにいれば、あなた方はご自分の自覚が現れ出てきだしていることに気づくことになるでしょう。それで、内側へフォーカスを向けること，内側を調べることを促して、ずっと内側に保たれていた古傷や恥ずかしさ，恐れを癒すツールを得ることになるわけですから、それはあなた方のためになるでしょう。

あなた方が中毒のように満足感を求めることを超越した時、あなた方は途方もない自由を見つけることになります。自分という感覚を得るために何らかの食べ物や何らかの振る舞い，何らかの関係に中毒のような愛着を持っているかどうかにかかわらず、あなた方は同じ場所に抱え込んできた自分の恐れに気づくことで、そうした愛着に対しても不満を感じるようになっていきます。

痛みを感じることへの恐れは同じ場所にずっと抱え込まれてきました。けれどもそうした選択にしがみついていることで、あなた方はご自分をご自分から切り離したままにすることになります。それではもっと大きな痛みが生じることになるだけです。そのままでは決して機能することはできません。あなた方は孤立という痛みの中にずっといました。それはあなた方がセルフから切り離されていたからです。この時点に至るまでセルフと再び結びつくことは可能なことではありませんでした。それであなた方は身体的な存在として人生を生きる能力を完成させていくことで、そのための準備をしてきました。生き残る能力や関わりあっての創造を始める方法の学びをこれまでに高めてきたことで今、あなた方にはそれ以上の準備ができています。だからこそ感情体が、魂のハートのゲートウェイとのつながりを通して変容しようとしているわけです。

６月は、セルフとのつながりを始めるにあたって、そのつながりに貢献しない愛着から抜け出ることを始めることになります。それが優美に進んでいくか…傷ついたロウワーエゴをもっと動揺させるようなことになるか…それは、あなた方の進化というステージにおいてのご自分の居場所次第になります。意識的にインナーワークに取り組んできていれば、こうしたシフトを容易に進めさせることも，それをご自分のものとすることもできるでしょう。

けれどもこれが、リアルな自分という感覚を持てないことでパニックのような感情的な感覚を引き起こすこともあるかもしれません。そしてそれは、愛着や満足感に対する最後の究極の未練を引き起こすこともありそうです。そのためご自分がびっくりするような方向で反応していることに気づくことがあるかもしれません。あるいは、ご自分が特定の何かを超えたと思いながらも潜在的に心の背後にそれらへの愛着をもう一度持つといったことをするかもしれません。

あなた方がそのような潜在的な心にアクセスすることができないのは、それが過去の条件づけにすっかりと覆われているからです。あなた方が博識な振る舞いだと思ってきたものは、“群れ”に受け入れられるために必要なものにすぎません。あなた方の歴史はカルマの応酬でしたが、それが、あなた方がクリアになることができないようにしてきました。ですからこれは、古いカルマの時間軸をクリアに片づけることにフォーカスを向けることになります。

あなたが持っている関係がご自分の安心のためなのか，支配したり・コントロールしたいというニーズからのものなのか，どうであれ、人間関係という課題において、あなた方は防御することから関わるという傷ついた方法と向き合うことになるでしょう。そのようなことが表面に出てくることになるでしょう。そしてそれらの関わり方に関しても、以前と同じようには感じられなくなるでしょう。

もしあなた方が、もっと価値のあるものとご自分を関わらせるという新しい傾向に従っていくようにすれば、たとえば殉教のような他のパターンもなくなっていくようになるでしょう。あなた方は世界でのシフトも見ることになるでしょう。宗教や社会構造が変化し、新しい可能性が見え始めるのを…。けれども生き残ろうとするエゴを脅かすため、最初のうちはブレーキダウンがあったり，古いものの抵抗が見えるでしょう。このプロセスが始まることへの対抗がたくさんあるかもしれません。

愛着が薄れることであなた方は何かもっと深いものを呼び覚ましています。あなた方は新しい参照ポイント・判断基準を持つことになります。それは、内側のコア，内なる真実とのつながりの感覚をもっと感じられるものになります。あなた方は、それが内側からインスパイアしてくるものに対して驚くことになるかもしれません。突然、新しい道にある真実をしっかりと持ったまま、もっと深い価値をご自分に保ったままで立ち向かっていく気になるかもしれません。

この４か月が終わるころには、あなた方は最初の４つのゲートウェイの融合がもっとわかるようになっているでしょう。その一方で、真実の目覚めからすればもはや容認できないパターンがある古い相互依存の関係の崩壊を見ることにもなるでしょう。また、そのような古い形態の関係がたくさん終わりを迎えるのを見ることになるかもしれません。シンクロニシティを通じて新しい種のつながりに突然引き入れられることになるかもしれません。

あなた方がもっと高いレベルのエネルギーともっと共鳴するようになれば、あなた方は新しいレゾナンスにもっと移っていくことになります。因果応報を超えてレゾナンスからの引き寄せ・顕現へとあなた方が移っていき始めた時が、その時になります。それがシンクロニシティという素晴らしい認識でもってもっと即時のシフトを生じさせることになります。それは分離と二元性の中では可能なことではありませんでした。

６月とつながり、愛着を超えることで、これまで以上にパワフルに顕現させるために、あなた方は内側と外側を結び付けます。これが人生とのユニティ〜人生との関係にある相互利益のサインです。それは分離やコントロールや反対といったものではありません。双方に価値あるものを与え，受け取るという交換で、コミュニオンも可能になります。自分自身の真価を信頼している個人はお互いに支えあいます。

けれどもこの時期には、そのような整列の邪魔をするフィーリングもまた、ずっとパワフルに出てきます。そしてまた、秘密が暴かれる時間にもなるでしょう。けれどもこうしたことも、より高い光が顕現してのことなのです。こうしたことが起きることで、地球のアストラル体には相当な混乱が起きるでしょう。それと同じだけ、あなた方それぞれがお持ちのアストラル体にも混乱が生じるでしょう。アストラル体はあなた方に物的なものに対する愛着を持たせてきましたが、その欲求や愛着が今や壊れ始めているからです。

そうしたものが同様にあなた方に死への恐れを抱かせてきたわけですが、死がリアルなものであるというのも幻想です。それは人間の姿に化身した後、肉体を解放するというサイクルに基づいた幻想です。しかしあなた方の意識は消えることなく続いていきます。この時期にあなた方のソウルボディが目覚めることで、あなた方は死の幻想を完全に払いのけることになるでしょう。あなた方は魂が持っている輝きを放つ力に気づくようになります。それが非常に高い振動で身体を満たすことになります。そしてそれが、果てしないレートであなた自身を一新させることになるでしょう。

近年、DNAコードは壊れていましたが、今は、DNAのもつ可能性の中には不死の可能性があるというアイディアで再生されています。あなた方は、あなた方の可能性を確認できるオンサイトのものが64あるうちの20だけを呼び覚ましているだけです。あなた方の身体には、完全な健康，良い状態に身体を保つ能力があります。それを容易でなくする病気は人為的な生命の形です。それは、ご自分が生命そのものから切り離しているもの，防御しているものに基づいたものになります。生き残るために護るという生命へのアプローチはもはや役にはたちません。科学者たちは、感情の流れがあなた方の身体〜DNAレベルにまで影響を及ぼすということも発見しています。

あなた方は、ご自分の傷ついた感情と和解しなければなりませんし、そうしたフィーリングのエネルギーを流れさせる方法，それを表現する方法，リリースする方法を学ばねばなりません。抵抗はご自分を壊すことに貢献するだけです。抵抗はあなたを護りはしません。あなた方は今、そのことを一度に少しずつわかり始めているところです。




（#998-2に続きます）